解体工事終了! 現場から、こんにちは。

今日は、リノベーション現場の様子についてご紹介します! 戸建て改装工事で、ついに解体工事が終了したという段階です。

解体工事の状況

LDKの解体

LDKの解体が無事に終了しました。
キッチンや間仕切り、フローリング、天井の一部、建具(ドア)を解体しました。細かな部分は大工さんが解体する必要がありますが、全体的にきれいに解体が進んでいます。

解体屋さんの丁寧な作業ぶりが随所に見られ、他の職人さんたちが作業しやすいよう配線を束ねて整理してくれています。ここからどのようにLDKが生まれ変わるのか、わくわくする瞬間です。

浴室の解体

システムバスの解体が終わると、配管や隠れていた配線が現れました。普段は目にすることのない場所が見えるのは、解体工事ならではの光景です。

廊下や居室の解体

廊下や居室では、フローリングの剥がしや天井の一部解体、建具(ドア)の取り外しを行いました。解体が進むにつれて、新しい空間がどのように変わるのか期待が膨らみます。

まとめ

今回は戸建てリノベーション工事の解体風景をご紹介しました。

解体された状態のお家を見る機会はあまりないため、お客さまから「家の中ってこんな風になっているんですね」と驚きの声をいただくことも多いです。

解体が終わると、次は配線や配管工事が始まり、その後、大工さんの工事が続いていきます。完成に向けてどんどん工事が進む様子を、またご報告させていただきますね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「自分らしさを楽しむドールチャーム」– 作家 lasolaso(ラソラソ)

「自分らしいファッションをもっと自由に楽しんでほしい」という思いから生まれたドールチャームブランド lasolaso(ラソラソ)。母として、そして作家として独自の世界観を築きながら活動する lasolasoのKASSAさんが作るドールたちは、内なる自分を表現する分身でありお守りのような存在です。

ドールチャームシリーズ「マダムーズ。」の誕生

lasolaso(ラソラソ)というブランド名は、上の子どもがまだお腹の中にいたときに立ち上げたことが由来。子どもにつける予定だった名前から派生させ、覚えやすく他にない響きとして名付けました。

そして「マダムーズ。」は“婦人たち”を意味する名前で、女の子をモチーフとしたデザインのドールチャームシリーズです。

自分が母となった経験から、「仕事柄おしゃれやファッションを制限されてしまう環境を我慢してほしくない」という思いが制作のきっかけになりました。

「本当は髪の毛をピンクにしたい」など、こんなスタイルが自分の中にあるという“内なる自分”を表現できる分身やお守りのような存在として、1体ごとに名前と性格が設定されています。

この細やかな設定が、見る人に愛着を与えるポイントになっています。

パン屋からカフェ構想、そして作家の道へ

前職は、パン屋やイタリアンの店で料理人として働いていました。沖縄への移住後、カフェを開く夢を抱いて宮古島に渡ったことで、大きな人生の転機を迎えます。結婚、妊娠、出産というライフステージの変化です。

妊娠中に独学でハンドメイドアイテムの制作をスタート。最初は友人へのプレゼントとして作っていたものが徐々にSNSを通じてお問い合わせをいただくようになり、2019年に本格的にドールチャーム作家としての活動を始めました。

ドールチャームは、キーホルダーとして持ち運びやすい「10センチ」のサイズ感にこだわっています。また、手足をあえて作らないユニークなデザインが特徴です。「手足の制作が細かくて難しかった」という理由もありますが(笑)、それぞれのファッションや個性を表現するには十分だと感じ、このスタイルが確立していったように思います。

「ワタ詰めの工程には特に気を使っており、料理での下処理と同じように丁寧さが最終的な仕上がりを左右します」

ドールチャームが持つ“お守り”としての存在感

ドールチャームは単なるアクセサリーではありません。「人形には魂が宿る」と言われるように、制作時には自身の気分や感情に注意を払い、不安定なときには制作を控えています。お客さまにとって、ドールチャームが分身やお守りのような存在になり、日常を明るくする力になれたらと願っています。

ドールチャームから発展したブランド『コセイヲタノシメ。』は、「ドールとお揃いの服を着たい」という想いから生まれました。自分の“相棒”ともいえるドールと一緒におしゃれを楽しむことで、日々の気分をさらに楽しいものにできるのでは?と考えています。

ブランド名には「周りを気にせず、自分のコセイをあなただけのコセイをタノシンデほしい」という思いが込められています。

これまで国内を飛び回ってきましたが、その延長線上として、海外で「マダムーズ。」を手に取ってもらう機会をつくることが今後の目標です。

イベントのお知らせ

2024年12月11日(水)~12月22日(日) @thearcadejapan (New York)
2025年1月11日(土)~1月12日(日) @mommy__vintage (沖縄)
2月22日(土) @quetafes2025 (沖縄)

詳細はSNSをご覧ください!

lasolaso
Instagram

冬の光で照らされる – 鴨home 14羽目

リビングのテーブルに座りながら、冬の太陽がつくる長い影をみて、つい「冬だなぁ」と独り言がでる。そういえば、小さな頃から冬の太陽を家の中で眺める時間が好きだった。

中古で購入したこの家の庭には、前に住んでいた人が植えた木が残っている。

葉っぱの隙間から入る、光と影のコントラストはずっと見ていても飽きない。 物質的な豊かさもいいけれど、こういう日常にある好きな景色の発見は、いくつになっても楽しい。

今日みたいに太陽の位置を感じる日は、より強く年の終わりを感じる。それに加えて、今年はあと三ヶ月で小学校卒業を迎える息子もいる。

そういえば先日、卒業文集に載せる作文のチェックをしてほしいといわれた。

先日、卒業文集に載せる作文のチェックを頼まれた。そこには「安心できる場所があったから、さまざまな挑戦ができた」「(学校外の)いろいろな大人との出会いが、自分を素直にさせた」というような内容が書かれていた。以前は少々こだわりが強く、自分を否定しがちだった息子が、ここ一年で挑戦する姿をたびたび見せてくれるようになった。

子どもを見ていると、どんな形をしていても安心できる場所(家)や人の存在が、あえてそこから出てく力をつくる場所なのかなと感じる。日々の何気ない瞬間の積み重ねがその人の強さをつくるのかな。

いずれもっと遠くに行く日のために、安心できる場所でありたい。という「母親」としての役割の隣で、「自分」は今、この穏やかの日常のなかで本当にやりたいことをやれているかな、なんてことを考えてしまう。


▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

やさしいあなたへお手紙を #86 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは、お元気ですか?

ここ数日、12月とは思えないような気候で、日中はポカポカと暖かく、庭仕事をするのが最高に気持ち良いです。
なんだか春のようですね!冬にこの暖かさは少し心配ですが、寒いのが苦手な私にとっては助かります~。

庭で冬から春まで楽しめる寄せ植えを作りました。
カゴのバスケットやブリキの容器、本箱など、何でもプランターとして活用しています。
茶色メインの庭に少し鮮やかな花が加わるだけで、かわいらしくてホッとします。

大きなガーデンを作りたいな~と改めて思い、夢が広がります。
土地をください!笑
先日、和とじノート作りのワークショップに行ってきました。
好きな和紙を選び、綴じ方も自分で選んで作るスタイルでした。

中身は白紙か、来年用の手帳が選べたので、私は手帳にしました!
目打ちで開けた穴に何度も糸を通していく作業が固くて大変でしたが、なんとか完成し、満足しています。

私は「麻の葉とじ」を選びました。
1年手帳として使うので丈夫で長持ちするものがいいなと思ったことや、
昔、麻の葉模様が子供の肌着に使われていたことを思い出し、これに決めました。

自分でもオリジナルの新しいデザインで和とじノートを作れたらいいな~と考えていましたが、
思った以上に奥が深そう!ありかな?笑
でも、とても楽しい時間を過ごせました~。

では、また来週!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

土に還る。無理なく作られたカーテン #72

こんにちは。
いよいよ年末の雰囲気が漂ってきましたね。

ここからのドタバタも、実は嫌いではありません。

我が家も先日、ようやく地鎮祭を終え、新居完成へのカウントダウンがスタートしたばかりです。

そんな今日は、カーテンのご紹介!

