「キッチン家電は色味とテイストが鍵」りえさんのインテリアトリップ♯47 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

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♯46  キッチン家電は色味とテイストが鍵

今回のインテリアトリップは今までスルーしていたキッチン家電のお話。

あえて触れなかった訳ではなく、私自身が最初家電に疎く、そこまでスタイリッシュな家電を求めているという感じでなく。

強いこだわりで選んだ訳でなかったので、盲点となっていましたが、わが家の見学会にいらした方などから「どこのですか?」と聞かれたりすることもあるので、今回のテーマにする運びとなりました。

まず、わが家のキッチン家電

あとはあまり使わない炊飯器と、普通のオーブンレンジなので、常に見えているのはこちら。左から、豆から挽くコーヒーメーカー、オーブントースター、発酵機、になります。

カラフルでポップなアイテムが好きな私ですが、ここだけはあえて自分のテイストを封印して、ステンレスの棚に合わせた無機質な色味をセレクトしています。


こちらのビンタトニオのコーヒーメーカーは、真っ白ではなくクリーム色。

ステンレスの棚に合わせ、一部ステンレスが使われており、ブラックだと重くなり過ぎ、真っ白だと浮いてしまうところ、絶妙なバランスを取ってくれてます。

続いて、おなじみバルミューダのオーブントースター。

こちら、限定色で、絶妙なグレー。

くすみカラーのオーブントースターを探しており、アラジンというメーカーの物と最後まで悩み、こちらに。

そして、こちらは発酵機。

自家製甘酒や塩麹、ヨーグルト、納豆やチーズまで作れる優れもの。ヨーグルトメーカーは他にも色々あり、さがしましたが、かわいらしいデザインが多く、ようやく巡り会えた品!

家電は、どちらかというと温かみのあるデザインより、スタイリッシュなデザイン、無機質なタイプが多いな、、と感じました。

なので、なんとなく家電の色味やテイストを合わせて置くと、空間にまとまりができ、どんなテイストのインテリアにも馴染みやすいかな、、と感じます。

色味が欲しい方はパキッとしたビビッドカラーの物より、少しくすんだグリーンやピンク、グレーなどを選んだら良いのでは、と思います。

いつも直感や「好き!」を重視する提案を推していますが、
家電に関してはあまり買い替える物でないからこそ、もちろん機能も大事ですが、毎日見ても、空間に馴染んで、
違和感の無いデザインがおススメです!

阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
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entrie gallery 落ちもんアート ♯20 失恋

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯20 失恋

路上の落し物「落ちもん」。その裏側に秘められたドラマを日々妄想する藤田泰実さんの落ちもんアートを今回は、動画でお届けします!

編集部の一言妄想メモ:哀愁漂う一輪の花(落ちもん)。人の気持ちはわからないものです。「楽しんでいた」はずの彼女はこなかったのでしょうか……

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この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

「スリッパからはじまるインテリアの旅」りえさんのインテリアトリップ♯46 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
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♯46  スリッパからはじまるインテリアの旅

今回のインテリアトリップは「スリッパ」がテーマです。地味……(笑)

必要ないお家もあるかと思いますが、玄関から入り、いちばんはじめに目にするインテリアといっても過言ではないアイテムです。自分の個性を思い切り発揮できる、第1歩です!

わが家では……

バブーシュタイプのスリッパで揃えています。少しずつ買い揃えました。「ファティマモロッコ」さんのもの(購入したのはだいぶ前です)。

革製品なので、スリッパにしては可愛くないお値段なのですが、スリッパはそうそう買い替えるものではないし、やはり安価な物はすぐにヘタってしまいます。

ファティマモロッコさんの商品は、モロッコアイテムがメインですが、どれも他に同じような物がなく、やはり「本家」の良さを感じます。

特にバブーシュはおススメ!

こんな風にカゴに入れて、まとめて玄関に置いてます。

お気に入りのスリッパがあるだけで、人をなんだか招きたくなるし、自分も、帰宅して履くたびにワクワクした気持ちになります。

まさに「インテリアトリップ」がここからはじまるような。お客さま目線ではなく、ここはご自身が「これ!」と感じる商品を選んで欲しいなぁと思います。

*ファティマモロッコさん
https://www.fatimamorocco.com/

阿部 梨絵 / Rie Abe


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「家庭菜園や保存食づくり、こだわりの生活で心を癒す」コラムニスト mayamoonさん | エイミーズトーク #24

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第23回目のゲストは自分の手で安心・安全なものを手づくりしながら、日々の暮らしを発信しているmayamoonさんです。

手づくりの癒しを通して、もっともっと自分を大事にしたいから

mayamoon(マヤムーン)さん。学生時代に国際文化を学び、バックパッカーとして東南アジアを旅する。商社で働きながら子育てしていた最中、東日本大震災を経験。食の安全、暮らしのあり方について勉強をはじめる。家庭菜園や保存食づくりなど、昔ながらの手仕事で感じることを大事に暮らす。2019年「日々の芽」を立ち上げる。日々の小さな喜びの芽を育てる暮らしを発信するコラム連載や手仕事のワークショップ開催予定。

東日本大震災を機に、これまでの暮らしを見つめ直すようになったmayamoonさん。情報過多の現代に「大切なことは何だろう」と、自分の行動の意味を考えるようになったといいます。2018年には、entrieでのリノベーションを体験。「日々の芽=小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし」をコンセプトに日々の暮らしを大切に生きているmayamoonさんにお話を伺いました。

「手づくり」は、カチカチに凝り固まった心をほぐしてくれる

――家庭菜園や保存食……繊細でいて自然体のmayamoonさんからは、 ありのままに生き、暮らす喜びを感じます。

mayamoonさん:震災を機にいろいろ自分を見つめ直す機会があって。それまでは「食の安心・安全」ということに、まったく興味がなかった。でも、あのときいろんな情報がとびかうなかでどれが正しいのか分からなくて「このままじゃダメだな」と強く思いました。そこから食べものだけじゃなく、生活や社会問題、環境問題を勉強するようになったんです。

――具体的に、どんなことをはじめたんですか?

mayamoonさん:まずは市民農園を借りて、肥料も使わない野菜の栽培に挑戦しました。普通に買うと、無農薬の野菜って高額ですよね。でも自分でつくるとなれば、思っていたよりも簡単で安くつきます。それから季節ごとに自分で保存食をつくるようになりました。

――保存食というと?

mayamoonさん:例えば春はイチゴジャムやぬか漬け、ふき味噌。夏は梅酒やらっきょう漬け、紫蘇ジュース、ジェノベーゼに自家製ハーブティー。夏はいちばん種類が多いですね(笑)。それから秋はりんごジャムやレバーペースト、冬は干し野菜や金柑シロップ煮、味噌づくり……。

――季節を感じられる食材って、豊かですね。

mayamoonさん: 1年を通してパンを焼いたり、焼き菓子をつくったりしますし、食べものだけでなくドクダミから化粧水やミシンを使って手芸をすることも好きです。すごくおもしろいですよ。つくることで自分が癒されるというか、凝り固まっていた心が癒されていく気がします。

ただ、自家製にこだわっているというよりも、つくる過程が楽しいし、そこから充実感を感じられ、満たされているんですね。それをまわりの人や家族が喜んで食べてくれたら、ラッキー! って(笑)。

