EGAKU SUMAI case 01 [プラン編] 建売住宅 をもっと愛せるわが家へ

今回お話を伺ったHさまご家族

Hさまの家族構成:奥さま(ヒアリング)、旦那さま、息子さん(7歳)、娘さん(4歳)

至福のひととき:奥さま / メディテーション、ご主人 / 好きな料理をしてテレビを見ながらお酒を飲むこと
ヒアリングした奥さまについて:フリーランスの編集者。物腰の柔らかい印象。しゃべり方やしぐさで、なんとなく言いたいことが伝わってくるような感覚的な方。

ヒアリングから描き出したプラン

エイミーEGAKU SUMAI case 01 [ヒアリング編]では、奥さまから現在の住まいに関するヒアリングと、それに対するリノベーションポイントについてお伝えしました。

今回は[プラン編]。さっそく、動線・居心地の良い距離感・収納を重点的に考えながら私エイミーが描いたお部屋の公開です!

コンセプトは「やさしく ともに 育つ家」

家族の気配を常に感じながらも、
その日その気分で、
自分で居心地の良い場所、
家族とのちょうどいい
やさしい距離感を保つ。

集まる時は集まって
見守る時は見守って。

家族の成長とともにいつも
やさしく寄り添ってくれるお家に。


ご家族の願いを、広くなった
LDKで叶える

細かい間取りを見ていきましょう。

・廊下を省き、広い玄関スペースを確保

長い廊下を思い切ってなくして、玄関入って少しのホールをつくりました。ここには、洗面所が遠くなった分、手洗いスペースを設け、子どもたちが遊んで帰ってきてすぐに手が洗える! 玄関土間には泥だらけの遊び用具をしまえる収納も増やしました。

そして廊下を通らず、キッチンリビングからそのまま洗面所にいけます。キッチンで夕飯の片付けしながら、子どもたちがお風呂に入る様子も近くでわかります。広くなった洗面所で着替えも可能に。

廊下がなくなって寒くないから、余計裸でリビングを走り回っちゃうかもしれないけど(笑)。

・LDKのアクセントは大きな丸テーブル

廊下がなくなった分のスペースは、LDKにも取り込みました。お部屋中央には大きな大きな丸テーブルを。

子どもたちと一緒にテーブルを囲み、仕事や宿題をしたり、その日の気分で座る場所を変えてみたり。テーブルのすぐ下には、書類や文房具などをしまえる収納をたっぷり用意。ご飯の時間になったらその場で整理整頓・お片付けができますよ。

・旧仕事場スペースは、くつろぎのスペースに

ソファを設置したこちらのスペースでは、昼間、室内干しが可能な空間に。近くには本棚を用意したので、読書もゆったり楽しんで欲しい!

また、浴室との間には小窓を設けました。お風呂に入りながら、リビングにいる家族と会話したり冷えたビールをもらってプシュッと一杯……これで旦那さまは、お風呂で至福のひとときが味わえますね(笑)!

・緑が十分に置ける

植物で癒されてほしい……!  丸テーブルの中央に植物を置けるように、周りにグリーンを置ける照明を採用。くつろぎの空間で、お仕事やお勉強がはかどりますように。

・ 子どももおとなも寝転がる小上がり

子どもの物があふれてしまっていた和室。でも1番日が当たり気持ちがいい場所を収納部屋にしてしまうのはもったいない!

ということで段差をつけて、畳の下を収納にしました。子どもの洋服をしまえる収納も作り、これで畳の上はすっきり。子どももおとなも腰掛けたり、ごろごろ寝転がれたりできるスペースになりました。

家族でお昼寝できても気持ち良さそうですよね。

ご提案を終えて……

エイミー:リビングがだいぶ広くなったので、使い方は住む奥さまご家族次第ですね。この家を自分たちらしく、育てていってほしい。家を自慢したくなっちゃうくらい好きだなと思ってもらえれば嬉しいです!

奥さまからのコメント
はじめて、住まいに関するヒアリングをしてもらいました。ただただ愚痴のような生活に関するコメントにも「うん、うん」と笑顔で聞き続けてくれたエイミーさん。そして、私たち家族の日常を見ていた!?と思うほど、ドンピシャな妄想タイムでした(笑)。ひとりの時間や家族の時間、その時の気分。「心のバランスをとれるような……」と、気づいてくださったように、私含め家族それぞれがお互いの境界線を踏み込まない距離感を保てそうなプランのご提案をしてくださいました。このまま、リノベーションを申し込んでしまいそうです。

「ときめく暮らしに自分らしいインテリア」りえさんのインテリアトリップ♯50 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
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♯50  ときめく暮らしに自分らしいインテリア

今回のインテリアトリップ、なんと! 50回目を迎えることになりました!! ここまで続けられるなんてはじめた当初は思ってもいなかったので、なんだか感慨深いです。
と同時に自身のインテリアへの尽きない想い、この連載を依頼してくださったエントリエの皆さまと読んで下さっている皆様への感謝の気持ちも湧いてきて、ここから更なる新しいインテリアへの旅をお届けしたいなぁ、しなければ! と、決意新たにしているところです。
さてさて、ではアイテムの紹介をさせて頂きたく思います。節目でもある今回は、より「私らしい」アイテムを!

こちら、南仏の蚤の市で買い付けられたビンテージの小さな壺です。

大好きなバザー・エ・ガルド-モンジェで出会った1点物です。
いつの時代の物なのか分かりませんが、こういう古い、珍しく、ちょっとクセのあるアイテムを新しい物の中に混ぜてあげるだけで、空間はより素敵に、個性のある物になっていくと感じています。
もちろんシンプルな物でも!
 私はあえて何も入れず、飾って置くだけにしていますが、存在感は抜群(笑)
後ろに見えるモロッコの陶器とも馴染んでくれています。
こういうアイテムは、用途もハッキリしないし、無くても済む物なのですが、インテリアを一歩個性的にしたい時は、古いクセあり小物を空間に混ぜこむだけで、グッと雰囲気がでます。
このコルクが使い古された感じもたまりません!(笑)
青山にある『バザー・エ・ガルド-モンジェ』さんもこういったアイテム豊富ですが、年に何回か開かれる『東京蚤の市』や『世田谷ボロ市』、町のリサイクルショップなどにも宝物が眠っていたりするので、自分の琴線に触れるアイテムを、探し続けていきたいと思っています。
「ときめく暮らし」が皆さんの日常になりますように……

阿部 梨絵 / Rie Abe


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家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
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テキスタイルアート作家 森川彩(Soupetole)– 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

テキスタイルアート作家 / 森川彩(Soupetole)

絵画、工作……そばに在った“わくわく”が日常に染み込んで

テキスタイルアート作家 / 森川彩

染色の技法を応用した絵画や彩色した布をつかったアクセサリーなどのテキスタイルアート作品を制作しています。幼い頃からものづくりが好きでした。絵を描いたり工作をしたり、わくわくすることややってみたいことをしていたら「つくること」がいつの間にかあたり前のようにそばにありました。

