#134「桜」
今はもう触れられない人
近くに感じても実態はない
そこにいるなら
何かの形で表して
泣いている私を見て
何を思うのか
思い出はどんどん大きくなって
味のないガムのよう
ただその手を
澄みきった目を
見たいだけなのに
叶わない朝は
波になって繰り返す
散る桜の下で
あなたを感じても
次の瞬間に消えていく
mayamoon暮らしのエッセンス
「桜」
今年も桜が満開の時期になりました。
毎年同じように桜が見られること。
当たり前のようで当たり前ではないと痛感します。
すぐに散ってしまう桜を惜しみながら春を満喫します。