「変わらない好きなこと」をしようと思えば、まわりの目も気にならなくなる

――mayamoonさんは詩やイラストも描かれていますよね。

mayamoonさん:学生のときは詩を書いたり、文章や絵を描いたりするのが自分を癒す作業だったのかなと思います。産後は子育てに集中していましたが、子どもは大きくなりますよね。手が離れてきたときに「自分は何が好きだったっけ?」と。「本来の自分って何だろう」と、心が満たされなくなっていました。

――お子さんや家族を一生懸命に考えてきた暮らしの中で、本当の自分を見失っていた?

mayamoonさん:はい。それでもう一度「やりたいかも」と思うものに素直になってはじめたのがイラストや詩。でも、昔と同じことやっているなと感覚が戻ってきた瞬間があって……。「本質は変わらないんだな」と思いました。

――「好きなこと」の本質は、変わらない。

mayamoonさん:子どものことはもちろん大事だけど、自分も大事です。自分の心臓がとまっても、子どもの心臓はとまらない。もっと自分の心を大事にしたいなってすごく思います。

もしも環境的に難しいライフステージにいても、「自分の心を大事にしよう」と心がけるだけでいい。本当はやりたくないのに、誰かに気を使ってやっていることって結構ある。そういうことをなるべく減らしていくと、それに、これをやったら後々になって嫌な気分になるかもって、直感がはたらくようになるんです。その積み重ねで自分にも素直になれる。そうしていくと、周りにもいい影響を及ぼすようになると思う。

――他人の目線、気にしちゃいます。

mayamoonさん:そうですよね。でも人って、そこまでしっかり相手を見ているわけじゃないと思う。私、髪の毛を自分で切っているけど誰もそんなことに気づいていない(笑)。

あとは、例えば人から何か嫌なことをいわれたとしますよね。でも相手はさして気にしていないはず。それをずっと気にするのって、なんだかもったいない。

自分の想像力で、自分を傷つけることはやめた

――お話を聞いていると、揺るぎない信念を感じますが、過去には悩み苦しんでいた時期もあったんでしょうか?

mayamoonさん:もちろんありました。今も乗り越えてはいないです(笑)。問題の渦中にいるときって、自分の中で「どうしよう」となってそれしか見えなくなってしまうんですよね。

でも、そんな自分とは関係なく世界は動いているから、小さいところにいつまでもこだわらないで、自分は自分だからしっかり生きようと思えるようになりました。

――どうしてそう思えるようになったのでしょう?

mayamoonさん:それも震災を機に暮らしのあり方を見つめなおせたからだと思います。自然と一体になって手作業で何かをつくりあげていると、私たちはただ自然に生かされていて、それぞれが素晴らしい存在で、自分の人生は自分でしか生きられないと感じるようになる。

同じ出来事で「たいしたことないと思う人」もいるし「深く悩んでしまう人」もいる。どちらかというと感受性が強い方なのもわかっているので、「自分次第」なら自分の想像力で自分をいじめてしまうのはやめたいなって。

それに人っていつ死ぬか分からない。だから明日死んでもこれをやりたいかどうかを考える。好きなこと、やりたいことを追求して「自分とは何か?」をもっと知りたいと思うんです。人に何をいわれても、自分にもっと正直に生きていいんだよって思います。

mayamoonさんにとっての至福のひとときは、明け方のテラスでお花を見ること。まだ誰も起きていない、ほの暗い空の下。きれいな空気に身をおいていると「今日も生きている」と感じられるそうです!

mayamoonさん
【Instagram】https://www.instagram.com/mayamoon0000/

お話を聞いた人

●エイミー編集長

鈴木・栄弥(すずき えみ)。小さな頃から建築士に憧れ、建築模型つくりやチラシの間取りを見て生活を想像することが好きな暮らし妄想系女子。現在のホームテック株式会社では、2級建築士として働きながら『ライフスタイルマガジン エントリエ』の編集長を勤めている。

この記事を書いた人

●文 すだ あゆみ

1984年東京都生まれ、横浜市在住のママライター。活字中毒で図書館と本屋が最高の癒しスポット。すき焼きの春菊が苦手。ここ数年、筋トレにはまっている。

●編集 細野 由季恵

Tokyo Birthdays #23 リア充家族

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#23 リア充家族

大好きだった家族とのドライブがつまらなくなったのはいつだったかな。多分、高校生くらい?

最後に家族4人で出かけたとき、黙々と運転する父と助手席で眠る母の背中を眺めながら、横に座る姉とはしばらく口をきいていなくて居心地が悪かった気がする。

そんなことを思い浮かべながら、32歳になったわたしは助手席に座っている。後ろから間髪いれずに話しかけてくる3歳児と6歳児の甲高い声に、若干うんざりしながら「うんうん」とスマホをいじりながら空返事をする。つい、家族とは縁のなさそうな(“リア充”ってやつ?SNSのタイムラインと所帯染みた自分の世界を比べてしまう。なんとも言えない気分だ。

到着した公園では、土の中から少しだけ出ている根っこを掘り返す子どもたちをただただ見守る役。子どもたちが迷子にならないか、危ないことをしないか、なにもせずにそこにいるだけの存在だ。

––アタシはねぇ! 多動なんだよ。ジィーッとしていられないんだから!

とかなんとか思いながら、やらなきゃいけない仕事を思い出してしまってソワソワしてきた。子どもたちは、根っこをちぎりきるまで諦めなさそうだ。

––しばらくここから動けそうにないな……。

日が落ちはじめた頃、ようやく帰ろうとすると公園から駐車場までの道のりに疲れた3歳児が「抱っこ」とせがむ。

「アタシだって疲れてるよ!!」

と言いつつも、娘を抱き上げてほっぺたにキスをする。お餅みたいでおいしい。

車に乗り込んで早々、後部座席の子どもたちは遊び疲れてすぐに眠ってしまった。静かになったらなったで、ちょっかいをかけたくなる。助手席から後部座席に手を伸ばし、子どもたちのふくらはぎをニギニギする。

ああ、でも、家に帰ったら、子どもたちの夕ご飯をつくって、お風呂に入って、歯ブラシをして……。

なんとも言えねえや。

Ιスポットデータ
東京都 八王子〜立川 / 立川昭和記念公園

■プロフィール■
文、写真 / 細野由季恵

entrie fan! ♯18 エントリエ・バスツアーに参加してみた

リノベーションの他にも
ウェブマガジンやイベント、バスツアーと
さまざまな挑戦をし、ファンを増やしているエントリエ。

どんな人がファンになるの?
エントリエの魅力ってなに?

このコーナーではファン自身が登場し
エントリエのこと、自分の生活のこと、自由に語ってもらいます!

entrie fan!! ♯18
エントリエ・バスツアーに参加してみた

本日、お話しするエントリエファンは…

●編集者 細野由季恵
ウェブマガジンを一緒につくっています。

今回のエントリエファン!は、エントリエ名物のバスツアーに参加したレポートをお届け!

まず『エントリエ・バスツアー』とは……

リノベーション満足度を100%にするには、実際にリノベーションされたご自宅を拝見して、ご家族の声をお聞きするのがいちばん! そんな思いからはじまった企画。行き先は、主に「家族とエントリエ」にご登場いただいているご自宅。実際に住んでいらっしゃるお客さまのリアルなストーリーを聞くことができます。

今回、私が参加したバスツアーでは、たっぷり5時間かけて2軒のお家にお邪魔しました。午前10時、これからリノベーションを検討されているみなさまと一緒に新宿駅に集合。早速、都内にあるLIFE STORY ♯4 Hさま邸に向かいます! 

