感じるイタリア
『♯6 サイゼリヤのリスタイリングvol.2』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯6 サイゼリヤのリスタイリングvol.2』

“イタリアの住まい” は、私たちエントリエが住まいづくりをする上で大切にしている、「家族にとっての至福の時間」 「自分らしく生きること」と共通する想いでつくられています。それを私たちに教えてくれた、世界各地で活躍するイタリア人女性建築家である、ロレーナ・アレッシオさん。
今回も、ロレーナさんが手がけた、我々の身近にあるレストラン・チェーン店、サイゼリヤの改装プロジェクトについて紹介します。
*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

 

[SAIZERIYA]
クライアント:私人、(株)サイゼリヤ
デザイン内容:レストラン・チェーンのリスタイリング
会社のアイデンティティ・ガイドライン・マニュアル(建築デザイン、会社イメージ、グラフィックス)
プロトタイプ・レストラン
現存のレストランの刷新(*以下refurbishingは「刷新」で統一)
建築士:ロレーナ・アレッシオ
アート・ディレクター:ロザーリ・アレッシオ
デザインチーム:シルヴィオ・マルサニク、エレーナ・アッバーテ、キアラ・ブルザーティ、ヴェロニカ・コンバ
時期(デザイン):会社のアイデンティティー・ガイドライン – マニュアル− 2013年
プロトタイプ・レストラン − オープニング 2014年6月(東青梅)
実施 − 2015年より更に多くのレストランで
立地:東京、日本

 

https://entrie.net/italy/lorena05/ 前回の続き・・・
どのようなデザインをしたのか、図面や写真で具体例を示す。

コンセプト
ムード、ライフスタイル、芸術、メイド・イン・イタリー。

イタリアの風景が、製品、香り、色、そして伝統と結びついても良いだろうと考えた。

これらに基づいて、私たちのカラー・パレットを定める。

 

会社のアイデンティティー
私たちは、私たちが確立してきたルールを用いて、エクステリアとインテリアのすべての要素を研究しデザインした。

例 − 平面図と壁の色 − 壁のイメージと配置

例 − 断面図

会社のアイデンティティーのルールをいくつか適用することで、様々なコンビネーションが出来上がる。

1「ビーチで」オリーブと

2「ビーチで」ブドウと

3「ビーチで」小麦と

 

4「芝生の上で」オリーブと

5「芝生の上で」ブドウと

6「芝生の上で」小麦と

 

グラフィックス
ブランド・アイデンティティーの研究により壁面のイメージ、バーテーション、背景パネル、テーブル、ドア、コーヒー・カップ、皿、ナイフフォーク入れ、ペーパーナプキン立て、ふきんと箸袋、ネーム・プレート、制服などがグラフィックデザイン化された。

リスタイリング後の写真

*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

訳:穴沢ジョージ

■Profile
Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

9/8(土)全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスリフォーム選手権
全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスショールーム新宿にて、2016年トクラスリフォーム選手権『全国最優秀賞』受賞をしたエントリエスタッフによる、セミナーを行います。
メーカーショールームで普段は聞けない、リノベーション成功のための秘訣を語ります!
ショールームには、キッチンやユニットバスなどの商品だけではなく、理想のくらしをイメージできるリアルな空間展示もございます。ぜひ、この機会にご来場ください。

■開催日
2018年9月8日(土)
開催時間 
1回目11:00~ 2回目14:00~ (各回15分程)
■会場
トクラスショールーム新宿

〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-11-15 東京海上日動ビルディング1・2F
https://www.toclas.co.jp/showroom/shinjuku/index.html

参加費
無料 ご自由に参加いただけます

■事前お申込みについて
ご予約なしでの当日参加も可能です。
事前参加申込みをご希望される方は下記URLからお申し込み下さい。
http://form.mag2.com/taliadreas

ご質問等ございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
info@entrie.net

ご参加お待ちしております!

 

 

受賞作品
「スキ」にかこまれた、心地よい時間を過ごす家


男たちのエントリエ♯1

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか・・・
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

 

本日のヒトコト

週末の楽しみ。広くなったお風呂で、心も体もリフレッシュ!』

 


■今回紹介してくれたのは・・TAKAさん

40代 東京都在住 妻・息子・娘の4人家族
築21年マンションをフルリノベーション
趣味は、読書と草野球、そして温泉旅行。
最近は、せっかくスキーに行っても、
午前中だけ滑って午後は温泉です。
〇施工事例はこちら>>https://entrie.net/family/family1/


 

「パントリーはお金をかけずにテンションをあげる」りえさんのインテリアトリップ♯7

インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

*毎週土曜日更新*
○りえさんのリノベーション事例 
https://entrie.net/family/family3/
○過去のインテリアトリップ一覧 
https://entrie.net/category/trip/

 

♯7 パントリーはお金をかけずにテンションをあげる

今回のインテリアトリップは、トリップというよりは、近所の公園に散歩……的な旅です(笑)。
いつも、お気に入りのインテリアアイテムなどをメインに紹介させて頂いているのですが、
先日、自宅で開催している発酵食品のレッスンにいらして下さったお客様が、我が家のベランダに洗濯物が干してあるのを見て「なんだか、こういうの見るとちょっと安心します! 生活感があって……」とおっしゃっていたのが印象的で……。
自宅の空間を紹介する際には、たまには夢のない部分をお見せするのも、良いのでは?(笑)と思い、今回のインテリアトリップ記事に至りました!
どうぞリアルな空間をご覧下さい……(笑)
今回は「パントリー」の内部をご紹介します。
パントリーは、キッチン横にあります収納スペースです。

主に食材や調味料、飲み物のストックなどを置いておく、収納スペースで、最近ではキッチン脇などにつくる人も増えているかと思います。

我が家もリノベーションの際に強くおすすめされ、つくりましたが本当にあって良かったと思っています。

さて、内部ですが

こちらはキッチン側から見える壁です。

ここはあえて見せる壁として、棚を付けたり、物を置いたりしていません。
コーヒーのペーパーフィルターのストックや、エコバッグに収納したビニール袋などなど。

そして、向かって左側の棚。

リノベーションの際に、可動式のガチャ棚を付けてもらったのですが、真っ白の棚がイマイチしっくりこなくて、ニトリで買った棚を使っています! これがまた丈夫で便利。

棚板もネジで簡単に付けられ、増やしたり、位置を変えたり簡単です。お値段以上!
ここにはドリンク類ストックや、書類系、製菓材料などなど。
IKEAや、ダイソー、セリア、nico andなどのボックスや、ファイルケースなどを使って収納してます。
色味はあえて抑えめで統一。ベージュやブラックがメインです。
そして向かって右側……

どうですか? この生活感。
安心して頂けましたでしょうか?(笑)
こちらは乾物類や調味料ストック、水、お菓子、インスタント食品などなど。
なんでもありのコーナーです。

