女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!
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人生の旅、大切な相棒 | りえさんのライフスタイルジャーニー #1
こんにちは!
今回から新しいタイトルで連載を始めさせて頂くことになりました! 「インテリアトリップ」では、毎日に心ときめくアイテムをふんだんにご紹介させて頂いていたのですが、連載後半にコロナ禍になり……
もちろんインテリアを好きな物でいっぱいにすることは、私のライフワークなので、そこはブレません。でも、それと同時に「自分自身をなるべく穏やかな波に浮かぶ状態で保つこと」、「日常で当たり前に使う物の大切さ」をヒシヒシと感じるようになりました。
インテリアアイテムをまたご紹介させて頂くこともあるかと思うのですが、もう少し自分の生活に寄り添った物を今回の連載ではお伝えできたらなと思っています。
タイトル通り「ライフスタイルの旅」は沢山の大切な相棒と共に。
そんな今回の相棒は……
私の毎日に欠かせない「漢方薬」です! 20代後半からずっとプチ不調が続いていました。不摂生や無理な仕事のスタイルがたたり、いつも肌荒れもひどく、とにかくだるいし、生理も不順……。
何かモヤモヤするし、パワーがもたない。
33歳で上の息子を産んでからも、その不調は治ることなく、35.6でようやく出会えた漢方薬は、私の生活には欠かせません。39歳の高齢で下の娘を出産したのですが、漢方無しには妊娠も出産も乗り切れませんでした。大げさでなく……
初めての漢方は、漢方薬局を友人から紹介してもらい、煎じるタイプの本格的なものを飲みました。価格も高くて、1ヶ月分だと2万円くらい。
1週間くらい飲んだだけで、すごく効果を感じました。病気じゃないけど、プチ不調が続いている状態って生活の質が物凄く下がる。
どんなに仕事が順調でも、家庭が円満でも、自分の健康状態が万全でなければその有り難さや幸せになかなか気付くこともままならないんですよね。漢方は私にそんなことを気付かせてくれました。
本当に症状が重い時は、ガッツリ漢方薬局さんに処方してもらったものを飲み、今では体調に併せて婦人科のクリニックで保険で処方してもらったものや、ドラッグストアで買えるもの、漢方薬局さんの店頭でサクッと買える物をベースに続けています。
保険が効けば3ヶ月分でも¥3,000〜¥4,000くらいです。
「加味逍遙散(写真:上)」は生理前に、「五涼華(写真:中央)」は吹き出物の赤身を早く治したいときに、「十全大補湯(写真:下)」は、冷えがあってだるい時、、など飲み分けています。
漢方は、何日しっかり飲まなければいけない、などの縛りもないのがいいです。ただ、薬である事には変わりない、というのはしっかり頭の片隅に。
人生って本当に長い旅。
その旅をどんな風に続けていきたいかは個人の自由です。走り抜けてサッと終わらせたい、寄り道しながらゆっくり歩きたい……など。
今の私はできるだけガソリンを消費せずに、省エネで進んでいきたい(笑)。そのためには、自分の体のメンテナンスが必須なんですよね……性能の良い車を作るように自分の体を修理しながら、この旅を楽しんでいきたい。
そんな私の相棒のお話でした。
○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら
▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE
ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/
・子宮美容協会ユニバーサル認定
「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了
ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。