お手入れしやすく好きなインテリアに合うテイストにしたいSさまにオススメのキッチンの壁

お母さま、ご夫婦、お子さまが同じ空間で一緒に過ごせるよう、広々したキッチンを中心に据えたオープンな間取りをご希望のSさま。そんなキッチン空間が、お手入れしやすくも好きなインテリアに馴染むように、わたしエイミーがおススメしたいキッチンの壁を、3点ご紹介します！前提としてキッチンの壁は、燃えにくく、水に強い素材であることが必要です。建築基準法の「内装制限」で、住宅のキッチンの壁に使える素材は燃えにくいものに制限されています。

エイミーズレコメンド その１
「色柄を工夫したキッチンパネル」

キッチンのコンロやシンク周りの壁に貼られている不燃化粧板のことをキッチンパネルといいます。表面が平らで、パネルが大きく継ぎ目の目地も少なくて済むため、油汚れや水撥ねなど拭き取りやすくお手入れがしやすいです。一般的に白く光沢があるキッチンパネルが多く使われていますが、最近は石目調やグレー系の色が付いたもの、マットな質感のものなど、インテリアに馴染みやすいキッチンパネルも増えています。他のインテリアを邪魔せず悪目立ちさせず、お手入れのしやすさを優先したい方にオススメです！

エイミーズレコメンド その2
「目地が少ない大きめのタイル」

キッチンパネルのほかに、タイルを貼るという方法があります。しかし、タイルを貼り合わせるとどうしても目地材を入れないといけないため、その目地に汚れが付くのが気になる方も多いと思います。目地材にも汚れが付きにくい、お手入れしやすいものがあるため、キッチンにタイルを使用するときは専用の目地を使うと良いです。大きめのタイルを選ぶことで、目地材を入れる部分を減らすこともオススメです。目地を減らしてお手入れも気にしながらも、大きめのタイルでキッチン空間に上品なアクセントを加えたい方にオススメです！

エイミーズレコメンド その3
「色や質感を工夫したタイル」

タイル自体を色ムラ感のあるものにしたり、目地の色を濃い色にして、汚れを目立ちにくくする方法もあります！タイル自体の質感がつるっとしたものだと汚れが拭き取りやすい場合もあります。タイルは1枚1枚職人さんが貼って仕上げるため、キッチンパネルに比べて施工費が高くなりますが、同じタイルでも目地色を変えるだけで印象は変わりますし、貼り方もさまざまで、自分たちの家だけのオリジナルに仕上げることができます。タイルや目地の色や質感を工夫して、キッチンの空間のデザイン性を高めたい方にオススメです！

Sさま家族が選んだのは……
「色や質感を工夫したタイル」

今回は、ムラ感のある濃い色のタイルで汚れも目立ちにくく、グレーやネイビーを使ったインテリアの中に馴染むタイルを選びました。質感がつるっとしたタイルで汚れも拭き取りやすいです。ライトグレー色で、水や油がしみ込みにくい機能を持った目地材も使用しています。

家の中心で、家族みんなで一緒に過ごせるステキな空間ができました。

＊Sさま家族の施工事例はこちら！

《オープンな間取りで三世代が快適に暮らせる住まい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #30 | entrie magazine ‐ エントリエマガジン