年末のごあいさつ

今年も残すところ、あと僅かとなりました!

4月の公開からたくさんの方々とお会いすることができました。

この1年、さまざまな縁が繋がったのも、みなさまのご支援のおかげです!

ありがとうございました。

 それでは皆様、よいお年をお迎え下さいませ!

《12/29~1/7・年末年始休業のお知らせ》

平素より、entrie web マガジンをご愛読頂きありがとうございます。

誠に勝手ながら、年末年始休業を下記の通りとさせていただきますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

2018年12月29日(土)~2019年1月7日(月)

休業期間中はメールでのお問合せは受け付けております。
info@entrie.net
1月8日(火)以降、順次対応させていただきます。

休業期間中、一部の記事更新をお休みさせていただきます。
更新をお楽しみにお待ちください!

Instagramは変わらず毎日更新いたしますので、ぜひこちらもご覧下さい*
https://www.instagram.com/entrie_renova/

「折紙の輪っか飾りをモチーフにしたアクセサリーづくりを」OTO OTO作家 hoiさん | エイミーズトーク #15

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第15回目のゲストは「折紙の輪っか飾り」をモチーフにしたアクセサリーをつくるOTO OTOのhoiさんです!

「人生に無駄なし」は本当
やってきたことは、今に活きる

hoiさん。デザイン文具メーカーにて文具や雑貨に関わりながら、商品の魅力を伝える営業職のおもしろさを学ぶ。ふとしたきっかけで参加したハンドメイドのグループ展にて「折紙の輪っか飾り」をモチーフにしたアクセサリーを出品し、作家活動をスタート。2014年に自身のブランド「OTO OTO」を立ち上げ作家として独立。現在はネット販売をメインに、全国各地のハンドメイドイベントへ出展などを行っている。

「OTO OTO」のサイトはこちら
http://otooto.net/

輪っか飾りモチーフは「喜ばせたい」気持ちが生んだ

「minne ハンドメイドマーケット2018」で、私がブースに立ち寄ったのがhoiさんとの出会いでした。作品のおもしろさや「繋げる」というコンセプトに目が止まったんです。

hoiさん:エントリエさんとは、それからのお付き合いになりますね。エイミー編集長は、作品以外のしつらえも含めてブース全体を丁寧に見てくださって。

ポップなどブースの隅々まで工夫されていて、hoiさんの感性やお客様への気遣いも出ていたというか……。作品の「折紙の輪っか飾り」をモチーフに選ぶという発想にくぎ付けになりました。すごく新鮮でした!

hoiさん:実は、「折紙の輪っか飾り」は当時付き合っていた彼の誕生日がきっかけで……。彼の誕生日を“お誕生日会”みたいにお祝いしてあげたいなと思ったんですね。子どもの頃のようにたくさん首にかけてあげたくて、折紙の輪っか飾りをいっぱいつくりました。

そしたらつくっていくうちに「あれ、これもしかしてアクセサリーにしたらかわいいんじゃない……?」ってなって。作品づくりのモチーフとしてのアイデアが生まれたんです。だからOTO OTOが生まれたのは、その彼氏のおかげですね(笑)。

そんな誕生秘話があったとは……!「喜ばせたい」という思いからOTO OTOは生まれたんですね。

hoiさん:そうです。たくさん首にかけたら喜ぶかな~ってワクワクした気持ちでつくっていたので、その気持ちもOTO OTOのコンセプトにつながっていると思います。

昔から、自分のしたことで人が喜んでくれる姿を見られることを嬉しく感じていました。“誰かを笑顔にできる”というのは、結果として自分の幸せにつながるんですよね。あと、サプライズが好きなんです。趣味と言っても過言ではないかもしれません(笑)

やりたことが見つからない
「最高の自分」になれるもの探し


もともと「ものづくりがしたい」という思いは抱かれていたんでしょうか?

hoiさん:いえ。大学を卒業して当たり前のように一般企業に就職しましたが「これがしたくてこの会社に入った」というのがなくて、いざ会社に入っても自主的に働けず、楽しくありませんでした。自分のやりたいことをやれていないように感じていたんです。でもこれといってやりたいこともなく、何をしていいかも分からなくて……。

そんなとき「安藤 裕子」さんという歌手のライブを観たんです。ステージ上の安藤さんは、喋るのは苦手そうで控えめな感じなのに、歌い始めるとみんなを黙らせる。圧倒されるんです。私も彼女みたいに全部が上手じゃなくても、たった1つのことで最高の自分になれるものが欲しいと思ったのが、動き始めたきっかけでした。

それで勤めていた一般企業を辞めて、文房具の会社に転職されるわけですよね。

hoiさん:はい。まだやりたいことが分からないのは続いていましたが、文房具を扱う会社の営業職の仕事を見つけたんですね。デザインに力を入れた素敵な文房具をつくる会社でした。営業として4年半働きましたが、仕事は楽しくていろんなことを勉強できたと思います。

ハンドメイドで作品づくりをすることになった経緯はどのようなものだったのでしょうか?

hoiさん:あるとき、友人でギャラリーの経営を始めた子がいて、その子の「うちで何かやったら?」という一声から、趣味でアクセサリーをつくっている友人たちと「みんなでグループ展でもやってみない?」という話が出て。そこで私も、初めてアクセサリーをつくってみることにしました。

でも、アクセサリーといってもビジューやパールを使ったようなキラキラしたものをつくりたいという気持ちはなく、自分らしさの出せるものが何かないかなと……。何においても人と同じではなく、自分らしさを追求してしまうところがあって。

その頃が、ハンドメイドブームの少し前で、時期も良かったのかもしれません。

どんなのにしようか考えていたとき、ちょうど彼の誕生日のタイミングだったこと文房具の会社に勤めていたからこそ、「折紙の輪っか飾り」を思いついたのだと思います。実際に形にして販売してみたら、お客さまからの反応がすごく良くて……。これだったら私らしくやっていけるんじゃないか、と直感で思いました。

