家族とエントリエ - LIFE STORY - #88
これからの時間を楽しむ舞台に。趣味と日常が心地よく調和する住まい| リノベーション事例 #88

築年数を重ねたご主人の実家を受け継ぎ、これからの暮らしに合わせて住みやすく整えたいと考えたTさまご家族。当初は最低限の改修を想定していたものの、エントリエとの出会いによって「こんなこともできるんだ」と夢が広がり、住まいは大きく変化しました。暮らしやすさと安心感を大切にしたお家が完成しました。
物件について
| 所在地 | 東京都日野市 |
| 建物種別 | 戸建て 混構造:RC造+木造在来工法(築50年) |
| リノベ面積 | 97.8㎡ |
| 費用 | 2618万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
| 時期 | 2024年 |
暮らす家族
ご主人、奥様
話し手
ご主人、奥様
担当スタッフ
田畑 照子
リノベーションを決めたきっかけを教えてください。
ご主人:ここは僕の実家なんです。今までは23区内で暮らしていましたが、退職をきっかけに戻ることを決めました。もともと「いずれは実家に」と思っていたので、タイミング的にちょうどよかったですね。
奥さま:私も「いつかはここに住む」という話は聞いていました。でも現役で働いている間は難しくて。生活の節目を迎えたときに「どうせなら住みやすいように整えよう」と考えました。

エントリエとの出会いを教えてください。
奥さま:Instagramで偶然見つけたのがきっかけです。最初は聖蹟桜ヶ丘に直接行って偶然いらした澤さんから少し話を聞いて、なんか良さそうな感じかなって。そこからエントリエのWEBマガジンからSNSまで全部読み込んで!コラムなど書いている建築士の鈴木さんの事例がとてもよく、「わたし、鈴木さんに惚れちゃったかな?」ってくらい(笑)。
決め手を教えてください。
奥さま:担当の田畑 照子さんもすごく感じよくしてくださって。時間をかけて本当に細かく見て、3つもプランを設計してくれて。田畑さんから「私がやりたいです」という言葉をいただいて、「この人なら大丈夫」と思えたんです。あとはスタッフの皆さんの人柄以外に、もちろん実務面でも信頼できました。
ご主人:他社にも相談しましたけど、エントリエは一つひとつが丁寧で、親身さが違いました。現地調査のときも柱の幅まで細かく測っていて「ここまでやるのか」と本気度が伝わってきました。
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築年数の心配についてはどうでしたか?
ご主人:他社さんからは“柱をどんどん抜いて空間を広くする”ような案もあって。でも田畑さんは「取ることは可能ですが、ここは残した方が構造上良い」と、安全面まで加味してプランを立ててくれたんです。単に見た目の良さだけじゃなく、安心して暮らせるように考えてくれているんだなと感じました。
奥さま:もちろん今の技術なら柱を取っても大丈夫なんだと思いますし、多くの方は広くしたいと考えると思うんです。実際に他社さんもそういうプランを出してくれました。でも“あえて残した方がいい”と判断してすすめてくれる人がいるのは安心でしたね。住みやすさだけじゃなく、安全も大事にしてくれているんだと感じました。
before

after

担当者とのやりとりで印象的だったエピソードを教えてください。
奥さま:田畑さんとは「一緒にチームを組む」感覚でした。徐々に感性が伝わっていく感じがあったのも田畑さんのおかげですよね。LINEで細かい確認をくださったり、親身になって寄り添ってくれて。打ち合わせも楽しみでしたね。
ご主人:図面だけでは分かりづらい部分も、3Dパースで見せてもらえて助かりました。玄関や照明の提案も豊富で、一緒に選択肢を考えてくれたのが良かったです。
before


after


どのようなご要望を伝えてくださいましたか?
奥さま:最初は壁をちょっと変えたり、水回りだけ直せたりすればいいかなと思っていました。でもプランを見て「こんなこともできるんだ」って舞い上がっちゃって。そこから少しずつ要望が広がっていきました。
ご主人:生活している時には見えないような部分もしっかりと手を入れてもらい、長持ちするようにしてほしいということ。あとは、僕はパソコン作業をする書斎が欲しかったんです。限られたスペースでしたが、ベッドを置かずに布団を収納するスタイルにして、使い勝手を優先しました。


クロスや造作棚。おうちの端々で、楽しまれた様子が感じられます。
奥さま:真っ白は好みではなかったので、クロスやふすま紙も少し遊び心を入れたいとショールームに足を運んで選びました。ここにアクセントを入れたら面白いんじゃない?といった感じで、ちょっとしたアイデアを田畑さんと一緒に考えて、かたちにしていけたのがすごく楽しかったです。
リビングの造作棚のアイデアもそう。棚板もただ真っ直ぐではなく少し斜めになっている部分があるんです。柱を活かした造りで、ただの板なのに、ちょっとした工夫があるだけで空間が楽しくなる。そんなところも気に入っています。

リノベーションでワクワクした瞬間を教えてください。
ご主人:図面で見ていたものが、少しずつ形になっていくのを見たとき。「本当に現実になっていくんだ」とワクワクしました。
奥さま:私は仕様を選んでいた時間ですね。田畑さんとあれこれと悩みながらタイルやクロスを一緒に検討した時とか。洋服を選ぶのとはちょっと違うからこそ、ドキドキして楽しかったです。

お気に入りの場所を教えてください。
奥さま: 一番のお気に入りはやっぱりキッチンです。以前の間取りは閉鎖的で居心地が悪かったのですが、今は開放感があってとても快適。料理をしていても気持ちがいいですし、家の中全体が見渡せるのが心地よいです。内装も、自分で選んだクロスやふすま紙に囲まれて、毎日の家事が楽しくなりました。

ご主人:僕は書斎ですね。パソコン作業をするのにちょうどよく、必要なものだけを置けるコンパクトな空間になっています。ベッドを置かず布団を収納するスタイルにしたので、限られたスペースを有効に使えています。落ち着ける場所があることで、暮らしがさらに快適になりました。

暮らしてみて、いかがでしたか?
ご主人:とにかく暮らしやすいです。コンセントやスイッチの位置も自然で、ストレスがありません。
奥さま:何十年も違う家で暮らしていたのに、不思議とすんなり馴染めました。今は開放感のあるキッチンに立つ時間が心地よくて、家事も楽しいです。家づくりが終わると、田畑さんにすっかり会えなくなっちゃってね。振られた気分だよって話しています(笑)。それくらい、楽しい時間でした。


田畑 照子 / Tabata Teruko
2級建築士、増改築相談員、猫との住まいアドバイザー
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お客さまの笑顔が何より嬉しく、仕事を続けてきました。
ゆっくり、沢山お話しをしながら、家作りを一緒に楽しみましょう!
受賞歴:
ジェルコデザインコンテスト第14回 全国大会 優秀賞 2004年
第24回 関東甲信越大会 優秀賞 2014年
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