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わが家のリノベ物語 #6 現地調査とヒアリングを成功させるには

リノベーションを成功させるヒント満載!
エイミー編集長の師匠である、建築士HIKOさん。
中古物件を自らリノベーションし、家族4人で暮らしはじめるも、
二度目のリノベーションをすることに!!
なぜ? どうして? どうなった?
家づくりのプロが、わが家に起こった物語をお伝えします。

#6 現地調査とヒアリングを成功させるには

前回は、HIKOファミリーの事例を交え、どんな無理難題でも「リノベーションへの希望を伝えること」が大切だというお話でした。さて、今回は、この点をもう少し建築士HIKOさんから読者のみなさんへ詳しくお話ししてもらいます!


HIKO:
さて今回は、HIKOファミリーのストーリーはいったんストップ。リノベーションを考えているすべての方に向け、現地調査(物件の採寸、現状確認のため部屋や浴室、収納などをチェックすること)とヒアリングの大切さについてお伝えします。

建築士の私がこの仕事で1番大切だと思っていることは、お客さまの生活に寄り添うこと。すごくかんたんな言葉ですが、実はすごく深くて難しいことです。

例えば、起きてから寝るまで、自分と全く同じルーティンで生活しているお客さまはだれひとりとしていません。同じ屋根の下の家族だってそう。みんなそれぞれの生活があり、“無意識のこだわり”は案外多いものです。

「入浴のタイミング」だけでもこんなにも違いがあります。

私は夜にはいりたい。一日の汚れを落として、きれいな体でお布団に入りたいから。

夫は朝にはいりたいそう。理由は夜は疲れて入れないし、冷え性で癖毛だから、朝に体をあたため、髪を整えたい、とのこと。

あるお客さまは、家を出る直前にと仰いました。朝ごはんや部屋の掃除など、すべての家事が終わらせてからの入浴。一番きれいな状態で外出したいとのことでした。

そう、入浴のタイミングひとつとっても、たくさんの“こだわり”が隠れているのです。だから私たちプロのお仕事は、それぞれのライフスタイルをできる限り聞き出し、その一歩先のご提案をしたいのです。

ヒアリングは、根掘り葉掘り

「リノベーションをしようと思い立ったきっかけは?」
「朝何時に起きますか?」
「家族揃ってご飯を食べますか?」
「欲しい収納は、どんな収納がいいですか?」

ヒアリングではお客さまの立場からすると、もしかしたら隠したくなるようなことも聞いています。

でも安心してたくさんお話して下さい。必要かどうかわからなくてもOK!(雑談長めでも構いません)。とにかくご自分の思いを伝えて下さい。

予算、建物の大きさ、建物の構造……さまざまな条件や制約ですべてを叶えることがむずかしい場合、どこに優先順位の基準を設ければ良いか、思いの核はどこなのか。徹底的に寄り添い、絶対に譲れない場所はどこなのかを一緒に考えることが私たちの仕事です。プロは(少なくとも私は)ヒアリングからたくさんのヒントを得ています。

現地調査は、“ありのまま”で!

S様邸(家族とエントリエ#6)リノベーション前のお部屋を拝見して、普段の暮らしを想像します。

現地調査はどのように行われるのか……まずは、シミュレーションしてみましょう。

リノベーションの現地調査の依頼をして、やってきた営業マンと建築士。はじめてのことでどうして良いのか不安ななか、「えっ、それ関係ある?」っなんてことも、担当者から質問攻め。しかも、家中(収納やキッチンの下など)普段人に見せない場所まで隈なく見せることになります。

なんかちょっとやだなぁ……。って、思いませんでしたか?

ちょっと恥ずかしいですよね。(*もちろん、いきなりジロジロと見ることはありません。最初にしっかりとコミュニケーションをとった上で、了承を得て作業をします。)

でも、ここで恥ずかしがってはいけません。今の生活をそのまま見てもらって下さい。そこがとっても大切! よそ行きお家モードはダメ、絶対! なぜなら、きれいにお片づけしてしまうと、どこか不便で不満なのかが伝わりづらくなってしまうからです。

後悔しないリノベーションのために、たくさんお話ししましょう!

S様邸リノベーション後のお部屋。

リノベーションは、このようにヒアリングも現地調査も含め、完成まで担当者とはかなり親密(!?)なコミュニケーションをとる必要性があります。こんなにもご自身のことを他人に話す機会ってないかもしれない、というくらい。それでもこの工程は、より良い家づくりをするためにも絶対に大切にしていただきたいのです。

だからこそ、リノベーションを検討する際の業者選定は営業や建築士とご自身の相性が良いかを見極めて選ぶのもいいかもしれません。信頼できる人が見つけられたなら完成までの楽しみもぐんと増え、思い描いた一歩先の提案をしてもらえるはずですよ!

次は、HIKOファミリーのストーリーへ戻り、「間取り公開」です!!

この記事を書いた人

●建築士 HIKO

HIKO(ひこ)。東京都内に住むホームテックの建築士でありentrie編集長エイミーの師匠であり、2児の母。訳あって、二度目のリノベーション中。

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