初期に制作した、輪っか飾りをモチーフにしたアクセサリー

一目惚れというか、一気にファンになるお客さんが多そうですね。

hoiさん:ありがたいです。意図したわけではないんですけど、皆さんどうも集めたくなるみたいで。集めていく楽しさというのもあるんだなというのは、私にとっても気付きでした。OTO OTOはわりと最初から成功しましたが、それは前職の経験があったからこそだと感じています。例えばOTO OTOを始めた当時は、出店イベントで作品を上手にアピールしている人はまだ少なかったように思います。

でも、私には文房具の会社の営業という経験がありました。当時の仕事は会社の商品を雑貨屋さんや文房具屋さんに紹介してお店に置いてもらう仕事だったんですけど、それだけじゃなくて。置いてもらった商品がどうやったらお店の中で良く見えるか、どうやったらお客様の手にとってもらえるかを考えることが大事だった。

だからイベントでも最初からたくさんPOPなどを置いて、魅力を分かりやすくしたんです。作品をつくるだけじゃなくて、魅力の伝え方も自然に考えることができたというのが大きかったと思います。

なるほど。これまでにやってきたことが作家としての活動にも大きな影響を与えているんですね。

hoiさん:誰が見ても有無をいわせないくらいすごい商品だったら、つくるだけで良いと思うんです。でも、そんなすごい商品はそうそうない。だから、作品をつくったら、今度はその魅力を届ける作業をする。それでないと伝わらないと思うんです。私の作品は勝手に良さが伝わるというものではないような気がするので、伝える努力はしないといけないと思っています。

あとは社会人経験そのものがすごく役立っています。例えば挨拶するとか、笑顔でやりとりするとか。そういったことが身に付いたのは会社に勤めていたから。今現在、会社員されている方で、なんとなく悶々としている方もいると思いますが、その経験は絶対に無駄にならないです

全員の「好き」じゃなくていい
誰かの「好き」になれれば

ブランド名の「OTO OTO」はどうやってつけられたんでしょうか?

hoiさん:私が作った造語なんです。元からある言葉だとおもしろくないなと思って。それで「輪っか」に見える「O、つながるという意味でのTO」を使うことにしました。最後「と」なので、どんどんつながっていくイメージもありますよね。ここからもっといろんな物語が続いていったらいいなと思っています。

おもしろいですね。では作品にはどんな思いを込められていますか?

hoiさん:「輪っか飾り」は子どもの頃につくった人も多いと思うので、そのときのワクワクした気持ちや懐かしさを感じてもらえたらいいな、という思いで始めました。それは今も変わらないですね。「あの輪っかがアクセサリーになってる!」という驚きを与えられるのも嬉しいです。

小さいアクセサリーにすれば大人でも身に付けられるし、ちょっとしたワクワクをファッションとして、ぜひ取り入れてみてほしいです。

たくさんの人の「ワクワク」の源になってくれたら嬉しい?

hoiさん:そうですね。ただ100人の人がいたら100人全員にOTO OTOを好きになってもらわなくてもいいんです。それよりも、100人の中の1人にとって「すごく大好きな存在」になりたいですね。

深く愛されるブランドになっていきそうですね。最後に、これから「こうなっていきたい」といった展望などがあれば教えてください!

hoiさん:OTO OTOが、誰かの良いきっかけになれたら嬉しいですね。

以前、私のインタビュー記事を読んだことが作品づくりの後押しになったという作家さんがいて、それを聞いた時にものすごく嬉しくて……。記事だから作品そのものではないんですけど、作品だけでなくそこに込める思いなども含めて、OTO OTO全体が誰かの心に届くといいなと思います。

*OTO OTO
【minne】 http://minne.com/otooto-hoi
【instagram】 https://www.instagram.com/otooto.hoi/
【twitter】 https://twitter.com/otooto_hoi

 

お話を聞いた人

●エイミー編集長

鈴木・栄弥(すずき えみ)。小さな頃から建築士に憧れ、建築模型つくりやチラシの間取りを見て生活を想像することが好きな暮らし妄想系女子。現在のホームテック株式会社では、2級建築士として働きながら『ライフスタイルマガジン エントリエ』の編集長を勤めている。

 

この記事を書いた人

●文 すだ あゆみ

1984年東京都生まれ、横浜市在住のママライター。活字中毒で図書館と本屋が最高の癒しスポット。すき焼きの春菊が苦手。ここ数年、筋トレにはまっている。

 

Atelier entrie
ー1・26ハンドメイド作品販売会ー

 Atelier entrie
ー1・26ハンドメイド作品販売会ー

アトリエ・エントリエとして、月に1度、ハンドメイド作品を販売します!
日ごろエントリエで展示しているハンドメイド作家さんが作った作品を、この日は1日、購入することができます。
普段はオンラインショップや大規模なハンドメイドイベントでしか手に入らない作品ばかりです。
工場で大量に製造されたモノにはない、独特のオーラやぬくもりを、実際に手にとって感じてください。
みなさまの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれる作品との素敵な出逢いの場になりますように*。
ぜひこの機会に遊びにいらして下さい!

■開催日
  2019年1月26日(土)

開催時間   10:00~18:00
※お好きな時間にお越し下さい。
■会場  エントリエHIROBA
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F

■どなたでもご自由にご参加いただけます!

