
今日は、前回の続きです。戸建て改装工事大工さんの工事現場からお届けします。
現場の進捗確認に行ってきました。
大工さん工事の進捗
現在の工程は、大工さんによる下地づくりが中心。
完成後には見えなくなる部分ですが、住み心地を大きく左右する、とても大切な工程です。
床の下地貼り
床に仕上げとして貼る素材には、フローリングやフロアタイルなどさまざまな種類があります。
実はそれぞれ、厚みが異なるのをご存じでしょうか。
今回の住まいでは、
・フローリング:厚み12mm
・フロアタイル:厚み2.5mm
という素材を組み合わせて使用します。


そのまま貼ってしまうと、場所ごとに段差ができてしまうため、下地の段階で高さを調整します。
そこで活躍するのが、床用のベニヤ板。
フロアタイルを貼る部分にベニヤ板を重ねることで、仕上がりの高さが揃い、バリアフリーな床になります。
貼る前の状態と、下地を貼った後では、床の印象もぐっと変わります。
洗面所などの水まわり部分も同様に、丁寧に下地が施工されていました。



建具枠の取り付け箇所にも下地を入れる
続いて、ドアまわりの建具枠も取り付けが進んでいます。
部屋と部屋をつなぐ入口部分が形になってくると、空間の輪郭が見え始め、現場の雰囲気も一気に変わります。


お風呂の入口には、湿気に強い樹脂製の枠を採用。
水まわりならではの環境を考慮した素材選びも、リノベーションでは欠かせません。
現在は、枠をきれいに納めるための下地づくりを進めている段階。
この下地があるからこそ、最終的な仕上がりが美しく整います。

現場からひとこと
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、戸建てリノベーション工事現場の大工さん工事についてご紹介しました。

澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
#バスケットボール #読書 #料理 #お弁当男子 #ランニング #ウサギ #犬 #猫 #食事 #居酒屋巡り #高校野球 #漫画 #アニメ #縁側 #押入れ位の空間 #海 #山 #動物園 #水族館

