エントリエ編集部
記事を書いた人
エントリエ編集部 / entrie
Editor
エントリエマガジンの編集部です。

みなさんのお家には、写真のようなオープンな収納はありますか?

オープンな収納つきキッチン

賃貸住宅ではあまり見かけないかもしれませんが、リノベーションを考えている方であれば、自由に収納棚を作ることができるため、こういった棚の設置を検討することも多くあります。

実はこの棚板にもさまざまな種類があるんです。

今回は、おすすめのオープン棚板をご紹介します。

1. 自然な風合いを楽しむ足場板

アイアンの金具との相性も◎

1つ目は足場板です。これは建築現場で実際に使用されてきた木材のことです。塗装によって全く異なる表情や質感を出すことができます。人工的な印象よりも暖かい自然な雰囲気を味わいたい方におすすめの選択肢です。

この棚板は塗装されており、艶が出ていたり色が濃くなったりと仕上がりもさまざま。ですが古材の味わいを残しつつ、滑らかに加工されているのもポイントです。自然素材のため、水や汚れに特別強いわけではありませんが、多少の汚れや傷も味わいとして楽しむことができるのも特徴です。

玄関の収納としてオープン棚を作る際に足場板を使用すると、汚れた靴をそのまま置いても違和感がありません。足場板自体が少し古びた風合いを持っているため、逆に汚れが目立ちにくくなります。このような足場板を選んでいただくと、インテリア的にも素敵な仕上がりになるでしょう。

2. 自由度の高いカスタマイズが魅力の集成材

2つ目はホームセンターでも販売されている集成材で、小さい木材のピースを集めて一枚に再構築した板です。市販のものをそのまま使うと材質の違いが目立ってしまうこともありますが、集成材は天然の木目が組み合わさっているため、カットしても自然な仕上がりになります。

木の種類さまざまあり、塗装して好みの色に仕上げることもできるので、自分好みの棚を作りたい方におすすめです。また、DIYで価格を抑えて自作したい方にも適しています。

右の棚が集成材をつかった収納棚

ただし、使用する際の注意点として、あくまでも原材料として販売されているため、傷や凹みができやすかったり、湿気の変化で木材が膨張したり縮んだりすることがあります。そのため直射日光の当たる場所や水回りでの使用には注意が必要です。ただ、これらの特性を理解した上で使用すれば、お部屋の雰囲気に合わせて素敵な棚を作ることができます。

3. 安定性抜群のメーカー製棚板

3つ目はメーカーで製造されている板です。塗装で仕上げられていたり、木目調の化粧シートが巻かれていたりするため、艶があり見た目も美しいです。汚れがつきにくく、落としやすいため、お手入れが簡単な板になっています。

中には表面をあえてざらざらした加工にしているものもあり、天然木のような表情を持ちながら、製品としては安定しています。個体差のある集成材や足場板に比べ、サンプルで気に入った色と同じ棚板を取り付けられるため、イメージ通りに仕上げたい方におすすめです。

また、耐水性のものも選べるので、水や紫外線による変色にも強く、特に水回りや水がかかる可能性のある場所に適しています。メーカー製の棚板は形状も選べるので、角が危ないと感じる場所には丸みのあるものを使用するなど、安全性にも配慮できます。

既製品のサイズでぴったり合えばそのまま使用できますが、特定のサイズが必要な場合は、業者にオーダーメイドを依頼することも可能です。

まとめ

3つの棚板は、それぞれ異なる特徴を持っています。お部屋の雰囲気や好み、合わせる金具、用途に合わせて使い分けることで、理想の収納空間を作り上げることが可能です。ご検討中の方はぜひ、ご相談ください!

リノベーションについての
ご相談はこちら

住まいのこと、
お気軽にお話しください!
お話して理想の暮らしについて
一緒に考えてみましょう!