テキスタイルアート作家 / 森川彩

試行錯誤した表現手法と、「想い」を込めた作品づくり

以前は、キャンバスや紙に絵の具やペンで絵を描くことが多かったのですが、美術の短大で染織と出会ったことがきっかけで、現在の表現にたどりつきました。さまざまな素材に触れ、技術を学び、試行錯誤する中で見つけたのは「筒がき」という手描き友禅の手法。現在は、刷毛染めなどと組み合わせて制作しています。

テキスタイルアート作家 / 森川彩
作品をつくる時は、日々の中で心が動いた瞬間やできごと、美しいと感じたものなどからインスピレーションを得ます。感情や感覚などの内面性、そして深みや躍動も重ね合わせ、イメージを手探りで模索しながら形にしていきます。

どの作品も思い入れが深いのですが、ふと振り返ると、“希望の祈り”を含んだ作品には思い入れが強くあるように感じます。それは、私自身が日々を過ごしていく中で大切にしたい気持ちを表現しているからだと思います。

“制作は、世界と出会うこと、つながること” 

現在は彩色した布をつかったアクセサリーなどのテキスタイルアート作品も制作しています。ブランド名の『Soupetole(スプトール)』のコンセプトは“じんわりしみこんで内側から満たされるような、やさしく包まれるような心地よい感覚”です。そうやって誰かの日々が少しだけ豊かになったり、日々に彩りを添えられたら幸せなことだと思います。

制作はわたしに取って、自分を見つめたり、辿ったり、心を表現する手段。遊びであり学びです。世界と出会うこと、つながることができる大切な存在です。

今後はギャラリーでの絵の展示・催事にてSoupetoleのアイテムの販売を行っていく予定ですが、まだまだ定まりません。やりたいと思ったことを素直に表現していきたいです。

● テキスタイルアート作家 / 森川彩 (Soupetole)
【instagram】https://www.instagram.com/morikawaya/

 

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日々の芽 〜小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし〜 #01 トマトスパゲティ

○mayamoonさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family5/

#01 トマトスパゲティ

ステンドガラスから差し込む光
蔦が絡まる古いレンガ
薄暗い喫茶店

君はいつもトマトスパゲティを食べていた
食べるたびに服に赤いソースの染みができるので
そこに行くときはいつも黒い服

周りのおじさんは物思いにタバコをふかし
競馬新聞を読みながらコーヒーを飲んでいる

私達は食後のプリンを分け合いながら
相手の目に映る自分を見つめて
この人がいないと生きていけないと本気で思った

あの喫茶店はだいぶ前にマンションになり
裏にあった桜の木も切り倒された

君が隣にいなくても私は今も生きている
もう二度と会えなくなるのは故人だけじゃないんだ
生きていてももう二度と会えないなんて

甘酸っぱいあのトマトソース
何度作ってみてもあの味にはならないよ

トマトソースの作り方

湯剥きしたトマトを塩水につけておく(1、2週間ほど保存可 そのまま食べても美味しい)

フライパンにたっぷりのオリーブオイルでにんにくを炒め、

十分にオイルににんにくの香りを染み込ませたら、トマトを入れる(はねるので注意)

水分がなくなるまで煮る。最後に味をみて塩をふる。酸っぱいようなら砂糖も入れる。

「アクセサリーもインテリアの一部」りえさんのインテリアトリップ♯49 

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♯49  アクセサリーもインテリアの一部

今回のインテリアトリップは、「インテリアのようなアクセサリー」のお話です。ここ何年かコツコツと集めている作家さんのピアスがあります。

「hanairoaiki accessory」というブランドのピアスなのですが、カラフルでポップで並べると正に花のようです。

店舗を構えず、全国にスポットで出店されたり、たまに雑誌とのコラボモデルをオンラインで発売されたりという販売スタイルなのですが、とにかく人気。

出店されればあっという間の人だかりで、すぐに完売……! 作品のファンの方々は朝から並んだり、遠方の出店まで駆けつけたりするそうですよ。

買える個数制限もあるので、わたしもようやくこの数。見てもかわいいし、付けてもかわいい。

チバセイサクショさんのリースと並ぶと、ピアスというよりオブジェ。

見ているだけで幸せです(笑)。

アクセサリーの収納方法って、人それぞれだと思うのですが、私はインテリアのように飾る方法をオススメします。シンプルなアクセサリーを好む方も、いくつかまとめて並べるとそれはそれでインテリアの一部になります。合わせて回りのインテリアをコーディネートしても素敵ですね。

ちなみに、アクセサリーはコーディネートの最後に決めることが多いので、玄関入ってすぐの洗面スペースにおいています!

■ hanairoaiki accessory
Instagramアカウント(出店お知らせなど)↓

阿部 梨絵 / Rie Abe


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<<8/11〜16>> 夏季休業のお知らせ

こんにちは! エントリエ編集部です。

本日は、夏季休業のお知らせです。

2019年8月11日(日)~2019年8月16日(金)は、
エントリールームやLIFESTYLE magazine entrieの更新を含め、夏季休業となります。

この期間中、お問合せメールの受信自体はお受けしておりますが、
ご返答は、遅れる場合がございますのでご了承ください。

よろしくお願い申し上げます!

Tokyo Birthdays #24 「私の」住むまちは、「誰かの」住むまち。

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#24 「私の」住むまちは、「誰かの」住むまち。


東京は、私にとっていつも「誰か」の住んでいるまちだった。

憧れの有名人が本当に存在しているまち。
上京した先輩方がキラキラと働くまち。
昔付き合っていた彼のアパートがあるまち。

 そんな東京が、この春から「私の」住むまちになった。

私が住んでいるのは、
古着屋さんとバンドマンと役者の卵と色濃い人たちが集まる、
高円寺。

 何故ここに住もうと思ったのか。
理由は、今となってはよく分からない。
好きな写真家さんが住んでいたり、
たまたまロフト付きの気に入った部屋が見つかったり、理由はそんな程度のものだったと思う。 

特に思い入れのないまちでの生活の始まり。
それが、今年の4月の初め。
あ、言い忘れていたのだけれど、私はいわゆる出不精だ。
近所のおすすめスポットをこまめにチェック、なんて夢のまた夢。
後輩が遊びに来ても、未だにおすすめのお店一つ紹介できない。無念。
いや、そんなに無念とも思ってないところが、一番タチが悪い。
あぁ、無念。

 でも、このまちについてそんなに知らない割に、私は高円寺が好きだ。
引っ越すつもりは当分ない。 

せいぜい家から半径1kmぐらいしかうろうろしたことはないけれど、このまちには、「誰か」の生活が、時間が、記憶が、いたるところに存在していると思う。

駐車場に落ちた寂しそうなタバコ。
誰が掛けたのかも分からない、フェンスにぶら下がる自転車の鍵。
道に無造作に投げられたゴミ袋。
ベランダに並ぶ、くたっと疲れたTシャツ。
玄関に並べられた、沢山の植木鉢。
電信柱に貼られた、謎のシール。

私達は、
日々目まぐるしく朝を迎えてしまう。
金曜日が来たと思ったら月曜日が来て、
あっという間に次の金曜日で。
自分の世界の中で、いつもいっぱいいっぱいだ。

 あぁ、今日もあれができなかったな。
そういえば明日、会議があったんだった。
昨日のあの人の表情は、一体何だったんだろうか。

 ぐるぐる考えながら電車を降りて、トボトボ歩く帰り道。
ふと目に留まる、「誰か」の足跡達。 

あぁ、ここに居るのは「私だけ」じゃ無いんだな。

そう気づいて、私はまた少し救われる。

 住んでいるからといって
このまちに詳しくなったわけでは、ない。
芸能人には、今のところまだ会えないし
働くことは思ったよりキラキラはしていない。
それに結局、未だに遠距離恋愛だ。