ウェブマガジンで読むことのできる、LIFE STORY。ただ、施工事例には、完成の写真を掲載してはいるものの、それだけではリノベーション後の暮らしを見ることはできません! 個人的に、バスツアーがおすすめな理由は、その後ご家族がどのように過ごされているのかを知れること。

施工後の写真よりも生活感の出たお部屋から感じるのは、家族の暮らしや居心地の良さ、利便性。さすが、リノベーションのプロたちによって考え尽くされた生活動線や収納! こんなすてきなお家に住めるのだったら私もお片づけ上手になれるはずだ、と、希望が湧きます(笑)。


エントリエの建築士やご家族を囲んで、質疑応答。お部屋のデザインのことから機能的な部分まで、次から次へと質問がでます。

(またまた個人的ですが、)おすすめポイントとして、リノベーションをする際、壁紙やガラスなどの建材選びは、小さなサンプルを見て決めなければいけないケースが多いかと思います。でも、実際に大きな面積で使われているガラスや壁紙を拝見させていただくと「思い切ってこんな素材を使ってみるのもいいかも!」と想像力が広がるのです。

写真はHさま邸の玄関とリビングを仕切る、大きな加工ガラス。光のあたり方も絶妙に調整されていてとっても美しい! 「このガラス一枚、エレベーターに乗せて運ぶのが大変だった」なんていう、裏話も聞けて、そうか…そんなことも考えなければいけないのか、という気づきもありました。

Hさま邸を後にして向かったのは、LIFE STORY # 5のMさま邸です。

インテリアやキッチンにこだわりのあるMさま邸。独特なライフスタイルを拝見して、「私もやってみたいけれど、こんなに素敵にできないかも……!」と思うほど(笑)。

奥さまにはリノベーションではどこにお金をかけるのか、逆にお金をかけなくてもいいところなど、ここでしか聞けないヒントをたくさんいただきました。もちろん、心の中に思い描く憧れはあります。それとは別に、自分がどこにどれくらい、暮らしの手間をかけたいのかを等身大で考えることができました(ズボラな性格の私……)。

そしてなんと……

手づくりの自家製スイーツをごちそうになるバスツアー参加者一同! こんな素敵なお家で、自家製のスイーツづくり。さすがです。「暮らしの何を大切にしてこういうお部屋が完成したのか」、「このインテリアはどこに買ったの……?」と、テーブルを囲みながら、Mさま邸でもたくさんの質問が出ました。

当たり前のことですが家族の数だけ、こだわりやライフスタイルは違う。バスツアーではご家族のみなさまからリアルな体験を聞くことで、自分の生活をより豊かにするためにはどんな可能性があるのか? と、考えることができます。

さて、このエントリエ・バスツアーは、定期的に開催されています!次回は、2019年9月7日(土)を予定(*変更になる場合もあります)。リノベーションをご検討の方も、ちょっとだけ興味があるかも……なんて方も、ぜひご参加ください!!

詳細は、お電話(042-356-8988)かお問い合わせ まで♩

エントリエファンの一言・・・

私が心から思い描くお部屋は、どんなだろう??

作家 てしごとざくら – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

作家 / てしごとざくら

染色・和、洋裁・織物……手を動かすこと、魅力を伝え続けること

作家 / てしごとざくら

「てしごとざくら」という作家名で染織やおりもの、和・洋裁を行ない四半世紀。家政学部の大学より、制作を続けております。他にも、洋裁講師のお仕事、お休みを利用してはた織りワークショップなどのイベント出店をしています。

ワークショップでは、たくさんの方に“染織の魅力”を伝え、和・洋裁は、“オーダーくださった方のカラダと心にフィットする”服をつくるというコンセプトの元に、活動をしています。

衣装をつくり続けた学生時代、そして芽生えた素材への好奇心

作家 / てしごとざくら

学生時代は、バンドマンの衣装やテレビ番組の衣装など、制作に明け暮れる日々を過ごしていました。

ただ、集大成とも言える卒業制作で沖縄の染物「紅型」をテーマに調べていたとき、染色の魅力に気が付きました。それがきっかけとなり、服の根本であるとなる生地(織物、染物)を極めてみたいという思いが募り、卒業後は、織作家さんの元で住み込みの修行をすることに。

生地の素材・染料の特徴を学んだ経験が、今ではイメージ通りの形やデザインの表現へとつながっています。何より、つくりあげる難しさを知り、糸やボタン、生地、全てを大事に扱う気持ちで、制作と向き合うようになったのです。

生地の特性を理解しているからできるこだわり

作家 / てしごとざくら

「着たいウエディングドレスが見つからない」。今年、そんな花嫁さんからの依頼を受け、ウエディングドレスの洋裁を担当しました。イメージをお伺いし、デザインを起こし、“花嫁さんと一緒に”つくりあげることができたドレスは「参列者からは私らしいドレスだと言ってもらえた」と、嬉しい声を聞かせてくださいました。

作家 / てしごとざくら

今後もオーダーメイド服・はたおりワークショップ……全ての仕事を依頼された方、体験される方の気持ちに寄り添い、こだわり、私自身も楽しんで世界にひとつの作品をつくり続けていきたいです。

 

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《動画公開》気づきの場所、はじまりの場所「エントリールームの紹介」

エントリールームとは、東京都多摩市(京王線 聖蹟桜ヶ丘駅)にあるリノベーションブランド「entrie -エントリエ-」 のいわば“ショールーム”のようなもの。リノベーションをはじめる前に足を運んでいただき、お客さま自身の「やりたい!」や「好き!」を引き出す気づきの場所でありたいという願いを込めた場所となっています。

今回公開した動画では、実際にお越しいただく前に、皆さまにエントリールームの雰囲気や私たちがお伝えさせていただいていることについてお話しています! ぜひ、ご覧ください!

*エントリールーム見学へのお問い合わせはこちらから

https://entrie.net/toiawase/

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entrie gallery 落ちもんアート ♯19 タピオカミルクティの失恋〜振られた人気者〜

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あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯19 タピオカミルクティの失恋〜振られた人気者〜

 

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pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿

“「おい、嘘だろ?!
オレだよ
大人気のタピオカミルクティだよ」

人気だろうが
話題だろうが
ダメな時がある
思いは 人それぞれ”

 

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この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

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「ウォークインクローゼットは、いらない!?」りえさんのインテリアトリップ♯45 

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♯45  ウォークインクローゼットは、いらない!?