自宅には珪藻土の塗り壁を多く採用し、床材もほぼ無垢材にしたり、建具などもできるだけ木材を使用しました。
そういった観点から、窓に付けるものもできるだけナチュラルな質感のものにしたいと考え、ブラインドではなくカーテンを選ぶことにしました。

そして、できるだけ自然素材のものを……と探している中で出会ったのがこちらのカーテンです。

先日、表参道の福井アンテナショップにて開催されていたポップアップに行ってきました。「Kurasiku」というカーテンブランドさんの展示です。

Instagramでずっと気になっていたブランドで、素材が和紙や竹、麻などで作られているほか、コーヒーや柿渋で布を染めるなど、その製造方法にもこだわっている点がとても興味深く、一度実物を見てみたいと思っていました。

カーテンだけでなく、タッセルなども自然に還る素材を使用されているそうです。

革紐で取り付けるカーテン、こんな風に素敵なんです……。

私は、竹を使ったファブリックの質感がずっと気になっていて、ようやく実物を見ることができました!
こんな風にボタンで留めることもでき、これもまた素敵でした……。

竹が布に混ざった生地はとても柔らかく、なんとも言えない絶妙な色味でした。
お店の方によると、消臭や殺菌効果も高く、焼肉をした後でも部屋に匂いがこもらないのだそうです。すごい!

こちらは大麻という素材を使ったカーテン。ネイビーのラインがアクセントになっています。
こちらも濃いナチュラルベージュで、今まであまり見たことのない色味でした。

この会社ではポリエステル素材のカーテンも手掛けており、別ラインで製造されています。
ただ、そちらでは無駄になった生地を廃棄せざるを得ないジレンマがあるそうです。
そのため、無駄な部分を使って手拭いやコースターを作るなど、工夫もされています。

どちらにもメリットとデメリットがあり、その両方を体感されているからこその説得力あるお話が伺えました。
「自然なものが良くて、そうじゃないものがダメ」という単純な話ではないけれど、より自然なものを選びたいと思った時に、こうした選択肢があるのはとてもいいなと感じました。

自然に還るカーテン。取り付けるのが楽しみです。

本日ご紹介したお店

kurasiku
https://kurasiku.jp

お気に入り!手拭いコレクション #29 – タバさんのtodoリスト

今回は番外編ということで、手拭いコレクションをご紹介。

手ぬぐい コレクション①

夏は、これですね!花火のスイカ。見るだけで、癒されます。

手ぬぐい コレクション

こちらは倉敷の旅で一目惚れ、即買いしました。

色も切子の再現性もバランスも、びびっときました。

眺めているだけで嬉しくなります。

手ぬぐい コレクション

鮮やかな色使いにぱっと、気持ちが明るくなります。

沖縄らしい大胆な構図と配色がたまらなく好きです。
Kちゃんのお土産、ありがとう!

手ぬぐい コレクション

手ぬぐいいっぱいにイリオモテヤマネコが描かれています。
大好きな黒猫のデザイン!

バックの鮮やかなお花がまた南国の沖縄らしいですね。

体調悪くて行く事が出来なかった沖縄社員旅行で、同僚がわざわざ車で、手ぬぐい工房を訪ねてくれました!

手ぬぐい コレクション

コーヒー大好き人間としては、買わにゃならん!

川越の手ぬぐい屋さんにて即買いでした。なんか、癒されるんですよね

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

「人生は“毎日がドラマである”という気づきに寄り添う」 – アパレルブランド Kana Kawasaki

「人生は“毎日がドラマである”という気づきに寄り添う」をコンセプトに掲げるレディースアパレルブランド Kana Kawasaki(カナ カワサキ)。平凡な日々にファッションで色を与え、何者でもないと感じているあなたも、着る服によってどんな役にもなれる。装うことで見えてくる視点で、ありふれた日常もドラマとして楽しんでほしいという思いを込めて制作しています。

日常に“ドラマ”をもたらすコンセプトの誕生

姉とお揃いの洋服を作ってくれた母の影響で、ものづくりに興味を持ちはじめた幼少期。中学生になると、漫画家 矢沢あいの作品に出会い、ファッションデザイナーになる夢を抱きました。

しかし、いざブランドを始めようとすると、「デザイナーになる」という夢ばかり先行してしまい、作りたい服が思い浮かばず頭を抱える日々でした。

そんな時に人生を振り返ると、平凡な日常を過ごすなかでも、私の人生が楽しかったのは、お洋服の存在があったからだと感じました。「毎日、お洋服をちゃんと選んで、着て、装いを整える」。
そうすることで、いつも通っている道も着ているお洋服にあわせて見え方が変わってくる気がしていました。
可愛いワンピースを着ていれば、道に生えてる植物もキラキラしているように見えたり、かっこいいセットアップを着てれば、歩いてる道がランウェイのように感じたり。

実際にはドラマチックな出来事は起こってなくても、毎日女優のような気分で生きていたんだなと気づくことができました。

画像:ブランド始める前に自分で刺繍したノーマの像。

もうひとつ、コンセプトに影響を与えたのは“ノーマ”という彫刻の女性像。「ノーマル」という言葉からなぞらえて、「ノーマ」と呼ばれるその像は、1940年代に婦人科医のロバート・ L ・デッキンソン博士が15,000人のアメリカ人女性の体のサイズのデータをとり、その平均値で作られました。

そのため、ノーマと同じ平均値を持つ女性はたくさんいると思われていましたが、実際にはノーマの平均値に該当する女性は一人もいなかったそうです。

このエピソードを知った私は、平均的と思われていた人が唯一無二の存在だったこと、そして現実の世界に存在していないという事実をとても神秘的に感じました。

ごく普通の、ドラマのような展開のない人生を送ってきた自分をノーマに重ね、本当は自分も特別な存在で、私の人生もたくさんのドラマにあふれていたのかもしれないと思えるようになりました。

そして同じような感情を抱いている人たちに、私の作るお洋服を着てもらうことで、「あなたは、そのままでも十分特別な存在なんだよ」ということを伝えていけたらという思いが込み上げてきました。

カナカワサキのコンセプトは自分自身も含め、そういった思いを持つ女性たちに寄り添えるお洋服でありたいというところからきています。

品質、デザイン、機能性を兼ね備えた洋服づくり

ブランドは、私の販売、生産管理、デザイナーとしての経験に加え、「繊維製品品質管理士」の資格を持つなど、アパレル業界での多角的なキャリアを生かしています。

カナカワサキのお洋服は、奇抜さや尖ったアイテムこそありませんが、高い品質を維持し、デザイン要素を持ちつつ、しっかりと機能的である、という三つのバランスが取れたお洋服づくりができることが強みです。

例えば、2025年 春夏コレクションで発表した麻混素材のオールインワン。麻特有の清涼感を残しつつ、シワになりにくく、お洗濯後もアイロン不要です。トップスとボトムスをセパレートできる仕様で、従来のオールインワンの不便さを解消しました。

制作において重要なインスピレーション源は、テレビドラマです。

「朝」をテーマにした2023年 春夏コレクションでは、登場人物がカーテンを開けて朝の光が差し込むシーンから着想を得ました。何気ない朝のワンシーンから感じる“ドラマの始まり”と、“ブランドの始まり”の掛け合わせです。

はじめてのアパレル展示会がカナカワサキというお客さまに出会います。今まで服への関心が薄かったという方が、展示会でお洋服に袖を通した時に着心地のよさやシルエットに感激して下さり、「お洋服を着ることが楽しくなりました」と言って頂けたことがとても印象に残っています。

職場でも、お出かけにも、旅行にも持って行ってくださるということを伺った時は、“色んなシーンで着て頂けるように”という想いが伝わっていると感激した瞬間です。

今後も春夏・秋冬の展示会発表を軸に、百貨店やセレクトショップでのPOP UPイベントを通じて、多くの女性に洋服を届ける機会を増やしたいと考えています。

そして「あなたはそのままで十分特別」というメッセージを、洋服を通じて伝え続けていけたらと思います。

Kana Kawasaki
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巨大サボテンに出会えるまち 真鶴編 #38

SABOTENSのお散歩、今回はちょこっと遠征。神奈川県南西部の港町・真鶴にやってきました。巨大なサボテンに、八百万の生き物たち。家と家の間を縫うように通る路地「背戸道」。探検気分で、真鶴を歩きました。

駅前で手作りの「鶴」がお出迎え

真鶴駅前で気合いポーズをするSABOTENSの写真

爽やかな秋晴れで青空の広がる中、真鶴駅前からお散歩スタートです。

村田:今日は真鶴町に来ています!駅舎がかわいらしい。

藤田:晴れたねえ。気持ちいいお天気!