 それでもここが、高円寺が「私の」住むまちだ。

 「私の」住むまちは、やっぱり今でも「誰か」の住むまち。

 

Ιスポットデータ
高円寺

■プロフィール■
文、写真 / 山崎嘉那子
自己紹介が、書けません。境界線を見つめながら生きている社会人。演劇したり、絵を描いたり、写真を撮ったり、文字を書いたり、ヨガをしたり。自分が生きていることを社会に刻んでいます。コルクラボ所属。

「ウィリアムモリスを日常に」りえさんのインテリアトリップ♯48 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
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そんなりえさんが、
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♯48  ウィリアムモリスを日常に

今回のインテリアトリップ、アイテムはどんなご自宅にもおそらくあるであろうアイテム「ティッシュケース」です。

もちろんわが家にもあるのですが、小さな小さなこのアイテムも、お気に入りを選んで頂きたい! との思いで紹介させて頂くことにしました。

こちらのティッシュケースはインテリアショップで随分前に購入したもの。
ウィリアムモリスの作品がプリントされたものです。ウィリアムモリスは、19世紀にイギリスで活躍したデザイナーで最近は、リノベーション系の雑誌でも見かけることが多くなってきました。

そして、わが家も壁紙も、全てウィリアムモリスのもの!

ただ、柄の壁紙では使用していなくて、全て無地なのです。それでも、国産の壁紙には無い絶妙な色使いに「塗装ですか?」と聞かれることが多いです。見学会などにいらした際に是非見て頂きたく思います(写真では伝わらないので。)

派手なのですが、色使いは控えめで空間に馴染みます。

わが家はダイニングテーブルのすぐ横がキッチンなので、腰壁にぶら下げて使用。無地や木目を選びがちなティッシュケースですが、あえてお気に入りの柄にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

空間が地味に華やかになります!(笑)

そして同じ柄の壁紙にもなっているようです。トイレなどの一面のアクセントにしても、すごく素敵そう! 私も狙っているデザインです♩

阿部 梨絵 / Rie Abe


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体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
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雑貨石鹸作家 Tampopoせっけん(野﨑恵子)– 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

雑貨石鹸作家 / Tampopoせっけん (野﨑恵子)

「つくることが好きだった」ことを思い出せた出会い

雑貨石鹸作家 / Tampopoせっけん

オペラ歌手になりたくて音楽大学に入ったの後、挫折感たっぶりに混沌と過ごしていた20代。務めていた児童館の同僚として美術大学出身の女性と出会いました。彼女はとても素敵な方で、話していくうちに「使えるものをつくる人になりたい!」と、不意に言葉にしていました。自分の言葉にも関わらず、驚き、涙がにじんだんです。これが「手を動かして何かをつくることが元々好き」という気持ちに気付いたきっかけでした。

元来飽き性な私は「誰かのために〇〇をつくりたい!」という制作意欲は沸くものの、「これは可愛い! いっぱいつくりたい!」という発想が全く沸かず……たくさんの物を産み出す力はありませんでした。 そんなとき、「石鹸ってつくれるんだよ!恵ちゃんも絶対好きだから今度教えてあげる!」と言ってくれた先輩がいました。石鹸が大好きすぎて、素敵な石鹸を買いあさっていた私は、とてもわくわくしました。

隣の人を大切にすることができる、手づくり石鹸

雑貨石鹸作家 / Tampopoせっけん
本を買い、独学でつくりはじめた制作。手づくり石鹸の良いところは、自分の好きな材料を使ってつくれるところ。「食べられるもの」を使って石鹸ができる! という事に、強く惹かれました。 当時付き合っていた今の夫は、肌が弱く、市販のものだとすぐに痒くなってしまうのですが、私のつくった石鹸を気に入って使い続けました。自然素材が持つ特性を活かし、「食べられるもの」を柱として展開していこう! という後押しにもなりました。

そして、手づくり石鹸の制作の魅力は、「こんな模様になるだろうな?」と思っていても、カットするまでどんな模様が出てくるかはわからないこと。一期一会の模様に出会う瞬間が大好きでやめられません。

また、私のつくったものに限らずですが、手づくり石鹸はどんな方にも使ってほしいと思っています。夫のように繊細な肌の方にも、是非トライしてみて欲しい。 自分のつくった石鹸を使うって、贅沢じゃありませんか? それは、手料理と同じように、自分だったり大切な人を大切にできることだと思うんです。手づくり石鹸をつくったり選んだりする人が増えるような世の中になってほしいと思っています。 ちょっと大げさですけれど、身近な事を大切にすることは、地球を大切にすることに繋がっていると信じています。

わくわくに素直に向かい、進み続けること。


雑貨石鹸作家 / Tampopoせっけん

私の足を地に付けてくれた存在の手づくり石鹸。屋号“Tampopoせっけん”の由来でもあるのですが、混沌と悩んでいる時期に「自分には根っこがないなあ」と落ち込んでいたんです。それはきっと「なりたい自分が、なり得ない自分」だったから。たんぽぽのように自分らしい強い根っこを地面に突き刺して、綿毛のようにやさしく必要な方の元へ! と。誰も知り合いも友達も居なかったけれど、近所のマルシェに出店しだしたら、いつの間にか大切な仲間達に囲まれていました。

現在はリトミック・音楽講師と石鹸作家のふたつの顔を持つ私ですが、どちらかひとつではダメなんです。ひとつの事に集中はしたくない! けれど、好きなことはずっとやめない! 私のバランスを取ってくれるのが石鹸づくりの活動です。

「石鹸って、つくれるんだよ! 地球にも自分にも優しいんだよ!」と伝えていきたいので、ワークショップは積極的に開いていきたいと漠然と思っているものの、現在ははじめての出産を終え、9月からは音楽講師も再始動します。どんな毎日になるのだろう?と、不安もあります。 Tampopoせっけんを掲げてから、どんな事もわくわくするかどうか? で向かう方向を決めてきたように思います。今は何も決めていません。これまでもそうだったように、その時々のわくわくする方向に向かっていくのだと思います。

*イベント出店情報

Cafe i share 2周年記念イベント
■日時 | 9/5(木)
■時間 | 10:00~15:00
■場所 | cafe i share(武蔵村山市)
■詳細 | https://www.instagram.com/p/B0WEpiqj7ns/?igshid=zwehlcag37g4

● 雑貨石鹸作家 / Tampopoせっけん (野﨑恵子)
【instagram】https://www.instagram.com/tampopo_sekken/

 

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entrie gallery 落ちもんアート ♯21 超意味深なXデー

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯21 超意味深なXデー

 

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pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿

“ついにこの日が来た
同士よ!集まれ!

今日は黄色のための黄色による
黄色好きな日となろう

なんで、戦隊モノでは、毎回黄色は
カレー好きなデブかひょうきん者なんだ!

