
今日は戸建てのリノベーション現場から、大工さんによる工事の様子をレポートします。
先日スタートした大工工事。本日は、細かな解体作業やその補修、そして新しい間取りに向けた下地づくりが行われています。
大工さんの作業場とは

現場では、大工さんが材木をカットしたり加工したりするための“作業場”が設置されています。
これは、各大工さんが自分の使いやすい高さやサイズに合わせて手作りしたもの。畳1枚ほどの広さに、2畳程度の作業スペースが必要になることもあります。
寸法はレーザーポインターでミリ単位に確認

傾きやズレがないか、レーザーポインターを使って丁寧に寸法確認をしながら作業が進められていました。細部までしっかりチェックする姿勢は、まさに職人技!
細部の解体と間仕切りの骨組み

細かい部分の解体作業も進行中。
新しい間取りに合わせて、壁の骨組み=間仕切りの下地もどんどん出来上がってきました。


実は…電気屋さんもひっそり活躍中
このタイミングで電気屋さんも現場入り。
壁の中に隠れるエアコンの冷媒管やドレン管などを、出来上がった骨組みに合わせて慎重に施工してくれています。


畳からフローリングへ、床の高さを調整
もともと和室だった場所は畳分だけ一段低くなっていたため、フローリングに合わせて高さの調整が必要になります。

そこで登場したのが「転ばし根太組(ねだぐみ)」。
床下の骨組みとなる“根太”を、転ばし方式で設置していきます。その上に合板の下地を貼ることで、高さをミリ単位で調整。とても繊細な作業です。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大工さんによる細部の解体や下地づくりの様子をお届けしました。
現場は着々と進行中。完成がますます楽しみになってきました!
今後もリノベーション現場のリアルな様子をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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