植木にたくさんの折り鶴が飾られている写真

村田:見て、駅前の植木に鶴の折り紙がたくさんついてる。

藤田:かわいい!駅長さんが作ったのかな。

村田:もしや、真鶴の「鶴」にちなんでる……?

細野:これも路上園芸?

村田:オフィシャルっぽく見えるけど、折り紙で装飾されてたり、支柱が刺さってたり、誰かの手で作られていることがわかるようで、グッと来るね。

藤田:見て見て、これ良くない?

植木のヒビから苔が生える写真

村田:ひび割れに苔が生えてる!傷跡をかさぶたが埋めてるみたいだね。

藤田:こういう「モーリー」っていうおもちゃ、流行らなかった?

村田:……(ピンときていない)。ひび割れの周りに模様ができていて。苔が泳いでいって波紋が広がっているようにも見える。

藤田:確かに!すっごいかわいい。手触りも生き物みたい。

村田:ほんとうだ、生き物っぽい。

藤田:「モーリー」と名付けよう。

村田:君は「モーリー」だ(まだピンと来ていない)。

後日よっちゃんに確認したところ、正しくは「モーリー」ではなく増田屋コーポレーションさんから発売されている「モーラー」でした。

「調べていると、懐かさに負けてamazonで買ってしまいました(細野)」

巨大サボテンに再会!

実は真鶴には思い出があるSABOTENS。今日は、行きたい場所があるのでした。

村田:6、7年前に、よっちゃんと一緒に、真鶴で大きいサボテンを見たことがあったよね。

過去に撮影した巨大サボテン
2018年6月に撮影した、真鶴の巨大サボテン

細野:「サボテンお遍路」だ!

村田:立派なサボテンだったよねえ。今日はあのサボテンを見に行きたいというのも、目的の一つ。

藤田:サボテン、まだ残っていてほしいね。

村田:わ、この駐車場、壁から植物が生えまくっている。勢いあるな。

藤田:植物が壁から垂直に生えてるね。どっちが地面なのかわからなくなる、不思議な感じ。

村田:写真を90度回転したら、地面から生えてるように見えるかも。

藤田:あ、壁に寝そべってみようよ。

細野:やってみよう。

村田:寝そべってるふうに見えるかな??

回転させ、寝そべっているような写真

村田:思い出してきたぞ、このあたりの風景。たしかサボテン、この近くだったような……。

藤田:あ、あれだ!

村田:わー、あのときのサボテン!

探していた巨大サボテンが
念願の再会!6年強で、1.5倍ほどの高さに!

村田:いやー、相変わらず立派だ!前見たときよりさらに大きくなってる気がする。育ったなあ。

藤田:青空に映えるね。

村田:かっこいい!

偶然、おうちの方が外に出てこられました。

村田:こんにちは!サボテンの写真を撮らせていただいてもいいですか?

おうちの方:どうぞどうぞ。

村田:このサボテンは、何年くらいここにいるんでしょうか?

おうちの方:おそらく50〜60年は経っていると思います。大元のサボテンは別の場所にあったんですが、建物を壊すときに切っちゃって。かわいそうだからと1本だけ取っておいた小さな株を、電柱の横にポンと植えたら、ここまで育っちゃいました。

村田:そうだったんですね!こんなに大きくなって。

藤田:以前真鶴で、このサボテンを見たんです。

村田:「あのサボテンどうなってるかな」って、見に来てしまいました。その時よりもさらに背が高くなっていて、びっくりしました。

おうちの方:ご近所のお店に行く方も、このサボテンを目印にしているみたいです(笑)

村田:「あのサボテンの近くのお店」って。

おうちの方:毎年2回、白い花が咲きます。ちょっと前にも咲きましたよ。夜に咲くんです。

村田:そうなんですね!花が咲く頃にまた見にきたいです。

全員:ありがとうございました!

村田:いやあ、再会できてよかった!真鶴のヌシのような存在感。

藤田:元気出るね、サボテンって。

村田:異国を感じるね。このサイズになると、もはや別の生き物だ。

藤田:怪獣に見えてくる。

細野:千手観音みたいだね。このサボテンに名前をつけるとしたら?

村田:「一つ目千手観音サボテン」だ。

犬に猫、鶴、亀、蛇。八百万の生き物たち

念願だった巨大サボテンに再会でき、すっかり元気をもらえたSABOTENS。ここからはいつも通り、嗅覚に従って真鶴のまちを思いつくままに歩いていきます。早速、通り沿いに気になる一角が……

庭に置かれたさまざまざな人形

藤田:かわいい!

村田:この中で世界観が生まれてるね。覗き込んだ人にしか見えない、箱庭だ。

細野:犬に、きのこに。

村田:ビー玉もところどころ埋まっていて、キラキラしてる。犬は犬でもいろんな種類がいるね。

藤田:路上で見かける犬の置物って、なぜかチワワとブルドックが多いよね。

村田:確かに。そんな気がする。犬の置物界で二大巨頭の犬種。

しばらく歩いていたら、ワンワンと吠える本物の犬の鳴き声が。

:ワンワンワンワン!

藤田:「怪しいやつがやってきた」と思ったのかな。

村田:番犬としての役割をしっかり果たしている。

藤田:素晴らしいね。

cat clubと書かれた看板

吠える犬の鳴き声を背に進んでいくと、気になる建物を発見。

村田:見て、こっちは「Cat Club」だって。

藤田:いいね(笑)

村田:犬の先に、猫。

鶴が描かれたマンホール

藤田:あ、マンホールに鶴がいる。

村田:本当だ!これも真鶴の「鶴」かな。もしかしたら、いろいろなところに「かくれ鶴」が潜んでいるのかも。

蔦が鶴のようになっている写真

藤田:あのツタ、かわいいね。

村田:あ、形が鶴っぽくない?!

藤田:本当だ!鶴だ!

村田:真鶴の「かくれ鶴」だ。

「かくれ鶴」たちを後にし、しばらく住宅街を歩くと、おうちの前の水槽で飼われる「亀」にも出会えました。鶴に亀。なんだかめでたい。

亀の写真
個人邸で撮影の承諾が撮れなかったためイメージ写真でお伝えします。

細野:亀だ。

藤田:大きい!私達の話を聞いてるのかも。

村田:こっち見てるね。

藤田:何歳なんだろう。亀って長生きしそうだよね。意外と同い年だったりして。

しばらく歩いていたら、なんと蛇にも遭遇。

蛇の写真

村田:今度は蛇だ!

藤田:なんか食べてる。トカゲ?

村田:とったとった。トカゲの尻尾が、蛇に飲み込まれながらプルプル震えてる。かわいそうだけど食物連鎖だ。そういえば前に茅ヶ崎でも、ヘビを見かけたね。

藤田:あやちゃんが、蛇が車に轢かれないように助けてあげたよね。

過去のに見た蛇
茅ヶ崎編で助けた蛇

藤田:実は今日、来る途中に蛇みたいな形をした雲を見かけて、「前に蛇を助けたよな」って思い出したの。今日は、蛇に会う気がしてた。

村田:すごい!予感があたった。蛇って、出会うといいことがありそうな気がするよね。みんな、これからいいことがあるでしょう。

迷路のような小道を進んでいくと、海!

真鶴の迷路のような小道

「背戸道」と呼ばれる路地が、建物と建物の間を縫うように通る真鶴。「この道を抜けるとどこにたどり着くんだろう?」と、歩いていると探検気分になってきます。

村田:こういう小道を歩いていくのが楽しいね。

細野:海が見える場所までたどり着けるかな。

藤田:たどり着きたい!

村田:あ、路地の一角に井戸がある。

井戸から水を汲むSABOTENSのふたり

藤田:手を洗わせていただこうかな。冷たくて気持ちいい!

落とし物の歯ブラシを撮影する藤田

藤田:あ、落ちもんだ。真鶴の第一落ちもん。

村田:長い歯ブラシだ。

藤田:一列一気に磨けるくらいの長さだね。

村田:誰かがこの路地で、歯を磨いた……?