そんな常識
黄色で無理つぶそうじゃない”

この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

EGAKU SUMAI case 01 [ヒアリング編] 建売住宅 をもっと愛せるわが家へ

今回お話を伺ったHさまご家族

Hさまの家族構成:奥さま(ヒアリング)、旦那さま、息子さん(7歳)、娘さん(4歳)

至福のひととき:奥さま / メディテーション、ご主人 / 好きな料理をしてテレビを見ながらお酒を飲むこと
ヒアリングした奥さまについて:フリーランスの編集者。物腰の柔らかい印象。しゃべり方やしぐさで、なんとなく言いたいことが伝わってくるような感覚的な方。

やさしくも、どこかアツい! 建築士エイミーの矜持とは!?

エイミー:『とにかく、意味がわからない家なんですよ〜』と、奥さま。

うぅ、ちょっと悲しい……って思っちゃいました。自分の家のこと、好きでいてほしいな、と。きっと、間取りを考えた人にも意図があったと思うんです。

都内で新築の建売り(一軒家)を購入したHさま邸の間取りと「意味がわからないポイント」はこちら。

おそらく……

  • 玄関近くに和室があれば、客間として使える
  • リビングを通らなくても奥の洗面所に行きやすいように廊下を
  • 家族の会話が弾むよう、対面キッチンを取り入れる

きっと建築士さんはこんなことを想像していた、はず。(建売物件なので、実際にそこに住む人は誰かわからない中ですが)ただ、同じ価値観・同じ条件の人はいないわけで、誰かにとっては意味のある使いやすい間取りが誰かにとっては意味のわからない間取りになるのです。

だから、私が間取りを考えるときは、「まずはここに住む人がどんな人なのか」を知ることを大切にします。

どんなことを考えていて、
どんなことが好きで
どんなことが嫌で、
どんなことを大切に思っているのか。

そういったお客さまの価値観を知るところからはじまります。それは話の内容や話し方、しぐさ、見た目、家の様子……あらゆるところから。お客さまの気持ちに自分がなりきり、「私がそこに住むなら」ではなく、お客さまになった私がそこに住むことを想像し、間取りや暮らし方を提案します。

そう、私の得意な妄想がここからはじまります(笑)。

課題から浮かび上がったエイミー的リノベーションポイント

エイミー:今回、奥さまからのヒアリングでは、大きく5つの課題があることがわかりました。これが、リノベーション時のポイントになっていきます。

  • 狭い玄関

きっとお子さんがこれから小学生になって、遊んで泥だらけになって帰ってきて、ここ泥だらけの靴やボール置かれたら……狭いところにごちゃごちゃ靴とものがあったら疲れて帰って瞬間に、ため息をつきたくなっちゃいます(笑)。

<<POINT 1>>
帰ってきて、「ふう〜、ああ、帰ってきて良かった」って場所にしたい!
  • なぞの!? 廊下

長くて寒くて暗い廊下。『洗面所も狭いから、廊下を通ってリビングで着替える』のだとか。裸で走り回る子どもたちが浮かんできます。

<<POINT 2>>
来客もあまりないそうですから、この廊下もリビングの一部にして洗面所を繋げたいですね。
奥さまのくつろぐところから洗面所の子どもの様子が見れたらいいな。
  • オープンな仕事場

家が仕事場でもある奥さま。集中したいから部屋を設けたいっていう方もいますが、奥さまの場合は、『子どもたちがいる中でも仕事ができる』そう。その方が安心できる場合もありますよね。でも、ごちゃごちゃした部屋がいつも目に入ってしまうと頭の中もごちゃごちゃ。そんな状況にモヤモヤして、片付けなさい! とか、怒っちゃいそう……。

<<POINT 3>>
子どもたちとの心地よい距離感や仕事とプライベートの切り替え方やバランスは人それぞれ。
いずれ、奥さまが原稿を書くとなりでお子さんが宿題をやっている姿が浮かびます。オープンな場所になりそうなので、みんなが整理整頓しやすい収納が近くにあったら良さそうだな。
  • 植物が枯れる部屋

『どこに置いても、植物がすぐ枯れちゃう』らしい。壁がある場所によって、置けるところが限られるし、窓の場所や日が当たる場所、空調の場所によって、育ちに影響出ますよね。グリーンによる癒し、心のゆとり、ほしいですよね!

<<POINT  4>>
お気に入りの植物に囲まれた家で過ごす時間が、楽しくリラックスできれば、帰宅時間が早くなって、朝は早起き・夜は早寝で生活スタイルも良くなりそう。心にもからだにもやさしい、そんな部屋でくつろぎながら大好きな本を読む奥さまを妄想。そこがあたたかい日差しが入る場所ならいいな。
  • 子どもに侵食されるリビング

子どもがほとんどリビングにいるそうです。『おもちゃや服……1階の押し入れはほぼ子どものもの』とのことなので、自分の部屋に行くことはしばらくなさそうですね。私も中学生になるまで自分の部屋使ったことなかったですから。

<<POINT 5>>
ということは、あと10年はここに子どものものが置かれる。それを想定した収納が必要になってきますね。

こうして今回は、5つのヒントが出てきました!

リノベーションは、ひとりの時間や家族の時間、その時の気分で心のバランスをとれるような、家族との心地いい距離感をつくることができたら良さそう。そして、自分の家をもっと好きになってもらいたい!

奥さまが家に愛着を持てるようにするには、いったいどんな家ができあがるのでしょうか……? 次回、[提案編]では、間取りとお家のイメージを大公開です!

「キッチン家電は色味とテイストが鍵」りえさんのインテリアトリップ♯47 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
そんなりえさんが、
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/

*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>
https://entrie.net/category/trip/

♯46  キッチン家電は色味とテイストが鍵

今回のインテリアトリップは今までスルーしていたキッチン家電のお話。

あえて触れなかった訳ではなく、私自身が最初家電に疎く、そこまでスタイリッシュな家電を求めているという感じでなく。

強いこだわりで選んだ訳でなかったので、盲点となっていましたが、わが家の見学会にいらした方などから「どこのですか?」と聞かれたりすることもあるので、今回のテーマにする運びとなりました。

まず、わが家のキッチン家電

あとはあまり使わない炊飯器と、普通のオーブンレンジなので、常に見えているのはこちら。左から、豆から挽くコーヒーメーカー、オーブントースター、発酵機、になります。

カラフルでポップなアイテムが好きな私ですが、ここだけはあえて自分のテイストを封印して、ステンレスの棚に合わせた無機質な色味をセレクトしています。


こちらのビンタトニオのコーヒーメーカーは、真っ白ではなくクリーム色。

ステンレスの棚に合わせ、一部ステンレスが使われており、ブラックだと重くなり過ぎ、真っ白だと浮いてしまうところ、絶妙なバランスを取ってくれてます。

続いて、おなじみバルミューダのオーブントースター。

こちら、限定色で、絶妙なグレー。

くすみカラーのオーブントースターを探しており、アラジンというメーカーの物と最後まで悩み、こちらに。

そして、こちらは発酵機。

自家製甘酒や塩麹、ヨーグルト、納豆やチーズまで作れる優れもの。ヨーグルトメーカーは他にも色々あり、さがしましたが、かわいらしいデザインが多く、ようやく巡り会えた品!

