エントリエ編集部の細野です。先日、住んでいるエリアで突発的な雹(ひょう)災がありました。主に起こった被害は住宅破損。人生でなかなかない体験だと思い(そうあって欲しい!)、 せっかくなので今回は、その様子や被害状況、今後の対応をお伝えします。
目次
1.雹災によって破損した場所は数十箇所
2.カーポートの屋根やソーラーパネルを突き破る雹の威力
3.被害後の対応と業者の来訪
4.まとめ
雹災によって破損した場所は数十箇所
突然、握り拳くらいのサイズの雹が降った日、私はいつものように在宅ワークをしていました。大雨が降りはじめたかな? と思って数分後のこと。
ドン…ドンドン…ドンドンドンドン…!!
中から聞こえたのは、まるで大勢の人が外から私の家を破壊しようと硬い石か棒などで壁を殴っているのではないかと思うような異音でした。止まない音の原因を確認するためにリビングの窓から庭を見ると、そこには見たことのない大きな雹が落ちていました。
体感では15分程度続いた気がします。雹が降りおえた後、家族の無事を確認してホッとしたのも束の間……
外を確認しようと窓を開けると、網戸の破れを発見!
そして玄関のドアを出てすぐ、上の雨樋は穴が空き、そこからザーッと水が滴っていました。
この時点で目視で確認したところ、少なくても以下の破損(ヒビや割れ)被害がありました。
・サンルーフのパネル
・網戸
・雨樋
引っ越してきて約1年半。なかなかにショックな出来事です!
カーポートの屋根やソーラーパネルを突き破る雹の威力
おそらく改めて写真を見ても、直径45~50mmほどの雹がたくさん降っていたと思います。時速でいうと100キロを超えているという情報もありました(【時速100キロ】雹(ヒョウ)の危険性 – ウェザーニュースより)。身近には幸い人に直撃したというお話は聞いていませんが、もしもこれが急所に当たるかと思うと背筋が凍る思いです。
徐々にわかってきたのが、その被害状況です。
とても悲しいことにこのエリアでは、車がボコボコになったり、フロントガラスが粉々に割れてしまったりしている方もかなり多くいらっしゃいました。なかにはカーポートの屋根を突き破り、数十箇所の穴があいてしまったという方もいます(先程掲載したサンルーフパネルのように)。また、ソーラーパネルもバリバリにわれてしまったというご近所さんも。
ちなみに、うちはビルトインガレージといって住宅の下に車を格納するタイプのガレージです。おかげで車に関する被害はありませんでした(購入した際はまさかこんなメリットがあるとは思ってもいませんでしたが……)。
被害後の対応と業者の来訪
次にやらなければいけないのは、壊れてしまった箇所の対応です。私はエントリエにリノベーションを依頼したので、担当建築士さんへLINE。また、火災保険の担当者さんにも連絡し、いずれもすぐに対応していただけることになりました。
そんな翌日、突然見ず知らずの業者が訪ねてきました。
「外から見た所、屋根が壊れていますね。自治体から補助金が出るのをご存知ですか?」
訝しんだ私はお断りした後に、自治体へ連絡。やはり補助金が出るという情報はその時点ではないということで、もしかしたら悪徳な業者だったかもしれません。また「罹災証明を代理で取得する」といって、法外な値段を請求するというパターンもあるということも自治体の防犯課の方が教えてくださいました。
その後も立て続けに、修理業社、工務店、補助金申請代理という業者、なんと計8社が営業にやってきました。
なかにはもちろん普通の業者さんもいらっしゃったとは思います。ただ、怪しいと思った時には自治体に設置されている防犯課や警察へすぐに確認・相談してみることが大切です。
まとめ
数日後、家の被害状況を見にきてくれた担当者さんは、心配だった屋根を見てくれました。
結果は、1箇所に凹みがあるものの、穴はなく、雨漏りの心配がなくなりました。素人ではわからないような場所も入念にチェックしてもらい、これからお見積り→修繕の工事、同時に火災保険の手続きになります。
今回の突発的な自然災害。こういった時にすぐに連絡できる信頼関係がすでにある業者さんとつながりがあることは、とても安心できるなと感じました。エントリエでは、引き渡し後なにかあってもすぐに担当者さんへ連絡をすることができるので、とても心強く思います。
また火災保険に関しては自分の入っている保険のオプションやカバー範囲を改めて確認すること。入居時は高額で少し驚いてしまった火災保険料ですが、やはり入っておいてよかったと個人的には思います(保険を使うような出来事が何もないのが理想なのですが……)。
修繕工事については、また後日体験レポートを公開します!