つくり手のテンションが上がる作品を
Tシャツ、マスクなどアパレル雑貨とアクセサリーをつくるユニット WAIWAI(わいわい)です。Y担当の吉澤 弥生(よしざわやよい)さんは、主にアクセサリー制作を担当、Y担当のわたし、藤田 泰実(ふじたよしみ)は、デザインとブランディングを担当してます。
仕事柄デザインやアパレルに関わる仕事をしているわたしたち。日々の仕事をこなしている中で、「自分たちが一番にワクワクするものをつくっていきたい」という感情が日々増していました。そのときに高校からの地元の友達でもあるアパレルの生地を制作している吉澤さんに、わたしが声をかけたところ、話が盛り上がりブランドを立ち上げるまでにあっという間に至りました。
ブランディングや紙媒体などをメインにデザインをしているわたしがアパレルの専門知識のある吉澤さんと組むことで、より幅広くいろいろなものを生み出せる可能性が広がりました。
“Live like a dance 踊るように生きる”
どんなときでもどんな状況でも、楽しい部分を見つけて楽しんじゃおう! という想いを込め「Live like a dance 踊るように生きる」というメッセージを伝えています。これはブランド名のWAIWAIにも共通しています。ワイワイ、あーだこーだとおしゃべりしながら楽しんでつくったものは、きっと相手にも伝わると思っています。
作品づくりは、まず、ふたりがデザインを見て「かわいい!身につけたい!!」と思えることが前提です。そこから「WAIWAIっぽさ」や「どちらかの感性だけになってないか」を考えてつくります。手に取って下さる方もテンションが上がるものをつくりたいと考えていますが、やはりこれもつくり手のわたしたちにも同じことがいえます。
現在は“ふたりが、なんだか気になるアイテム”をモチーフにしています。
最近は特にわたしが石の魅力に目覚めはじめて(笑)「石の反対の自然物ってなんだろう」と考えたときに「風っていいよね」というおしゃべりから、モチーフが決まりました。WAIWAIのロゴも踊る人とふたりのイニシャルのY、そして風を組み合わせたもの。Tシャツも石や風がモチーフです。「最近、石や風とか自然物が気になるよね」と今回のモチーフになりました。
WAIWAIのふたりだから生み出せる作品づくりを
吉澤さんにとって、創造とは「日常の延長線上と逃避の狭間で出来上がるものじゃないか。日々の生活で得たものを作品に落とし込みつつ、制作過程では日常を忘れて没頭する。日々を生きるのに切り離せないものかもしれない」といいます。
一方で、わたしは、仕事=ルールのあるスポーツの大会のような真剣勝負。創作=ルール無しのストリートファイトというような感覚です(笑)。
専門領域やそれぞれの感覚、ときにはお互いの足りない部分を補いあい、足りすぎてる部分は更に相乗効果で高めあっているのではと思っています。違う誰かとだとバランスが崩れるけどWAIWAIのふたりだから保ってる気がしてます。
今後もイベントや店頭で販売できるよう、アイテムを増やしていきたいです! 夏に向けて、また5月ごろに新アイテムを販売予定です。ぜひ、お楽しみにお待ちください!