家電は、どちらかというと温かみのあるデザインより、スタイリッシュなデザイン、無機質なタイプが多いな、、と感じました。

なので、なんとなく家電の色味やテイストを合わせて置くと、空間にまとまりができ、どんなテイストのインテリアにも馴染みやすいかな、、と感じます。

色味が欲しい方はパキッとしたビビッドカラーの物より、少しくすんだグリーンやピンク、グレーなどを選んだら良いのでは、と思います。

いつも直感や「好き!」を重視する提案を推していますが、
家電に関してはあまり買い替える物でないからこそ、もちろん機能も大事ですが、毎日見ても、空間に馴染んで、
違和感の無いデザインがおススメです!

阿部 梨絵 / Rie Abe


ホームページ http://salongreen.net/
家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケアエクササイズ ティーチャートレーニングコース終了ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。
都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。
体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。
プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
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entrie gallery 落ちもんアート ♯20 失恋

エントリエギャラリーへようこそ!
路上の落とし物を「落ちもん」と名づけ、
ポケモン感覚で撮影し続ける藤田さんの『OCHIMON ART』。

“今日もだれかがどこかで落としてしまった
「落ちもん」。
図らずとも生まれてしまった瞬間を切り取ることで見えてくる、
さまざまな妄想ストーリーをお届け。
「落ちもん」を探せば、きっと、
あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯20 失恋

路上の落し物「落ちもん」。その裏側に秘められたドラマを日々妄想する藤田泰実さんの落ちもんアートを今回は、動画でお届けします!

編集部の一言妄想メモ:哀愁漂う一輪の花(落ちもん)。人の気持ちはわからないものです。「楽しんでいた」はずの彼女はこなかったのでしょうか……

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この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

|instagram @fujitayoshimi
|twitter @f_yoshimix

「スリッパからはじまるインテリアの旅」りえさんのインテリアトリップ♯46 

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
そんな持論を持ち、エントリエで2度のリノベーションを経験をした、りえさん。
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♯46  スリッパからはじまるインテリアの旅

今回のインテリアトリップは「スリッパ」がテーマです。地味……(笑)

必要ないお家もあるかと思いますが、玄関から入り、いちばんはじめに目にするインテリアといっても過言ではないアイテムです。自分の個性を思い切り発揮できる、第1歩です!

わが家では……

バブーシュタイプのスリッパで揃えています。少しずつ買い揃えました。「ファティマモロッコ」さんのもの(購入したのはだいぶ前です)。

革製品なので、スリッパにしては可愛くないお値段なのですが、スリッパはそうそう買い替えるものではないし、やはり安価な物はすぐにヘタってしまいます。

ファティマモロッコさんの商品は、モロッコアイテムがメインですが、どれも他に同じような物がなく、やはり「本家」の良さを感じます。

特にバブーシュはおススメ!

こんな風にカゴに入れて、まとめて玄関に置いてます。

お気に入りのスリッパがあるだけで、人をなんだか招きたくなるし、自分も、帰宅して履くたびにワクワクした気持ちになります。

まさに「インテリアトリップ」がここからはじまるような。お客さま目線ではなく、ここはご自身が「これ!」と感じる商品を選んで欲しいなぁと思います。

*ファティマモロッコさん
https://www.fatimamorocco.com/

阿部 梨絵 / Rie Abe


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「家庭菜園や保存食づくり、こだわりの生活で心を癒す」コラムニスト mayamoonさん | エイミーズトーク #24

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第23回目のゲストは自分の手で安心・安全なものを手づくりしながら、日々の暮らしを発信しているmayamoonさんです。

手づくりの癒しを通して、もっともっと自分を大事にしたいから

mayamoon(マヤムーン)さん。学生時代に国際文化を学び、バックパッカーとして東南アジアを旅する。商社で働きながら子育てしていた最中、東日本大震災を経験。食の安全、暮らしのあり方について勉強をはじめる。家庭菜園や保存食づくりなど、昔ながらの手仕事で感じることを大事に暮らす。2019年「日々の芽」を立ち上げる。日々の小さな喜びの芽を育てる暮らしを発信するコラム連載や手仕事のワークショップ開催予定。

東日本大震災を機に、これまでの暮らしを見つめ直すようになったmayamoonさん。情報過多の現代に「大切なことは何だろう」と、自分の行動の意味を考えるようになったといいます。2018年には、entrieでのリノベーションを体験。「日々の芽=小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし」をコンセプトに日々の暮らしを大切に生きているmayamoonさんにお話を伺いました。

「手づくり」は、カチカチに凝り固まった心をほぐしてくれる

――家庭菜園や保存食……繊細でいて自然体のmayamoonさんからは、 ありのままに生き、暮らす喜びを感じます。

mayamoonさん:震災を機にいろいろ自分を見つめ直す機会があって。それまでは「食の安心・安全」ということに、まったく興味がなかった。でも、あのときいろんな情報がとびかうなかでどれが正しいのか分からなくて「このままじゃダメだな」と強く思いました。そこから食べものだけじゃなく、生活や社会問題、環境問題を勉強するようになったんです。

――具体的に、どんなことをはじめたんですか?

mayamoonさん:まずは市民農園を借りて、肥料も使わない野菜の栽培に挑戦しました。普通に買うと、無農薬の野菜って高額ですよね。でも自分でつくるとなれば、思っていたよりも簡単で安くつきます。それから季節ごとに自分で保存食をつくるようになりました。

――保存食というと?

mayamoonさん:例えば春はイチゴジャムやぬか漬け、ふき味噌。夏は梅酒やらっきょう漬け、紫蘇ジュース、ジェノベーゼに自家製ハーブティー。夏はいちばん種類が多いですね(笑)。それから秋はりんごジャムやレバーペースト、冬は干し野菜や金柑シロップ煮、味噌づくり……。

――季節を感じられる食材って、豊かですね。

mayamoonさん: 1年を通してパンを焼いたり、焼き菓子をつくったりしますし、食べものだけでなくドクダミから化粧水やミシンを使って手芸をすることも好きです。すごくおもしろいですよ。つくることで自分が癒されるというか、凝り固まっていた心が癒されていく気がします。

ただ、自家製にこだわっているというよりも、つくる過程が楽しいし、そこから充実感を感じられ、満たされているんですね。それをまわりの人や家族が喜んで食べてくれたら、ラッキー! って(笑)。

「変わらない好きなこと」をしようと思えば、まわりの目も気にならなくなる

――mayamoonさんは詩やイラストも描かれていますよね。

mayamoonさん:学生のときは詩を書いたり、文章や絵を描いたりするのが自分を癒す作業だったのかなと思います。産後は子育てに集中していましたが、子どもは大きくなりますよね。手が離れてきたときに「自分は何が好きだったっけ?」と。「本来の自分って何だろう」と、心が満たされなくなっていました。

――お子さんや家族を一生懸命に考えてきた暮らしの中で、本当の自分を見失っていた?

mayamoonさん:はい。それでもう一度「やりたいかも」と思うものに素直になってはじめたのがイラストや詩。でも、昔と同じことやっているなと感覚が戻ってきた瞬間があって……。「本質は変わらないんだな」と思いました。

――「好きなこと」の本質は、変わらない。

mayamoonさん:子どものことはもちろん大事だけど、自分も大事です。自分の心臓がとまっても、子どもの心臓はとまらない。もっと自分の心を大事にしたいなってすごく思います。