藤田:ご近所のおじいちゃんとかが散歩しながら歯を磨いてたら、歯ブラシが落っこちちゃったりして。

村田:「落ちちゃった。もう磨かなくていいや」って。

ヒメツルソバとペラペラヨメナを眺める村田

村田:壁の隙間から、ヒメツルソバとペラペラヨメナがわしゃわしゃ生えてる。

細野:かわいい!

村田:そういえば地元の方が、最近真鶴でヒメツルソバとペラペラヨメナが勢力争いしてるって言ってたね。ご近所で密かに話題になってるんだって。

藤田:そんな話題で盛り上がるって、素敵だねえ。

村田:「最近、ペラペラヨメナが増えてるのよ…」って小声でコソコソ話してるのかな。

藤田:「ほら、ここもよ!」って(笑)

岩に妖怪のような目がついていて、雑草を食べているように見える

藤田:見て、この岩に目みたいなのがついてる。

村田:本当だ!

藤田:妖怪だ。

細野:岩のふりした妖怪。草をむしゃむしゃ食べてる。

村田:ローマの休日に出てくる「真実の口」みたいに、手を入れると何かが起こったりして……

真鶴の海を望む景色

背戸道を進んでいくと、海が見えてきました。晴れ渡る空と、真っ青な海。気持ちの良い景色が向こうまで広がっています。

村田:わー、海だ!

細野:きたきたー!

藤田:うわー、きれいだね。

ベンチが置いてある写真

村田:見て、見晴らしがいい場所にベンチが置いてある。いいねえ。

藤田:最高。座っていいのかな。

村田:座らせていただこうか。

藤田:わー、気持ちいい。なんていいんでしょう。

村田:晴れてよかったねえ。

藤田:きれいだねえ。

村田:高い建物がなくて、海を見渡せるね。空が広い。

藤田:ずっと座っていられるベンチだね。哀しいときにここに来たいな。

風で揺れる木の葉

村田:風で葉っぱがこすれる音に、鳥の鳴き声。静かだねえ。なんの鳥だろう。

藤田:鳥が好きな人はわかるんだろうね。鳥って大変だよな。空を飛ぶんだから。

細野:優しい。

藤田:風がすごいと、「全然進まない」ってこともあるんだろうね。

真鶴の海を背景にしたふたりの写真

ベンチのすぐそばには、海を一望できる草っぱらも。思わず「鶴」のポーズを決めるSABOTENS。

細野:見どころ満載だね。

村田:真鶴は「いつか住みたい街」の上位だな。もう、この草っぱらに住みたいくらいだ。ゴザを敷いて、テント張って。

藤田:怖いよ。「誰かいるぞ」って(笑)。

本日の一コマ漫画

真鶴がとても素敵な町だったのでもし、自分が真鶴に住んでお店をやるとしたら、何がいいかという話になった時に、「ギャップが大事だ!」と言いだしたよっちゃんが、罪悪感なくラーメンが食べれるように、エアロビとラーメン屋が一緒になったお店が
いいといい出し、珍名店(妄想)が誕生した。
イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

こころに残る真鶴の風景

村田のミカタ:真鶴のジョン・レノン?駅前の地下道にて。
藤田のミカタ:ベンチで休憩中に綺麗な歌声を披露してくれた鳥

やさしいあなたへお手紙を #85 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは。12月に入り、今年も残すところあと1か月ですね。
師走の慌ただしさを感じつつ、
体調管理や忘れ物、事故などに気を付けながら過ごしています。

先日植え付けたニンニクが芽を出して、とてもかわいいです。
ぱっと見ると、ニョキニョキと元気に育っています。

マルチカバーをしていなかった葉ものは虫食いだらけになってしまいましたが、
ブロッコリーや小松菜はカバーを突き破るほど元気に大きくなっています。
いただいた花の種をまいた場所には雑草ばかりが生えてきて、
花は淘汰されてしまったのかなーと思っていますが、
春になったら芽を出すかもしれないので、そのままにしておくことにしました。

最近は寒くなってきたので、飲み物もビールからワインに変わり、
おつまみではレーズンバターにハマっています。
生のバターのかたまりを食べられる胃腸を、ずっと持っていたい~!

先日、畑野圭意さんというピアニストのコンサートに行きました。
オーケストラとの大編成で、すごい迫力でした。
途中で和太鼓とのコラボもあったり、詩の朗読や語りもあったりして、
1曲1曲に込められたストーリーを聞くことができて感動しました!

こういう生のライブというのは、「今ここ、この時間」を味わえるものですね~。
その瞬間ごとを楽しむことって、普段なかなか意識していないのかも……と少し思いました。

こういう機会をもっと増やしていきたいです。

ではでは、また来週。
お元気で!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

年末だから、大切にしたいこと《12月の占い付コラム》BY イルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。

12月に入るとソワソワと気忙しい感じがします。タスクも増えがちで、あっという間に年末。今回はそんな時期だからこそ大切にしたい時間について考えてみました。

その前に12月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック

年末の忙しさで埋めてしまえ!

毎年思うのですが、年末ってなぜこんなに忙しい気持ちになってしまうのでしょう?

今年こそはのんびりとした12月を過ごしたい!と思っていても、あっという間にスケジュールがみっちり。さすが師走。

年忘れとか、忘年という言葉もちらほら目につく時期です。忘年とは「その年にあった苦労を忘れること」のようです。みなさんは今年を振り返ってみて、嫌なことや苦労したこと、ありましたか?わたしは特盛の1年だったと思います。ぶっちゃけ、嫌なことも、苦労したこともたくさんありました!その時の苦々しい気持ちって、簡単に忘れられますか?

「嫌なことを忘れる」って簡単なことではないですよね。ふと思い出して、また同じような気持ちが蘇ってきてしまう。ゾンビがやってくる。その同じような気持ちの繰り返しも不快だからこそ、わざと忙しくしてみたり、やることを詰め込んでみたりして、偽物の充実感で埋めてしまうこともしばしば…

スケジュールのテトリス

TODOリストにチェックがついていくのが快感で、スケジュールのテトリスをクリアしていくのも気持ちいい!でも、流れがうまくいかないときにはイラつくことも。

ほんの些細なことでも「できた!」と自分を鼓舞させることが必要な時もあるんですよね。特に家事とか、子どものことに関しては。目にみえる結果や報酬がないからモチベーションを保つのが難しい。ちょっと気を抜くと、子どものプリント未提出だったり、ゴミ出し忘れちゃったり、朝寝坊もしちゃうから、「あーー!わたしってダメーー!」ってなりがち。余裕がない時の自分には目も当てられません。

そして、ぎゅうぎゅうな気持ちで過ごしていたときに、これは本当にわたしの中からでているのだろうか?という思いがあることに気がつきました。なんの根拠もない思い込みにとらわれてしまっていたというわけです。

休むことで変えられる価値観

そのぎゅうぎゅうした気持ちから抜けるために必要だな、と思うことは「休む」です。ここで言う「休み」とは遊ぶことでも、寝ることでも、何もしない空白の時間。余白の時間のことです。

目的もなく、タイパやコスパなんて言葉からは程遠い「ぼーっとする時間」のことです。何かを感じなきゃいけないわけでも、無にならなきゃいけないわけでもありません。ただぼんやりとするのです。メリットもデメリットも、生産性もありません。特殊能力が使えるようになるわけでも、宇宙からのメッセージを受け取れるわけでもなく、ないないだらけなのですが、すごく大切な時間として「ある」のです。

気持ちがぎゅうぎゅうしているときには「何もしない」をします。キャンセルできることはして、何もしません。ぼーっとします。

ぼーっとしたままでいるのも飽きたし、何かやろうかなって思うまで休みたいのですが、実際は日常のあれこれもあるのでなかなかそこまではできません。細切れでも、思い出した時でも、ぼーっとします。

休むことをしているうちに、心がニュートラル状態になります。すると「とらわれ」にも気づきやすくなる。「ああ、なんだ。そうか」とぎゅうぎゅうした気持ちから離れられるのです。

大きい「とらわれ」に気づくと、世界がガラリと変わったように感じます。新しい世界観になると、感じ方も変わるので、今までクヨクヨしていたことが平気になります。その繰り返しをすることで、わたしは成長をしているのだなと思うのです。

心をニュートラル状態にするための一つの方法ですね。

この年末も、ぼーっとしながら成長して、新しい気持ちで新年を迎えていきたいと思います!

