色も形も、選ぶ自由は誰の中にもある。けれど日々の暮らしの中で、その自由をどこかに置き忘れてしまうことも。「世界に1つの巾着BAG MAiKA」は、そんな“自分らしさ”をもう一度思い出させてくれる存在です。好きな布を選び、好きな形をつくる。デザイナーのMAiKAさんが歩んできた道のりには、「自分平和は世界平和」という想いが静かに息づいています。

世界に1つの巾着BAGが生まれたきっかけ

子どものころから布が大好きで、手芸屋さんに入り浸っていました。気に入った服やアクセサリーがなければ自分で作り、踊るように生きていた少女時代。

デザインの学校を卒業後、いくつかの制作会社で働き、モロッコのデザイナーズ日本人宿でデザインアシスタント兼コンシェルジュも経験しました。その後、結婚・出産・育児の中で、自分の希望や本来の性質を見失い、自分にブレーキをかけ続けていた時期もありました。

そんなある日、ワークショップで「何も気にしなくていいなら、何をしたい?」と問われ、何も答えられませんでした。そして、その問いの意味を理解するのに6年かかりました。

“現実を創っているのは自分”と気づいたとき、心の中で稲妻が走りました。「誰にどう思われてもいい、自分のために好きな生地でBAGを作ろう」と。

出会った瞬間に“好き!”と感じたアーティストのハンドペイント生地を使い、デザイナーさんと型紙を作り、縫製をお願いしました。できあがったのは、私のための「世界に1つの巾着BAG」。

それを持って歩いていたら、「何そのBAG!私も欲しい!」と声をかけてもらい、少しずつ制作を始めたのがブランドのはじまりです。

“自分平和は世界平和”

世界に1つの巾着BAGは、ただの“バッグ”ではありません。
年齢や環境、さまざまな理由で「好きな色や形の服、アクセサリーを身につけることを諦めていた」方々が、このBAGを通して少しずつ自分を取り戻していく姿を見てきました。
私もあなたも、世界に1人の特別な存在。
自分らしくいることが何より大切だと、制作を通して教えられています。

「生地はブランドや工場から出た余りや、衣装デザイナーさんから譲り受けたもの、海外で出会ったもの、まだまだ使える素敵なヴィンテージなど。“見て触れてワクワクするもの”だけを選んでいます。」

自分の希望を聞き、選び、決め、行動する事で自分で自分を満たす事ができます。その満たされたエネルギーは、自分→家族→友人→日本→世界→宇宙へと水の輪のように広がっていきます。
まずは自分が満たされることが、世界を穏やかにする一歩だと思っています。

たかがBAG、されどBAG

ある日、「やっと来月から仕事復帰できるの!自分で働いたお金でBAGを買うね!」と宣言され、実際ご購入いただいた専業主婦の方がいらっしゃったり
「仕事からクタクタで帰ったら、BAGが家にあって元気が出たよー」と言ってくださる方もいました。

BAGを通して、誰かの日常に希望やワクワク(=生活のスパイス)を届けられていることが、何よりの喜びです。

BAGを作りはじめた頃から、「時間と距離を気にしないで動きたい」という希望がありました。

夜だから。
都内だから。
他県だから。
母だから。
何歳だから——。

いろんな理由で、これまで諦めてきたことがたくさんあります。
けれどチャンスがあるなら、どこへでも行きたい。

さまざまな状況のなかで
“自分が自分でいること”が難しい方の
生活のスパイスになれたらと思っています。

あなたは世界に1人の特別な人。
生きているだけで、愛され、祝福されています。
好きな色、柄、形の服やバッグを、どうぞ自由に選んでください♡

イベント出展のお知らせ

MAiKAさんの巾着BAGに出会えるイベントが開催されます。
ぜひ実物を手にとって、その世界を感じてみてください。

10月11日(Sat) HELLOWEEN CAFE MARUCHE
eight_dx.space(東京都渋谷区)

10月12日(Sun) Sundy Market
sunday_market_xx (東京都三鷹市)
presents by @soap_elements

10月25日(Fri) 夜マルシェ
cafeslow_9(東京都国分寺市)

BAGMAiKA
東京都郊外(東京駅まで1時間半かかる東京都)で
世界に1つの巾着BAGを作っています
生地買付、デザインをMAiKAが行い
日本人の縫製師2名が1つずつ丁寧に縫製しています
Instagram
Website