もしも環境的に難しいライフステージにいても、「自分の心を大事にしよう」と心がけるだけでいい。本当はやりたくないのに、誰かに気を使ってやっていることって結構ある。そういうことをなるべく減らしていくと、それに、これをやったら後々になって嫌な気分になるかもって、直感がはたらくようになるんです。その積み重ねで自分にも素直になれる。そうしていくと、周りにもいい影響を及ぼすようになると思う。

――他人の目線、気にしちゃいます。

mayamoonさん:そうですよね。でも人って、そこまでしっかり相手を見ているわけじゃないと思う。私、髪の毛を自分で切っているけど誰もそんなことに気づいていない(笑)。

あとは、例えば人から何か嫌なことをいわれたとしますよね。でも相手はさして気にしていないはず。それをずっと気にするのって、なんだかもったいない。

自分の想像力で、自分を傷つけることはやめた

――お話を聞いていると、揺るぎない信念を感じますが、過去には悩み苦しんでいた時期もあったんでしょうか?

mayamoonさん:もちろんありました。今も乗り越えてはいないです(笑)。問題の渦中にいるときって、自分の中で「どうしよう」となってそれしか見えなくなってしまうんですよね。

でも、そんな自分とは関係なく世界は動いているから、小さいところにいつまでもこだわらないで、自分は自分だからしっかり生きようと思えるようになりました。

――どうしてそう思えるようになったのでしょう?

mayamoonさん:それも震災を機に暮らしのあり方を見つめなおせたからだと思います。自然と一体になって手作業で何かをつくりあげていると、私たちはただ自然に生かされていて、それぞれが素晴らしい存在で、自分の人生は自分でしか生きられないと感じるようになる。

同じ出来事で「たいしたことないと思う人」もいるし「深く悩んでしまう人」もいる。どちらかというと感受性が強い方なのもわかっているので、「自分次第」なら自分の想像力で自分をいじめてしまうのはやめたいなって。

それに人っていつ死ぬか分からない。だから明日死んでもこれをやりたいかどうかを考える。好きなこと、やりたいことを追求して「自分とは何か?」をもっと知りたいと思うんです。人に何をいわれても、自分にもっと正直に生きていいんだよって思います。

mayamoonさんにとっての至福のひとときは、明け方のテラスでお花を見ること。まだ誰も起きていない、ほの暗い空の下。きれいな空気に身をおいていると「今日も生きている」と感じられるそうです!

mayamoonさん
【Instagram】https://www.instagram.com/mayamoon0000/

お話を聞いた人

●エイミー編集長

鈴木・栄弥(すずき えみ)。小さな頃から建築士に憧れ、建築模型つくりやチラシの間取りを見て生活を想像することが好きな暮らし妄想系女子。現在のホームテック株式会社では、2級建築士として働きながら『ライフスタイルマガジン エントリエ』の編集長を勤めている。

この記事を書いた人

●文 すだ あゆみ

1984年東京都生まれ、横浜市在住のママライター。活字中毒で図書館と本屋が最高の癒しスポット。すき焼きの春菊が苦手。ここ数年、筋トレにはまっている。

●編集 細野 由季恵

Tokyo Birthdays #23 リア充家族

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#23 リア充家族

大好きだった家族とのドライブがつまらなくなったのはいつだったかな。多分、高校生くらい?

最後に家族4人で出かけたとき、黙々と運転する父と助手席で眠る母の背中を眺めながら、横に座る姉とはしばらく口をきいていなくて居心地が悪かった気がする。

そんなことを思い浮かべながら、32歳になったわたしは助手席に座っている。後ろから間髪いれずに話しかけてくる3歳児と6歳児の甲高い声に、若干うんざりしながら「うんうん」とスマホをいじりながら空返事をする。つい、家族とは縁のなさそうな(“リア充”ってやつ?SNSのタイムラインと所帯染みた自分の世界を比べてしまう。なんとも言えない気分だ。

到着した公園では、土の中から少しだけ出ている根っこを掘り返す子どもたちをただただ見守る役。子どもたちが迷子にならないか、危ないことをしないか、なにもせずにそこにいるだけの存在だ。

––アタシはねぇ! 多動なんだよ。ジィーッとしていられないんだから!

とかなんとか思いながら、やらなきゃいけない仕事を思い出してしまってソワソワしてきた。子どもたちは、根っこをちぎりきるまで諦めなさそうだ。

––しばらくここから動けそうにないな……。

日が落ちはじめた頃、ようやく帰ろうとすると公園から駐車場までの道のりに疲れた3歳児が「抱っこ」とせがむ。

「アタシだって疲れてるよ!!」

と言いつつも、娘を抱き上げてほっぺたにキスをする。お餅みたいでおいしい。

車に乗り込んで早々、後部座席の子どもたちは遊び疲れてすぐに眠ってしまった。静かになったらなったで、ちょっかいをかけたくなる。助手席から後部座席に手を伸ばし、子どもたちのふくらはぎをニギニギする。

ああ、でも、家に帰ったら、子どもたちの夕ご飯をつくって、お風呂に入って、歯ブラシをして……。

なんとも言えねえや。

Ιスポットデータ
東京都 八王子〜立川 / 立川昭和記念公園

■プロフィール■
文、写真 / 細野由季恵

entrie fan! ♯18 エントリエ・バスツアーに参加してみた

リノベーションの他にも
ウェブマガジンやイベント、バスツアーと
さまざまな挑戦をし、ファンを増やしているエントリエ。

どんな人がファンになるの?
エントリエの魅力ってなに?

このコーナーではファン自身が登場し
エントリエのこと、自分の生活のこと、自由に語ってもらいます!

entrie fan!! ♯18
エントリエ・バスツアーに参加してみた

本日、お話しするエントリエファンは…

●編集者 細野由季恵
ウェブマガジンを一緒につくっています。

今回のエントリエファン!は、エントリエ名物のバスツアーに参加したレポートをお届け!

まず『エントリエ・バスツアー』とは……

リノベーション満足度を100%にするには、実際にリノベーションされたご自宅を拝見して、ご家族の声をお聞きするのがいちばん! そんな思いからはじまった企画。行き先は、主に「家族とエントリエ」にご登場いただいているご自宅。実際に住んでいらっしゃるお客さまのリアルなストーリーを聞くことができます。

今回、私が参加したバスツアーでは、たっぷり5時間かけて2軒のお家にお邪魔しました。午前10時、これからリノベーションを検討されているみなさまと一緒に新宿駅に集合。早速、都内にあるLIFE STORY ♯4 Hさま邸に向かいます! 