参加の事前お申し込みまたはご質問等ございましたら、以下メールアドレスからお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】

 

●販売予定のハンドメイド作品を紹介します●

*s p e l aさんhttps://entrie.net/handmade/06/
フェルトと刺繍のアクセサリー

 

*Nolaさんhttp://nola.jp.net/
ポーチ/マスキングテープ/ぽち袋6枚セット/ミニ封筒セット

 

*and crafts.さん https://entrie.net/handmade/01/
ハンカチ/ティッシュカバー/ヘアゴム

 

*chiyo.tenさん https://entrie.net/handmade/02/
レターセット/マスキングテープ/メッセージカード/ぽち袋

 

*atelier-plantsplanetさん https://entrie.net/handmade/03/
ドライフラワーミニブーケ/リース/ミニリース

 

*白谷工房さん https://minne.com/@shiroitani/profile
ペンダント/ピアス/ヘアゴム/ブローチ/ネクタイピン/名刺入れ

 

 

*Greedy Lifeさん
アロマワックスサシェ/ピアス

 

*entrieーエントリエー
家族とエントリエのオリジナルポストカード

エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

陶芸作家 ささきようこ – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

陶芸作家 / ささきようこ

好奇心を大切に無邪気につくること

「ささきようこ」の作品を手に取った方の
心が動くようなものづくりをしたい
という想いで
陶芸の活動をしています。

制作は、いつも自分の気持ちがワクワクしている時。
「つくりたい衝動にかられた時につくる」ことを大切にしています。

「これ!」と決めて取り組むのが苦手なので
作品モチーフやジャンルは、都度思いつくまま。
(子どものように(笑)無心につくってます)

ウキウキするような楽しい気持ちを
誰かに繋ぐこと

今年飼いはじめた猫をモチーフに、猫の愛しさを表現した猫ブローチや置物

本格的に制作をはじめたのは、3年前のこと。

友人にプレゼントしてもらった
陶製のブローチをつけて、
テンションがあがりました。

その気持ちを誰かにも味ってほしい、
人を喜ばせる作品をつくりたいと、

趣味で約25年間続けていた陶芸で
ブローチをつくりはじめました。

「自分がつくる」だけではなく、
つくることの楽しさ
を伝えていく存在に

現在は、親子や老人ホームでの
ワークショップ講師しています。

土という素材を媒体に、
上手い下手ではなく、
「表現の楽しさ」を通し参加してくださった方の
心が豊かに
なれば嬉しいです。

私自身も創作活動を通して、
何かをつくりみ出す感覚や
そこから見えてくる世界が
変わっていくことが
楽しくてしょうがないのです。

だから、これからも自分自身の変化を味わっていけたらと感じています。

今後は、伊勢丹立川店で多摩地区の素敵な作家さんや
料理家を世の中に発信していく運営にも携わっています。

人とのご縁を大切にして、
モノと人を繋ぐ役割をしていけたらと思っています。

*出店情報
ココロオドルプレゼント展
1月下旬 伊勢丹立川店

●陶芸作家 / ささきようこ

【Instagram】https://www.instagram.com/yoyoshimada/
【Facebook】https://www.facebook.com/sasakiyoyo/

1/12(土)全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスリフォーム選手権
全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスショールーム新宿にて、2016年トクラスリフォーム選手権『全国最優秀賞』受賞をしたエントリエスタッフによる、セミナーを行います。
メーカーショールームで普段は聞けない、リノベーション成功のための秘訣を語ります!
ショールームには、キッチンやユニットバスなどの商品だけではなく、理想のくらしをイメージできるリアルな空間展示もございます。ぜひ、この機会にご来場ください。

■開催日
2019年1月12日(土)
開催時間 
1回目11:00~ 2回目14:00~ (各回15分程)
■会場
トクラスショールーム新宿

〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-11-15 東京海上日動ビルディング1・2F
https://www.toclas.co.jp/showroom/shinjuku/index.html

参加費
無料 ご自由に参加いただけます

■事前お申込みについて
ご予約なしでの当日参加も可能です。
事前参加申込みをご希望される方は下記URLからお申し込み下さい。
http://form.mag2.com/taliadreas

ご質問等ございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
info@entrie.net

ご参加お待ちしております!

 

 

受賞作品
「スキ」にかこまれた、心地よい時間を過ごす家


男たちのエントリエ♯18

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか・・・
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

 

本日のヒトコト

「まぁ いっかぁ~♪」って ラテンのノリで気分転換できる特別な場所に・・・』

メヒコで買ったモノでラテンコーナーを作ってみました!

 


■今回紹介してくれたのは・・TAKAさん

40代 東京都在住 妻・息子・娘の4人家族
築21年マンションをフルリノベーション
趣味は、読書と草野球、そして温泉旅行。
最近は、せっかくスキーに行っても、
午前中だけ滑って午後は温泉です。
〇施工事例はこちら>>https://entrie.net/family/family1/


 

「行事が過ぎても飾れるフラワーアイテム」りえさんのインテリアトリップ♯26

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

♯26 行事が過ぎても飾れるフラワーアイテム

今回のインテリアトリップは、
クリスマスのリースとお正月のしめ縄です。

毎年この季節が来ると、どの作家さんにお願いしようか、
またどこで買おうかとワクワクするのですが、
今年は迷わずチバセイサクショさんにお願い&購入させて頂くことにしました。

チバセイサクショさんと言えば、
エントリエのモデルルームコーディネートの際には
たくさんの作品を制作頂いた作家さんで、
ドライフラワーのアレンジのみならず、
雑貨を絡めたアイテム制作など、
そのセンスと男前な仕事振りには絶大な信頼を寄せている方です!!

まずオーダーさせて頂きましたリース。

(チバセイサクショさんインスタグラムからお写真お借りしました)

クリスマスリースをお願いしようと思ったのですが
せっかくならクリスマスが終わっても飾りたい!!!!!と
大好きなカラフルなお花たちでオーダーさせて頂きました。

玄関のドアに飾って、
我が家のシンボルになってくれたらいいなあ、と思っています^_^

我が家の玄関にお迎えしました!

かなりのボリュームあります。
けど、思ったより軽い!!!!

この光景に早く会いたくて
急いで帰ります(笑)

そして、
しめ縄①

ワインレッドのしめ縄です!

お正月は玄関ドアに掛けようかな、と思っていますが
終わってもこんな風にインテリアとして飾りたい!

