家族とエントリエ - LIFE STORY

広々キッチンにゆったり収納。家族4人でのびのび過ごせる家。 | リノベーション事例 #74

二見 奈々絵
設計した人
二見 奈々絵 / Futami Nanae
設計営業
幼い頃からモノづくりが大好きで自分の生み出したものが長年残る仕事がしたい!と建築 を志す。1989年生まれ 神奈川出身。法政大学 デザイン工学部 建築学科卒業。建築を学ぶ中でより身近な住宅設計に興味を持ち、大学卒業後は大手リノベーション会社に就職。お客さまと直接関わりながら設計・施工を一貫で行う大規模なリノベーションを経験する。型にハマった提案だけではなく、より自由でワクワクする住まいを設計したいと思っていた矢先、エントリエと出会う。好きなものを詰め込んだ空間づくりが得意。リノベーションで住まう人にとっての最高の住空間を提供することに幸せを感じている。
村田 あやこ
記事を書いた人
村田 あやこ / Murata Ayako
ライター
お散歩や路上園芸などのテーマを中心に、インタビュー記事やコラムを執筆。著書に『た のしい路上園芸観察』(グラフィック社)、『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)。「散歩の達人」等で連載中。お散歩ユニットSABOTENSとしても活動。

ふたりのお子さんたちのスペースをちゃんと確保できるよう、物件購入とリノベーションを決めたTさま。ご家族4人が仲良く、同じ空間でのびのび過ごせるよう、キッチンとリビングダイニングをつなげ、その一角にお子さんたちの遊ぶ場所を確保。収納スペースも確保し、すっきりと暮らせるおうちが完成しました。

物件について

所在地神奈川県横浜市戸塚区
建物種別マンション(RC造) 築24年
リノベ面積75㎡
費用1350万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期        2023年

暮らす家族

ご主人、奥さま、長男、長女

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

二見 奈々絵

リノベーションのきっかけを教えてください。

ご主人:以前住んでいたマンションが手狭になって。将来、ふたりの子どもがそれぞれ自分だけの部屋を持てるよう、広い家に引っ越したいと思うようになりました。

奥さま:下の子の産休でずっと家にいたとき、前の家が窮屈に思えて買い替えを検討しました。ただ、以前住んでいた場所の近くにはちょうどいいマンションがなくて。上の子の小学校入学前のタイミングで、夫婦ふたりの実家の近くにもっと広い家を買って、希望に合う間取りにリノベーションすることにしました。

【AFTER】

【BEFORE】

エントリエとの出会いを教えてください。

奥さま:リノベ会社の比較サイトで紹介されていた写真を見て、雰囲気がいいなと思って問い合わせました。

最初の打ち合わせで、二見 奈々絵(ふたみ・ななえ)さんが、契約段階ではないにもかかわらず、普段の生活、以前の家の不満、新しい家でどう暮らしたいか、といったことを深掘りして聞いてくださって。この方なら信用できるなと思ったのが決め手です。

ご主人:「うちの会社はこれができますよ」といったプランありきではなく、どういう暮らしをしたいか、どういう家事動線にしたら家事が楽になるのか、といったことを丁寧に聞いてくださったのが印象的でした。

どのようなご要望がありましたか?

ご主人:将来子どもたちがそれぞれの個室を持てて、かつリビングの一角をいずれ夫婦の寝室にできるようなフレキシブルな間取りに。またふたり並ぶと狭いキッチンも広くしたい、というのも大きな要望でしたね。

奥さま:家族全員でゆったり過ごしたかったので、キッチンとリビングダイニングをつなげて広々した空間をつくりたい、という要望を伝えました。

before

after

生活動線はどう変わりましたか?

ご主人:生活動線の面では、以前は帰宅後リビングを抜けて、自分の部屋まで戻って着替えなければならないのが不便でした。それが今は帰ってきてそのままクローゼットで着替えられるようになって。毎日のことなので、ストレスがなくなり嬉しいです。

奥さま:収納はゆったり確保し、ファミリークローゼットに家族4人の衣類をまとめられるように。洗濯機とクローゼットの位置を近くして、洗濯物が乾いたらすぐクローゼットに収納できるように。そして、洗面所はトイレの目の前にして、トイレから出たらすぐ手を洗えるようにしました。

なによりもリビングの一角を、子どもが遊べるスペースにしたこと。室内窓をつけて、子どもの様子もすぐわかるようにしています。仕切られているので、目隠しになるのもいいですね。

お子さんたちは、それぞれの個性を発揮しながら遊んでいらっしゃいますね。リノベーションを通して、お子さんたちにはどんな変化がありましたか?

奥さま:プラレールを広げて遊べるくらい、広々したスペースができてよかったです。ひとりがテレビを見て、もうひとりは別の場所で遊ぶなど、それぞれ好きなことができるようになりました。広さを確保できたことでおもちゃの収納にもゆとりができて、遊んだら元の場所に戻す、という習慣ができました。

ご主人:子どもたちが場所を気にせず、のびのびと遊べるようになったのは良かったですね。やりたい遊びも広がったようです。子どもたちのものを収納する場所ができて、「自分の場所」という意識が少しずつ生まれて、自発的に片付けてくれるようになりました。

実際に進めていく中で、エントリエからのご提案はいかがでしたか?