ダイソーで買ったコンテナ収納が大活躍。
こちら使わないときはペシャンコに折り畳めるのです。
サイズも3つあり、用途に合わせて使い分けてます。

ニトリやダイソー、無印、IKEA、セリアなどはやはり収納用品がかなりポテンシャル高いので、もちろん私も良く買わせて頂いてます!
そして、パントリーの床

キッチンと同じ、フロアタイルです。


こちら、最近リノベーション事例などでも使っている方をちらほら見かけます。
もちろん本物のタイルではなく、プリントされているものですが、見た目もかわいく、撥水性あり、陶器やガラス落としても割れにくい……と水回りやキッチンにオススメです。


パントリーのような、バッグヤード的な場所でもテンション下げたくないので……。

今回の旅は、リアル過ぎてテンション上がらなかったかもしれませんが(笑)、安心感はあったかなあ……と思ってます。
本当に、どこでも、どなたでも手に入るアイテムなので、収納の参考になれば……と思います。
*今回は旅で登場したアイテムは、IKEA、ニトリ、無印良品、ダイソー、セリア、nico andさんなどで購入したものですので、お問い合わせ先は省略させて頂きます。

 

■過去のインテリアトリップ一覧
https://entrie.net/category/trip/

 

■阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

「生まれ育った国立市で安寧の時間をつくる」 名曲喫茶月草 店主 堀内愛月さん | エイミーズトーク #06

エントリエ編集長エイミーが気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第6回目のゲストは、国立市でクラシック音楽専門の名曲喫茶『月草』を営んでいる堀内 愛月さんです。

古いものと新しいものから、
新しく生まれる雰囲気を

堀内愛月(ほりうち いつき)さん。ご実家が老舗喫茶店『カフェ・ガラス玉遊戯』だった影響で、幼少期から喫茶店やクラシック音楽に親しむ。國學院大学文学部卒業後、出版社に入社。退社後、お母様とともに生まれ故郷である国立市に『cafe flowers』を開店する。2012年夏、同店舗内に『名曲喫茶 月草』を開店。2015年、ワーナークラシックス・ジャパンからリリースされたヘルベルト・フォン・カラヤンの配信コンピレーションアルバム『カラヤン! カラヤン! カラヤン!』の選曲を担当。2017年は「名曲喫茶から始まる新しいカルチャー」を扱うweb出版社『月草編集室』を立ち上げた。

安寧の時を過ごす場所

とても落ち着いた雰囲気ですね。静かだし、普通の喫茶店とは違う感じ。

愛月さん:名曲喫茶に行かれたことはありますか?

なかったんです。なんだか敷居が高そうで……。

愛月さん:たしかに「いつでもクラシック音楽がかかっている」「大声でお喋りできないところが多い」っていう特質から、入りづらい印象を持たれている方は多いかもしれませんね。

僕は「名曲喫茶」っていうのは、基本的に、クラシック音楽を聴くための場所を通して、お客様の心に安寧をもたらすための場所だと思ってます。僕自身も「クラシックを聴くため」というよりは「静かな心持ち」を取り戻すためにふらっと名曲喫茶に入ることが多いです。

名曲喫茶には昔から行かれてたんですか?

愛月さん:たまたま、昔住んでいた家のすぐ近所に名曲喫茶があったんです。そこのマダムに子どもの頃から可愛がってもらったこととか、クラシックのレコードを聴かせてもらっていたことも凄く大きいです。10数年前にそこは閉店されて、マダムも亡くなられたんですけど、閉店する直前まで通っていました。

その名曲喫茶の影響を受けているんですね。

愛月さん:やっぱり意識はしています。当時のその名曲喫茶に来ていたお客様が、もうかなりご高齢の方が多いですけど、遠方からいらしてくださるので。そういう方たちにとっても、古き良き名曲喫茶の雰囲気を思い出してくれるような店でありたいなって。

 

名曲喫茶のファンから
名曲喫茶の店主に

愛月さんにとって、「名曲喫茶」というのはどういう場所ですか?

愛月さん:日常と離れた世界、みたいなところは確実にあると思います。老舗の純喫茶やバーでもそういう雰囲気はあると思うけど、やっぱり名曲喫茶はとくべつですね。扉を開けて中に入ったら即、時間や空間を越えて、もう生きていない作曲家や演奏者の魂と接続できる、みたいな感覚があります。

愛月さんはご自身が名曲喫茶ファンなんですね。

愛月さん:そうですね、よく通っていました。忘れられないのが、7年前のある日、某名曲喫茶のソファで自分がリクエストした曲を聴きながらうつらうつらしていたら、幼少期に初めて行った名曲喫茶の亡くなったマダムが夢の中に出てきて。「名曲喫茶をおやりなさい」って言われた——うん、たしかに言われた気がしたんです。

わああ、凄いですね。そのときリクエストされた曲は憶えてますか?

愛月さん:もちろん。久しぶりにかけてみましょう。ガブリエル・フォーレという作曲家の「ピアノ三重奏」という曲です。

この曲を聴きながら、愛月さんは今はなき名曲喫茶のマダムから啓示を受けたんですね。じゃあ、もしこの曲をリクエストしてなかったら、月草もなかったかもしれないですね。

愛月さん:そうですね。それでその翌日、夜にお店を開いている母に昼間に名曲喫茶をやりたいと相談しました。それから急ピッチで話が進んで……。『名曲喫茶 月草』を開店したのは2012年の7月ですけど、一気に準備して、半月くらいで開けましたね。

開店するとき、不安はありましたか?

愛月さん:1人で喫茶店をやるのは初めてのことだし、もちろん不安でいっぱいだったけど、「この街で名曲喫茶を開いたら、きっとお客さんは来てくれるだろう」って何処かで信じていた気がします。以前から、国立には名曲喫茶が必要って感じていて。

まさか、自分がやることになるとは思わなかったけど。でも、僕みたいな人はきっとこのまちにはきっと少しはいるはずだって。おいしいコーヒーがあって、大きな音でクラシックがかかる場所を求めている人たちが。

 

「国立」というまちについて

愛月さんにとって、国立はどんなまちですか?

愛月さん:ここ10年で目まぐるしいくらいの勢いで駅前も商店街も変わったけど、根底にある「古きよきものへの希求」みたいなものはそこまで変わっていないんじゃないかと。僕から見ると、国立はまだ『名曲喫茶 月草』みたいなニッチな店が存在する余地があると思っています。

あと、「多摩地区」特有のムードっていうのは確実にありますね。それはホームテックさんのある聖蹟桜ヶ丘とも共通しているんじゃないでしょうか。古くから在る自然や建物がもたらす「安らぎ」と新しく生まれる文化が混在してる雰囲気というか。

そうですね。国立と聖蹟に共通する雰囲気はたしかにあるなあって私も思いました。聖跡にも古くて素敵な建物とか喫茶店があるかもしれないですね。改めて探してみたくなりました。

愛月さん:そういえば、国立で名曲喫茶を始めた理由はもうひとつあって。
ここを開店する1年くらい前にイギリスに行ったんです。生まれて初めての海外旅行だったんですけど。イギリスという国は——ヨーロッパ全域に言えることかもしれないけど——古いお店や建物を凄く大切にするところがあります。

まちをぶらぶら歩いているだけで、その精神がびしびし伝わってくる。で、日本でそういう場所に近い場所はどこだろう?って考えてみたとき、それはやっぱり名曲喫茶だったんです。自分の中では。だから、1人でイギリスに行ったことも名曲喫茶を始めた要因としてかなり大きかったと、今は思います。

古いものを壊すのではなくて、活かして新しいものをつくること。残すべきものは残して、次に繋げていくこと……。そういう意味では愛月さんのされている「名曲喫茶」と私たちがしている「リノベーション」っていう仕事は何かしら通じるところがあると感じました。

最後に、「お店をやっていて良かったな」って思うのはどんなときでしょうか?

