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エントリエマガジンの編集部です。

2024年4月21日、東京都多摩市にある、エントリエのモデルルームで開催されたジオガシ旅行団によるキッチン教室。

ジオ菓子は、ジオガシ旅行団を立ち上げた鈴木美智子さんが考案した大地そっくりなお菓子。活動拠点である静岡県の伊豆半島は、プレートの活動が活発で地形や地質が多様な地域です。そこで見られる景色は国内でも珍しく、その美しさに多くの訪問者が魅了されます。活動背景には、そんな伊豆を敬愛する鈴木さんの思いがあります。

(画像提供 ジオガシ旅行団)柱状節理のジオ菓子と柱状節理

今回のイベント「ジオガシキッチン教室」も鈴木さんが提供するプログラムのひとつで、地学を学び、ジオ菓子をつくることができるという地学好きにはたまらない、座学&料理体験です。実際に参加者さんからは「楽しみで昨日は眠れませんでした」という声も聞かれました。

今回の参加者は8歳から大人まで幅広く、地理に関する知識量もバラバラ。それでも、鈴木さんのつくる楽しい資料や言葉という“ジオガシフィルター”を通すとスッと頭に入ってくるため参加者のみなさんは真剣に(そして時折笑顔で)聞き入っていました。

そして座学後のお菓子をづくり。今回つくるのは花崗岩と、凝灰岩。

イベントイメージより

鈴木さんのアイデアが詰まったレシピに、「これがジオ菓子になるの?」「この後どうなるのかな?」とみなさんワクワクした様子。

完成後は「本物そっくり!!」「花崗岩だ!」といった驚きの歓声が会場に響き渡りました。実際の石や写真と並べ、みなさん大盛り上がり。実際に出来上がったお菓子ももちろん美味しく、笑顔が絶えることはありませんでした。

参加者からは「大ファンなので、今回東京で参加できてうれしい」「身近な材料でもこんなに大地そっくりなお菓子がつくれるんだ」という歓喜の声が聞かれました。

鈴木さん「大地の面白さを皆さんと共有できて嬉しいです。通常より少人数なので濃密な時間になりました。成り立ちを知るとさらに興味が湧くと思いますので次はぜひ現地へ!」

開催時期は未定ですが、またエントリエでのジオガシキッチン教室が開催される予定です。今回、参加できなかった方も、ぜひ、このユニークな体験を通じて、伊豆の大地をより深く知る機会をお楽しみください。

参加いただいたみなさま、ありがとうございました!