カラーの物は
「ザ・しめ縄」って感じでなくなるので、おすすめです。

そしてしめ縄②

こちら、
先ほどのしめ縄をお店で買った後に、
どうしても欲しくなり、追加で通販(笑)

壁に飾ってある
ドライフラワーのリニューアルをしたくて
ずっと探していて……。

なんだかスワッグとかリースとかいろいろ見過ぎてしまっていて、
どれを見てもどこかで見た感が否めず……。

自宅に帰ってボーっと壁を見ていたら、
「そうだ!あのしめ縄かわいいかも💕!」と何かが降りて来ました(笑)

このネイビーと、
チバセイサクショさんのアレンジが
これまたかわいくて大満足。

全体のバランスもよく、
イメージにぴったり!

せっかくかわいいしめ縄を買ったら、
是非お正月が終わってもインテリアのひとつとして、
家にお迎えして欲しいなあ、と思います(縁起的に良いかは不明ですが)。

もちろんクリスマスリースも!

チバセイサクショさんは
リースもオーダー可能ですし、
しめ縄のバリエーションも豊富。

イベントが終わっても飾りたい!
という私みたいな方は是非に!!!!

これでいい年越しを迎えられそうです!

■チバセイサクショ

https://chibaseisakusho.jp/
https://instagram.com/chibaseisakusho?utm_source=ig_profile_share&igshid=yagwadfa7sdl


阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

スラッシュキルト作家 NAKED – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

スラッシュキルト作家 / NAKED

素材から一点もののスラッシュキルト

「スラッシュキルト」とは、手芸の技法のひとつ。

何枚かに重ねた布にミシンで等間隔のステッチをいれ、
下の生地を残しつつステッチ間をカットします。

これを洗濯をしたり、たわしでこするったりすることで起毛し、
新たな風合いを生み出すことができます。

スラッシュキルトブランドのNAKEDでは
細かいハギレを組み合わせて加工することによりこの技法を応用し、
一度しかできない新たな素材をつくっています。

それぞれの個性の美しさを尊重する

NAKEDという「裸」を意味する英単語を使った作家名のコンセプトは2つあります。

1つは「むき出し」という捉え方で、
多くの場合は隠すべき布の切りっぱなしの断面を活かす技法であること。

布にはそれぞれ種類があります。
例えば、同じように見えるデニムであったとしても、
織りの密度や厚みなど細かい差によって断面や起毛の仕方が全く異なります。

これはカットしてみないとわからない布の個性です。

もう1つは「ありのまま」という捉え方です。

人間も一人一人が表からだけではわからない個性を持っていて、
大勢のなかで調和していても、それぞれが重要なアクセントであり、
大切な存在だと信じて作品をつくっています。

装飾品としての作品

NAKEDではつくったキルトで、
バッグやポーチ、クッションカバーやラグなど
様々なアイテムを仕立てています。

アートを装飾品や日用品に落とし込むことで、
多くの方の目に触れ、
手にとっていただく機会が増えると感じています。

つくり手の思いを感じていただくことも、
ただ見た目の直感だけで気に入っていただくことも自由です。

どんな形であっても作品と出会い、
手にとってくださる方に少しでも喜んでいただければ幸いです。

●スラッシュキルト作家 / NAKED

【Instagram】http://instagram.com/naked_quilt

至福のひととき探検隊募集中!!
エントリエ・バスツアー《1/19》

エントリエ・バスツアー

至福のひととき探検

エントリエのリノベーションを通じて「至福のひととき」を見つけ、自分らしいライフスタイルを実現した住まいを、実際に体感して巡るバスツアー第6回目を開催します。
ショールームや相談会では見聞きできない、リノベーション経験者の声を聞くことや、そこに住むご家族ひとりひとりの想いとアイディアに触れることができる貴重な時間です。
リノベーションをご検討中の方や将来的に考えている方、自分らしさや理想の暮らし、これからのワクワクを一緒に発見しに行きませんか?

*完全予約制のため、お早めにお申し込みください*

■開催日
2019
年1月19日(土)

開催時間・場所
午前10時頃 都内 集合 ※詳細は追ってご連絡いたします。

バスで移動をし、2軒のお家を巡ります。

《 バスツアーの様子 》

13:00頃 解散予定
※交通状況によって遅くなる場合がございます。ご了承下さい。

参加費
 無料【完全予約制】

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申し込み下さい。
https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1545719369CvnlsAWZ
(お客様の大切なお家にご案内するため、お名前・ご連絡先をお伺いしております。)

ご質問等は下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい
info@entrie.net

 

▼こちらのお家にご案内いたします*

□LIFE STORY ♯3 家族とエントリエ Aさん
https://entrie.net/family/family3/

 

□LIFE STORY  家族とエントリエ 
【coming soon…】

 

 

ご参加お待ちしております!
*エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

Tokyo Birthdays #7 阿佐ヶ谷

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#7 阿佐ヶ谷  

初めて実家から離れて住んだ街が阿佐ヶ谷だった。
とても住みやすく飲み屋も多い。駅前の老舗喫茶店でウインナーコーヒーも覚えた。
すっかり気に入った自分は、周りの友達にもオススメしていたら、仲良しが越してきた。
楽しいことはみんなでシェアした方がいいに決まっている。
彼とは、何かあると南口の広場で仕事後に集まっていた。
そんなある日、誰にも言わないで欲しいけど言わないといけない事がある、と呼び出された。
「会社クビになった。俺じゃないのに濡れ衣なんだ。」
「誰かが俺のパソコンからエロサイト観たみたいで、責任取らされた。」
真顔で親身になって聞いていたけど、良かったな、と思った。彼には当時やりたい事があって、踏ん切りがつかずウロウロしていたから。理由がどうであれ、やりたい事をやるチャンスだと伝えた。時が経てば、こんな話は笑い話になるよ、と。
翌月には彼は都内の実家に帰っていった。阿佐ヶ谷に帰る楽しみが一つ減ってしまったけれど、彼は夢に向かって進みだした。
全て落ち着いてから、ほかの友達たちに事の顛末を教えてあげた。楽しいことはみんなでシェアした方がいいに決まっているから。
夜の阿佐ヶ谷は、そんな当時の思い出に溢れている。
Ιスポットデータ
JR阿佐ヶ谷駅南口近辺