愛月さん:うーん……。月並みな答えかもしれないけど、やっぱり「お客様が喜んでくれた」って感じられたときですね。そう感じたことは僕の主観かもしれないけれど、そんな実感の積み重ねでこれまでどうにか続けてこられたような気がします。

仕事内容的にはとても地味だし、疲れるときもたくさんあります。でもわざわざいらしてくださったお客様がこの店を出るとき、入る前より、少しでも、ほんの少しでも、安らいだ気分になってくだされば、名曲喫茶冥利に尽きます。本当に。

愛月さん、ありがとうございました!

指揮者・ヘルベルト・フォン・カラヤンのベストアルバム。itunes music storeで購入可能。クラシック初心者の方も親しみやすい内容になるように、愛月さんが選曲したもの。

 

Ι営業日・営業時間
土/日/祝のみ PM12:00〜19:00

ΙHP
http://www.tsukikusa.jp/

Ιtel
042-575-4295

Ι住所
〒186-0004 東京都国立市中1-10-8 ノア国立ビル2F

Ιアクセス
中央線 国立駅南口より徒歩5分

●編集 細野 由季恵

Event Report
~7月イベントレポート&8月イベント予定~

Event Report
~7月イベントレポート&8月イベント予定~
7月に開催されたエントリエイベントの様子と8月開催予定のイベントをお知らせします!

●6/29(金)~7/8(日)
七夕飾り&短冊づくり
ウィズチャイルドの子どもたちはもちろん、通りすがりのみなさまに願い事を書いていただき、たくさん飾っていただきました!
みなさんの願い事が叶うといいですね♪


●7/7(土)

りえさんのホームデコレーションセミナー

実際にりえさんがデコレーションしたモデルルームを見ながら、どんなポイントでどのようなことを考えてインテリアアイテムを選んでいくか等、りえさんがレクチャーしてくださいました。みなさんモデルルームをとても楽しんでくださいました!
https://entrie.net/event/20180614/

 

●7/14(土)
家族がぎゅっとつながる「こころもほかほか、おむすび教室」

お母さんお父さんと一緒に子どもたちがおむすびを一生懸命結び、みんな笑顔で絆も一緒に結んでいました!食事後は、お母さんたちと先生はホテルのようなくつろぎ空間で、食や育児についての悩みや体験談を共有しながら、ティータイムを楽しんでいただきました。
https://entrie.net/event/20180625/


●7/16(月・祝)
全国最優秀受賞者が語る!ショールームでは教えてくれないこと


●7/21(日) 

エントリエ・バスツアー 至福のひととき探検

エントリエを通して実際にリノベーションをしたお家を巡りました。ショールームや相談会では見聞きできない、そこに住むご家族ひとりひとりの想いやリノベーション中の出来事、アイディアなど、たくさん会話が飛び交う、有意義な時間になりました。9月もバスツアーを開催します!お気軽にご参加ください♪
https://entrie.net/event/bus002/

 

その他、先月に引き続き、エントリエショールーム広場にて、こだわりを持った素敵な作品をつくる、ハンドメイド作家さんたちの作品展示を行っております。今後もたくさん素敵な作品を追加予定です!
詳しくはこちら https://entrie.net/event/20180618/

 

8月のイベント予定はこちらです!

お気軽にご参加下さい。お待ちしております♪

●8月4日(土)
植物をインテリアに*。
おしゃれなプラントハンガー作り

詳細はこちら>https://entrie.net/event/20180706/

 

●8月18日(土)
桜ヶ丘MARCHE-マルシェ-

詳細はこちら>https://entrie.net/event/20180713/

 

●8月25日(土)
子どもの木工教室
×大人のくつろぎ空間体験

詳細はこちら>https://entrie.net/event/20180712/

感じるイタリア
『♯5 サイゼリヤのリスタイリングvol.1』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯5 サイゼリヤのリスタイリングvol.1』

“イタリアの住まい” は、私たちエントリエが住まいづくりをする上で大切にしている、「家族にとっての至福の時間」 「自分らしく生きること」と共通する想いでつくられています。それを私たちに教えてくれた、世界各地で活躍するイタリア人女性建築家である、ロレーナ・アレッシオさん。
今回は、ロレーナさんが手がけた、我々の身近にあるレストラン・チェーン店、サイゼリヤの改装プロジェクトについて紹介します。
*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

 

[SAIZERIYA]
クライアント:私人、(株)サイゼリヤ
デザイン内容:レストラン・チェーンのリスタイリング
会社のアイデンティティ・ガイドライン・マニュアル(建築デザイン、会社イメージ、グラフィックス)
プロトタイプ・レストラン
現存のレストランの刷新(*以下refurbishingは「刷新」で統一)
建築士:ロレーナ・アレッシオ
アート・ディレクター:ロザーリ・アレッシオ
デザインチーム:シルヴィオ・マルサニク、エレーナ・アッバーテ、キアラ・ブルザーティ、ヴェロニカ・コンバ
時期(デザイン):会社のアイデンティティー・ガイドライン – マニュアル− 2013年
プロトタイプ・レストラン − オープニング 2014年6月(東青梅)
実施 − 2015年より更に多くのレストランで
立地:東京、日本

このプロジェクトには、日本で1,000店舗を超えるイタリアン・レストランを所有する商業チェーン、サイゼリヤのリスタイリングが含まれる。
サイゼリヤは現在、中国、台湾、シンガポールにも展開中である。

プロジェクトは3つのフェーズに分けられる:
1. 「 会社のアイデンティティー・ガイドライン・マニュアル」の実現。すなわち、現在のレストランの刷新と(あるいは)新たなレストランの建造のために、全ての建築デ
  ザインの選択と、会社のイメージ(ピクトグラム、皿、カップ、メニュー、制服など)や、グラフィックスを定着させること。
2. プロトタイプ・レストランの実現。これは、マテリアル、建設メソッド、コストそして刷新後の売り上げを実証するためである。
3. プロトタイプ・レストラン刷新後、最初の半年間のテストを経て、売り上げ30%増を達成したので、サイゼリヤ社は東京にある他の6店舗の刷新も続けて行う決定をした。

コンセプトはイタリア人のライフスタイル、イタリア芸術、メイド・イン・イタリーの製品の分析に由来する。

レストランのイメージは、地中海を臨む都市や、葡萄畑・小麦畑・オリーブ畑の色のような、いくつかのイタリアの景色に由来する色と強く結びついている。
色を背景の壁に採用したり、イメージを洋式化して再現したものをガラス張りの部分に採用することを通して、イメージ自体が建築物の一部となるのだ。


プロジェクトは、「小麦」「葡萄」「オリーブ」が相互に組み合わさった「島々」から成っている。リスタイリングのユニークなイメージは、インテリア・デザインに多様性と柔軟性を与えつつ、数多くの店舗に用いられている。
フロア自体が、「芝生の上に」あるいは「ビーチの上に」というテーマとともに変化することも可能である。
(*印は、訳者註です)

訳:穴沢ジョージ

次回、♯6 サイゼリヤのリスタイリングvol.2 につづく・・・

*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

 

■Profile
Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

OTO OTO カスタマイズイベント《9/22》

OTO OTO カスタマイズイベント

エントリエでは、こだわりをもったハンドメイド作家さんに注目。
ものづくりや作品への想いを記事で紹介したり、ショールーム展示や販売を行っておりますが、

今回は・・・

OTO OTOアクセサリーをお好きな色で作っていただけるイベントを
エントリエショールームで開催いたします!!