今回のインテリアトリップは、『収納・ウォークインクローゼット(以下、WIC)』のお話です。

今やリノベーションの際に、実現させたいことの上位に挙がるWICですが、我が家はリノベーションの際にあえてつくりませんでした。

元々あった和室の押入れと、個室のクローゼットも無くしてしまい、収納ゼロ!笑

そうした理由はふたつあって、まだ子どもが小さく、これから家族の形がどう変わるか見えなかったので、固定する収納をつくらない方がいいのかな? と思ったから。もうひとつは、狭いスペースに服を押し込めるなら、風通しの良い空間に服を置いておきたかったからです。


リビングからみた、収納スペース。

ニトリのワードローブを4つ購入し、ベッドスペースとのパーテーションも兼ねて置いているだけです。ここから溢れたら捨てる」をモットーに、服やバッグを収納しています。

ワードローブは人気のIKEAも考えましたが、我が家には大きすぎるのと、模様替えも頻繁にしたいので、重さの面を考慮してニトリの物にしました。なんと¥6,000以下だったので、要らなくなっても心おきなく処分できるし、組み立ても簡単!(笑)

収納スペースは、大きければそれだけ物を詰め込めますが、どこに何があるか分からなくなるし、どんどん物が増えてしまうので、私はあえて収納スペースは「少なく、見渡せる範囲内」で。が心地よいです。

狭い家ならなおさら、収納スペースで場所を大きく取るより、こういった家具を間仕切り代わりにして、空間を広く見せるのも工夫のひとつかな……と。収納が足りない! 収納をつくらなくては! の
考えから、一度自由になってみるのも良いのではないかな? と思います。

阿部 梨絵 / Rie Abe


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イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

イラストレーター・デザイナー / Gambaranight chan 岩本アキエ

デザイナーとして、奔走した日々

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

イラストレーター / デザイナーの岩本アキエです。2010年に武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科を卒業した後、生まれ故郷である静岡を拠点にてアーティスト活動を行うかたわら、フリーランスのデザイナーとして地元の作家作品を取り扱うギャラリーショップのデザインを担当してきました。現在は、神奈川に移住し、Gambaranight chan(がんばらないちゃん)の名義で自身のグッズ販売も行っています。

敬愛する祖母から、自分のあり方を振り返って

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

Gambaranight chanをはじめたのは、祖母が亡くなったことがきっかけ。祖母は、日々手芸をし、人に与え、絵画を描いては飾り、自由奔放でいながらも周囲を笑顔にする人でした。自由に何かをつくり、誇りを持って活き活きを存在していた祖母を振り返ったとき、私のやりたかった事を再確認するきっかけとなりました。

自分の大切な人達や生活を大事にしながら、愛のある作品をつくり続けてゆくことが、自分の幼い頃からの夢であり、人生の目標でした。自分の描くイラストをグッズに落とし込み、みんなに使ってもらいたい。みんなの生活の一部になりたい。そんな気持ちが生まれました。

「がんばらない」でいたいけど、やっぱり「がんばりすぎてしまう」ときも、笑っていられるように

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち
イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

Gambaranight chanには、忙しない日常の中に隙のあるラフな風として存在し、この世界と寄り添っていきたいという願いを込めています。 現在のデジタルネットワーク社会では、さまざまな情報が飛び交い、いろいろなものに敏感になりすぎてしまうから。

どこかマニュアル化された日常や文化をリスペクトしながらも、フットワークを軽く、祖母のような感性を豊かに持ち続けていける人でありたいのです。

● イラストレーター・デザイナー / Gambaranight chan 岩本アキエ
【instagram】 https://www.instagram.com/gambaranightchan/
【instagram(AKIE IWAMOTO)】 https://www.instagram.com/aloe0107/?hl=ja

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Tokyo Birthdays #22 パラレルワールド

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#22 パラレルワールド

散歩が好きだ、といろいろなところで公言していると、対象は違えど、同じようにまちを歩いて何かを観察するのが好きな人たちに数多く出会った。

そういう人たちと話していると、別れ際に「こんど歩きましょう!」と言うことがある。「こんど呑みましょう!」みたいな感覚で、「こんど歩きましょう!」と言い合うのは、散歩好きならではの合言葉のようでおもしろい。

「散歩」と聞くと、のんびりぶらぶら歩くというイメージがあるが、Wikipediaで「散歩」の項目を見てみたところ、古代中国でドラッグの中毒症状を散発させるために歩いたことが「散歩」の語源、とあった。

当時ほど命がけではないにしても、いわゆる路上観察が好きな人たちにとって、散歩とは、ただ何も考えずにそぞろ歩く無の時間なんかではなく、視覚や嗅覚などの五感から第六感まで、全身の感覚を総動員させる一大イベントなのではないだろうか。

同じまち歩き趣味の人と何人かで歩いたときにおもしろいのが、みんな同じ場所にいるのに、それぞれ見ているものがぜんぜん違うということだ。

たとえば、道に落ちているものの背後にある人生劇場に思いを馳せる人もいれば、ゴムホースがつくりだす無為な曲線美に魅せられる人もいる。建物や文字の意匠に萌える人もいれば、植木鉢からはみ出す根っこに興奮する人もいる(私だ)。

先日は、マンホールが好きな人と一緒に歩く機会があり、これがまたおもしろかった。

マンホールは、場所や目的によって蓋に刻印された情報やデザインが大きく異なる。ぜんぜん知識のない私からすると同じように見えてしまうマンホールでも、詳しい人にとっては、マンホールを見るだけで、自分がいま立つ場所の地下に張り巡らされた水や電気のネットワークまで、一気にプロファイリングできてしまうのだろう。
秘密の地下都市を探り当てる探偵のようで、めちゃくちゃかっこいい。

昔の水路が塞がれた「暗渠(あんきょ)」が好きな人たちと一緒に歩いたときも、楽しかった。暗渠目線だと、表向きは一見分断された道でも実は見えない川で繋がっている、ということがある。

暗渠の付近には、昔の橋脚やクリーニング屋など、かつて川だったことを示すサインが残っている場合もあるらしい。暗渠を意識することで、その場所の地形や昔のまちの風景が感じられるのだ。

まちの中には、元からそこにあるものや、誰かが意図して設置したものもあれば、無意識に落ちていたり生えてきたりするものもある。

誰かが意図して設置したものの理由を探ると、その背後に、誰かの仕事の形跡や目に見えない都市のネットワークが見えてくる。またその場所の自然地理を調べると、人の手が入る前の地形が浮かび上がってくる。

一方で、無意識に存在するものに目を向けると、一見計画されたもので囲まれたようなまちの景観にちょっとしたバグを感じ、自由な気持ちになる。私はどちらかといえば、そういうまちのバグに惹かれてしまう。そして、バグに多く出会えたまちほど、妙に愛着が湧いてしまう。

路上の植物は、そういったバグを生み出すのに一役買っているのでは、と思う。計画されて植えられた街路樹もあるものの、勝手に生えてきた雑草もあれば、誰かの育てた園芸植物が路上に逃げ出す場合もある。人間の計画した枠に収めようとも、なかなか静かに収まらないところが、またいい。

その人の持つ視点や価値観、意識の置き方によって、同じ風景をいかようにも味わえ、解釈できるというのが楽しい。人の視点を互いにインストールし合ってみると、同じ場所であっても、何度も新鮮に味わい直すことができる。

まちはパラレルワールドなのだ。

Ιスポットデータ

東京都荒川区・南千住界隈

■プロフィール■
文、写真 / 村田あやこ
福岡出身。路上で威勢よく生きる植物に魅せられ「路上園芸学会」名義にて、その魅力を発信。

https://botaworks.tumblr.com/profile

entrie fan! ♯17 わが家もいつかは! 膨らむリノベーションの夢

リノベーションの他にも
ウェブマガジンやイベント、バスツアーと
さまざまな挑戦をし、ファンを増やしているエントリエ。

どんな人がファンになるの?
エントリエの魅力ってなに?

