家族とエントリエ - LIFE STORY

《猫と住まう未来をえがく。人も動物も快適な住まい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #29

鈴木 栄弥
設計した人
鈴木 栄弥 / Suzuki Emi
設計営業・ウェブマガジン編集長
小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、 建築士になることが夢に。静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いでホームテック株式会社に就職しました。現在は、エントリエ事業部で設計営業 兼 マガジン編集長として所属。お気軽に「エイミー」と呼んでください!私の手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

「猫マドをつけたんです。まだ、飼ってはいないんですけれど(笑)」

生活の変化に伴いリノベーションを決意し「猫を飼う予定で、その子のために」と笑顔でリノベーションのご希望を伝えていただいたSさまご夫婦。理想の暮らしをイメージし、ときには頭を悩ましながらも終始楽しく進んだ住まいづくり。ご夫婦のセンスが詰まった、唯一無二のお部屋が完成しました。

物件について

所在地神奈川県厚木市
建物種別マンション 鉄筋コンクリート造(壁構造)(築42年)
費用865万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積全体73㎡

暮らす家族

奥さま、旦那さま

話し手

奥さま、旦那さま

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションを考えたきっかけを教えてください。

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奥さま:コロナ禍でなかなか実家に帰れなかった時期に、私の両親や姉が暮らしている団地にお部屋を購入してリノベーションしようと決めました。リモートの仕事が増えたということもありましたが、実家の猫に会えないのがストレスで(笑)。

旦那さま:せっかくなら自分たちの好きな家に住みたいということがあって、最初からリノベーションしたいなと考えていました。

エントリエの決め手を教えてください。

奥さま:施工事例が載っている雑誌をみてエントリエを知ったんです。そこに掲載されていた方の事例に「こだわりを実現してもらった」と書いてあって、ピンときました。問い合わせをしたらすぐに担当の鈴木 栄弥(すずき・えみ)さんから返信をいただいて、zoom面談をしたんです。その反応の良さと、鈴木さんの人柄がよくて「ここしかない!」ってなりましたね。

旦那さま:決め手は、鈴木さんですよね(笑)。Webサイトでプロフィールもチェックしたのですが、絶対に「好き」を仕事にしている方だなって思ったんです。間違いないだろうなって。

奥さま:リノベーションをするなら、「楽しく仕事をしている人と、一緒につくりたい」という想いがあったんですよね。

どのようなご要望をお伝えしましたか?

▷バスルームにつながる猫マド

 奥さま:いつか猫を迎え入れようと決めているんです(笑)。そのときのために猫マドをつけてもらいたいということ、キャットウォークをつけるために壁を補強してもらったことですかね。

旦那さま:他に具体的なイメージがあったわけではなく、はじまりは「広くしたいね」というぐらいでした。テイストは、zoom面談のときに前の家の部屋の様子を映して鈴木さんに見てもらったんだったかな。木の感じが好きだということは伝えていたと思います。

インテリアやデザイン全てにこだわりを感じます。どのように決めていかれたのでしょうか?

旦那さま:思っていた以上に商材の選択肢が多かったですね。後悔したくなかったので、調べられる範囲でしっかり調べて、一個一個吟味していく作業が大変でした。でも、それも含めて楽しんで進められたと思います。

奥さま:楽しかったよね。私たちでこだわりたいけれどどこから選んで良いのかがわからないときは、鈴木さんが私たちの好みをある程度押さえた上で「こういうところから選んでいただけますよ」と提案してくれました。そのガイドの加減がすごく心地よかった。 毎回鈴木さんが必要なところで手を差し伸べてくれるんですけれど、ちゃんと自分たちが主導しているという感覚があったんです。「自分たちで決めたい」という気持ちをしっかり汲み取ってくれていたんですね。

鈴木からの提案で驚いたことはありますか?

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 奥さま:鈴木さんからの提案は全部驚きで、本当にワクワクしました。一番は、玄関周辺の間取りです。寝室と玄関をつなぐウォークスルークローゼットのアイデアはびっくり。この辺りは私たちも、収納だけでなく換気や明るさといった機能面もふくめてどうするかはすごく悩みましたが、こんな形で希望が叶うなんて。

 旦那さま:まさか斜めに仕切るとは思いつかなかったよね。おかげで、機能面からデザインまで、やりたいことを全部詰め込むことができたよね。

 玄関から入ってすぐに見えるヘリンボーンの造作のドアは、とても印象的ですよね。 

奥さま:間取りがあったおかげでイメージが一気に膨らんだんです。家に入り一番最初に目に付く場所ならドアをこだわりたいというアイデアがここから湧きました。そこに、猫マドもつけて。