当日、お客様にはお色選びのみを行っていただき、後日作家が制作致します。
完成作品は、郵送させていただきます。(イベント2週間後のお届け予定)
開催日時:2018年9月22日(土)
参加費:商品代+オーダー料¥500(送料込)
参加方法:予約制
※8月中旬頃、OTO OTOのHPにて開催時間のご案内と予約受付を開始予定です。
HP:http://otooto.net/
 https://www.instagram.com/otooto.hoi/
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【OTO OTOプロフィール】
「折紙の輪っか飾り」をテーマにした作品を制作しております。
子どもの頃
わくわくしながら輪っか飾りを作った気持ちとか。
その頃の懐かしさとか。
そんな想いをぎゅっと込めて。リボンを使った小さな輪っかの物語からはじまり
アクセサリーの他、雑貨などを制作しております。
minneハンドメイド大賞2017にて
「ニットの輪っか飾りスヌード」が
ゲスト審査員『鈴木修司賞』
(BEAMS JAPAN バイヤー)
◇一般投票による『話題賞』
こちらをW受賞いたしました。
HP:http://otooto.net/
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「理想の照明は自分で作る」りえさんのインテリアトリップ♯6

インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

*毎週土曜日更新*
○りえさんのリノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/
○過去のインテリアトリップ一覧 https://entrie.net/category/trip/

 

♯6 理想の照明は自分でつくる

今回のインテリアトリップは、「ちょっと変わった照明」です。

シンプルな物よりは、一点モノの珍しいアイテムや、色使いに特徴があるインテリアアイテムが好きな私が、特にお気に入りの照明を紹介させて頂きます。

まず、一点目

こちら、チュニジアの鳥かごを使ったランプです。

私がランプとして使っているだけで、本物の鳥も飼える鳥かごとして販売していた物に、ペンダントランプを入れ、ライティングレールから吊るし、即席ランプにしました。

チュニジアで職人さんが一点一点手づくりされているという鳥かごは、つなぎ目がなんと缶ジュースのアルミを再利用したものだそう。カラフルでかわいいのです!

ランプを付けてもまた雰囲気が変わります。

模様の影が天井に映り、幻想的です。

大きさも小さい物から特大サイズまであり、床に置いても使えます。
あまりにお気に入り過ぎて、エントリエさんのモデルルームの照明としても、サイズを変えて使わせて頂きました!!!!

続いて、
ニットのランプシェードです。

こちらも、シェード単体で販売していた物に、私がペンダントランプを入れて、使っています。

ニットのランプシェードが欲しくて、ネットで検索をかけたらヒットしたので、即購入しましたが、なぜかそのお店が無くなっていて……(涙)。幻の商品です!(笑)

素材感がやはり他にはなく、足場板の壁や、ハンモックにもしっかり馴染んでくれます。

そして、ランプを付けてもまたかわいい!

なかなか理想の照明が見つからないときは、中に電球さえ入れば、即、ランプになります! 今はLEDがあるので、燃える心配もナシ!

照明が個性を放つだけで、シンプルな空間もグッとオリジナリティを放ちます。
自分だけの照明に照らされて、きっとその空間や時間は特別なものになると思います。

 

■今回の旅でご紹介した作家さん

○チュニジア雑貨と北アフリカ物産「ダールヤスミン」
http://daryasmine.jp/

 

■過去のインテリアトリップ一覧
https://entrie.net/category/trip/

 

■阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

至福のひととき探検隊募集中!!
エントリエ・バスツアー《9/15》

エントリエ・バスツアー

至福のひととき探検

エントリエのリノベーションを通じて「至福のひととき」を見つけ、自分らしいライフスタイルを実現した住まいを、実際に体感して巡るバスツアー第3回目を開催します。
ショールームや相談会では見聞きできない、リノベーション経験者の声を聞くことや、そこに住むご家族ひとりひとりの想いとアイディアに触れることができる貴重な時間です。
リノベーションをご検討中の方や将来的に考えている方、自分らしさや理想の暮らし、これからのワクワクを一緒に発見しに行きませんか?

*完全予約制のため、お早めにお申し込みください*

■開催日
2018年9月15日(土)

開催時間
12:30 集合
 聖蹟桜ヶ丘駅徒歩3分 エントリエショールーム

(お車でお越しの方へ:駐車場は、ザ・スクエアの立体駐車場をご利用下さい。無料駐車券を発行いたします。)

モデルルームをご案内させていただいた後、2軒のお家を巡ります。


《 前回バスツアーの様子 》

18:00頃 解散予定
※交通状況によって遅くなる場合がございます。ご了承下さい。

参加費
 無料【完全予約制】

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申し込み下さい。
http://form.mag2.com/theatouphi

(お客様の大切なお家にご案内するため、お名前・ご連絡先をお伺いしております。)

ご質問等は下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
info@entrie.net


▼こちらのお家にご案内いたします*

□LIFE STORY ♯3 家族とエントリエ Aさん
https://entrie.net/family/family3/

□LIFE STORY ♯4 家族とエントリエ Hさん
https://entrie.net/family/family4/

ご参加お待ちしております!
*エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

感じるイタリア
『♯4 連続性と調和』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯4 連続性と調和』

“イタリアの住まい” は、私たちエントリエが住まいづくりをする上で大切にしている、「家族にとっての至福の時間」 「自分らしく生きること」と共通する想いでつくられています。それを私たちに教えてくれた、世界各地で活躍するイタリア人女性建築家である、ロレーナ・アレッシオさん。
今回は、ロレーナさんが手がけているプロジェクトをご紹介します。
*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

 

[DIAMANTE]
プロジェクト名:居住及び商業建造物、DIAMANTE(ディアマンテ=⦅伊⦆ダイヤモンド)
時期(デザイン):2011年11月〜2012年5月
クライアント:私人
立地:セッティーモ・トリネーゼ、イタリア
主任建築士:ロレーナ・アレッシオ
デザインチーム:マルコ・ブリジオ、フランチェスカ・ポッリチーニ、シルヴィオ・マルサニク

 

 

セッティーモ・トリネーゼ市の歴史的街並みの中心に位置して、このプロジェクトは、リバティ・スクウェア (*Piazza della Libertaの英訳) に面するその建物の仕切りとスカイラインの均一性を再定義するものである。その質感は、垂直面と屋根の秩序の間の連続性に特徴がある。具体的には、ファサードとダイヤモンドに似たモノリス風のバルクとしてのルーフトップの間の連続性である。バルクからはボー・ウィンドウが出ていて、特別な景観を、広場を、そして市の主要な建物を臨んでいる。


