家族とエントリエ - LIFE STORY

《南国リゾートが夫婦の憧れ | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯8

北島 一広
設計した人
北島 一広 / Kitajima Kazuhiro
設計営業・ジェネラルマネージャー
リノベーション歴25年。子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ち ました。今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

プランを見た瞬間に、
「うわぁ、すごい」という
驚きがありました。

東京都渋谷区にご夫婦でお住まいのNさん。沖縄のリゾートホテルが大好きで、遊びに行くたびに「こんな空間で暮らせたらなあ」と感じていたそう。リノベーションでは、南国のホテルの雰囲気を実現できないかと考えるようになりました。

物件について

所在地東京都渋谷区
建物種別マンション 鉄筋コンクリート造(築12年)
費用約1400万(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積80.0㎡

暮らす家族

ご主人、奥様

話し手

ご主人、奥様

担当スタッフ

北島 一広

リフォームを検討されたキッカケはなんだったのでしょう。

ご主人:2004年にこの部屋を購入したのですが、間取りやレイアウトは最初から決まっていて、私たちの意見はほとんど反映できなかったんです。バルコニーに面した採光エリアが細長い3つの部屋に細分化されていて、窮屈さを感じていました。それに、妻は妻で、キッチンに少し不満があったようで。

奥様:部屋の隅っこに追いやられているようなキッチンで、狭いし、食洗機用のスペースもなくて。住み始めたあとで食洗機を買ったんですが、コンロの横にドンと置くしかありませんでした。それでさらに狭くなっちゃって(笑)。

ご主人:当初はキッチンだけのリフォームも考えたんですが、どうせなら気になるところを全面的に変えてしまおう、と。それでリフォーム会社に相談に行くようになったんです。

エントリエを選んだ決め手はなんだったんでしょう。

ご主人:エントリエの前に、いくつかの会社でプランを考えてもらったんですが、「驚き」がなかったんです。こちらのオーダーはある程度反映されているし、おかしなところもないんですけど、こちらの想像を越えてくるようなものではなかった。ワクワクしなかったんですよ。でも、エントリエはプランを見た瞬間に「うわあ、すごい」となりましてね。

具体的に、どんなところが違っていたんですか?

ご主人:印象的なのは、リビング中央にあるこの柱ですね。中に配管が通っている関係で、この柱はどうしても取り除くことができない。私たち自身、これは明らかなマイナスポイントだと考えていました。ですから、他の会社がこの柱を「隠す」ようなデザインを提案してきても、そうするしかないよなあという感じだったんです。邪魔な柱は、見えないようにしてしまおうという考えですね。

でも、エントリエは違いました。隠すどころか、デザインの主役にしてしまったんです。これがあることで、部屋全体の顔つきが一段とよくなっていた。つまりエントリエは、欠点を長所に変えてくれたんです。

部屋の雰囲気は、沖縄のリゾートホテルを参考にされたとか。

奥さま:そうなんです。私たちが好きなザ・ブセナテラスというリゾート施設が沖縄にあるのですが、足を運ぶたびに、「こんな素敵な空間で毎日を過ごしたいなあ」と思っていました。ですから、過去に撮影した部屋の写真を何十枚とエントリエにお見せして(笑)。

ご主人:今思えば、大変だったと思いますよ。素人の私たちが、コストや構造的なことを考えずにボンボンと要望を投げてくるわけですから。でも、エントリエさんはそのひとつひとつに本当に誠実に対応してくれて。

具体的には、どのような対応だったんでしょう。

ご主人:とにかく、私たちが納得するまで根気強く説明してくれましたね。インテリアショップや建材のショールームに一緒に行ってもらったことも何度もあります。頼れるな、と思ったのは、私たちの意見をそのまま受け入れるだけでなく、プロの視点から適切なアドバイスをしてくれたこと。

例えば、エントリエさんのプランではキッチンが東側を向いていたんです。私としては、キッチンも窓側(南向き)にした方がいいんじゃないかと思ったんですね。そこで担当の方にそう伝えた所、南向きに配置すると、部屋に入ってきた人にキッチンの内側が見えてしまうんです、と教えてくれました。それを聞いて「なるほど!」と。

奥さま:それに、コスト面も私たち以上に気にしてくださって。予算的に厳しいだろうという要望にも、本当に一生懸命応えようとしてくれました。買い手と売り手という関係ではなく、私たちと同じ立場で物事を考えてくれて。本当に感謝しています。

BEFORE

AFTER

リフォーム後、はじめてお部屋を見たときはどんな気持ちでしたか。

ご主人:いやあ、感動しましたねえ。まさにブセナテラスのような空間で、こんなにカッコよく仕上げてくれたのかと。

奥さま:とにかく、「広い!」と思いましたね(笑)。キッチンも見違えるほど素敵で。嬉しかったです。

新しいお部屋での生活はどうですか?

ご主人:自分たちの思い通りの空間にしてもらえましたから、外出や外食が減って、家で過ごす時間が明らかに増えましたね。リビングにヨガマットを並べて妻と一緒にヨガをしたり、趣味のギターを弾いたりして過ごしています。

奥さま:以前は友人を呼ぶのもちょっと躊躇していたんですよね。なんとなく窮屈な雰囲気の間取りでしたから。でも今はこんなに広い空間がありますから。皆を呼んでよくホームパーティしています。

あ、そうそう。掃除がしやすくなったのも大きなポイントでね。毎日ルンバ(自動掃除機)が気持ちよさそうに走り回ってますよ(笑)。

STAFF VOICEKitajima Kazuhiro

「南国のリゾートホテルの雰囲気をいかに実現するか」。

今回のリフォームでは、「南国のリゾートホテルの雰囲気をいかに実現するか」という点にこだわりました。ただ意匠を似せるだけでなく、渋谷区にいながら「南国にいるような感覚」をどうやって感じていただくか。そこで、「物理的な広さ」だけでなく「精神的な広さ」も意識してプランニングをおこないました。3つの部屋の壁を取って1つの広い空間をつくりつつ、「見えないところへの期待感」を演出するために格子柄の扉をチョイス。全部見えてしまってはダメ、全部隠してもダメ、という難しい塩梅をうまく見つけられたと思っています。なお、この案件は2016年のジェルコリフォームデザインコンテスト マンション部門で全国最優秀賞をいただきました。

北島 一広
設計営業・ジェネラルマネージャー

北島 一広 / Kitajima Kazuhiro

たじぃー

2級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー

リノベーション歴25年。
子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ちました。
今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。
固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。
そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

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