このコーナーではファン自身が登場し
エントリエのこと、自分の生活のこと、自由に語ってもらいます!

entrie fan!! ♯17
わが家もいつかは! 膨らむリノベーションの夢

本日、お話しするエントリエファンは…

ライター 安田あゆみ
ライフスタイルマガジン エントリエでライターをしています。
entrie fan歴 : 10か月


こんにちは!

「entrie fan! ♯8 面倒だけど、なんか好き!」でも登場したライターの安田あゆみです。

エントリエのなかで、私が更新を楽しみにしている記事。

それが……

「家族とエントリエ」 です。

家族とエントリエでは、エントリエにリノベーションを頼んだご家族のリノベーションストーリーを読むことができます。


リノベーションは「部屋の間取りやレイアウトがある程度決まっているから、できることは限られているだろう……」

と思う人が多いのではないでしょうか?

でも「家族とエントリエ」では、それは思い込みで皆さん、その思い込みをぶっ壊されています(笑)

例えば

「マンションだし、お風呂のサイズを変えるなんて無理だと思っていた。でも洗面台のスペースを工夫することで、一戸建て並みの大きなお風呂になった!」

「奥に引っ込んでいたキッチンを手前にもってくることで、家族の顔が見える空間ができた!」

「部屋の構造上、リビング中央に太い柱がある。隠さねば…… と思っていたけど、デザイン性のある柱にすることで部屋の主役に大変身!」

などなどの事例がたくさんあります。

皆さん「そんなことできるの…!?」と良い意味で裏切られています(笑)。リノベーションのベースとなるのは、あくまでご家族からヒアリングした内容。

でもそこに、依頼者の想像もつかなかった提案がのっかることで「こうするともっといいかも……」と想像力が刺激され、理想の住まいのイメージが皆さんクリアになっていくようです。

イメージがどんどん形になって、想像の上の上をいく素敵なおうちになっていく……。その過程に、私は思わずときめいてしまいます(笑)

リノベーションとひとことでいっても、想いの深さや期待は家族それぞれに異なります。でもゴールはおそらく「家族みんなが心地よくいられること」ですよね。

私にも家族がいます。

家族とエントリエは「心地いい空気を私もつくっていこう!」と思わせてくれる、大好きな連載記事です。

エントリエファンの一言・・・

いつかはわが家もリノベーション(お楽しみ)

「カゴのワンダーランド」りえさんのインテリアトリップ #44

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

#44 カゴのワンダーランド

今回のインテリアトリップは大好きな「カゴ」のお話。

「また!?」と言われても、カゴを見ると買わずにいられず(笑)、更に素敵なお店を見つけてしまったので、紹介も兼ねて記事を書かせて頂こうと思っています^_^

さて最近、息子がダイニングテーブルの上でおもちゃを広げることが増えて、片付かず、しかたなく適当な箱などに入れてまとめていました。もう少し気持ちが上がる収納が欲しいなぁと思っていたところ……


素敵なカゴを発見!! こちらは手持ちの移動できるカゴ&ザルです。見た目がかわいいうえ、とても機能的です。

子どもも簡単に移動できるので、場所を変えて遊ぶ時も便利です。

ザルは、パッとおもちゃが見渡せるので、見えるおもちゃだけしか遊ばないのを防げ、子どもでも簡単に探している物を見つけられます。カゴ収納って、可愛いだけでなく、子育て家庭にはオススメなんです。

使わなくなったら、野菜入れたり、ザルは自家製梅干しを干す時や干し野菜用に使おうかと企んでいます(笑)。

そして、カゴを購入したのは自由が丘にある『kobako.』さん!

カゴ好きの方なら悶絶のお店! 何よりびっくりするほどリーズナブルです! 内緒にしておきたかったくらいです……。

お店の奥にはネイルサロンがあり(最近私がお世話になっています)、棚にはハンドクリームもたくさん。色々なタイプのカゴが所狭しと並んでますので、きっとお気に入りの1点が見つかるハズです!

■今回の旅でご紹介したお店

kobako. (東京都世田谷区)
http://www.kobaco-store.net/

阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
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entrie gallery 落ちもんアート ♯18 やらかしの上塗り

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯18 やらかしの上塗り

 

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pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿

“昨日もやらかしちゃったから
せめてもの 謝罪の手紙を書きました
これで大丈夫なんて、余裕こいてたら
その置き手紙届いてないとよ
神さまはいつだって、
爪が甘い俺に厳しい”

この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

無垢材家具・小物製作 くうちん工房 – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

てづくり家具のストーリーを、素材から伝える

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

20代半ばで木工をはじめ、現在は家具職人として家具製作やDIYのお手伝いをしています。

家具製作は主に無垢材(国産のオニグルミ材など)を使いお客さまの「こんなサイズのテーブルが欲しい」「この隙間にぴったりの棚があるといいな」というご要望にお応えしています。

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

「この木がうちのテーブルになるのね」と、ものづくりのストーリーを一から楽しんでもらうため、材木から家具になるまでの製作過程を撮影した写真も送っています。最後の仕上げとして、お客さまご家族と一緒に工房でオイル塗りをおこなうこともあります。とても楽しい作業です。

量販店にいけば、安い家具がいつでも手に入る時代。それでも、おうちに1つだけでも、木の家具を置いてほしいなと日々制作をしています。

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

小さなテーブルでもスツールでも、なんでも良い。

日常の中でふと目にしたときに、思い出とともに優しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

はじめてのことは難しい、でも苦労だと思わない

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

少し前、アクリル板を使った飾り棚をつくったときのこと。慣れない加工に、組み立て中にいくつか割れてしまい、あわてたことがありました。でも、良い勉強になりました。はじめてのことは何でも難しいけれど、苦労だと思ったことはほとんどありません。

お客さまと一緒なら私ひとりで考えるより良いものが仕上がりますし、ほかのお客さまから「同じものがほしい」といっていただくことも多い。ありがたいです。

無垢材家具・小物製作 / くうちん工房

*イベント出店情報

1.夕涼みマルシェ
■日時 | 7/6(土)
■時間 | 15:00~19:00
■場所 | くうちん工房(東京都町田市相原町4806-1)

● 無垢材家具・小物製作 / くうちん工房
【Web】https://qfactory.exblog.jp/(工房blog)
【Instagram】 https://www.instagram.com/q_factory/

【facebook】https://www.facebook.com/qoochingfactory/

お問い合わせは下記メール またはSNSメッセージ
saeko@qooching-factory.com

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entrie fan! ♯15 「10分でできる簡単お片付け」を提案!

リノベーションの他にも
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entrie fan!! ♯15
「10分でできる簡単お片付け」を提案!

本日、お話しするエントリエファンは…

ライフオーガナイザー®
子どものこころのコーチング協会インストラクター

藤田みゆき


ライフオーガナイザー®の藤田みゆきです。

昨年9月からエントリエにて「10分でできる、引出しのお片づけ体験会」、「ママのためのおはなし会」などのイベントやセミナー、座談会を開催させていただいています! そして、私がご提案する「お片づけ」を広めるきっかけを一緒につくることができました♩

突然ですが、皆さんは「お片づけ」が好きですか? 仕事や育児・家事で忙しく、時間に追われる日々でのお片付けはハードルが高い……と感じている人も多いですよね。

私は忙しくても簡単に取り組めるお片づけを提案しています。部屋を整え、毎日が楽しく快適になるような仕組みをお客様と一緒につくりあげていくのが目的です。

“家族のためにかたづける”から、”自分がいちばん心地よくて幸せ!”そう思えるよう「楽に楽しく心と暮らしも整えよう」という思いを込めてお話をしています。

また、毎日忙しいママにこそ「毎日幸せ!」と感じてもらいたいという思いから、どんなお話でもOKで、リフレッシュしてもらえる「ママのためのおはなし会」も開催しています。ママの暮らしサポーターとして、これからも定期的にイベントやセミナーなどを開催していく予定です!