このプロジェクトは、存在する建物との対話を模索している。すなわち、ストリング・コースとプロポーションを再考すること。新たなデザインは、隣接する建物と調和して繋がっているのだ。このプロジェクトは、ハグあるいはアイジャクリ (*相じゃくり) のように二つの建物の交わりを考慮していて、そこには共通のエリアと垂直の動きによって、支柱が作られている。


一階を除く各フロアには、バルコニーとテラス、そして外に向いた広い開口部を持ったアパートメントが三区画ずつある。サウス・ファサードにあるボー・ウィンドウは、ファサードから移されていて、その軸線は、市の建物の中世の塔に沿って走るスロープの線上にある。建物は、一階が商業エリアで、残りの四階は居住エリアになっている。地上五階は、屋根も含まれていて、隣接するファサードとの連続性を与えている。同じフロアにはテラスが南向きに開けていて、上の階にある二つ目のテラスは何もなくて屋根を明るくしている。
(*印は、訳者註です)

訳:穴沢ジョージ

 

■Profile
Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

「ものづくりの技術を学ぶために留学を」ソープカービング作家 武田綾子さん | エイミーズトーク #05

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が見つけた気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第5回目のゲストは、ソープカービング作品の制作・販売をするchaikha(チャイカ)の作家、武田 綾子さんです。

大人になってからでも、
好きなことは学べる

武田 綾子(たけだ あやこ)さん。タイの伝統工芸「タイカービング*」の技術を学ぶため、会社員を辞めてタイへ短期留学。現在も定期的に新しいデザインや技術を学ぶためタイへ足を運んでいる。2016年からは、オリジナルのソープカービング作品を制作・販売。「chaikha(チャイカ)」というブランドを立ち上げ、イベント出店やワークショップの開催、企業への作品提供など積極的に活動を広げている。(*カービング・・・彫刻のこと)

 

会社を転々とする生活を捨て、
単身カービング留学へ

カービング作家になる前は、どのようなお仕事をされていたのですか?

武田さん:美術大学を卒業してからアルバイトをしたり、デザイナーをやったり、IT系の会社で事務職で働いたりもしたのですが、どれも数年で転職することを繰り返していて……。

このままではいつまでも転職を繰り返すだけだなと思っていた時、カービングに出会いました。

どういうきっかけだったのでしょうか?

武田さん:もともと、ものをつくることは小さい頃から好きだったんです。そして20代の頃に初めての海外旅行で行ったタイにドハマリして……。あるとき、それを知っていた会社員時代の知人が、現地でカービングなどのものづくりの技術を学ぶことができる短期留学があることを教えてくれたんです。

その時まで、カービングのことは知りませんでしたが、「大人になってからも勉強をしに留学することもできるんだな」って思いました。ただ、そのときはタイミングではなくて、自分が行くことは考えませんでした。

それから数年経って、やっぱり気になって調べるうちに「タイ」と「ものづくり」、両方の好きなことを叶えてくれるのはやっぱりカービングだ!と思って。なんとなく頭の片隅にあった夢を実現させてみようと思い、1ヶ月間タイのバンコクへ行くことにしました。

 

行動力がすごいですよね。

武田さん: 周りからはやったことないのによく行こうと思ったね、と驚かれることもありました(笑)。でもなぜか、全然自分に合わなかったらどうしようとか、ネガティブな気持ちはありませんでした。

 

カービングのどのようなところが魅力でしたか?

武田さん:小さい頃から細かい作業をひたすら集中してやることが得意で。カービングはその作業の連続でした。もともとはお花にはあまり興味がなかったんですが、自分の手の中でお花ができていくのを見るのはとても楽しかったです。職を転々としていた私のなかで、あっているものを見つけた!という感じでした。

それは嬉しいことですよね……!


「好き」を仕事に変えた日々。

 

留学後はどうされていたんですか?

武田さん:絶対に仕事にしたい!と思い、「chaikha」を立ち上げました。せっかく留学をしたこともあり、趣味で終わらせたくないなという気持ちが強くて。その後も、修行のためにタイに通っています。

そうなんですね! 修行はどんなことをするんですか?

武田さん:新しいデザインや技術を学びます。上には上がいる業界だから、全く終わりがなくて。コンテストや検定とかのためではなく、自分がこれだったら欲しいなというものをつくるための修行ですね。

「chaikha」という名前の由来はなんですか?

武田さん:ブランドの名前を考えたときに、英語とかでかっこつけるよりかは、タイ語を使った柔らかい表現にしたいなと思ったんです。そこで、タイ語でchaikhaと名付けました。

意味は、chaiが「うん」とか「そうそう」というYesの言葉で、khaが女性の「です」「ます」口調のこと。直訳すると「そうです」という意味なんです。意味だけを言うと変な感じですが、タイのまちにいると、女の子たちが「chai chai」と言っているのが聞こえたりして、とってもかわいいんです。音の響きもいいし、ポジティブな意味でもあるので、いいかなと思って名付けました。

現在の活動を教えてください!

武田さん:現在は、ネットやイベントでの販売がメインです。自分の店舗を持っていないので、毎週日曜日には横浜の「象の鼻テラス」で「ZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)」に出店させてもらっています。この場所はまず空間が好きで、ほかの出店者さんたちも、なんとなくこの空間にあうような人たちで、のんびり、ふんわりとしていられるのがいいですね。それ以外にもパシフィコ横浜や東京ビッグサイトで開催されるような大きなイベントにもたまに出店しています。

 

「いいな」という思いを繋げていきたい

お客さんに、「chaikha」の作品をどう思ってもらったら嬉しいですか?

武田さん:私の作品はパッと見るだけでは、石鹸だということに気づかれないことがあります。だから、まずは近くに来てもらって「これはどうなっているの?」とじっくり眺めてみてほしいです。

興味を持ってもらって、最終的にお部屋に飾ってくれたなら、ふとしたときに眺めたり、香りに癒しを感じたりしてもらえるといいなと思います。大切な人へのプレゼントとして、これをあげたいなと思い出してくれるのも嬉しいですね。

やっていて良かったな、と思うときを教えてください!

武田さん:インスタグラムをやっていて、同じようにカービングをやっている人との繋がりができたときですね。ほかにも、アクセサリーや工芸品をつくっている人、外国の方もフォローしてくれて、自分がつくったものを「いいな」と思って繋がってくれる。自分がつくったものを見て人が驚いたり、喜んでくれたりするのがすごく楽しいですね。


大切にされているこだわりはありますか?