■プロフィール■
文、写真 / Kosaku Nango
1979年生まれ、東京出身。現在、会社員として働くかたわらで、写真家としても活動中。

entrie gallery 落ちもんアート ♯5 落ちもん銀河 天の川

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯5 落ちもん銀河 天の川

 

View this post on Instagram

 

路上銀河 天の川 #落ちもん #天の川 #銀河

pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿 –

“アメが道路の割れ目に落ちたものですが、
トリミングすることで、
ミクロの世界が広がり、
まるで天の川のように見える落ちもんです。

 

この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

男たちのエントリエ♯17

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか・・・
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

 

本日のヒトコト


『奥さんと娘の手作りケーキで今年はちょっと早目のクリスマス!

 

■今回紹介してくれたのは・・・
そばもんじゃさん

 東京都在住 妻・娘・息子の4人家族
築24年マンションをフルリノベーション
趣味は、ドライブ、スキー、PC自作、
ガジェット全般、インテリア。
子供が成長しドライブとスキーの機会が減り、
最近はインドアの趣味中心に。
今回のリノベーションを機に、
インテリアにも興味が出てきました!

〇施工事例はこちら>>https://entrie.net/family/family4/

Atelier entrie
ー12・22ハンドメイド作品販売会ー

 Atelier entrie
ー12・22ハンドメイド作品販売会ー

アトリエ・エントリエとして、月に1度、ハンドメイド作品を販売します!
日ごろエントリエで展示しているハンドメイド作家さんが作った作品を、この日は1日、購入することができます。
普段はオンラインショップや大規模なハンドメイドイベントでしか手に入らない作品ばかりです。
工場で大量に製造されたモノにはない、独特のオーラやぬくもりを、実際に手にとって感じてください。
みなさまの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれる作品との素敵な出逢いの場になりますように*。
ぜひこの機会に遊びにいらして下さい!

■開催日
  2018年12月22日(土)

開催時間   10:00~18:00
※お好きな時間にお越し下さい。
■会場  エントリエHIROBA
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F

■どなたでもご自由にご参加いただけます!

参加の事前お申し込みまたはご質問等ございましたら、以下メールアドレスからお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】

 

●販売予定のハンドメイド作品を紹介します●

*s p e l aさんhttps://entrie.net/handmade/06/
フェルトと刺繍のアクセサリー

 

*Nolaさんhttp://nola.jp.net/
ポーチ/マスキングテープ/ぽち袋6枚セット/ミニ封筒セット

 

*and crafts.さん https://entrie.net/handmade/01/
ハンカチ/ティッシュカバー/ヘアゴム

 

*chiyo.tenさん https://entrie.net/handmade/02/
レターセット/マスキングテープ/メッセージカード/ぽち袋

 

*atelier-plantsplanetさん https://entrie.net/handmade/03/
ドライフラワーミニブーケ/リース/ミニリース

 

*白谷工房さん https://minne.com/@shiroitani/profile
ペンダント/ピアス/ヘアゴム/ブローチ/ネクタイピン/名刺入れ

 

 

*Greedy Lifeさん
アロマワックスサシェ/ピアス

 

*entrieーエントリエー
家族とエントリエのオリジナルポストカード

エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

「イランからきた、心温まる靴下」りえさんのインテリアトリップ♯25

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

♯25 イランからきた、心温まる靴下

今回のインテリアトリップは、「ルームシューズ」です!

寒い日が続き、家の中でも裸足というわけには
到底いかず、うすい靴下だけでは寒い日々……

今までスリッパなどで凌いできましたが、
こちらの靴下に出会えてからは、真冬の室内は快適そのもの。

本当にびっくりするくらいあったかくて、
びっくりするくらいかわいいです。

OKKO YOKKOさんの「イランの靴下」

こちらは去年買ったもの。

こちらはニューフェイスです!

どちらも色遣いがたまらんです(笑)。

冷えとりで靴下何枚も重ねている人に言ってあげたい!
これ、一枚で十分だと!!

イランのおばあちゃんが手編みでつくっているそうで、
大きさがいろいろあるのもまたご愛嬌。

OKKO YOKKOさんの商品は
前に一度インテリアトリップでもご紹介させて頂いていて、
そのときは夏でタイのバスケットでしたが、
冬はこちらの靴下メインで販売されています。

ネットショップもありますが、
サイズ感や色味など是非実際に見て頂きたいなあ……。


履くとこんな感じです!

カラフルなほうが室内では映えますよー!

お値段もリーズナブルで、
私はいつもプレゼントに! と買いに行きますが、
結局自分へのプレゼントになってしまう始末(笑)。

だってかわいすぎませんか!?

店舗があるわけではないので、
私は出店情報をこまめにチェックして
行けそうなときに買ってます。

なんと12/13~12/27まで
自由が丘のDiginner Gallery さんにて
「年年歳歳」というクラフトマーケットが開催されており、そちらで購入できます!