ウェブマガジンで読むことのできる、LIFE STORY。ただ、施工事例には、完成の写真を掲載してはいるものの、それだけではリノベーション後の暮らしを見ることはできません! 個人的に、バスツアーがおすすめな理由は、その後ご家族がどのように過ごされているのかを知れること。

施工後の写真よりも生活感の出たお部屋から感じるのは、家族の暮らしや居心地の良さ、利便性。さすが、リノベーションのプロたちによって考え尽くされた生活動線や収納! こんなすてきなお家に住めるのだったら私もお片づけ上手になれるはずだ、と、希望が湧きます(笑)。


エントリエの建築士やご家族を囲んで、質疑応答。お部屋のデザインのことから機能的な部分まで、次から次へと質問がでます。

(またまた個人的ですが、)おすすめポイントとして、リノベーションをする際、壁紙やガラスなどの建材選びは、小さなサンプルを見て決めなければいけないケースが多いかと思います。でも、実際に大きな面積で使われているガラスや壁紙を拝見させていただくと「思い切ってこんな素材を使ってみるのもいいかも!」と想像力が広がるのです。

写真はHさま邸の玄関とリビングを仕切る、大きな加工ガラス。光のあたり方も絶妙に調整されていてとっても美しい! 「このガラス一枚、エレベーターに乗せて運ぶのが大変だった」なんていう、裏話も聞けて、そうか…そんなことも考えなければいけないのか、という気づきもありました。

Hさま邸を後にして向かったのは、LIFE STORY # 5のMさま邸です。

インテリアやキッチンにこだわりのあるMさま邸。独特なライフスタイルを拝見して、「私もやってみたいけれど、こんなに素敵にできないかも……!」と思うほど(笑)。

奥さまにはリノベーションではどこにお金をかけるのか、逆にお金をかけなくてもいいところなど、ここでしか聞けないヒントをたくさんいただきました。もちろん、心の中に思い描く憧れはあります。それとは別に、自分がどこにどれくらい、暮らしの手間をかけたいのかを等身大で考えることができました(ズボラな性格の私……)。

そしてなんと……

手づくりの自家製スイーツをごちそうになるバスツアー参加者一同! こんな素敵なお家で、自家製のスイーツづくり。さすがです。「暮らしの何を大切にしてこういうお部屋が完成したのか」、「このインテリアはどこに買ったの……?」と、テーブルを囲みながら、Mさま邸でもたくさんの質問が出ました。

当たり前のことですが家族の数だけ、こだわりやライフスタイルは違う。バスツアーではご家族のみなさまからリアルな体験を聞くことで、自分の生活をより豊かにするためにはどんな可能性があるのか? と、考えることができます。

さて、このエントリエ・バスツアーは、定期的に開催されています!次回は、2019年9月7日(土)を予定(*変更になる場合もあります)。リノベーションをご検討の方も、ちょっとだけ興味があるかも……なんて方も、ぜひご参加ください!!

詳細は、お電話(042-356-8988)かお問い合わせ まで♩

エントリエファンの一言・・・

私が心から思い描くお部屋は、どんなだろう??

作家 てしごとざくら – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

作家 / てしごとざくら

染色・和、洋裁・織物……手を動かすこと、魅力を伝え続けること

作家 / てしごとざくら

「てしごとざくら」という作家名で染織やおりもの、和・洋裁を行ない四半世紀。家政学部の大学より、制作を続けております。他にも、洋裁講師のお仕事、お休みを利用してはた織りワークショップなどのイベント出店をしています。

ワークショップでは、たくさんの方に“染織の魅力”を伝え、和・洋裁は、“オーダーくださった方のカラダと心にフィットする”服をつくるというコンセプトの元に、活動をしています。

衣装をつくり続けた学生時代、そして芽生えた素材への好奇心

作家 / てしごとざくら

学生時代は、バンドマンの衣装やテレビ番組の衣装など、制作に明け暮れる日々を過ごしていました。

ただ、集大成とも言える卒業制作で沖縄の染物「紅型」をテーマに調べていたとき、染色の魅力に気が付きました。それがきっかけとなり、服の根本であるとなる生地(織物、染物)を極めてみたいという思いが募り、卒業後は、織作家さんの元で住み込みの修行をすることに。

生地の素材・染料の特徴を学んだ経験が、今ではイメージ通りの形やデザインの表現へとつながっています。何より、つくりあげる難しさを知り、糸やボタン、生地、全てを大事に扱う気持ちで、制作と向き合うようになったのです。

生地の特性を理解しているからできるこだわり

作家 / てしごとざくら

「着たいウエディングドレスが見つからない」。今年、そんな花嫁さんからの依頼を受け、ウエディングドレスの洋裁を担当しました。イメージをお伺いし、デザインを起こし、“花嫁さんと一緒に”つくりあげることができたドレスは「参列者からは私らしいドレスだと言ってもらえた」と、嬉しい声を聞かせてくださいました。

作家 / てしごとざくら

今後もオーダーメイド服・はたおりワークショップ……全ての仕事を依頼された方、体験される方の気持ちに寄り添い、こだわり、私自身も楽しんで世界にひとつの作品をつくり続けていきたいです。

 

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《動画公開》気づきの場所、はじまりの場所「エントリールームの紹介」

エントリールームとは、東京都多摩市(京王線 聖蹟桜ヶ丘駅)にあるリノベーションブランド「entrie -エントリエ-」 のいわば“ショールーム”のようなもの。リノベーションをはじめる前に足を運んでいただき、お客さま自身の「やりたい!」や「好き!」を引き出す気づきの場所でありたいという願いを込めた場所となっています。

今回公開した動画では、実際にお越しいただく前に、皆さまにエントリールームの雰囲気や私たちがお伝えさせていただいていることについてお話しています! ぜひ、ご覧ください!

*エントリールーム見学へのお問い合わせはこちらから

https://entrie.net/toiawase/

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entrie gallery 落ちもんアート ♯19 タピオカミルクティの失恋〜振られた人気者〜

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あなたもまちの見方が変わる・・・!(はず)”

♯19 タピオカミルクティの失恋〜振られた人気者〜

 

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pick ups on the street 落ちもんさん(@fujitayoshimi)がシェアした投稿

“「おい、嘘だろ?!
オレだよ
大人気のタピオカミルクティだよ」

人気だろうが
話題だろうが
ダメな時がある
思いは 人それぞれ”

 

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この記事を書いた人

落ちもん写真収集家
藤田泰実

茨城県出身、埼玉県育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。普段はフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動しながら、「落ちもん写真収集家」として落ちもんから見えてくる人間の余韻や、その背景を感じ取り ながら人間劇場を妄想。その特異な視点が注目され、テレビやラジオにも出演。また、路上園芸観賞家・村田あやこさんとのユニット「サボテンズ」としても活動の幅を広げている。

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「ウォークインクローゼットは、いらない!?」りえさんのインテリアトリップ♯45 

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♯45  ウォークインクローゼットは、いらない!?