みなさまも「よく生きる」ことができますように、お祈りしています。

さあ、12月の占いです!

全体運:完璧な宇宙の采配に希望あふれる12月!

12月はとにかく自由で、楽しい、イルミネーションに彩られた街並みのような華やかな期間になりそうです。1日と31日に新月があるので、身の回りや気持ちの整理もスッキリできそうです。興味を持つ分野も大きく広がりそうです。

1日の射手座の新月では、人々の希望になれるようなドラマチックな人生を思い描いていくでしょう。自分が主役であることをしっかり受け止めて、これからどんなことが起こったとしても幸せなエンディングに向かって、物語を紡いでいくことができます。

15日は双子座で満月を迎えます。とにかくスピード感を持ってなんでもこなしていけるようなエネルギーが沸いてきますが、クールダウンも必要になってきます。自分の手元にあるものをしっかりと見極めて、ビジョンをクリアにしていけるでしょう。

31日は2度目の新月です。この山羊座の新月のテーマは「育む」です。ここで必要になってくるのは素直さや純真さ。まっすぐに向き合うことで、大切なことを大きくしていきます。

どんな場面でも、あなたがあなたらしく生きていけるように宇宙のタイミングは采配されていて、自分を信じてね!というメッセージが込められているように感じます。漠然と感じたことも、解像度を上げて、あなたは本当のところ、どう感じているのかを細部までじっくり観察してみるのも、来年に向けての準備になりそうです。

今回は、12星座別におすすめの本のジャンルをご紹介していきます。普段あまり手に取らない本や、前に一度読んだ本を読んでみることで、新しい視点をもった自分に気づくことができますよ!

♈ おひつじ座

牡羊座のイラスト

「どんなわたしでありたいか?」を考える時期になりそうです。自分自身のキャラクター設定を見直したり、他の人からどんな人だと思われたいかを客観的な視点で見つめていきます。大きな理想を掲げ、新しい気持ちで出発していくぞ!という意志が固まるでしょう。
●おすすめ本のジャンル:海外の家庭料理

♉ おうし座

おうし座のイラスト

後回しにしていた家庭内のことや、身の回りのことなどに手をつけます。今ならできそう!と言うモチベーションが沸いてくる時期です。同時に外のコミュニティでも楽しい時間が待っていますので、家でも外でも充実しそうです。古いものの中から発見があるかもしれません。
●おすすめ本のジャンル:昔の文芸作品

♊ ふたご座

ふたご座のイラスト

情報の処理能力がアップします。どんどん捗るスピード感が気持ち良い期間になりそうです。同時に学び直しにも最適なので、もう一度やっておこうと思っていることがあったら、ぜひチャレンジを。そこから新たな世界が広がります。新たな出会いも期待できるでしょう。

●おすすめ本のジャンル:建築やインテリア関係

♋ かに座

蟹座のイラスト

今まで育み、身につけてきたスキルが仕事の分野で花開きます。満足のいくような結果や報酬も期待できそうです。新しい生活習慣のスタートを迎える人もいるかもしれません。新鮮な視点で社会との関わり方を見出していくでしょう。
●おすすめ本のジャンル:ビジネススキル

♌ しし座

しし座のイラスト

フットワークが軽く、行動範囲も広がりそうです。いつもよりも自己アピール力もアップするので、あなたの魅力でサポートを得られます。出会い運も好調です。好奇心の向くままに行動することで次なるチャンスに恵まれそうです。賑やかで華やかな12月になるでしょう。

●おすすめ本のジャンル:冒険小説

♍ おとめ座

おとめ座のイラスト

自分の内側への好奇心が高まりそうです。その探求によって、これから目指したい生活観や仕事観が見えてきそうです。年末近くなるとある程度の自分なりのスタイルが形になっていきます。その経験をシェアすることが、年明けからのあなたの活躍の場面を増やすことになるかもしれません。
●おすすめ本のジャンル:ライフスタイル

♎ てんびん座

てんびん座のイラスト

グループ活動や、共同で運営していることに、力が入る時期になりそうです。プレゼンがうまくいったり、主張を上手に伝えることもできるでしょう。あなたしかできない表現とは何か?を考えることで、多くの人を惹きつけられます。年末年始はおうちでゆっくりしてくださいね。
●おすすめ本のジャンル:コミュニケーションスキル

♏ さそり座

ライフワークにしていこうと思えることを見つけたり、もう見つけている方は、今よりも情熱を注いでいく時期になりそうです。想いを目に見える形に表現していく活動にも繋がっていくようなイメージです。家族とも心地よい関係を作っていけます。年末年始は家族でゆっくり過ごしましょう

●おすすめ本のジャンル:ファッション関係

♐ いて座

いて座のイラスト

今まで疑問に思っていたことや、どうしても腑に落ちなかったことに自分なりの答えを見出していけそうです。自分自身への理解も深まるでしょう。体を動かすことや、簡単な呼吸法をしてみると、スッキリした気持ちで過ごせそうです。年末年始を楽しむための情報収集も捗りそうです。
●おすすめ本のジャンル:ストレッチ・体操

♑ やぎ座

やぎ座のイラスト

思いがけないオファーをもらったり、サポートや恩恵が受けられる時期になりそうです。以前に関わったことのある人から教えてもらったことや、過去に経験したことを生かすチャンスもあるでしょう。内省を促されることがあっても、お誕生日を境にスッキリ過ごせます。
●おすすめ本のジャンル:美術史

♒ みずがめ座

みずがめ座のイラスト

見えなかった自分の気持ちが、パートナーや身近な人を通して見えてくる時期になりそうです。抵抗感もあるかもしれませんが、認めて、受け止めることでふわっと軽い気持ちで過ごせます。そして、今よりも居心地の良い理想的な人間関係や環境を手に入れるでしょう。

●おすすめ本のジャンル:ドキュメンタリー

♓ うお座

うお座のイラスト

誰かのために行動する機会が増えて、忙しく立ち回ることになりそうです。日々の生活もパワフルで、活動的な期間です。現実的な問題もクリアしていきます。身の回りのことがスムーズに回ることで、人生を通してやってみたいことなどの大きなテーマにも向かっていけるでしょう。

●おすすめ本のジャンル:音楽関係

お楽しみいただけたでしょうか? 今月も皆さまが心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

庭木に癒され、心満たされる日々 #28 – タバさんのtodoリスト

これでもかという勢いで
新芽がどんどん育っています。

庭のユーカリがグングン育ちすぎて自立できず、
ちょっとした風で倒れるように……。
バランスを取るために剪定しました。

ハート型のまーるい葉っぱがかわいいですね。

カットしたたくさんのユーカリを
家のあちこちに飾りました。

寂しかった枝物の裾に……
一輪挿しでテーブルに……
トイレの窓辺に……
玄関のカウンター上に……

ユーカリポポラスだらけです。
緑は、本当に癒されますね。

庭木の水やりも、一輪挿しの水替えも、
そして、のすけ(🐈‍⬛)の水を新しくして
お線香をあげるのも……

何気に忙しい朝の毎日ですが、
「幸せなことだなぁ」とつくづく思う今日この頃です。

てなわけで……
庭木に癒され、最後まで楽しませてもらえる。
毎日の庭木の水やり、水替えという何気ないことで
癒され、楽しませていただけることに感謝。
それがタバタ流、丁寧な暮らしです 。

寒暖差で体調を崩さないようにしなくちゃですね。
みなさまも、どうぞご自愛ください。

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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食器選びから思い出す – 鴨home 13羽目

我が家の食卓に変化が訪れている。子どもの成長もあり、少しずつだけど食器を新調しはじめたのだ。割れないようにとか、洗いやすいようにとか、そういう基準をなくしてみる。

好きな食器を選べるのは、楽しい。

光原社(岩手県盛岡市)で買った小石原焼きの平皿。何を乗せても美味しそうに見える

普段は青や黒が好きだけど、食器類はなんでだか黄色を選んでしまう。黄色は確か、幼稚園時に一番好きだった色だな。

神奈川県真鶴町のガラス作家さんがつくったグラス。お水を入れてもオレンジジュースみたい

あとはできるだけ、作り手や作られた土地がわかるものがいい。多分、私が惹かれるのは手作りだからとか、1点ものだからというのではなくて、買った日のことや作家さんと話したこと、その土地の雰囲気をいつでも思い出せるものが好きなんだと思う。