クリスマスや正月のお土産にも喜ばれるかと。

私もあと一足年内に欲しいです……。

 


■今回の旅で紹介したお店
〇 OKKO YOKKOさん

http://www.okkoyokko.com/

https://instagram.com/okkoyokko?utm_source=ig_profile_share&igshid=uq55beup65hp

〇 Diginner Galleryさん

http://diginner.com/

https://instagram.com/diginner?utm_source=ig_profile_share&igshid=deaqtkppo0yv


阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

立体&ジュエリー作家 松隈無憂樹(まつくまむうじゅ)– 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

立体&ジュエリー作家 / 松隈無憂樹(まつくまむうじゅ)

かたちを流動させて

立体&ジュエリー作家 / 松隈無憂樹(まつくまむうじゅ

小さな頃から何かをつくることに勤しみ続けていますが、
そのスタイルを固着させず、常に自分の行為にリアクションを続けるように
作品をつくっています。

シリーズのようにある一定の期間スタイルを定めてはみるものの、
それが全てではなくあくまで通過しているという感覚を持っています。

小さな頃は模写やイラストを好み、
高校生の時はシュルレアリスムに没頭し、

大学生では具象と抽象の合間を漂い、

現在は興味の赴くままに作品をつくり続けています。

そのかたちは絵画だけではなく立体作品やジュエリー作品に派生していきました。

芸術は停止していない

「そこにある」というのは、
一見フリーズしているかのようにも見えます。

ですがそれは鑑賞者との関係が生まれることにより
一気に目まぐるしく動きはじめるのです。

その日によって観え方が違ったり、時間によっても違ったり、
価値が変化していくのも芸術の生きている証です。

それ以上に「つくり手」というものも変化しているのです。
これは成長や老いと同じようなものです。

私は私の変化に忠実です。

その時に食べたいものを食べるように、
その時につくりたいものをつくります。

「作品」というものは、過程を経て「完成」しますが、
私の中では作品はいつまでも未完のままです。

その感覚は呼吸と同じレベルで生きていくことに必要なのです。

観る人によって
違うということが当たり前

立体&ジュエリー作家 / 松隈無憂樹(まつくまむうじゅ

「何かに見えるけどまた別のものにも見える」という定まらなさを好んでいます。

それは多分
自分自身が目指している己のかたちなのだと思います。

ひとつの物事を表すのにいくつも言葉があるように、
私は多方面から物事を観ることを好みます。

停止することほど退屈を感じることはありません。

その点、音楽や映画など表現という言葉の家族たちには
いつも魅了されます。

同じ音楽を聴いても同じ感情にはなりませんし、
同じ映画を観ても新たな発見をします。

そんなことが
作品と鑑賞者の間で起こることを望んでいるのかもしれません。

私がこの「愛しいものたち」に何かを表明するとすれば
「かたちあるものはいずれ壊れる」という一見相反する言葉かもしれません。

しかし壊れた先にはまた新しい気持ちが生まれます。

言葉の響きはネガティブかもしれませんが、
捉え方によっていかようにもなるのです。

表現は積み重ね壊し、また積み重ねることの繰り返しです。

そこに、
その過程や通過する景色にも心は惹かれてゆくのです。

それは生き物として当然でしょう?

●立体&ジュエリー作家/ 松隈無憂樹(まつくまむうじゅ)

【Twitter】https://twitter.com/matsukumamuuju

《12/22》こどもも大人も楽しめる♪
わくわく クリスマス おんがく会

『周りを気にせず大人も一緒に楽しめる、こどものための音楽会♪』
わくわく クリスマス おんがく会

今回の音楽会のテーマは「クリスマス」!
お子様はもちろんお父さんお母さんおじいさんおばあさんも、みんな一緒に歌って、踊って、楽しみましょう!
キッズスペースがある場所での音楽会のため、コンサートや演奏会に行ったことがない方でも、普段は周りを気にして行けないお母さんやお父さんでも、気軽に楽しめるアットホームな音楽会です!Amy’s talk ♯2でご紹介した齊藤 州重さんご夫婦による歌と楽器が奏でる時間を、ご家族そろってお楽しみください♪
*こどもの日のおんがく会の様子↓
https://entrie.net/event/20180507-2/

■開催日  2018年12月22日(土)
開催時間   14:00~15:00
■会場  エントリエ HIROBA
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
■人数 30名 (先着順)
参加費 無料
 ※会場にはベビーカーのままお入りいただけます。
※必要なものは特にございません。お気軽にお越しください!

■お申し込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申込み下さい。
http://form.mag2.com/naikaiseaf

プログラム
クリスマスにちなんだ楽曲で、楽しんでいただけます*。

■出演者
オペラ歌手 齊藤 州重 / Kunishige Saitou
『まちのエントリアンたち』Amy’s talk ♯2  https://entrie.net/amy/002/

ピアノ演奏 浅井 文 / Aya Asai  
あやピアノアカデミー https://pnet.kawai.jp/619060/

 

〔イベントレポート〕渋谷が舞台!DesignScramble2018から生まれるクリエイティブの未来

まちと人、企業を結ぶ、
渋谷のデザインフェスティバル

今回エントリエ編集部が潜入したのは、2018年11月24日に初開催された、企業とクリエイターを繋げ、渋谷をクリエイティブの発信拠点にすることを目的としたデザインフェスティバル「Design Scramble(デザインスクランブル)」。

イベントの舞台は、多くの若者とスタートアップやベンチャー企業が集まり、新しいカルチャーが次々と生まれる渋谷のまちです。

渋谷ヒカリエ「8/COURT」をメイン会場に、渋谷にある全18箇所のオフィスやカフェも会場として解放。プログラムには業界の垣根を超えて約25社にも及ぶクリエイティブ企業が参加し、“デザイン”をキーワードとしたトークショーや展示、ワークショップなどが目白押しでした。

そもそも「Design Scramble」が誕生したきっかけはなんだったのでしょうか?

イベントを主催したDeNAデザイン本部 Creative PR / Design Scramble 運営代表 後藤 あゆみさんにお話を伺うと、学生の頃からから「若手クリエイターのプロデュースをし、クリエイティブ業界・クリエイターの価値を高めたい」という強い思いがあったそうです。

6年前から個人でデザインやクリエイティブ業界全体の底上げを狙ったイベントの構想を練りはじめ、今回の「Design Scramble」の開催に至ったといいます。

私たちエントリエも、自分の感性を大切にし、くらしに創造性を取り入れることを発信したいメディア。斬新なアイデアを持つ若手クリエイターの考えや、クリエイティブなサービスを発信する人々の取り組みはぜひとも触れておきたいところです。

まずは渋谷ヒカリエ「8/COURT」で受付をすませ、タイムテーブルを確認。ふむふむ、興味深いプログラムがたくさん。その中でも、エントリエ編集部が興味を持ったプログラムをご紹介します!