エントリエファン藤田さんの「至福のひととき」は…

リビングのソファーに座って、ぼーっとすることです(笑)。

そして1日の終わりには、どんな小さな出来事でも頑張った自分をほめる。まわりの出来事や、人やものにも「ありがとう!」と(心のなかで)いう。

このふたつを大切にしています。

*イベント情報

・6月28日(金)「小学生ママのためのおはなし会」
時間:10:30~12:00
場所:エントリエ(聖蹟桜ヶ丘)
参加費:500円

・7月12(金)「10分でできる!引出のお片づけ体験会」
時間10:30~12:00
場所:エントリエ(聖蹟桜ヶ丘)
参加費:1500円

*お申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S52801115/

エントリエファンの一言・・・

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「心地良さと共に過ごすということ」インテリアトリップ【番外編】

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

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【番外編心地良さと共に過ごすということ

今回のインテリアトリップは番外編。インテリアの枠から少し飛び出して、「ファッション雑貨」編です。

私はいつも頭にターバンしているのですが、よく「どこで買われたんですか?」的な質問をお受けするので、この機会に一部ではありますが、ご紹介させていただこうかと思います。

今回はこちら

いろいろなブランドの物をご紹介させていただくか迷いましたが、いちばんお気に入りのブランドの物を。「POOL」というプロダクト内の「いろいろの服」シリーズのターバン。まさに今の季節から夏真っ盛りに大活躍で、洗いながら使ってます。

「POOL」は大量に生産される素材やものづくりの過程で発生するハギレ・端材などを使用し、さまざまな企業・クリエーターとつながりながら、新たな価値のある商品をつくりだす取り組みです。

監修はminä perhonenのデザイナー、皆川明氏。

洋服やバッグなどもあり、絶妙な色使いがほかになく、ワンピースなども持っています。今もう店頭でこちらのターバンは売ってなくて、ネットで探して買い足しました。

何がいちばんオススメのポイントかというと、やはり付け心地です。

ターバンて、本当にいろいろなところで販売されていますが、長時間付けても頭が痛くならず、肌に当たっても、痒くならず、心地良いものってなかなか巡り会うことはできません。

それをクリアした上でデザイン性が良いもの。

となると本当に一部。わりとどんな頭の形の方にも合うかと思います。

私にとってターバンは、もはや自分の一部(笑)。

はじめは伸びてきた白髪を隠すため便利だなぁ……くらいに思っていたのですが、朝服を着てターバンをすると、一日がはじまるなぁと、気持ちがシャキッとしますし、シンプルなファッションでもそれなりに見えます(笑)。

何より髪をセットしたりする時間を取らなくてすむので、子どもの準備でバタバタでも、少しの余裕が生まれます。ファッションも、インテリアもやっぱり身の丈に合うというか、無理をせずに心地良く感じられるアイテムが、長いお付き合いになるなぁと感じます。

これからもたくさんの私の「身の丈アイテム」をご紹介できたらいいなと思っています。

*参考 POOL「いろいろの服」
https://www.idee-online.com/shop/features/102_iroiro.aspx

阿部 梨絵 / Rie Abe


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・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
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グラフィックデザイナー 矢嶋瑛美 – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
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グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美

絵画、デザイン……学びのなかで生まれた、デザイナーとしての原点

グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美

2019年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業し、現在は地元熊本でグラフィックデザイナーとして活動しています。予備校では油画科で絵画を学んだ経験を生かし、卒業制作では、生活感・人間味を感じられるものに強く惹かれていたことから、生活の中で使用・消費・鑑賞されるものたちに焦点を当てて生活の中の人の営みの痕跡を描いた画集『営むモノたち』を制作しました。

この卒業制作を通しデザインとアートの境界を感覚的掴みました。私なりの視点や趣味、武器を把握することは、現在のグラフィックデザインの仕事のなかにも生きています。デザインルールを守りながら、遊び心を忘れずに取り組めるようになった大切な作品となりました。

自然が持つ美しい構造をデザインに落とし込む

グラフィックデザインの仕事をする一方で、大学在学中からアクセサリー作品の制作もしています。

グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美「yard」シリーズ

ツタの構造からインスピレーションを得て革紐を手作業で編み、制作した「yard」シリーズ。「yard」とは庭の意味で、庭にある小花や生き物、水滴をイメージした3種類を展開。

グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美

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グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美「s・tone」シリーズ

鉱物(stone)の色合い(tone)の美しさをテーマに、鉱物を砕いて調合したものをレジンで固めて制作した「s・tone」シリーズ。

もともとアクセサリー集めが趣味だった私が、こういったアクセサリーづくりをはじめたのは、武蔵野美術大学の芸術祭(学校祭)のフリーマーケットで雑貨を販売する店を出店することになったのがきっかけ。アクセサリーデザインの原点は絵画を学んでいた頃、植物や生物の構造に興味をもち、自然の美しいデザイン性を知ったこと。作品に取り込みたいと考えていたものが、形となった瞬間でした。

「市場が求めるもの」を試行しながら掴むために

アクセサリーづくりで一番楽しいのは世界観を演出すること。重要なのは、服を引き立てつつ主張もあるデザインにすること。一見、グラフィックデザインとはかけ離れて見えるアクセサリーづくりも、意識は日頃のグラフィックデザインにも活きてきます。今は、アクセサリーに関しては私が「欲しい!」と思うものを制作していますが、ハンドメイドサイトやイベント参加を通し、試行錯誤しながら「どういったアクセサリーであれば売れるのか」を把握していきたいのです。

● グラフィックデザイナー / 矢嶋瑛美
【minne 】 https://minne.com/@cmyk0000
【BASE】 https://yard.base.shop
【エイミーズトークインタビュー記事】https://entrie.net/amy/amys019/

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Tokyo Birthdays #21 まちを耕す

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#21 まちを耕す

もんじゃ焼きで知られる月島。そのすぐ隣に佃というまちがある。

昔は漁師町で、「佃煮」の「佃」はこのまちの名前から来ている。その名の通り、住吉神社の近くには古くから続く佃煮屋さんがいくつか残っている。

佃は場所によって、築70年レベルの古い家屋が残っている。

密集した家屋の前の路地では、あちこちが植木鉢でつくり出された緑であふれており、鉢を囲んで成長具合についてあれこれ話す方や、ただその辺に座ってのんびりくつろいでいる方がちらほら。

なんだかタイムスリップしたような気にすらなる風景だ。

しかし、そんなレトロな雰囲気の路地の向こうを見渡すと、高層建築がちらついている。
近代的光景と昔ながらの路地の風景が同じ視界の中に混在する。至るところで再開発がおこなわれる佃ならではの、独特な風景だ。