東京都八王子市の陶芸作家さんのマグ。アイアンっぽく見える質感がかっこよくて買わせてもらった

10代前半まではっきりしていた「好き」が、20代に入る頃にはすっかり霞んでしまっいたように思う。自分の好みや感性が曖昧になり、周囲の評価や流行に流されやすくなった時期。その頃は、自分の本当の好みを見失っているような、いつもフワフワと宙に浮いたような感覚に苦しんでいた。

そういえば以前、ヴィンテージショップのオーナーさんと「好きなものを選ぶ判断軸」の話をした。

「自分の好きなものを選ぶって、案外大人になっていくとできなくなるんだよね」。流行や世間の価値観に惑わされず、自分の感性への正直さだったり、自分なりにものを組み合わせる遊び心だったり、オーナーさんは年を重ねても持ち続けている(これは、私が彼女のことを好きな理由)。

最近こうやって好きなもののことを考えられるのは、住んでいる家で落ち着けたり、周りの人との良い関係があるからかな。40歳を目前にちょっと遅い気もするけど、あまり知らないこの感覚はわくわくする。


▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

やさしいあなたへお手紙を #84 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!お元気ですか?
寒くなってきて、自転車がきつい時期になってきました~泣

夏の植物もすっかり終わり、庭は枯葉と茶色の世界。これもまたよいものですね。

先日、草木染めの作家である友人に教えてもらい、
シミのついた白いリネンエプロンを染め直しました。

花びらや葉、本を並べて染める「バンドルダイ」という方法で、
どんな仕上がりになるのか分からないのがドキドキでした。

でも、楽しすぎる~!私、こういうの本当に大好き~♥
緑の葉っぱが黄色になったり、茶色の実が紫っぽくなったり。
予想以上にかわいい仕上がりに大満足!

花も葉も枝も実も、こんなふうに活用できることが本当に嬉しい!!

草木染めを体験したお店のお庭は本当に居心地が良く、
ストーブの火があたたかく、空は青く、時折陽が差し込んで、
全ての生きものが調和しているような、素晴らしい時間を過ごせました。

またやりたいな~♥

寒空の下で飲んだチャイもおいしかったです。
では、また来週!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

窓枠の工事現場から、こんにちは。

今日は塗装屋さんによるリノベーション現場のお話です。先日、大工さんの作業が終了し、今日は塗装屋さんが窓枠の塗装をしてくれました。

塗装屋さん作業

窓枠の塗装

リノベーションの際、窓枠の色も内装と調和するように塗装をしてもらいます。窓枠の色を変える方法として、以下の3つの選択肢があります。

  1. ・塗装をする
  2. ・シートを貼る
  3. ・窓枠を交換する

交換という方法もありますが、フレームがひしゃげてしまう可能性があるため、今回は塗装をおすすめしました。

下地処理 塗るところを研磨

まずは塗装箇所にやすりをかけて掃除を行い、塗装の食いつきを良くするために研磨をします。

下地処理 プライマー塗り

次に、塗料がはみ出さないようにマスキングテープを貼り、その後、塗膜と窓枠の接着を良くするためにプライマー(接着剤)を塗ります。この段階で一度白くなります。

仕上げ塗り

最後に仕上げの塗装を行います。養生をしていることや古いクロスがあることから、現時点では全体のイメージがわかりにくいかもしれませんが、完成時にバランスの良い仕上がりになるように丁寧に塗っています。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

リノベーション工事の現場についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
本日は、大工さんの作業が終わり、塗装屋さんが窓枠の塗装をしてくれました。完成後のバランスを考えた仕上がりをどうぞお楽しみにしてください。

【お知らせ】第32回ジェルコリフォームコンテスト2024 表彰式レポート

全国のリフォーム(リノベーション)業者を対象とした、毎年恒例の「ジェルコリフォームコンテスト2024」。このコンテストは、国内最大級のリフォーム関連組織である日本住宅リフォーム産業協会(Japan Extension Remodeling Conference Organization:ジェルコ)が主催となっています。

全国各地から集まった425件の応募作品のなか、入賞したのは33作品。エントリエからは、鈴木栄弥が手掛けた「余白が生み出す『ひかり』と『ゆとり』」が、玄関・ホール部門で最優秀賞を受賞しました。今回は、11月15日に東京都内で行われた表彰式の様子と事例をご紹介いたします!

「良いリフォームとは単に古いものを新しくするだけでなく、お客さまの要望を引き出し、魅力的なデザインを機能させ、ライフスタイルを向上させること」が審査基準とされました。また、審査委員長の宮部浩幸氏(近畿大学教授)は、応募作品全体について「レベルが非常に高く、これまでの基準を超える挑戦が多く見られた」と総評。そして今年は特に「介護や健康を意識したデザイン」「外との関係を考えた住宅デザイン」「リノベーションでしか作れない空間」が注目ポイントとして挙げられました。

全体講評の中では鈴木が手掛けた住宅を「外との関係を考えた住宅デザイン」の代表例として取り上げていただきました。「収納などの基本的な機能はもちろんのこと、玄関と住空間を一体化させ、外からの自然光を巧みに取り入れた設計です」と宮部氏。

さらに受賞にあたり、審査員からのコメントも寄せられています。

今まで数々の玄関スタイルの変遷(特にコロナ後)がありましたが、「これって、マンション玄関の最終系では」との審査員の声も挙がるほど。機能+美しさに加え、玄関が居場所になりうるという可能性を見ました。秀逸は玄関入って正面にも見てとれます。LDKから光を取り込む薄いフレームのドア、なめるように光を受け流すR壁、Rと呼応する愛犬のためのトンネル、袖壁に守られた手洗い、コーナーの余白、などなど。シンプルで丁寧な仕上げの選択があってこそ、このアシンメトリーな空間が生き生きとしています。いくつかの目線の選択があるこの交差点のような玄関が施主曰く「嫌だったことは全部解決しました。」の言葉をもたらしたのでしょう。素晴らしいの一言です。
余白が生み出す「ひかり」と「ゆとり」 | 住宅リフォーム探しの日本住宅リフォーム産業協会 ジェルコ(JERCO)

【全国 玄関・ホール部門 最優秀賞】
鈴木 栄弥 担当「余白が生み出す『ひかり』と『ゆとり』」

今回のリノベーションは、長年住み慣れたまちと家をより快適な空間に生まれ変わらせたいというIさまご夫婦の願いからスタートしました。お仕事や日常生活で培われた奥さまのセンスを最大限に引き出し、空間に「余白」を取り入れることで、明るさとゆとりを感じる住まいが誕生しました。

鈴木は「審査員の方のコメントがとても嬉しかったです。お客さまのこだわりがあるなかで、それをうまくまとめて実現できたのと同時にそれが評価されたことを嬉しく思います」と、受賞について喜びを語ります。

▷エントリエの建築士 澤 雄太(右)と、同会社の別ブランド リフォームプライスのメンバーと一緒に。リフォームプライスも戸建て部門 全国優秀賞を受賞しました!

このような機会をいただいたことを糧に、これからもお客さま一人ひとりのご希望に耳を傾け、それぞれのライフスタイルに合わせたリノベーションを提供してまいります!