奥さま:はっきり言葉で伝えていなかったことも、汲み取って提案に反映してくださったのが助かりました。例えば洗面所のすぐ近くに生活雑貨などを収納できるパントリーをつくっていただいたんですが、それはこちらからはっきりお願いしたわけではないんです。「家具をなるべく置かず収納スペースを確保したい」という当初お伝えしたことを汲み取って、備え付けの収納棚を設計してくれて。スペースの配分もできるだけ収納を広く取れるよう考えてくださって、ありがたかったですね。

ご主人:広めのキッチンにしたいという要望がありましたが、前の間取りでは今ほど大きなキッチンは入れられませんでした。キッチン周辺のスペースを調整し、キッチンだけでなく収納まで足してくださったりと、私たちの希望を叶えるために一緒になって考えていただけたのがありがたかったです。

子どもの突然の病気など、予定どおりにいかないことも多々ありましたが、オンラインで打ち合わせを進めたり、サンプルを自宅に送ってもらったり柔軟に対応してくださったのが助かりました。

住心地はいかがですか?

ご主人:広くなり、ものもすっきり収納できるようになったので、リビングでのんびり過ごせるようになりました。家に帰ってくるとホッとします。子どもがふたりいると、毎日慌ただしいですが、家事動線もよくて。トイレから洗面所にすぐ行けるので手洗いがしやすかったり、脱衣スペースはコンパクトですが洗面までつながっているので広々した幅があり、ドアをあけるとリビングに繋がっていたりと、細かな動線もとても便利になりました。

奥さま:前の家で抱えていた不満がすべて解消されました。やっぱり、キッチンが広くなって、夫婦でふたり並んでご飯の準備ができるので、楽になりましたね。全く不満がなく、満足しています。

【BEFORE】

【AFTER】

リノベーションを通して、ワクワクした瞬間を教えてください。

ご主人:キッチンを選ぶときは楽しかったですね。「どんなタイプのキッチンにする?」「どんな色にする?」「どのぐらいの大きさにする?」など、あれこれ相談しながら決めていったのが印象に残っています。

奥さま:二見さんは、当初こちらの要望を伝えた後、最初の時点で3案もご提案を出してくださったんです。「うわー、どれにしよう」と選べるのが、とても嬉しかったですね。

基本となる方向性を決めてから、細かな部分を詰めていくプロセスがとても楽しかったです。

お気に入りの場所を教えてください。

ご主人:リビングですね。子どもたちと一緒に遊ぶ横で、妻はダイニングテーブルでくつろいでいるなど、それぞれ好きな時間を過ごせるようになりました。

奥さま:私はキッチンです。広々して、収納もたっぷりあって、すっきりしたキッチンを眺めていると「やっぱりいいな」と思いますね。

STAFF VOICEFutami Nanae

お住み替えのご計画でしたので、計画するご自宅と元々お住まいのご自宅にもお伺いさせていただきました。どんな間取りにしたらひろびろと住みやすい動線計画になるか、Tさまとお話を進めていきました。 現地確認の時、ダイニングとキッチンが区切られていたこと、特に洗面・脱衣室が窮屈に感じたことと、使いにくい収納スペースを改善したいなと感じました。 無駄なスペースを極力無くし、必要なところに収納を設け、限られた空間を有効に使えるようにご提案しました。 プランお打ち合わせの中でトイレ〜洗面脱衣室〜WIC周りの動線は特に工夫しましたね。 Tさまのお家の特徴とも言えるのではないでしょうか! リビングのフリースペースはフレキシブルに使える空間として計画しましたが、お子さまの遊び場になり、たくさん遊んでもらえていて嬉しいです。ふたりともとても楽しそうでしたね! 室内窓がアクセントになるだけでなくお子さまに視線が届くので安心して過ごせますね。 ご家族の写真がとても可愛らしくて私のお気に入りです^^ 立派なキッチンがメインのLDK、とてもすっきりと暮らせていて素敵です! Tさまのお家は空間をより広く見せるため全体的に白を基調としています。アクセントとして室内窓やハンドルに黒を取り入れ、木目もオークに統一。清潔感の中に暖かみがあるカラーリングになりました。 キッチンのアクセントクロスは最後まで悩まれましたが、淡いブルーがとても映えましたね! 年末の仕様決め、私も含めみんなで風邪を引いてしまい大変だったこと、今となっては良い思い出です…!笑 実際にお住まいになり、最初にお話ししていた理想の暮らしが実現できていて、私もとても嬉しく思います。お子さまの成長と共に、これからもたくさん楽しい時間を過ごしてください!

二見 奈々絵
設計営業

二見 奈々絵 / Futami Nanae

2級建築士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター

神奈川出身 1989年生まれ
法政大学 デザイン工学部 建築学科卒業

幼い頃からモノづくりが大好きで自分の生み出したものが長年残る仕事がしたい!と建築を志す。
建築を学ぶ中でより身近な住宅設計に興味を持ち、大学卒業後は大手リノベーション会社に就職。
お客様と直接関わりながら設計・施工を一貫で行う大規模なリノベーションを経験する。

型にハマった提案だけではなく、より自由でワクワクする住まいを設計したいと思っていた矢先、
エントリエと出会う。好きなものを詰め込んだ空間づくりが得意。
リノベーションで住まう人にとっての最高の住空間を提供することに幸せを感じている。

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