LIBROさんがつくるのは、樹脂粘土で生まれた、どこか眠たそうな目をした小さな存在たち。まぶたを重くしたその表情は、はっきりした感情を持たないからこそ、見る人の気持ちをそっと受け止めるようにも見える。ものづくりの始まりは、意外にもとても身近なところからでした。
偶然から生まれた、リブローさん

Instagramでたまたま樹脂粘土の動画を観たのがきっかけで、「やってみよう」と思いました。本当は、ぬいぐるみを作りたかったんです。以前に、さし目と鼻のパーツだけは買ってありました。
でも、粘土に挑戦したときに、「これ、つけてみようかな」となんとなく思い、さし目と鼻をつけてみたんです。それが、リブローさん誕生の瞬間でした。
こだわりは、目つき。まぶたを重くしています。なんとも言えない表情になって、それが自分でも癒されるんですよね。
普通の「かわいい」ではなく、私にとっての「かわいい」。そんな一味違う子を作りたかったんです。
作るうちに増えていく仲間たち

リブローさんが生まれてから、仲間も増えていきました。「仲間がいたら楽しそうだな」と思って。
顔を変えて、色を変えて、どんどん生まれていきました。生まれるきっかけは、とにかくまず作ってみること。そこから、いろんなアイデアが生まれますね。
世界観を決めてから作る、というよりも、手を動かす中で自然と仲間が増えていく。そんなつくり方をしています。
「つくること」は、私にとって未知との遭遇です。わくわくします。無我夢中で、時間があっという間に過ぎます。
楽しくてたまらない、大切な存在です。
いつかつくりたいのは「LIBROの森」

もともと、私はレジンアクセサリーを作っていました。マルシェには旦那と一緒に出店していて、8年ほどになります。
そんななかで、ふと思ったんです。「マルシェって、男性が楽しめるアイテムって少ないな」と。
「フィギュアなら、興味を持ってもらえるかな」そう思い、販売するようになりました。
作ったとき、まず旦那が高評価してくれたんです。それが嬉しくて、ますますやる気になりました。

そして、はじめて買ってくれたのが、マルシェに来ていたおじさん。とても嬉しかったです。
いずれはぬいぐるみも作りたいと考えています。
たくさんの仲間を集めて、眺めているだけで幸せで、楽しくなる。
そんなLIBROの森を、作りたいです。
| LIBRO(リブロ) 粘土を使って、本能のままおもしろおかしい癒しの世界を作り出すハンドメイド作家。 @lib.robi |