そんな佃に、ちょっと不思議な空間がある。

2メートルくらいずつに区切られた川の護岸の、その区画の中ひとつひとつに、ぎっしりと植木鉢が並んでいるのだ。

区画によって、盆栽仕立ての植物が中心だったり、植物の生命力にゆだね森のようになっていたり、花畑のように色とりどりの花が咲いていたりと、雰囲気がかなり異なり、それが200メートルくらい連なっている。

ふと見上げると向こうの方には巨大なビル群が霞んでいる。

最初にここに来たときは、あまりの迫力と異様な雰囲気に圧倒されてしまった。

手入れに出ていらした方にお話を伺ってみたところ、ここはかつて不法投棄が問題になっており、かなり荒れた雰囲気だったそう。そこで住人の方々が区と交渉して登録制の園芸スペースになったそうだ。区画ごとに登録が必要となるが、管理は利用者にまかされているとのこと。

護岸への不法投棄。

それを防ぐための方法として、注意書きをべたべた貼るでもなく、立ち入り禁止の柵を設けるでもなく、土木と園芸という一見対照的なものをうまく融合させ、住人の自発的な園芸活動で解決を図ったといういきさつは、ちょっとすごいことだ。

お話を伺った女性は、かれこれ30年くらい前からここで園芸を楽しんでいるとか。

「ここにきて花の手入れをしていると、無心になれる」としみじみおっしゃっていたのが印象的だった。

すぐ近くでは、立派なソメイヨシノが豊かな緑陰をつくりだしていた。

ソメイヨシノのすぐ脇にあるお宅の前も植木鉢であふれており、なんだか森の中にいるような気分。

住人の女性がいらしたのでお話してみたところ、このソメイヨシノは、なんと数十年前に結婚記念として植木鉢の状態で入手したものがここまで育ったとのこと。今では区の樹木として登録されたそうだ。

このお宅の周辺でもあちこちで、もとは住人の方が植木鉢で置いたという木が立派に育っていた。

地図で見ると、このあたりは東京駅や銀座駅にタクシーで10分程度でアクセスできる場所。

巨大都市の裾野にエアポケット的に存在する、秘密の花園のような空間。土木の隙間を縫うように、周囲の風景を思い思いにカスタマイズしながら、脈々と紡がれる土着的生活。

同じ視界の中に、さまざまな時代の営みが織りなす光景はなんだか愉快だ。

東京というまちの風景の奥行きを感じる。

Ιスポットデータ

東京都中央区・月島周辺

■プロフィール■
文、写真 / 村田あやこ
福岡出身。路上で威勢よく生きる植物に魅せられ「路上園芸学会」名義にて、その魅力を発信。

https://botaworks.tumblr.com/profile

entrie gallery 落ちもんアート ♯17 自己嫌悪の抜け殻

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯17 自己嫌悪の抜け殻

路上の落し物「落ちもん」。その裏側に秘められたドラマを日々妄想する藤田泰実さんの落ちもんアートを、動画でお届けします!

編集部の一言妄想メモ:飲みの席、勢いで変なことを口走ってしまったり、一芸を披露してしまったり……。そんな飲みすぎた翌日を思わせる本日の「落ちもんアート」です。

YOUTUBEで落ちもん妄想ショートショート配信中!
チャンネル登録はこちら

 

この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

「これぞ『絵』になるインテリア」りえさんのインテリアトリップ♯43 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

♯43  これぞ「絵」になるインテリア

今回のインテリアトリップは、我が家に来たお客様や友人から「可愛い❤️」と良くいってもらえる、アート作品です。

アート作品といっても、描いてあるのは息子や、家族です(笑)。

大好きなイラストレーター、あなみなおさんに描いていただいた我が家の宝物です。

お気に入りのコーナーに飾ってあります。

フレームは探し中……。

こちら、息子が3歳くらいのときに描いてもらった作品。
タッチが柔らかくて、優しくて、色使いもスッとインテリアに馴染みます。

あなみさんは、イラストレーターさんとして活動しており、こういった似顔絵などはイベントなどで出店されているときでないと、なかなか描いていただくのが難しいので、虎視眈々とチャンスを伺っています(笑)。

こちら3月のイベント時に描いていただいた家族の似顔絵。いい記念になりました。

もちろん、写真を飾るのもいいのですが、写真て飾るとどこかあか抜けなくなってしまうというか……。

とてもリアルな物だからなのか、どうしても我が家のインテリアにはしっくりこないので、イラストを描いてもらって大正解!

できたら定期的にお願いして、家族の思い出とインテリアアイテムを同時に増やしていけたらいいなぁと思っています(^_^)

あなみなおさんのHP
http://www.naoanami.com/

 

阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
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「サイの愛しさと彼らをとりまく現実を伝えたい」NPOアフリカゾウの涙 サイ・プロジェクト代表 今泉木綿子さん | エイミーズトーク #22

エイミーことエントリエ編集長の鈴木栄弥(すずき・えみ)が気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第22回目の 認定NPO法人「アフリカゾウの涙」サイ・プロジェクト代表の今泉木綿子(いまいずみ・ゆうこ)さんです!

人生をかけて伝えたい、サイの愛しさと彼らを取り巻く現状

今泉木綿子(いまいずみ・ゆうこ)さん。慶應義塾大学でフランス文学専攻、当時は動物としてのサイに特に興味はなかったが、卒論のテーマは奇しくもイオネスコという劇作家の不条理演劇の代表的な戯曲「犀」。就職したくなくて早稲田大学の大学院に進学。文学研究科演劇学専攻修士課程修了。その後フランス外資系企業に就職。結婚後は子育てをしながら内職程度にフランス語翻訳業。現在、認定NPO法人「アフリカゾウの涙」理事。

「サイが好きすぎてサイになった女性がいる」と聞いて編集部が向かったのは、ゾウとサイの保護・啓蒙活動をしている認定NPO法人アフリカゾウの涙の「サイ・プロジェクト」代表 今泉木綿子さん宅。好きな人(サイ)を語るまっすぐな愛情と辛い現状を受け止めながらも、国内でサイの魅力を伝え続ける今泉さんにお話を伺いました!

サイのすべてが愛おしい! 魔法がかかったあの日のこと

自作した南アフリカの孤児サイ、リトルGのぬいぐるみと共に。

――サイを好きになったきっかけを教えていただけますか?

 今泉さん:もとから動物は好きでときどき動物園に行っていましたが、忘れもしない2011年3月6日、上野動物園で、突然サイに心を捉まれてしまいました。今、思ってもあのときいったい何が起こったのかと、不思議です……。

――思いがけない出会いだったんですね。 今泉さんの心を惹きつけたサイの魅力はなんだったのでしょうか? 顔とか、フォルムとか……

今泉さん:サイの何に惹かれたかはわからないのですが、その日、家に帰ってからもずっとサイのことが気になって仕方がなかったんです。ともかくもう一度、もう一度サイと会いたいという抑えられない気持ちがそこにはありました(照笑)。

――では、また、すぐに上野動物園に行かれたのですか?

今泉さん:そのつもりだったのですが、5日後に東日本大震災が発生し、東京の動物園も電力供給の問題で3月末まで閉園するという事態になってしまいました。あのとき誰もが強く感じたことでしょうけれど、「この日常はずっと続くとは限らないもの」と痛切に感じ、余計にそのときの(サイに対する)自分の思いを大切にしたいと思いました。そして、4月に動物園が再開されてすぐにサイに会いに行きました。

――なるほど……。それでサイとの再会は?

