リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベをマナブ。 #08
家族のライフスタイルに合った理想のバスルームとは?

一日の疲れを取り、質の良い眠りにつくためにも入浴はとても大切です。単に入浴の場だけではなく、居心地良くリラックスできるバスルームにするためには、掃除のしやすさはもちろん、快適さにこだわった様々な機能があります。

この記事では、理想のバスルームをつくるためにおさえておくポイントをご紹介します。

「在来工法」と「ユニットバス」
メリットとデメリットは?

■在来工法

日本に伝わる伝統的な工法で、以前から一戸建てに使用する工法として知られています。
基礎に土台を乗せ、柱を立てて骨組みをつくり、壁には斜めの材を入れ補強するなど、木材の組み合わせで建物を支えてつくります。

形状やデザインに自由が効くため、オリジナルにこだわったバスルームに仕上げることができ、後から部分的なリフォームやパーツ変更が可能です。

■ユニットバス

あらかじめ工場で、決められた規格で生産された天井・バスタブ・床・壁を、現場で組み立てる工法です。

在来工法に比べて工期が短く、価格も安く抑えられます。
設計の自由度が高く最新機能を搭載したユニットバスが増えていることもあり、仕上がりの良さも特徴の一つです。

ただし在来工法に比べて自由がきかないため、規格に合わない場合に予算面でのデメリットがでることがあります。

パーツ別 快適なバスルームとは?

■浴槽

浴槽には「和式」と「洋式」があります。

和式の浴槽は、深い形状にできています。座った姿勢で肩まで浸かれ精神的なリラックス効果が高いため、疲れをしっかり取りたい方に向いているといわれています。ただし、肩までしっかり浸かると水圧がかかり心臓への負担が高いため、高齢者には不向きです。

一方で洋室の浴槽は、足を伸ばしせるため圧迫感なく入浴できます。また高さも低いため、入浴もしやすいです。
ただし、滑りやすさや立ち上がりにくさがあるため、すべりどめマットなどを併用する必要があります。

■床・壁・天井

ユニットバスやシステムバスは、ほとんどがFRP樹脂でできており一体型のため、高い防水効果があります。特に速乾性の床は、水の表面張力を破壊しながら排水を促し、乾きやすく湿気が抑えられるため、大変人気です。

在来工法の場合は、最も一般的なのがタイル。そのほかに、ヒノキなどの木やステンレスなども選ばれています。大理石やコンクリート、小石などが使われる独創的なバスルームもあります。

高齢者向けとして、バリアフリー対策は重要です。ドアの段差をなくしたり、引き戸にすることで、動線がスムーズになります。

■浴室乾燥暖房機

冬のお風呂では、湯温と外気との温度差が激しくなるため、血圧の変化で身体に負担がかかると言われています。これを「ヒートショック」といい、高齢者は特に注意が必要です。

ヒートショックを防ぐために、浴室乾燥暖房機の暖房機能が大変有効です。また乾燥機能で洗濯物を乾かしたりバスルームを乾燥させるため、カビ対策にもなります。
デメリットとしては、設置にかかる初期費用やランニングコストが上乗せされること。

生活スタイルに合わせ、コスト面と機能面をよく検討した上での導入が重要です。

家族のライフスタイルに合わせた
居心地良いバスルームづくりを!

1日の疲れをリフレッシュさせるバスルーム。リラックスしたい場所だからこそ、リノベーションの際は、家族のライフスタイルに合わせたサイズや素材の検討が重要となります。

エントリエのプランナーにご相談いただけば、ご家族の生活動線やご要望をじっくり伺い、最適なバスルームを提案させていただきます!

※この記事は、グループ会社であるリフォームプライスの「あなたに合った理想のバスルームとは?」が元となっています

 

*entrieの公式Instagramでは施工事例を掲載しています*

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