エントリエのブランドマネージャー、ゆーさんこと澤雄太。本人いわく「プロスポーツ選手のようなストイックな生き方が好き」とのことですが、一方で、動物好きの一面も持っています。自身もロップのミニウサギ、ムギ君との生活を楽しんでいます。このブログでは、ムギとの日常やペットと上手に暮らしているお客さまのことを、住まいの工夫と併せて紹介します。ペットと暮らしている方、ペットと暮らしてみたい方、必見ですよ。

#27 ペットのトイレ

こんにちは。
Yousunです。

「ペットにまつわるリノベーション」を今回もお届けします。

昔はワンちゃんを外のお庭で飼ったりすることも多かったけれど、今は家の中で一緒に過ごすことが多くなりました。

そうなると、室内でトイレできるようになるのは大事かなと思います。

ワンちゃんはトイレが健康のパロメーターになるので、ある程度目につきやすいところでやったほうがいいかなと思います。

ただ「におい」や「スペース」の問題。

そういったところでお困りになるお客さまが多いです。

今回はリノベーションしようと思ったときに「トイレまわり」で、ペットのためにできることをお話ししていこうと思います。

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ーー「におい」対策にできることは？

ワンちゃんは部屋の中で、そそうをしてしまうことがありますよね。

においが染みついてふき取りにくいことが多いので、壁をふき取りやすいパネルにしたり、消臭効果のある素材を壁に貼り付けるなどするといいですね。

それから、においは「下」にこもりやすいといわれているんですね。

だから人が歩く床から一段下がったところに勝手口のような場所をつくって、そこをペットのトイレスペースにする方法があります。

一段下がった場所にトイレがあれば、においも物理的にそこでとどまってくれます。

あとは、換気扇をつける方もいます。

人間もトイレに換気扇をつけますよね。それをワンちゃんやネコちゃんのトイレの横や上につける。

一般的な換気扇はスイッチのオン・オフができますが、ワンちゃんやネコちゃんはそれができないので、ワンちゃんやネコちゃんがトイレにきたときにセンサーが感知して、自動で換気扇が動き出すようにもしたりしますよ。

ーートイレの「スペース」に関する工夫は？

使いやすさでいうとペットのトイレは、膝の高さくらいで足りるんです。

そうなると、上の空いた空間がもったいないじゃないですか。

だから、上のところに扉付きの収納スペースをつくってトイレ用シーツやトイレ砂、中にはトイレットホルダーをつけたり、専用のゴミ箱を置いたり、セットで置くスペースにすることもできます。

ーーリノベーションする以外に、家族がお互い心地よく過ごすための方法は？

水回りが近くにあると掃除しやすいし、勝手口が近くにあるときは、出たゴミも処理しやすいかな。

あとはトイレの設置場所の話でいうとテレビの横にトイレを設置すると嫌がるワンちゃんもいますね。

みんながテレビを見るので視線が集まって……
落ち着かないですよね（笑）

できればワンちゃん自身が安心できるように、みんなから見られない場所のほうがいいのでテレビがある壁とは反対側の壁に、トイレを設置してあげるといいかなと思います。

ネコちゃんもトイレをするとき人の目が気になるので、ひと目につかない場所がいいですね。

洗面台の下がオープンになっているおうちなら、いっそ、そこにトイレを置いてあげるのもいいかもしれません。

僕もお客さまからリノベーションのご相談を受けたときは、ワンちゃん・ネコちゃんが

「どこでトイレするのか？」

はチェックするようにしています。

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