武田さん:自分が欲しいと思うものをつくるということですね。画像検索でもたくさんのソープカービングがでてきますが、ほかとはちょっと違う「chaikha」らしい作品をつくるようにしています。家の中に置かれたらどう見えるかといったところも気を使うようにしています。

そして、タイが大好きすぎて始めたことなので、タイにまつわることを大切にしています。象とかタイとか、タイ要素はどうしても入れたくなりますね。

 

タイの人々にとって、長い間生活に深く関わってきた象は特別な存在。「象の鼻テラス」はタイが大好きな武田さんの思いを象徴する場所でもあります。

 

chaikha(チャイカ) HP
https://chaikha.shopinfo.jp/

 

●編集 細野 由季恵

「遊びゴコロのある器」りえさんのインテリアトリップ♯5

インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

*毎週土曜日更新*
○りえさんのリノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/
○過去のインテリアトリップ一覧 https://entrie.net/category/trip/

 

♯5 遊びゴコロのある器

今回のインテリアトリップは、ちょっと箸休め編です(笑)。


「インテリア」のカテゴライズって、私の中では「空間を演出するもの全て」の認識ですので、今回はお気に入りのマグカップを紹介させて頂きます!

食器の中でもマグカップは、いちばん日用品に近い感じがします。


私は来客用、家族用、と分けずに基本自分が使っても、来客の方に出してもオッケーか? を基準に選んでいます。

たくさん使わないと物って意味がないと思うし、たまの来客用……みたいなカップや器類って、結局あまり出番がなくて、使い込むほどにでる器の「味」みたいなものがなんだか出ない気がするからです。

では、まず一つ目

大好きなライフスタイルショップ「GEORGE’S」さんで見つけた、持ち手ががっつり動物の「頭!」のマグカップです(笑)。


この遊びゴコロがたまらなく好きで、手で持っても以外と持ちやすい!

シュールです……(笑)
お客様に出したときも、皆さま「わあ!」となってくれますし、ちょっと仕事の合間にコーヒーを飲む時も、癒されます。

続いて2つ目

こちら、「Koyomi Yanagimoto 」さんのマグカップ。
松陰神社前にあります「onando(オナンド)」さんで、買わせて頂きました。

こちらの作家さんの作品は、本当に個性的!
モチーフも、かわいいだけでなく、ちょっと毒があるというか……。

キッチンや、棚に置いてあるだけでも目を引くので、まさに「インテリア」でもあるなあ……と感じています。

onandoさん以外では、赤坂蚤の市などに出店されており、作家さんから直接買えるところもまた魅力です。
マグカップ以外にも花瓶や、壁掛けなどのラインナップもあり、作品はInstagramで色々見られますので、是非見て頂きたいです!

続いて3つ目

こちらは、原宿にあるメイドインジャパンのマグカップ専門店「Mug pop」さんで見つけた、愛知県常滑焼窯元「憲児陶苑(けんじとうえん)」さんのマグカップ。


2色の色土を重ね合わせて作る「練り込み」という技法を使ってつくられているそうで、ひとつとして同じ模様にはならず、木目のような、ドットが特徴的。

見た瞬間一目惚れでした。

和食器なのにその枠にとどまらず、前出のエキセントリックなマグカップ達と並べても、決して負けず、そこにいる存在感……。日本の職人さんの新しい感性に触れ、買わずにいられませんでした。


Mug popさんは、マグカップ専門店というのがいいなあ、と思いました! 集中してひとつのアイテムを選べる専門店って、私は好きです。

また、大好きなマグカップや器を見つける旅に出かけたいと思います。

 

■今回の旅でご紹介した作家さん

○GEORGE’S(ジョージズ)
https://www.georges.co.jp/

○Koyomi Yanagimoto
https://www.instagram.com/koyomi_y/

>>>Koyomi Yanagimoto Exhibition<<<
会期 7月11日(水) ~7月19日(木)
★会期中17日(火)は お休みです
時間 12:00~19:00 ・
作家在廊日 7月16日(月・祝)
onandoさんにて個展を開催致します!
100点程の作品を展示販売しております。

○onando(オナンド)
http://www.onando.co/

○Mug pop(マグポップ)

 

○過去のインテリアトリップ一覧
https://entrie.net/category/trip/

 

■阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

桜ヶ丘MARCHE-マルシェ-《8/18》

桜ヶ丘MARCHE
-マルシェ-

エントリエWebマガジンをご愛読くださっている皆様や地域の皆様に、日ごろの感謝を込めた大人も子どもも楽しめる桜ヶ丘マルシェを開催します!
日ごろエントリエで展示しているハンドメイド作家さんが作った雑貨やドライフラワーを販売、また、多摩地域の農家さんが作る卵や梨、お菓子屋さんの焼き菓子やドーナツも出張販売します。
ぜひこの機会に遊びにいらして下さい*

■開催日
  2018年8月18(土)

開催時間   10:00~18:00
※お好きな時間にお越し下さい*
※売切れ次第終了となりますのでご注意下さい。

■会場  エントリエHIROBA
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F

■どなたでもご自由にご参加いただけます!
こちらのページを見た!とおっしゃってくださった方には、
ささやかですがプレゼントをご用意しております♪

 

参加の事前お申し込みまたはご質問等ございましたら、以下メールアドレスからお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】



エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

子どもの木工教室
×大人のくつろぎ空間体験《8/25》

子どもの木工教室
×
大人のくつろぎ空間体

木のぬくもりに触れ、自分で作る喜びやものづくりの楽しさを学べる、子どもの木工教室を開催します!いい香りのするヒノキ材を使って、八角柱の鉛筆立てを作ります。中でビー玉を転がすとカランコロンといい音も聴けちゃいます♪お好みで絵を描いたり、木の実やタイルのデコレーションをお楽しみいただけます。
道具は木工用ボンドしか使いませんので、危険な作業はないため、子どもたちが木工教室を楽しんでいる間、大人のみなさまには、モデルルームでくつろぎの空間を体感していただき、ゆったりとティータイムを楽しんでいただけます。少しの間ですが、子どもたちと離れ、夏休みの疲れを癒してみませんか?
■開催日  2018年8月25日(土)
開催時間   ①11:00~ ②14:00~
(所要時間 各回共に1時間程度)
■会場  エントリエ
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
■定員 各回10組様
参加費 工作参加1名 500円 (材料費込み)

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申し込み下さい。

http://form.mag2.com/draitaslau

ご質問等ございましたら、以下メールアドレスからお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】


■内容
子ども木工教室:ヒノキの香りとかわいい音が楽しめるペン立て作り

人くつろぎ空間体験:モデルルームを体感&ゆっくりティータイム
■講師 みなもと体験館 指導スタッフ
http://www.minamototaikenkan.com/index.html
みなもと体験館 道志・久保分校は、山梨県にある廃校になった小学校を利活用し『みなもとからの体験ができる施設』として、道志村を訪れる学校や各種団体、家族までが体験できる施設です。
■エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

 

感じるイタリア
『♯3 コンセプトは“開いた形”』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯3 コンセプトは“開いた形”』

“イタリアの住まい” は、私たちエントリエが住まいづくりをする上で大切にしている、「家族にとっての至福の時間」 「自分らしく生きること」と共通する想いでつくられています。それを私たちに教えてくれた、世界各地で活躍するイタリア人女性建築家である、ロレーナ・アレッシオさん。
今回は、ロレーナさんが現在手がけているプロジェクトをご紹介します。
*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/

 

