愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

天然素材のバッグ作家 / asa

人にも地球にも生き物にも優しいモノづくり

天然素材のバッグ作家 / asa

作家であると同時に母親である私は、近年の自然災害などから「子どもや環境のために出来ることは何か」と思いを巡らせていました。だから、子どもたちの未来にプラスになる(=環境にやさしい)ものづくりをするために、土に還る素材を使ったバッグを制作をしています。

土に還る素材」というのは、ジュートやリネン、コットン、ウール、本革などの自然素材をさします。

なかでもジュートは植物の茎から採れる繊維のため、編んでいると豆が出来るほど、かたく丈夫です。扱いの難度の高い素材でもありますが、環境とってはとてもやさしい素材なんです。加えて、その触り心地。サラッとしていて、木や竹よりもしなやかだから、体に馴染みやすい。

天然素材のバッグ作家 / asa
リネンやコットンの生地も自然な風合いを生かすために、染色や加工にこだわりのあるメーカーから仕入れています。革も経年変化の楽しめるタンニン鞣しのヌメ革を。

時間が経つと色が飴色になり、艶も出てきます。この素材一つひとつことなる変化は、使い続ける方だけの味となり、それがモノへの愛着になると思います。大切に永くお使いいただく方へのご褒美なのだと思います。

「一つ編み終わると、また新しいものを」
ワクワクしながら制作と毎日の暮らしを楽しむこと

天然素材のバッグ作家 / asa

紐が擦れて指に豆が出来る、目や肩にくる、埃が舞う……。制作には大変なこともありますが、それでも一つ編み終わるとまた新しいものを編みたくなってしまうのです(笑)。

私にとって制作活動は「朝が来たときにワクワクさせてくれる」なくてはならないもの。今日はコレをしよう、それが出来たら次はコレ! そんな毎日を過ごし、わが子にもワクワクを感じてもらいたい。

もちろん生活や家事や子育てもあります。楽しいことだけして生きていくことはできませんが、本当に豊かな暮らしは、健康な心と体があってこそ。

こうした思いで制作したasaの作品を普段家事や仕事、育児、介護などがんばっている女性に届けたい。作品を通して豊かな気持ちになって、笑顔になっていただきたいです。女性が笑顔になると、その周りの方にもきっと広がると思うのです。

*イベント出店情報

1.つくるひと
■日時 | 2019年6月12日(水) 
■場所 | つむじ(東京都東村山
2.ロハスフェスタ東京
■日時 | 2019年9月14日(土)~16日(月・祝)
■場所 | 光が丘公園 芝生の広場(東京都練馬区)

● 天然素材のバッグ作家 / asa
【Web】https://www.asa-handiwork.com/
【Instagram】 https://www.instagram.com/asairo_/

【Shop】https://shop.asa-handiwork.com/

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