「自分らしいファッションをもっと自由に楽しんでほしい」という思いから生まれたドールチャームブランド lasolaso(ラソラソ)。母として、そして作家として独自の世界観を築きながら活動する lasolasoのKASSAさんが作るドールたちは、内なる自分を表現する分身でありお守りのような存在です。
ドールチャームシリーズ「マダムーズ。」の誕生
lasolaso(ラソラソ)というブランド名は、上の子どもがまだお腹の中にいたときに立ち上げたことが由来。子どもにつける予定だった名前から派生させ、覚えやすく他にない響きとして名付けました。
そして「マダムーズ。」は“婦人たち”を意味する名前で、女の子をモチーフとしたデザインのドールチャームシリーズです。
自分が母となった経験から、「仕事柄おしゃれやファッションを制限されてしまう環境を我慢してほしくない」という思いが制作のきっかけになりました。
「本当は髪の毛をピンクにしたい」など、こんなスタイルが自分の中にあるという“内なる自分”を表現できる分身やお守りのような存在として、1体ごとに名前と性格が設定されています。
この細やかな設定が、見る人に愛着を与えるポイントになっています。
パン屋からカフェ構想、そして作家の道へ
前職は、パン屋やイタリアンの店で料理人として働いていました。沖縄への移住後、カフェを開く夢を抱いて宮古島に渡ったことで、大きな人生の転機を迎えます。結婚、妊娠、出産というライフステージの変化です。
妊娠中に独学でハンドメイドアイテムの制作をスタート。最初は友人へのプレゼントとして作っていたものが徐々にSNSを通じてお問い合わせをいただくようになり、2019年に本格的にドールチャーム作家としての活動を始めました。
ドールチャームは、キーホルダーとして持ち運びやすい「10センチ」のサイズ感にこだわっています。また、手足をあえて作らないユニークなデザインが特徴です。「手足の制作が細かくて難しかった」という理由もありますが(笑)、それぞれのファッションや個性を表現するには十分だと感じ、このスタイルが確立していったように思います。
ドールチャームが持つ“お守り”としての存在感
ドールチャームは単なるアクセサリーではありません。「人形には魂が宿る」と言われるように、制作時には自身の気分や感情に注意を払い、不安定なときには制作を控えています。お客さまにとって、ドールチャームが分身やお守りのような存在になり、日常を明るくする力になれたらと願っています。
ドールチャームから発展したブランド『コセイヲタノシメ。』は、「ドールとお揃いの服を着たい」という想いから生まれました。自分の“相棒”ともいえるドールと一緒におしゃれを楽しむことで、日々の気分をさらに楽しいものにできるのでは?と考えています。
ブランド名には「周りを気にせず、自分のコセイをあなただけのコセイをタノシンデほしい」という思いが込められています。
これまで国内を飛び回ってきましたが、その延長線上として、海外で「マダムーズ。」を手に取ってもらう機会をつくることが今後の目標です。
イベントのお知らせ
■2024年12月11日(水)~12月22日(日) @thearcadejapan (New York)
■2025年1月11日(土)~1月12日(日) @mommy__vintage (沖縄)
■2月22日(土) @quetafes2025 (沖縄)
詳細はSNSをご覧ください!
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