つくり手のプロセスが垣間見える、
GMOペパボブース

さまざまな個人向けインターネットサービスを提供するGMOペパボ株式会社。

クリエーターとして活動する方にとってはお馴染みの「国内最大のハンドメイドマーケット『minne(ミンネ)』や「自分だけのオリジナルグッズを手軽に作成できる『SUZURI(スズリ)』といった数多くのサービスを展開している会社なんです。

エントリエのワークショップでも活躍してくれている人気作家OTO OTOのhoiさんが「minne の作品づくりを体験できるワークショップ」を行なっていました。

輪っかをあしらったエコバックづくりを体験することができるワークショップは大盛況!

いつも笑顔が素敵なhoiさん。OTO OTO作品と撮影できる、フォトスポットもありましたよ!

もうひとつ、ご紹介したいプログラムは「ペパボのデザインプロセス展」。

GMOペパボから生まれるさまざまなプロジェクトがどのようなプロセスでデザインされ、どのように要望や課題をデザインで解決してきたのかを紹介したパネル展です。

普段よく目にしているデザインひとつひとつが試行錯誤して形づくられていることがたくさんの人にわかりやすいように伝えられていました。

「デザインをしていると『実際にどのようなことをしているのかわからない』と言われることがあります。伝えたい相手にただ理解を求めるのではなく、プロセスを見せることでもっと多くの人にデザインを理解していただけるきっかけになれば」と、デザイン戦略チームの佐藤 咲さん。

いつもはオンライン上のサービスをつくる人、参加する人たちのリアルの声が聞ける空間となっていました。

トークイベントには、
豪華ゲストが登壇!

そして今回の「Design Scramble」でもっとも多かったトークイベント。

イラストレーターやアートディレクター、グラフィックデザイナー、写真家、ファッションデザイナー、コンテンツクリエイターなど・・・日本のデザイン・クリエイティブシーンをつくるクリエイターをはじめ、編集者や経営者たちも登壇。

「クリエイティブをどのように捉え、発信しているのか。」それぞれの仕事観や今後の展望から、彼らの独自の生き方や感覚を大切にしていることを感じ取れました。

まちと人のエネルギーが
交差することで開かれる未来

12時に開始したイベントは20時に閉幕。メイン会場は常に、トークイベントを聞きにきた参加者でいっぱいでした。

時代の先を行くクリエイターや企業の取り組みに触れ、改めて考えさせられたこと。それは、私たちエントリエが「豊かな暮らしのためにほんとうに大切なこと」に気づくために何ができるのか? ということです。

現在イラストレーターやハンドメイド作家の方々を中心に紹介しているエントリエですが、今後はさらに範囲を広げデザイン領域のクリエイターさんもご紹介していきたい・・・!

変化しようとするまちと、そこにいる人のエネルギーが交差することで、新しいものが生まれる。「Design Scramble」は、新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれるイベントでした。

|デザインスクランブル
今後も、スピンオフとして様々なプロジェクトを定期的に行うそうです!
公式サイトやSNSをチェックしてみてくださいね。

*公式サイト:https://designscramble.jp
*Facebook:https://www.facebook.com/DesignScramble/
*Twitter:https://twitter.com/designscramble

至福のひととき探検隊募集中!!
エントリエ・バスツアー《1/19》

エントリエ・バスツアー

至福のひととき探検

エントリエのリノベーションを通じて「至福のひととき」を見つけ、自分らしいライフスタイルを実現した住まいを、実際に体感して巡るバスツアー第6回目を開催します。
ショールームや相談会では見聞きできない、リノベーション経験者の声を聞くことや、そこに住むご家族ひとりひとりの想いとアイディアに触れることができる貴重な時間です。
リノベーションをご検討中の方や将来的に考えている方、自分らしさや理想の暮らし、これからのワクワクを一緒に発見しに行きませんか?

*完全予約制のため、お早めにお申し込みください*

■開催日
2019
年1月19日(土)

開催時間・場所
午前10時頃 都内 集合 ※詳細は追ってご連絡いたします。

バスで移動をし、2軒のお家を巡ります。

《 バスツアーの様子 》

18:30頃 解散予定
※交通状況によって遅くなる場合がございます。ご了承下さい。

参加費
 無料【完全予約制】

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申し込み下さい。
http://form.mag2.com/fregouthia
(お客様の大切なお家にご案内するため、お名前・ご連絡先をお伺いしております。)

ご質問等は下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい
info@entrie.net

 

▼こちらのお家にご案内いたします*

□LIFE STORY ♯3 家族とエントリエ Aさん
https://entrie.net/family/family3/

 

□LIFE STORY  家族とエントリエ 
【coming soon…】

 

 

ご参加お待ちしております!
*エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

男たちのエントリエ♯16

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか・・・

今回は番外編!!
いつもは至福のひとときを見つけるサポートをするスタッフの
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

本日のヒトコト

激坂を一気に駆け上がる!地獄の至福トレーニング

苦しくて頭が真っ白になる。そんな時、意外といいプランがやってくるんです。

 


■今回紹介してくれたのは・・スイペンさん

妻・娘の3人家族
趣味は、トライアスロンとトレイルランニング。
トライアスロンは、今はミドルの大会に
出場していますが、いつかはロング
(スイム4.0km・バイク190km・ラン42.2km)
を目指して、トレーニングに励んでいます。

「360度可愛いクリスマス」りえさんのインテリアトリップ♯24

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

♯24 360度可愛いクリスマス

今回のインテリアトリップは、クリスマスに飾る「スワッグ」のお話です。

花生師の岡本典子さんが去年も
「CLASK gallery&shop “DO”」にて
ポップアップストアをクリスマスに開催されていて、
そちらで買った壁掛けタイプではなく、
吊るすタイプのスワッグがそれはそれはかわいくて……

今年も買いたいなあ、と思ってインスタグラムをチェックしていたら、
なんと開催されるとのこと!