キッチンは、おふたりのイメージを写真や絵でおくってくださったのだとか。

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▷「朝食はこのキッチンカウンターで」と教えてくださったSさまご夫婦。お引き渡し直後はなかった側面の格子部分も、ご夫婦が時間をかけて構想を練り、DIYしたそう

奥さま:思い通りのキッチンになりましたよ。料理がふたりとも好きなのですが、一緒にキッチンに立つ時間も快適です。前の家では、スペースがなかったのでどちらかひとりが担当することの方が多かったんです。

細部までこだわりがあって、妥協をいっさい感じません。予算を抑える工夫を教えてください。

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 奥さま:たくさんありますよ! 例えば洗面器下の収納はIKEAで見つけた既製品です。Pinterestなどで見つけたイメージを元に、自分たちで探して取り付けた物です。他にも、お風呂に鏡をつけなかったこととか。よく考えたらいらないかもって。実際に住んでみても不便はないですよ。

 住んでみていかがですか?

奥さま:大満足です。居心地が良くて1日3回は、「いい家だね」っていってます(笑)。お気に入りの場所はたくさんあるのですが、リビングでグリーンに囲まれながらお茶を飲むのが好きですね。アルカ椰子が木陰のようなんです。

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旦那さま:僕は、頭痛がなくなりました(笑)。よく寝れるようになったし、寝室のカーペットで寝る前にストレッチする時間が好きですね。本棚の前は収納にするというアイデアもありましたが、スペースを広々と活用できて結果的によかったです。

 奥さま:前の家だと、何度も目が覚めてたもんね。あとは……猫を待つだけです!(笑)


後日談:猫さんが家族になりました!

お引き渡しから数ヶ月……Sさまご夫婦より、猫さんを迎えたというご連絡と写真をいただきました。そして、計画していたキャットウォークも完成!やさしくてあたたかいご夫婦のもとで愛情たっぷりで育つ様子が目に浮かびます。ありがとうございました!

ルームツアーを配信しました!

Sさまご夫婦にご協力いただき、エントリエのInstagramでお家の紹介をしました。

動画では、間取り紹介の他、どのようなこだわりがあったのか、どんな商品を使用したのか、そして視聴者さまからのご質問にお答えしております。ぜひ、動画を通して、設計を担当したスタッフとお施主さまの素敵なお家をお楽しみください!InstagramまたはYOUTUBEでご覧いただけます。

STAFF VOICESuzuki Emi

これからもご家族が笑顔で楽しく暮らせますように…!!

最初にご要望を伺った時に、ネガティブな家の不満とかではなく、住まいに対しての希望やワクワクを楽しそうに話してくださったのがとても印象的です。まだ猫ちゃんは飼っていないのに、嬉しそうに希望を話してくれて、私がその夢をぜひ実現させてあげたいと思い、担当させていただきました。 夜も眠れなくなるくらい、ご夫婦でワクワクしながら、いっぱい調べたり、やりたいことを整理したりしてくれて、私は、お2人がちゃんと納得いくまで決められるようなサポートをさせていただき、一緒に楽しくつくった住まいです。私には『猫ちゃんのための家を特別つくった』という感覚はなく、『この素敵なご夫婦が笑顔で幸せに暮らせるためにつくった、そんな暮らしに迎え入れられる猫ちゃんは絶対幸せ者になるだろう!』という気持ちでお手伝いさせていただきました。 これからもご家族が笑顔で楽しく暮らせますように…!!

鈴木 栄弥
設計営業・ウェブマガジン編集長

鈴木 栄弥 / Suzuki Emi

エイミー

2級建築士、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、ファイナンシャルプランナー

静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。
日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業。

小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、建築士になることが夢に。
ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、
「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いで就職しました。
現在は、エントリエで設計営業 兼 マガジン編集長として所属。お気軽に「エイミー」と呼んでください!

わたしの手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。
住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!

●全国ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会⾧賞 受賞
2020年 個室部門 全国優秀賞 受賞
2019年 リビングダイニング部門 全国優秀賞 受賞

●ジェルコ関東甲信越支部リフォームコンテスト
2022年 デザイン部門 キッチン賞 受賞
2021年 デザイン部門 優秀賞 受賞
2020年 デザイン部門 優秀賞 受賞

●RoomClip全国理想の住まいコンテスト
2022年 1000万円以上部門 全国最優秀賞 受賞
2021年 500万円以下部門 特別賞 受賞
2020年 500万円以下部門 全国優秀賞 受賞

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