DUCK SEIRO
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DUCK SEIRO
家に住む人
2022年、エントリエに念願のリノベーションを依頼。2023年1月に完成。 夫・長男・娘+おいどんという猫と一緒に住んでいます。好きなものは、鴨せいろ。

年が明けたと思えば、あっという間に2月も後半。年齢を重ねるごとに、時間の経過が早く感じていつでも「あっという間に」なんて言っている気もする。それでも実際に窓の外では、まだ冷たい風の気配を感じつつ、日差しはひと月前より確実に柔らかくなってきた。

公私共に4月からは生活が大きく変わるという連絡をいくつかいただき、否応なく「春だなぁ」なんて思う瞬間も増えた。

2年前引っ越してきた頃には小さかった観葉植物も、すっかり大きくなり、手狭になった鉢から植え替えを考え始めた。これまでの鉢には新しい植物を迎え入れることにしよう。葉を一枚また一枚と、静かに増やしながらここまで成長してくれた植物には感謝をしなければいけない。

園芸店に足を運び、店員さんに相談しながら選んだ植物は、とても小さくて愛らしい姿をしている。植え替えの適期を尋ねると、「八重桜の咲く頃」だという。つまり、4月中旬から下旬(危うく今すぐに植え替えるところだった)。

あれこれ質問していると「冬は、大きく育てようというよりも、なんとかしてこの寒さを一緒に乗り越えようねという気持ちで育ててあげてください」と教えていただいた。

新しい仲間のビカクシダと、エバーフレッシュ

我が家も例に漏れず、4月から大きく生活が変わりそうだ。

占い師の友人によると大きな変化の前には気持ちが落ち着かない日々が続き、トラブルも起きやすいのだという。真偽のほどはさておき、たしかに良いことも、公に書けないようなことも多々起こり、動揺しながらも落ち着かない毎日を送っている。考えることは尽きないけれど、植物たちが冬の間、静かに春を待つように今はじっと待つしかない。

「なんとかこの日々を乗り越えて、暖かくなる頃にはきっと」。植物たちと共に、暖かく新しい季節を迎えられたら。


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鈴木 栄弥
設計営業・ウェブマガジン編集長

鈴木 栄弥 / Suzuki Emi

エイミー

2級建築士、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、ファイナンシャルプランナー

静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。
日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業。

小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、建築士になることが夢に。
ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、
「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いで就職しました。
現在は、エントリエで設計営業 兼 マガジン編集長として所属。気軽に「エイミー」と呼んでください!

わたしの手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。
住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!

●全国ジェルコデザインリフォームコンテスト
2024年 玄関・ホール部門 全国最優秀賞 受賞
2023年 リビングダイニング部門 全国最優秀賞 受賞
2020年 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会⾧賞 受賞
2020年 個室部門 全国優秀賞 受賞
2019年 リビングダイニング部門 全国優秀賞 受賞

●ジェルコ関東甲信越支部リフォームコンテスト
2022年 デザイン部門 キッチン賞 受賞
2021年 デザイン部門 優秀賞 受賞
2020年 デザイン部門 優秀賞 受賞

●RoomClip全国理想の住まいコンテスト
2022年 1000万円以上部門 全国最優秀賞 受賞
2021年 500万円以下部門 特別賞 受賞
2020年 500万円以下部門 全国優秀賞 受賞

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