
前回は「解体工事」の様子をお届けしました。柱や床があらわになっていく時間は、やっぱり物語のはじまりのようでした。
今日は、その先の一歩。大工さんの工事や設備まわりの進み具合をご報告します。
今日の作業ハイライト
- 大工工事:解体の仕上げと、必要なところの補修
- 間仕切り壁:下地(骨組み)が立ち上がってきました
- ロフト:リビングの一角で造作がスタート
- システムバス:TOTOの認定スタッフさんが組み立て中
- 動画:現場の空気をすこしだけ撮ってきました
間仕切り壁
間柱や胴縁で骨組みをつくり、あとで石膏ボードやベニヤを張って壁になっていきます。
配線や断熱の取り回しも見越して、次の工程が気持ちよく進む寸法に整えています。少しずつ、間取りの輪郭が見えてきました。


ロフトの造作
リビングの一角に、ちいさなロフトを。骨組みが立ち上がりました。


階段の有効幅は、図面より少しだけ広げることに。お施主さまと大工さんで相談しながら、毎日の使い心地をいちばんに。

人が乗る部分は材料とピッチを見直し、しっかりとした剛性を確保しています。
完成イメージ:コンパクトだけれど窮屈ではない。上がって“すごせる”ロフトを目指しています。
システムバスの組み立て


今回は TOTO のユニットバス。組み立ては、メーカーの組立免許を持つ専門の方が担当です。
TOTOの免許は2年ごとに更新。以前は研修センターで実技、いまは施工写真などで細かく審査される方式に。こうした学び直しが、現場の安定した品質につながっていくのだと思います。
コーキングの仕上げ
専用ガンでシーリング材を押し出して、ならして、マスキングを“すっ”と外す。
水まわりは見た目も大事ですが、性能がいちばん。ひとつひとつ、落ち着いて進めてもらっています。

まとめ
大工工事が走りはじめ、間仕切りやロフト、浴室が並走で前へ。
いまは「家の体力」をつけていく段階。あわてず、ていねいに。完成まで、工程ごとにやさしくお伝えしていきます。

澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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