エントリエのブランドマネージャー、ゆーさんこと澤雄太。本人いわく「プロスポーツ選手のようなストイックな生き方が好き」とのことですが、一方で、動物好きの一面も持っています。自身もロップのミニウサギ、ムギ君との生活を楽しんでいます。このブログでは、ムギとの日常やペットと上手に暮らしているお客さまのことを、住まいの工夫と併せて紹介します。ペットと暮らしている方、ペットと暮らしてみたい方、必見ですよ。

#47 ペットと室温

こんにちは。
Yousunです。

「ペットにまつわるリノベーション」を今回もお届けします。

今回は

「ペットと室温」

のお話をしていこうと思います。

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ーー「ペットに合わせて、室温を考える」というテーマですが、ペットの種類によって適温も変わってきますよね。

そうですね。適した室温は、たぶん動物によって、変わってくると思うんですよね。

 例えば北国のハスキー犬。

寒いところの動物は、夏に弱いです。そうなると、部屋を寒くしてあげなきゃいけないですね。

 逆に、毛が少ないワンちゃんや、ネコちゃんは寒がりだったりします。寒すぎると体調を崩しがちになることが確かにあります。

実は僕、ウサギを飼っていたことがあるんですが、ワンちゃんやネコちゃんと比べてうさぎなどの小動物は「捕食される側」なので、体調が良くないことを隠すんです。

自分が弱っているところを見せてしまうと、食べられちゃう。

だから、平気なふりをするんですね。

そんな性質もあって、飼い主は体調の変化になかなか気付けないときがあります。

だから、24時間エアコンをつけっぱなしにして、一定の気温に保つよう意識していました。

そういった意味で、断熱や気密性を上げて効率を上げ、ペットに適した室温でもコスト負担があまりかからないよう工夫することが、大事なんじゃないかなと思います。

ーーエアコンや床暖房なども使って、ペットに適した室温を気にかけてあげるといいんですね。反対に何か注意したほうがいいことはありますか？

床暖房は、ほっこりして気持ちいいですよね。

ただペットのゲージの下に床暖房をしいたとき、ペットが「暑い！」と思っても逃げられません。

そうなると、低温火傷の恐れが出てきてしまいます。

なので、ゲージの下には床暖房を入れない。 

入れる必要があるなら、床暖房は半分の面積にするなど工夫するといいんじゃないかな。

 ペット自身で選べるようにするのがいいですね。

ーーなるほど！

フローリングには、温かみがあるんですね。

 本物の無垢のフローリングはつるつるに見えて、見えないレベルで表面に凹凸があります。

 触っても平らに感じるけれど、凹凸があるので空気層ができて、床に触れている面積が少なくなります。

だから床を「冷たい」と感じにくく、温かみがあるといわれています。

そういった意味では無垢のフローリングは温かみがありますね。

ーー冷たい場所をつくってあげたいときは、どうしたらいいですか？

窓際に、部分的にタイルを張ると「ちょっとひんやりしたいな」というときにはペットが勝手に行ってくれます。

 とはいっても、基本的には人が快適な環境にしてあげることが大事なので、断熱性能を上げることで少しでも負荷を下げて、

あとはペット自身で場所を選べるようにしてあげることが大事なんじゃないかなと思います。

ペットの生活圏内にあたたかいところと、涼しいところ、両方あるのがいいのかなと思います。

  自分の意志で移動できて、そこで体温調整できる環境が大切ですね。

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