今泉さん:再会の瞬間は、3月6日から私がサイに持ち続けた思いを裏切らないものでした! 真ん中に角の生えた重そうな頭とぎっしりと密度の高い大きな胴体、毛皮で覆い隠すことなく直に世界に向き合うサイは私を惹き付けてやまず、サイとの運命に呼ばれているような気がしました。

――運命の出会いだったんですね。

豊橋市動植物園(のんほいパーク)のシロサイ。

頭の中がサイでいっぱい! “気になる相手のことって、知りたくなりますよね?”

――突然おとずれたサイとの出会いですが、どのように今のご活動に発展していったのでしょうか?

今泉さん:人間でも動物でも気になる存在のことは色々と知りたくなるものですよね。それで、サイのことをひたすら検索しました。サイについての日本語の情報はあまりなかったので、英語とフランス語で海外の情報を探したところ、野生のサイの大変な現実を知ってしまったんです……これは後ほど、お話しますね。

まずはサイの現状を伝えるためにブログをはじめました。転機が訪れたのは2014年秋のこと。ゾウとサイの危機的状況を広く知らせるための世界同時開催イベント「ゾウとサイのためのグローバルマーチ」に関わったことがきっかけで、現在、理事として活動している認定NPO法人「アフリカゾウの涙」に参画することに繋がりました。

――想いをもとにはじめられた活動が、少しづつ大きくなっていっているのですね。他には、どのようなことをされましたか?

今泉さん:サイが飼育されている動物園を調べて日本国中のサイに会いに行きました。はじめて出会ったサイの赤ちゃんは、愛媛のとべ動物園のクロサイのライくん。訪れた2011年7月当時、生後5か月でしたが、こんなに可愛いものが世の中に存在するの!? と、胸を打たれました!

1泊2日の滞在は2日間共、開園から閉園までのほとんどの時間をサイの近くで過ごしました。飼育員さんに「東京からライくんに会いに来た」とお話すると、特別にバックヤードに案内いただき、ライくんが柵越しに私の方に寄って来てくれたときには感激で胸がいっぱいでした。その後も、動物園でサイの子どもが生まれると必ず会いに行きます!

広島の安佐動物公園で2016年に生まれたクロサイの女の子のニコちゃんとお母さんのサキさん。

――とにかく、愛おしいんですね!

今泉さん:何度となく会いに通っている動物園のサイたちが私を覚えてくれることは決してない。毎日毎日、アフリカのサイたちの大変な現実が変わっていくことを心の底から願う私の愛がサイに届くわけもない。

でも「究極の片想い」だからこそ現実に裏切られることなく、自由に思いを募らせることができて楽しいんです。ある日突然、はじまったサイへの想い、当初はそう長くは続かないかもとも思っていたのですが。

――生活のなかにそこまで“好きな人”のために熱中できることがあるって、すごく素敵なことですね。

今泉さん:私のサイへの愛は片想いですが、サイはこの8年間に日本だけでなく海外からも私に思いがけない素敵な出会いをくれました。SNSの投稿から私を見つけてくれた南アフリカのサイ保護活動家、世界の動物園のサイの情報を集めたサイトを運営するイタリアの獣医さん……いまでは世界に仲間がいることが心強いし、嬉しいです。

知ってしまった、大好きなサイのツラい現実

――さきほどおっしゃっていた、世界で起きている大変な現実というのを詳しく教えてください。

今泉さん:実はね、約10年前から、アフリカでサイの密猟が急増しているんです。

《南アフリカ環境省発表の年間サイ密猟数の推移グラフ。2006年~2018年》

――(グラフを見て)本当だ、2008年を境に急増していますね。どうして……?

今泉さん:すごいでしょう? これはベトナムや中国の経済の急成長時と関係があるんです。これらの国々では、“サイの角の粉が万能薬になる”という迷信が今でも信じられているんですね。だからサイの角が漢方薬にするために超高値で売れる。

もうひとつは、サイは絶滅危惧種で角の売買もワシントン条約で禁じられていますが、高値の密売品を富裕層が盛んに買い求めるようになって。

その結果、困ったことにアフリカでサイの密猟が増えました。 このままでは、20年後にはサイは動物園にしかいない動物になってしまいます。

――とても胸が痛いです。

今泉さん:実は、ここに飾っている私が折り紙でつくったサイの数は、昨年、南アフリカで密猟された頭数を表したものなんです。数でいうと769頭。ものすごい数でしょ?

――なるほど! 可視化されることで、密猟がいかに多いのかが想像できます。今泉さんの大好きなサイが大変な状況に追いやられていると知り、心苦しい気持ちです。日本にいるわたしたちができることは何かありますか?

今泉さん:サイの現状を広く知ってもらうことが、サイの保護の後押しのために日本でできる第一歩だと思っています。サイの密猟の悲惨な状況から伝えてしまうと目を背けなくなるかもしれないので、まずはサイの恐竜みたいなカッコよさ、知る人ぞ知るサイの子の可愛さからでも、是非知ってもらいたいです。そして、もしもサイの角の消費国のベトナムや中国の方達と知り合う機会があったら、サイのことを話題にしてもらえたら嬉しいです。

――これまで知らなかったサイのかわいさも、辛い現状も含めて、私もすっかりサイに惹きこまれてしまいました!

今泉さん:ありがとうございました。この記事をご覧になって、「私もサイのことを想っています」という方がいらしたら、お気軽にご連絡ください。

「いつも折り紙を持って列車に乗り、サイをつくって一緒に車窓を楽しんでいます」

「サイ以外で?(笑)」と今泉さんが答えてくださったの至福のひとときは、「列車に乗って窓際の席に座って、ただただ流れていく外の景色を眺めていること」でした。

「サイのことが好きになってからは、地方の動物園にも行くようになって、そうすると、列車で移動することも増えました。列車に乗っている時間も幸せだし、さらにその先ではサイに会えると思うと、ますます至福の時間になりました」

今泉木綿子さん
【Facebook】https://www.facebook.com/yuko.imaizumi.31
【twitter】https://twitter.com/sainomimy
【親愛なる犀たちへ(野生のサイに関するニュースを紹介するブログ)】https://dearhino.exblog.jp/
【ごきげんよう 犀たち(主に訪問した動物園のサイに関するブログ)】https://sainomimy.exblog.jp/
【NPO「アフリカゾウの涙」】https://www.taelephants.org
【NPO「アフリカゾウの涙」Facebook】https://www.facebook.com/tearsofelephants/

お話を聞いた人

●エイミー編集長

鈴木・栄弥(すずき えみ)。小さな頃から建築士に憧れ、建築模型つくりやチラシの間取りを見て生活を想像することが好きな暮らし妄想系女子。現在のホームテック株式会社では、2級建築士として働きながら『ライフスタイルマガジン エントリエ』の編集長を勤めている。

この記事を書いた人

●文 マジシュン
東京都生まれ。渡辺篤史の建もの探訪、テレンス・コンランのホームデザイン倶楽部を見て育ったインテリア好き。欲しいソファは剣持勇のRobin。 座右の銘は「ハードルは高ければ高いほどくぐりやすい」

●編集 細野 由季恵

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