家族とエントリエ - LIFE STORY - #44

こだわりは素材の統一感。コンセプトを感じるお家 | リノベーション事例 #44

中田 浩江
設計した人
中田 浩江 / Nakata Hiroe
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの 資格を取得。工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。 その後はフリーでお仕事をしていました。 今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、 ホームテックに入社。3兄弟のママ。
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

思い描いていた家に近づけるため、パートナーにエントリエを選んでくださったSさまご夫婦。奥さまが思いを込め、丁寧に書き上げてくださった「企画書」を手に、一緒にリノベーションを進めさせていただきました。

物件について

所在地東京都品川区
建物種別マンション RC造(築38年)
費用1400万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積89㎡
時期2022年

暮らす家族

ご主人、奥さま、長男、次男

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

中田浩江

リノベーションのきっかけを教えてください。

奥さま:何年も前から、リノベーションに関する本を見ていて憧れはあったんですよね。新築も検討したけれど、直感で惹かれたのはこのマンションが建つ環境でした。

ご主人:そう、家選びからはじまったんですよね。このマンションが築38年だったので、リノベーションは必須だったんですよね。

エントリエを何で知りましたか?

奥さま:会社選びは、何冊か持っていた本からはじめました。出版社へ直接連絡してお話をうかがい、予算もある程度パッケージ化されている会社もあると聞いて。「そんなものなのかな」と思いつつ、もう少し選択肢を広げてみようかなと思い見てみたのがリノベーション仲介業者のSUVACOさんでした。そこで、エントリエを含め3~4社提案していただきました。

決め手を教えてください。

奥さま:エントリエは対話を大切にされているな、ということをいちばんに感じたんですよね。リノベの話をする前に「どういう暮らしを実現したいか」「何が好きか」を聞いてくださったんです。私たちもはすでに企画書みたいなものをつくっていたほど、先にイメージを広げていました。ちょっと見せるのが恥ずかしかったんですけれど(笑)、今回担当してくださった中田 浩江(なかた・ひろえ)さんは「そういうの大歓迎です!」って言ってくださって。お話ししてからは即決でしたね。

奥さまが丁寧にイメージし共有してくださったご要望の数々。ありがとうございます!

ご主人:現地調査で一緒に来てくれた北島 一宏(きたじま・かずひろ)さんには、「予算もメリハリをつけて施工をすることができる」と言ってくださったので、中田さんも含めて担当者による安心感はありましたね。

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:先ほどお伝えした企画書のようなものに書き込んだことを伝えていきましたね。頭の整理も兼ねていたのですが、物件を選んだテーマや新居のテーマ、好きな家具屋さん、夫は何が好きかまで。逆に好きじゃないことも伝えました。あとは、くつろぎを大事にしたいけれど生活も当然ある。だから、ほどよく区切りたいなということですね。

BEFORE

AFTER

こだわりを教えてください。

奥さま:キッチンの家事動線ですね。いろんな方の事例を見てアイランドキッチンも考えたんですけれど、リビングの開放感を大事にしたかったんです。 あとは子どもがまだ小さいので食事中に立ち上がる回数も多いので、ダイニングテーブルから座ったままでも届くようにしたかった。

ご主人:元々彼女と同棲していた頃から持ち寄った家具のテイストが似てたので、選ぶものはある程度お任せしました。強いて言えば、電気やWi-Fiなどの配線関係。あとは、機能面についてはいろいろお話しさせてもらいましたね。

奥さま:相談しながら進めましたが彼はローンなどお金まわりのことを頑張ってくれていて、ふたりでうまく分担できていたかもしれません。

ランドリースペースの家事動線使いやすそうですね。

奥さま:洗濯したものを畳むのも、干すのも、全部ここで済むようにつくってもらいました。前の家も気に入っていましたが、7年ほど暮らすなか出てきた「ここは不便だな」、「こういう動線ができたらいいのに」みたいなのをずっと自分の中でためていて。今回は、それを全て解決するぞ! っていう感じでしたね。

担当者からの提案はどのようなものがありましたか?

奥さま:提案もたくさんいただきました。間取りは中田さんや北島さんに「こういうのはどうでしょう」みたいな感じでいくつか出していただいたんですけど、逆に私のなかで決まっていたのでその通りに進めていただいて。

ご主人:ディテールの部分も、たくさんご提案いただきました。扉の立て付けや設計上の寸法もセンチ刻みで確認してくれたり、「それをやるとこういうリスクがあるよ」ということをしっかりと説明してくれたり、細かい部分まで説明していただいたので安心感がありましたね。結果的に出来上がってから「まさか、こんな風になるなんて」と残念に思うようなことはありませんでした。

ホテルのような上品なテイスト。統一感もあってとても素敵です。

旦那さま:僕は彼女が提案してくれるなかでも全体の統一感をちょっと気にかけていました。キッチンや半造作のテレビ台、洗面台など空間ごとにある素材の仕様がバラバラにならないようにウッドワンの同じ無垢のオークを使用しました。

お気に入りの場所を教えてください。

ご主人:いつまでもいたくなるのは、圧倒的にリビングですね。間接照明も調整できるようにしてくださったので、時間に合わせた照明を楽しんでいます。

奥さま:わたしは、リビングやダイニングはもちろん帰ってきてから玄関から右を向いた時のこの見え方がすごく好きです。帰ってくるたびに、いいなって。あとは、音楽を聴くようになりましたね。1日の中にそんな余白は、これまでなかったので。

最後にリノベーションを体験されて楽しかった瞬間を教えてください。

奥さま:私は中田さんとのショールーム巡りをしたのがたのしかったですね(笑)。帰りにランチをしたこともあるんですが、その時間ももちろん楽しかったですけど、会話の中で私の好みとかもどんどん理解してくださって。後半になるにつれて、「あ、こういうの好きですよね」なんて打ち合わせでもすぐにわかってくれたんです。

ご主人:悩んで、考えて、考え抜いたものが、形になっていく工程を見ていられるのが楽しかったですね。

STAFF VOICENakata Hiroe

キッチンや輸入建材のショールームめぐりも楽しかったですね!

お客様のインテリアのセンスが良く、お好きなイメージやテイストの方向性が一貫していたので内装の色あいや質感などはお任せしてました。プランを進めていく中でいろいろなお話をさせていただき、家事動線については普段の生活の様子をお伺いしながら、私の妄想も取り入れてご提案していきました。その提案にもとても真剣に、じっくりとご検討していただきまして、打合せでは楽しくお家づくりを進めることができました。キッチンや輸入建材のショールームめぐりも楽しかったですね!好きな物に囲まれたお家でこれからも素敵な思い出が増えていきますように…!

中田 浩江

中田 浩江 / Nakata Hiroe

ひろさん

2級建築士、インテリアコーディネーター

静岡県浜松市出身。
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの資格を取得。
工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。
設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。
その後はフリーでお仕事をしていました。
今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、
ホームテック株式会社に入社。3兄弟のママ。


#亀 #金魚 #家族が寝静まった夜の時間 #電車 #新幹線 #植物 #食器 #読書 #子どもとの時間

LINKS

リノベーションについての
ご相談はこちら

住まいのこと、
お気軽にお話しください!
お話して理想の暮らしについて
一緒に考えてみましょう!