[Fingers]
プロジェクト名:フィンガーズ(オフィス〜エキシビション・スペース)
時期(デザイン):2009年〜進行中
クライアント:私人
立地:トリノ市 セッティーモ・トリネーゼ
主任建築士:ロレーナ・アレッシオ
デザインチーム:マルコ・ブリジオ、シルヴィオ・マルサニク、ファビオ・ヴィニョーロ
アート・ディレクター:ロザーリ・アレッシオ
トータルフロア面積:3,000平方メートル


独特のパノラマの中に、3,000平方メートルのオフィス・ビルディングと展示エリア。
トゥーリンのヒルサイドとスペールガ・バジリカ(*バジリカ聖堂)のある南に面している。
このプロジェクトは、一部ピロティの上に片持ち梁のようにせり出ていて、斜面の自然な状態と建築の間の対話を明確にしている。


ピロティは、工業技術的および美的な機能を共に備えた池の中にあり、その結果、リオ・フレイダーノ(*フレイダーノ川)の洪水に見舞われる。度重なるフレイダーノ川の干渉により、新たな景観がもたらされるだろう。

デザインは、‘オープニング(*開いた形)’、すなわち扇や手を開いた形、というコンセプトに基づいている。
三つの建物が丘に向かって伸びていて、この複合施設を際立たせている。建物は水平・垂直の通路で繋がっている。
具体的に言うと、三つのうち一つは、特別な景色を与えてくれるバジリカ聖堂との中心線上にある。
(*印は、訳者註です)

訳:穴沢ジョージ

 

 

■Profile
Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

7/16(月・祝)全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスリフォーム選手権
全国最優秀受賞者が語る!
ショールームでは教えてくれないこと

トクラスショールーム新宿にて、2016年トクラスリフォーム選手権『全国最優秀賞』受賞をしたエントリエスタッフによる、セミナーを行います。
メーカーショールームで普段は聞けない、リノベーション成功のための秘訣を語ります!
ショールームには、キッチンやユニットバスなどの商品だけではなく、理想のくらしをイメージできるリアルな空間展示もございます。ぜひ、この機会にご来場ください。

 

■開催日
2018年7月16日(月・祝日)
開催時間 
1回目11:00~ 2回目14:00~ (各回15分程)
■会場
トクラスショールーム新宿

〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-11-15 東京海上日動ビルディング1・2F
https://www.toclas.co.jp/showroom/shinjuku/index.html

参加費
無料 ご自由に参加いただけます

■事前お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記メールアドレスへご連絡ください。その後、詳細をご連絡いたします。

info@entrie.net
または、直接お電話ください。

042-356-8988
ご参加お待ちしております!

▲前回のセミナーの様子。好評につき、今回は第2弾開催です!

 

受賞作品
「スキ」にかこまれた、心地よい時間を過ごす家


 

「火を使わないキャンドルで癒される」りえさんのインテリアトリップ♯4

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。
*毎週土曜日更新*

 

♯4 火を使わないキャンドルで癒される

今回の旅でご紹介させて頂くのは、アロマワックスバーです。

アロマワックスバーというのは、火を使わないキャンドルのことで、ソイワックスと蜜蝋(みつろう)にアロマオイルを垂らして固めたものです。

サシェのようにクローゼットに下げたり、玄関などに飾ったり、アロマオイルの香りがほのかに香るので、お家の中のどんな場所にも使えます。

最近では、バーにドライフラワーなどをデコレーションして、見てもかわいいアイテムとして、売られていたり、自作したり……と定番アイテムになりつつあります。

そんな中少し変わったアロマワックスバーを発見しました。
こちらもまた宮古島の作家さんの作品!!!!


「いい!」と思うアイテムが沖縄の作家さんの作品が多く、何か縁があるのかしら……と沖縄に想いを馳せております……。


こちらのバーは、宮古島の素材を使っていたり、八角やコーヒー豆を使っていたり……とひと味違います。

何故かおいしそうなので、カッティングボードに置いて見ました。(笑)

クッキーみたい……。

左の物はなんとゴーヤ!

けれどとっても良い香りで、かわいいのです。

右手の物は、八角やコーヒー豆などスパイスが入っています。

更に最近、ブーゲンビリアのワックスバーを購入しました! これがまたびっくりするほどかわいいです。

私は天井の梁からぶら下げていますが、ブーゲンビリアがユラユラ揺れて、まるで小さいスワッグのよう。

これらの作品をつくっていらっしゃるのは、宮古島にある「海のそばの山小屋 indigo」さんで、雑貨屋さんです。

以前の旅で紹介させて頂いた、CHARM treeさんの作品なども置かれていたり、アロマワックスバーのWSなども開催されていたり……と本当に素敵なセンスのお店で、近くにないのもまた何だか夢が膨らむのです。

いつか絶対に行きたい場所のひとつです。本当にインテリアトリップですね。(笑)

日本だけど、遠い島の宮古島。

海を感じる素敵な場所でつくられたアロマワックスバーを部屋に飾ると、何だか呼吸がゆっくりになります。きっと宮古島はそういう場所なのだろうなあ……と、深呼吸しながら感じる毎日です。

 

■今回の旅でご紹介した作家さん

海のそばの山小屋 indigo

Instagram @umi_no_soba_no_yamagoya_indigo

 

■阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

植物をインテリアに*。《8/4》
おしゃれなプラントハンガー作り

植物をインテリアに*。
おしゃれなプラントハンガー作り
空間にグリーンがあると、眺めているだけで癒され、お部屋を明るく爽やかな印象にもしてくれます。植物を育てたいけれど、鉢の置き場所がないという場合には、プラントハンガーがとっても有効!おしゃれな空間演出としても使えるアイテムです。
今回のイベントは、マクラメプラントハンガー作り!麻ひもを手で編んでいくだけで完成するマクラメハンギング。初めての方でもコツさえ覚えれば簡単に作れます。鉢カバーと植物もセットでお持ち帰りいただけます。
グリーンのある暮らしを楽しむために、自分らしいプラントハンガーを作ってみませんか?
■開催日  2018年8月4日(土)
開催時間   13:00~14:30
■会場  エントリエ
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
■定員 5名様 (先着順)
参加費 2,500円 (材料費+植物代込み)

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記URLよりお申し込み下さい。
http://form.mag2.com/joboprisla

ご質問等については下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】

■講師 atelier-plantsplanet
グリーンアドバイザー  フローリスト
遊ぶように花と緑を楽しもう!をコンセプトに
イベント出店や、ワークショップ、ネットショップなどで活動しています。
http://atelier-plantsplanet.com/app_information/

※写真の作品の色は変更する場合がございます。

■エントリエで開催するそのほかのイベント・ワークショップ情報はこちらへ↓
https://entrie.net/info-event/

家族が“ぎゅっとつながる”
「こころもほかほか、おむすび教室」

『ここに来れば、あなたの子育てがもっとHappyに楽しくなる♪』

家族の絆が
ぎゅっとつながる
「こころもほかほか、おむすび教室」


こんなお悩み、ありませんか?

○料理が苦手
○忙しくて子どもとゆったり過ごす時間が取れない
○たまにはカリカリ怒らず子どもと過ごしたい
○子どもが料理を手伝いたいと言っているけど忙しくて出来ない

じつは、親子のおむすび教室でこのお悩みが解決できるんです!