Iさま邸Instagramのお知らせ

Iさま邸のお写真や日常のようすをもっと見たい!という方、IさまのInstagramをぜひ覗いてみてください!

entrie Partner’s Profile #14 阿久津 利沙 – AKUTSU Risa

エントリエは、“「会社」という漠然とした相手ではなく、「人」で選びたい”……そんなお客さまのために「相談する人を選べ得るリノベ会社」というコンセプトを掲げています。

何年も暮らすお客さまの大切な住まいを「誰と」つくるか、考えてみませんか? お客さまと出会ったその日からお引き渡しの後まで、伴走する専任スタッフをご紹介します。

entrie Partner’s Profile #14 阿久津 利沙 – AKUTSU Risa

入社までの経歴 / プロフィール

東京都出身、埼玉育ち。3児のママ。
10年ほどカメラマンを経験しながら、町田ひろ子アカデミーに通いインテリアコーディネーターの資格を取得。その後、リノベーション業界へ。前職では商談から着工まで、お客様と間取りやデザインを決めるリノベーションデザイナーとして活動していました。エントリエの「楽しむリノベーション、HaveFun!」というコンセプトに惹かれて入社。

資格/受賞歴

インテリアコーディネーター

リノベーションへの思い

新築や建売住宅、分譲住宅がある中でリノベーションを選んでくださったお客様には、建物の状態や規定など多少の制限があっても、自由度の高いリノベーションを存分に楽しんでいただきたいと思っています。
もちろん完成したおうちも楽しみにしていただきたいですが、その過程もお客様と一緒に楽しんでいきたいと考えています。お客様の「好き」をたくさん詰め込んだおうちづくりのお手伝いができたらとても嬉しいです。

仕事に関するマイルール

  • お客様の「好き」を大事にする
  • リノベーションを楽しんでもらう
  • 周りの人たちへの感謝を忘れない
  • 一期一会を大事にする
  • お客様にとって一度きりの家づくりなので、誠心誠意込めて取り組む

趣味

料理、ファッション、写真

好きなもの

  • おいしいお酒とごはん
  • デイキャンプ

好きな音楽/映画/本

【音楽】

  • 昔から好きなアーティスト:JUDY AND MARY、DREAMS COME TRUE
  • 最近の洋楽:ブルーノ・マーズ、マルーン5(来日時にはライブにも行きました!)

【映画】

  • 『プラダを着た悪魔(2006)』
     この映画を見るとわくわくが止まりません♡

【本】

北川悦吏子さんの作品が好きです。映像作品も含めて隈なくチェックしています。

やさしいあなたへお手紙を #83 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!お元気でお過ごしですか?
私は元気にやっています。

11月になったらやらなければいけないこと。
それは玉ねぎの苗を植えることです!

玉ねぎの苗を植える前に、まずは前に植えていた野菜の片付け、土を耕し畝を立て、マルチシートを張ります。
この作業で半日くらいかかってしまいます……。

その後、一気に200本植え付け!と毎年やっているのですが、いつも腰が痛くなるので、
今年は100本を2日にわたって植え付けました。

玉ねぎは来年の5月頃に収穫予定です。
今年の5月に収穫した玉ねぎは今も保存してあり、半年以上は自家製で賄えています。

玉ねぎは一番価値のある野菜!な気がするので、買わなくて済むのは良いです♥

あと、ニンニクも植えたいのですが、種が売っていない!ネットで買おうか……。
最近はメルカリでも買えるのです!
畑もぼちぼちしつつ、最近はやる気があるので絵も描いています。
デジタルで描く練習をしているのですが、感覚だけを頼りに使っていて、もっと便利な機能があるはずなのに、全く使いこなせていません!
YouTubeとかを見て研究しないといけないな~と思っています。

今年も来年のカレンダーを作ったのですが、半分くらいはデジタルで仕上げていて、それを言うとみんな驚きます。
カレンダーの在庫も残りわずかになってきていて、本当にありがたいです。
どうもありがとうございます★

ではでは、またお便りします~!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

イメージは白い箱。余白が生み出す「ひかり」と「ゆとり」がある住空間 | リノベーション事例 #75

長年住み慣れたまちとお家での生活を、より快適な空間に生まれ変わらせたい。そんな思いで、リノベーションを決意したIさまご夫婦。お仕事や日常で培われたセンスを最大限に活かした奥さまの思いを形にするために、ともに家をつくり上げるパートナー探しから力をいれました。選び抜かれたモノと、空間に余白を残しながらも、奥さまの感性が隅々まで行き届いた洗練された住まいが誕生しました。

物件について

所在地埼玉県さいたま市
建物種別マンション(RC造) 築27年
リノベ面積61㎡
費用1200万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2023年

暮らす家族

ご主人、奥さま、まあま(飼い犬)

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションのきっかけを教えて下さい。

ご主人:もともと中古マンションを購入して暮らしていましたが、いつかはリノベーションしたいと最初の頃から言っていて。

奥さま:ここで10年ほど暮らすなかでも、変えたいなと思う部分がたくさんあって。間取りでいうと、玄関から廊下が暗く、洗面所が狭くて使いにくいなど、かなりストレスを感じていました。買い替えも検討しましたが、せっかく気に入っている場所だし、このままリノベーションで自分たち好みに変えるのがいいんじゃないかと。

エントリエの印象はいかがでしたか?

奥さま:はじめて恵比寿のお店に伺った時に、エントリエで働くみなさんがリラックスしていていいなって思いました。打ち合わせでお店に行くたび、明るくて柔らかい雰囲気で迎えてくれてスタッフ同士で仲が良さそうで。そういう会社の方が協力し合ってする仕事はいい仕事ができるだろうな、一緒にいいもの作れるだろうな、という印象でした。

3社に見積もりをお願いする中でどこもすごく良かったんですけど、エントリエの鈴木 栄弥さんがいちばん話しやすいなと思いました。どの会社さんとも何回か打ち合わせを重ねましたが、鈴木さんは素材を実際に見せてくれたり分かりやすくて、丁寧に準備してくれていることが伝わりました。それに、提案も押し付けのない感じがいいなって。私自身、やりたいことがすごくある人間なので、自分が思ったものを一緒に形にしてくれるような人を探していたんです。

BEFORE

AFTER

狭い洗面脱衣室でしたが、洗面台を廊下に出すことで脱衣・洗面・玄関ホールのそれぞれが広くなり、空間にゆとりが生まれるようにしました(鈴木)
壁をアールにして柔らかい雰囲気に、ガラス戸にすることで光が入り明るく開放的に(鈴木)

エントリエの決め手を教えてください。

ご主人:やっぱり1番イメージが伝わる会社かなっていう感じで選んだよね。

奥さま:実は相見積もりした中でも、エントリエさんは1番見積もりが高かったんです。それでも、すごく1番いい、合いそう、って思ったんです。

ただ、予算をすべての場所に割けるわけではないので、支給品(お施主さま持ち込みの部材)を使ったり、自分たちでできるとこは自分たちでやろう、本当に必要な箇所はプロにお願いしようと2人で話したんです。そんな気持ちも汲み取って鈴木さんは「大丈夫ですよ」と、メリハリをつけたプランにしていってくれました。

私たちにすごく寄り添ってくれているのを感じたし、不要なものを押し付けず、しっかりと住む人のことを考え、一緒に走ってくれそうなパートナーだなと感じました。

正面の格子はご友人の作品を後付け、右面の壁はご主人と奥さまのDIYで漆喰を塗れるように計画しました(鈴木)

かなり具体的にイメージされていらっしゃいました。リノベーションの構想はどのように考えていましたか?

奥さま:わたしは北欧のデザインをベースにしたアパレルブランドで、デザイナーをしています。それもあって入社してすぐに行った、フィンランドへのひとり旅からの影響があるかもしれません。それに、仕事柄、常にいろんな物を見て、写真や資料をストックしているんです。

イメージの写真とか、キーワードとか、気に入ってて残したい部分を考えて整理して、自分のやりたいことを伝えました。当初伝えていたのは、「白い箱みたいにしたい」「美術館みたいにしたい」とお伝えしてました。未完成でいいなって思っていて。余白があるうえで、暮らしてくうちに足していけたらいいなって。

イメージがはっきりあった分、近づけるのが大変だったのではないでしょうか?