大人気ですぐになくなってしまうので、
商品追加のお知らせをこまめにチェックしながら、なんとかゲットしました!

吊るすタイプはラスト1点でした!

それがこちら↓

斜めから見るとこんな感じです。

これでも十分かわいいのですが、

少し下から見るとかなりかわいいのです。

コロンとした形のスワッグになっていて、
360度どこから見てもかわいい仕組み。

そして……

真下から見上げると、
彩られた花たちがいちばん綺麗に見えるのです!

うっとり……

はじめは鮮やかだった色味もドライになり、
だんだん色がくすんでいくのですが、その過程も楽しめます。

スワッグやリースをつくる作家さんがたくさんいる中で、
岡本さんの作品が人気な理由が、実際に飾ってみると分かります。

去年買ったものが

こちらになるのですが、

鮮やかだったピンクがくすみ、
アンティークっぽい色味に。

こうなる前の段階もまた素敵でした。

買ったときがいちばんベストでだんだんと色褪せていく……
というのとは違って、岡本さんの作品は持ち帰ってから更に楽しめるのです。

私はむしろ、時間が経ってからのが好きだなあ。

ちょっとした物語みたいなものが楽しめるスワッグたち。

デザインもさることながら、
買った人がその花たちと過ごす時間まで素敵に彩ってくれる作品です。

来年も買えたらいいな。

作品は、全て一点もののため、今回紹介は差し控えます。

阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

entrie gallery 落ちもんアート ♯4 サービス精神

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯4 サービス精神

 

View this post on Instagram

 

キャラゆえ顔が抜けなくても 平然を装って最大のサービス精神 #落ちもん #キャラ

pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿 –

“キャラクターゆえに、
自分が頭が挟まっていようが、
落ちていようが、
平然を装って、最大のサービス精神を
見せてくれている愛くるしい
落ちもんです。

 

この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

Atelier entrie
ー12・22ハンドメイド作品販売会ー

 Atelier entrie
ー12・22ハンドメイド作品販売会ー

アトリエ・エントリエとして、月に1度、ハンドメイド作品を販売します!
日ごろエントリエで展示しているハンドメイド作家さんが作った作品を、この日は1日、購入することができます。
普段はオンラインショップや大規模なハンドメイドイベントでしか手に入らない作品ばかりです。
工場で大量に製造されたモノにはない、独特のオーラやぬくもりを、実際に手にとって感じてください。
みなさまの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれる作品との素敵な出逢いの場になりますように*。
ぜひこの機会に遊びにいらして下さい!

■開催日
  2018年12月22日(土)

開催時間   10:00~18:00
※お好きな時間にお越し下さい。
■会場  エントリエHIROBA
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F

■どなたでもご自由にご参加いただけます!

参加の事前お申し込みまたはご質問等ございましたら、以下メールアドレスからお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】

 

●販売予定のハンドメイド作品を紹介します●

*s p e l aさんhttps://entrie.net/handmade/06/
フェルトと刺繍のアクセサリー

 

*Nolaさんhttp://nola.jp.net/
ポーチ/マスキングテープ/ぽち袋6枚セット/ミニ封筒セット

 

*and crafts.さん https://entrie.net/handmade/01/
ハンカチ/ティッシュカバー/ヘアゴム

 

*chiyo.tenさん https://entrie.net/handmade/02/
レターセット/マスキングテープ/メッセージカード/ぽち袋

 

*atelier-plantsplanetさん https://entrie.net/handmade/03/
ドライフラワーミニブーケ/リース/ミニリース

 

*白谷工房さん https://minne.com/@shiroitani/profile
ペンダント/ピアス/ヘアゴム/ブローチ/ネクタイピン/名刺入れ

 

 

*Greedy Lifeさん
アロマワックスサシェ/ピアス

 

*entrieーエントリエー
家族とエントリエのオリジナルポストカード

エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

Tokyo Birthdays #6 お腹にいる誰かを起点とした未来について話し合うことと、自分から生まれる作品の、その価値の変化と死後を見越した長い長い先の話。

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#6  お腹にいる誰かを起点とした未来について話し合うことと、自分から生まれる作品の、その価値の変化と死後を見越した長い長い先の話。

 

付き合いの長い女友だちとの昼食を終え、後ろ髪引かれながら私は六本木へ向かう。ここ数年お世話になっている先輩から受け取るものがあるからだ。


彼女のお腹には赤ちゃんがいて、間もなく産まれて来るその子のために彼女がここ最近準備をしていることなどを聞いた。出産への心の準備、彼女を取り巻く生活の準備、子どもが育つ環境への準備。

小田急線から千代田線へ乗り換えて乃木坂で降りる。地下鉄の階段を上がると突然、日が差し込んできた。青い空に映える黄色い葉っぱが目に入る。

先輩から必要なものを受け取ると、最近完成したという写真作品を見せてもらうことになった。大判と呼ばれるカメラで撮影され一枚ずつ手焼きされて出来たその写真プリントは、100年以上残るとされている。自分が死ぬまでの間に価値が出なくとも、「その先へと残る写真」という意識でいると先輩は話していた。

途方もなく遠い話に、私は自分に子どもができたとして、その子どもが成長した世界を想像してみる。私はどんな世界に向けて、一体今何を準備しているというのだろう。

 

Ιスポットデータ
川崎市麻生区。乃木坂駅から六本木ヒルズに行く途中。

■プロフィール■
文、写真 / 黑田 菜月
1988年、神奈川県生まれ。写真家。

*個展情報
黑田 菜月個展『友だちの写真』
場所|OGU MAG(田端)
期間|2018年12月14日(金)〜16日(日)

*黑田さんのポートフォリオサイトはこちら 
https://www.kurodanatsuki.com/

来店予約・資料請求
LINEで相談