 

それは、親子で「おむすび」を結ぶこと。

おむすびは「おむすびの味」、そう大好きな「おふくろの味」なのです。

どんなに忙しくても、お母さんがむすんでくれたおむすびをほおばる

そんな記憶が
健やかなお子様を育てます。

おむすび教室が終わった後には、お子様がご自宅で一生懸命
お母さんの真似をして作った、ちょっとちっちゃな「おむすび」を
お母さん、お父さんに結んでくれますよ。

ここの会場の運営スタッフはママです。
お子様が泣いても、騒いでも大丈夫。
おむすび教室のスタッフが楽しめるように全力でサポートします。


あなたの子育てをハッピーに元気にしましょう!

▼詳細はこちら

■開催日   2018年7月14日(土)

■開催時間   10:30~13:00

■内容
家族が“ぎゅっとつながる”「こころもほかほか、おむすび教室」
&ママたちのカフェタイム

《ごはんメニュー》
プロがつくる栄養たっぷりで美味しい手づくりふりかけ入りおむすび
プロがつくる美味しいおかず3品

■会場  entrie -エントリエ-
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F

■人数 15名 (お席が限られていますので、ご予約はお早めに)

■対象年齢 0歳~7歳児とママ
妊婦さんやこれから妊娠を考えている方、子どもとふれあいたい方も大歓迎です!

■参加費(お昼代・お茶代・保育料含む)
・0歳~  4,000円→初回限定3,500円(ママ・子ども1名)
・1歳半~ 4,500円→初回限定4,000円(ママ・子ども1名)
※子ども1人追加につき500円

■持ち物
・食べるときに必要なお子様のエプロン
・お手拭タオル
・かわいい笑顔がばっちりとれるカメラもしくはスマホ(充電をお忘れなく!)

■参加者特典
・おむすび料理教室の写真・動画
・帰ってすぐ出来るみそ丸の作り方
・帰宅後30分でごはんが出来ちゃう!1週間分レシピ
・ママがハッピーになる、おうちの困りごと相談
・参加後も子育てがみんなで相談・共有できるフェイスブックページ
・体が元気になる個別栄養相談 (30分 ビデオ通話)

■主催
Maru代表 田京 よしか

体と心を食事で元気にハッピーに。
ご飯でみんなを元気にして、毎日を楽しく過ごせる場所を作るMaru(マール)代表。
パーソナル食事トレーナー、講師として活躍。
自身も2歳、4歳の男の子を子育て中。

 

 

キッチンスタジオKANAFULL代表  金澤 亜希子
https://www.kanafull.com/

笑顔をつなげる料理家。
自宅での料理教室の他、アサヒビールHPズバうまレシピのレシピ&スタイリング担当等、レシピ提供多数。
ママ同士の絆をつなげるママkidsネットワーク理事、講師として活躍中。
自身も8歳、13歳の男の子を持つママです。
おふくろの味を作り出すことが得意な金澤先生。
当日は、おふくろの味、誰が食べてもほっとするお母さんの味のおむすびを教えてくれます。

 

 

 

■申し込み方法
下記のURLにお願い致します。
http://form.mag2.com/phiasiasta

完全予約制で、すでに予約もいただいておりますので
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感じるイタリア
『♯2 Amy’s talk イタリアのエントリアン編』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯2 Amy’s talk イタリアのエントリアン編』

今回の『感じるイタリア』は、エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が、先日来日されたロレーナ・アレッシオさんに、イタリアと日本のライフスタイルについて伺った様子をご紹介します。

*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【https://entrie.net/italy/lorena01/
*Amy’s talk 連載はこちら【https://entrie.net/category/amy/

 

遠くて近い日本を通じて、
イタリア文化を想う

イタリアのライフスタイルについて教えてください!

ロレーナさん:ライフスタイルはイタリアにおいても昔と今では変わりました。例えば私は、お昼も夜も家族揃ってテーブルを囲む家庭環境で育った世代ですが、今でもそのようにしている家庭はイタリア国内でも、なかなかないでしょう。
イタリアのマンマ(母親)と言えば、子どもたちの世話を献身的にすることで有名です。私の母も、私が学校の用事で遅くなっても、必ず何かしらご飯を作ってくれましたし、お昼もいつも一緒にいてくれました。
全ての家事をしっかりとこなしてくれるイタリアのマンマは、家族にとってなくてはならない存在です。お料理の仕方も家の手入れの仕方も、すべてマンマから学びます。

その点は、日本も同じですね。

ロレーナさん:私の母は家の手入れに余念がありませんでしたし、アイロンがけともなれば、タオルに至るまでしっかりしていました。そんな家庭で育った私ですので、イギリスに留学をしたときには、あまりの几帳面さで、ホストファミリーに驚かれました。洋服ダンスにお洋服をしまうにも、まず薄紙を敷いて、その上にお洋服を置いて、上にも薄紙をかぶせるようにしていましたから。
何から何まで、とてもきれいに完璧にするのです。
そうした「美」の哲学は、生活の中でマンマから学ぶものなのかなと思いますね。

▲日本の主婦目線でつくられたショールームを体感していただきました


マンマと過ごしたそうした時間は、現在の設計にも通じていたり?

ロレーナさん:家を設計するときにも、母や祖母からの学びが生きています。祖母の家にも、遊びに行く度に、物事はきちんと、きれいにするものよ、と教わっていた記憶があります。当然、私自身若い頃は、それがこんなに今にまで生きる教えになるとは思ってもいませんでしたけれどね。

他にも、設計する上で大切にしていることはありますか。

ロレーナさん:何かを設計するときには、そこに込めたストーリーがしっかりと語れるようなものにすると良いものができますね。しっかりとしたアイディアがあれば、それを突き詰めていくことで何かのストーリーが自ずとできます。そのストーリーを軸に、一貫性、論理性を持ったデザインをすることができれば、それが空間ににじみ出てくるはずです。

▲ロレーナさん設計のトリノにあるお家


それは私たちエントリエが大切にしていることでもあります!家族との関係性や考え方など、日本に近いところを感じますね。

ロレーナさん:日本は大好きな国ですし、たくさんのことを教えていただいた国でもあります。母や祖母が子どもの頃から教えてくれていた生活の知恵と通じる部分を、日本に来て改めて感じることも多くありました。イタリアの文化の意味を、日本という国に来て改めて教えてもらった気もしています。
また日本は大変豊かな歴史を通して、非常に洗練された美を作り上げて来た国でもあります。美を探求する国であるという点は、イタリアと日本の共通項だと思いますね。遠く離れた国でありながら、近い国だと思いますよ。

▲通訳さんを通してですが、終始笑顔で気さくに答えてくださいました


■Profile

Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

 

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■開催日
  2018年7月7日(土)

開催時間   13:30~14:30
■会場  エントリエ Room1
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
参加費 無料

■お申込みについて
参加申込みをご希望される方は下記メールアドレスへご連絡ください。
info@entrie.net 【エントリエ 鈴木宛】

(お名前と参加人数をお知らせください)

■講師
阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

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