今回のインテリアトリップは、『収納・ウォークインクローゼット(以下、WIC)』のお話です。

今やリノベーションの際に、実現させたいことの上位に挙がるWICですが、我が家はリノベーションの際にあえてつくりませんでした。

元々あった和室の押入れと、個室のクローゼットも無くしてしまい、収納ゼロ!笑

そうした理由はふたつあって、まだ子どもが小さく、これから家族の形がどう変わるか見えなかったので、固定する収納をつくらない方がいいのかな? と思ったから。もうひとつは、狭いスペースに服を押し込めるなら、風通しの良い空間に服を置いておきたかったからです。


リビングからみた、収納スペース。

ニトリのワードローブを4つ購入し、ベッドスペースとのパーテーションも兼ねて置いているだけです。ここから溢れたら捨てる」をモットーに、服やバッグを収納しています。

ワードローブは人気のIKEAも考えましたが、我が家には大きすぎるのと、模様替えも頻繁にしたいので、重さの面を考慮してニトリの物にしました。なんと¥6,000以下だったので、要らなくなっても心おきなく処分できるし、組み立ても簡単!(笑)

収納スペースは、大きければそれだけ物を詰め込めますが、どこに何があるか分からなくなるし、どんどん物が増えてしまうので、私はあえて収納スペースは「少なく、見渡せる範囲内」で。が心地よいです。

狭い家ならなおさら、収納スペースで場所を大きく取るより、こういった家具を間仕切り代わりにして、空間を広く見せるのも工夫のひとつかな……と。収納が足りない! 収納をつくらなくては! の
考えから、一度自由になってみるのも良いのではないかな? と思います。

阿部 梨絵 / Rie Abe


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イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

イラストレーター・デザイナー / Gambaranight chan 岩本アキエ

デザイナーとして、奔走した日々

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

イラストレーター / デザイナーの岩本アキエです。2010年に武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科を卒業した後、生まれ故郷である静岡を拠点にてアーティスト活動を行うかたわら、フリーランスのデザイナーとして地元の作家作品を取り扱うギャラリーショップのデザインを担当してきました。現在は、神奈川に移住し、Gambaranight chan(がんばらないちゃん)の名義で自身のグッズ販売も行っています。

敬愛する祖母から、自分のあり方を振り返って

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

Gambaranight chanをはじめたのは、祖母が亡くなったことがきっかけ。祖母は、日々手芸をし、人に与え、絵画を描いては飾り、自由奔放でいながらも周囲を笑顔にする人でした。自由に何かをつくり、誇りを持って活き活きを存在していた祖母を振り返ったとき、私のやりたかった事を再確認するきっかけとなりました。

自分の大切な人達や生活を大事にしながら、愛のある作品をつくり続けてゆくことが、自分の幼い頃からの夢であり、人生の目標でした。自分の描くイラストをグッズに落とし込み、みんなに使ってもらいたい。みんなの生活の一部になりたい。そんな気持ちが生まれました。

「がんばらない」でいたいけど、やっぱり「がんばりすぎてしまう」ときも、笑っていられるように

イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち
イラストレーター・デザイナー Gambaranight chan 岩本アキエ – 愛しいものたち

Gambaranight chanには、忙しない日常の中に隙のあるラフな風として存在し、この世界と寄り添っていきたいという願いを込めています。 現在のデジタルネットワーク社会では、さまざまな情報が飛び交い、いろいろなものに敏感になりすぎてしまうから。

どこかマニュアル化された日常や文化をリスペクトしながらも、フットワークを軽く、祖母のような感性を豊かに持ち続けていける人でありたいのです。

● イラストレーター・デザイナー / Gambaranight chan 岩本アキエ
【instagram】 https://www.instagram.com/gambaranightchan/
【instagram(AKIE IWAMOTO)】 https://www.instagram.com/aloe0107/?hl=ja

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Tokyo Birthdays #22 パラレルワールド

  Tokyo Birthdays  

リクツで説明するのはむずかしい、
けれど「至福」を感じる場所と時間がある

私たちを芯からぐっと強く、
時に優しく包み込み、引きとめてくれる風景。

東京で日々生まれるエントリエ的な一瞬を
言葉と写真でお届けします。

#22 パラレルワールド

散歩が好きだ、といろいろなところで公言していると、対象は違えど、同じようにまちを歩いて何かを観察するのが好きな人たちに数多く出会った。

そういう人たちと話していると、別れ際に「こんど歩きましょう!」と言うことがある。「こんど呑みましょう!」みたいな感覚で、「こんど歩きましょう!」と言い合うのは、散歩好きならではの合言葉のようでおもしろい。

「散歩」と聞くと、のんびりぶらぶら歩くというイメージがあるが、Wikipediaで「散歩」の項目を見てみたところ、古代中国でドラッグの中毒症状を散発させるために歩いたことが「散歩」の語源、とあった。

当時ほど命がけではないにしても、いわゆる路上観察が好きな人たちにとって、散歩とは、ただ何も考えずにそぞろ歩く無の時間なんかではなく、視覚や嗅覚などの五感から第六感まで、全身の感覚を総動員させる一大イベントなのではないだろうか。

同じまち歩き趣味の人と何人かで歩いたときにおもしろいのが、みんな同じ場所にいるのに、それぞれ見ているものがぜんぜん違うということだ。

たとえば、道に落ちているものの背後にある人生劇場に思いを馳せる人もいれば、ゴムホースがつくりだす無為な曲線美に魅せられる人もいる。建物や文字の意匠に萌える人もいれば、植木鉢からはみ出す根っこに興奮する人もいる(私だ)。

先日は、マンホールが好きな人と一緒に歩く機会があり、これがまたおもしろかった。

マンホールは、場所や目的によって蓋に刻印された情報やデザインが大きく異なる。ぜんぜん知識のない私からすると同じように見えてしまうマンホールでも、詳しい人にとっては、マンホールを見るだけで、自分がいま立つ場所の地下に張り巡らされた水や電気のネットワークまで、一気にプロファイリングできてしまうのだろう。
秘密の地下都市を探り当てる探偵のようで、めちゃくちゃかっこいい。

昔の水路が塞がれた「暗渠(あんきょ)」が好きな人たちと一緒に歩いたときも、楽しかった。暗渠目線だと、表向きは一見分断された道でも実は見えない川で繋がっている、ということがある。

暗渠の付近には、昔の橋脚やクリーニング屋など、かつて川だったことを示すサインが残っている場合もあるらしい。暗渠を意識することで、その場所の地形や昔のまちの風景が感じられるのだ。

まちの中には、元からそこにあるものや、誰かが意図して設置したものもあれば、無意識に落ちていたり生えてきたりするものもある。

誰かが意図して設置したものの理由を探ると、その背後に、誰かの仕事の形跡や目に見えない都市のネットワークが見えてくる。またその場所の自然地理を調べると、人の手が入る前の地形が浮かび上がってくる。

一方で、無意識に存在するものに目を向けると、一見計画されたもので囲まれたようなまちの景観にちょっとしたバグを感じ、自由な気持ちになる。私はどちらかといえば、そういうまちのバグに惹かれてしまう。そして、バグに多く出会えたまちほど、妙に愛着が湧いてしまう。

路上の植物は、そういったバグを生み出すのに一役買っているのでは、と思う。計画されて植えられた街路樹もあるものの、勝手に生えてきた雑草もあれば、誰かの育てた園芸植物が路上に逃げ出す場合もある。人間の計画した枠に収めようとも、なかなか静かに収まらないところが、またいい。

その人の持つ視点や価値観、意識の置き方によって、同じ風景をいかようにも味わえ、解釈できるというのが楽しい。人の視点を互いにインストールし合ってみると、同じ場所であっても、何度も新鮮に味わい直すことができる。

まちはパラレルワールドなのだ。

Ιスポットデータ

東京都荒川区・南千住界隈

■プロフィール■
文、写真 / 村田あやこ
福岡出身。路上で威勢よく生きる植物に魅せられ「路上園芸学会」名義にて、その魅力を発信。

https://botaworks.tumblr.com/profile

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