奥さま:そこを鈴木さんに、一緒に進めてもらった感じですね。一緒にショールームに行ったり、「こういう部材はないですか」と相談したり。この床材も、動物を飼っても安全で、デザインやコストのバランスを考えて鈴木さんに提案してもらったものです。壁は白、床はグレーですべて統一したのは、部屋が変わっても空間が広く見えそうだと考えたからです。

床は滑りにくい素材を最優先に、傷や汚れに強く継ぎ目が少なくて済み、単調になりすぎない色味でデザイン性を残した長尺シートをご提案しました(鈴木)

リビングにはいると目に飛び込んでくるキッチンは、最後まで迷われていたそうですね。

奥さま:キッチンはたくさん迷いながらも、最後には好きな感じにまとまりました。アイランドキッチンって、すごく場所を取りますよね。だから「うちは置けないだろうな」と、壁付けのキッチンにしようと思ってたんです。

背面はカップボードなどの収納を置かずスッキリさせたことで、一面に貼った白いタイルがより印象的に(鈴木)

でも、ひとつ自分がやりたいって思ったものをドーンって入れて、逆に無駄なものなくした方が、かっこよく見えそうだなって思ってこの形になったんですが、そうしてよかったなって思います。器が好きなので、収納も十分にできるものを選びました。

奥さま:リビングの中にある仕切りのアール壁は、天井まであると空間が狭く感じるかなと思い、高さも相談しながら決めました。いかに広く見せて光をいれるか、ということを全体で大切にしたかったので、鈴木さんにも伝えて提案してもらいました。

リノベーション後の暮らしはいかがですか?

奥さま:いろんなストレスが減ったなって思ってます。嫌だったことは全部解決して、ゆったり過ごせています。すごく小さいことなんですけど、キッチンの水栓の裏の汚れが気になっていたのが、掃除しやすいものに変えて解決したり。そういうことが意外と一番嬉しいかもしれないです。

小さくて古い洗面台も、広くして廊下に出してもらったことで使いやすくなりました。計画中からわんこを迎えたかったので、お散歩から帰ってきて洗ったりもできるからいいな、と思って採用しました。

飼い犬のまあまさんも過ごしやすそうですね。

ご主人:以前は猫を飼っていたんですけど、床が動物向けではなく滑ってしまって。引っ越してきてこの子を迎えましたが、滑りにくい床材を選んでいるので過ごしやすいと思います。

奥さま:今回は、ペットドアもつけてもらって。前は、「隣の部屋に行きたい」っていわれたらその都度開けてあげていたのが、結構大変でした。寝室とリビングの2か所あるので、好きに移動しています。

この家での好きな過ごし方を教えてください。

ご主人:床に座ることが増えました。前はほとんど床に座ったりはしなかったのに、座っている時の風景が良くて。下から部屋を見回しても綺麗に感じるんです。

奥さま:わたしは、リビングのソファーとかで、わんこと一緒にのんびりするのが気に入ってます。

できるだけ高いものを置かないようにすることで広く見えそうだと思ったんです(奥さま)

色や素材はシンプルですが、Iさまらしさを感じます。

奥さま:プラスしようと思えばいくらでもできるのですが、迷ったら引き算するというのを心がけていました。その方が空間もスッキリして、やりたいことがより引き立つので。迷ったら引いて、どうしても欲しかったら後で足せばいいと思って。

キッチンの飾り棚をやめたり、洗面台下の収納をやめたり、テレビもやめたり。そうして無くしていくことで、逆に個性的になっていくんです。面白いですよね。普通はあるものをなくしてるから、ちょっと違和感が生まれる。それが自分たちらしさになっているかもしれないなって。

*こちらのお家のお写真や日常のようすをもっと見たい!という方、IさまのInstagramをぜひ覗いてみてください!

新しい工事現場から、こんにちは。

今日はリノベーション現場のお話です。本日から新しく工事がスタートしました。今回は戸建ての改装工事で、もともとお住まいのお家を改装いたします。

素敵なお家になるようにたくさんの想いを込めて計画を進めてきました。そのご期待にお応えできるよう、一同気を引き締めて頑張らせていただきます!

解体工事の打合せ

工事監督や職人さんと工事内容の確認をしていきます。本日はお施主さまにも立ち会っていただけたので、一緒に確認を進めました。解体する範囲や内容、既存で残すものなどを丁寧に確認していきます。
解体する場所には分かりやすいように目印をつけて進めます。

解体しない箇所には傷がつかないように保護のための養生を行います。

解体スタート

準備が整いましたら、いよいよ解体工事がスタートします。

本日の解体状況

浴室やリビングに面した和室などの解体が進みました。お風呂の天井を壊すと配線のほか、二階の配管や鉄骨が見えました。特に異常なところはなさそうで安心しました。しかし、解体が進む中でしっかりと確認を重ねていきます。
解体屋さんには暑い中、体調管理に気を付けていただき、明日も引き続き頑張ってもらいます。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

本日は新しくスタートした戸建てリノベーション工事現場について書かせていただきました。リノベーション工事の風景はいかがでしたでしょうか?解体屋さんがお家を壊していく様子は、新しいお家のためとはいえ、少し寂しい気持ちもあります。
そんな想いを汲み取り、新しいお家へのご期待にお応えするのが私たちの役目です。

今日から新しいスタートです!頑張ります!

思い出のマグカップ。金継ぎ体験 その2 #27 – タバさんのtodoリスト

17年前にリノベーションを担当したお客様の娘さん(当時小学3年生)から、お引き渡しの日にいただいたマグカップ。

自分の部屋を作ってくれてありがとう、と一言添えられていて、後でお母さんから「建築に興味を持ったようです」と聞き、すごく嬉しかった思い出のマグカップです。

欠けてしまってもなかなか捨てられず、大事にしていたものを、2箇所の欠けを丸く埋め、シッポに柄をつけて、マニキュアで仕上げてみました。

金継ぎの技術はすごいですね。嬉しい気持ちです。

ふと、あの子は建築の道に進んだのかなと思い出しました。

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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525年の歴史。日本を代表する宿で体験したシンプルの美学 #71

こんにちは。
秋が深まり、なんだか少し切ない季節になりました。

この季節はいつも日本に生まれて良かったな…としみじみと感じます。四季があるって素敵ですよね。

さて、今回はまさにそんな秋を満喫すべく、525年の歴史がある日本を代表するお宿についての投稿です。

今回の舞台は、伊豆修善寺にある「伊豆・修善寺 あさば旅館(以下、あさば)」さんです。死ぬまでに一度は行ってみたいお宿のひとつで(大げさ)、なかなか行くタイミングがなく…でしたが、満を持して!

「あさば」は、浅羽 弥九郎幸忠氏が開いた宿坊に端を発します。厳格な審査をクリアしたレストランやホテルのみが加盟できる権威ある会員組織「ルレ・エ・シャトー」の宿としても知られています。

7歳以下は宿泊できないので、今回は夫とふたりでの宿泊です。

ロビーの壁には、韓国に生まれ日本を拠点に活動する世界的な美術家・李禹煥氏の作品が掲げられています。

館内は古き良き面影も残しながら、現代的に改装されています。

今まで、こういった歴史ある宿にいくつか伺いましたが、あさばさんが一番シンプルで、一番モダンな印象。

無駄なものが一切なく、かといって寂しいわけでなく。

シンプルだからこそ、それぞれが引き立て合って、素晴らしいバランス。
これはかなり学びになりました。

今回泊まらせてもらった「山吹」というお部屋は、改装されたばかりだそうです。

庭園の素晴らしい眺めに向かって椅子が置かれていて、こちらに座って寛ぐ時間が至福でした。

春には桜が満開だそうで、こちらの部屋目当てに予約される方も多いそう。

聞こえるのは川のせせらぎの音と鳥のさえずりのみ。館内は他に誰かいる?と思うくらい静かでした。
食事も温泉も、その素材を活かして余計な手を一切加えておらず、とにかくシンプルイズベスト!

これだけの歴史があると、ついそれに見合った重厚な家具や骨董などを散りばめたくなると思うのですが、館内は拍子抜けするほどシンプルモダン。でも、それが余計に価値を増していると感じました。

宿泊客にとって常に居心地の良い空間を追求するために、常に建物や設えを改装し、細やかなおもてなしを心がけているそうです。

一流の空間におもてなし。

日本人に生まれて良かったと改めて感じる旅になりました。

「あさば」

本日ご紹介したお宿

伊豆・修善寺 あさば旅館

https://www.asaba-ryokan.com

entrie Partner’s Profile #13 宮島 夏実 – MIYAJIMA Natsumi

エントリエは、“「会社」という漠然とした相手ではなく、「人」で選びたい”……そんなお客さまのために「相談する人を選べ得るリノベ会社」というコンセプトを掲げています。

何年も暮らすお客さまの大切な住まいを「誰と」つくるか、考えてみませんか? お客さまと出会ったその日からお引き渡しの後まで、伴走する専任スタッフをご紹介します。

entrie Partner’s Profile #13 宮島 夏実 – MIYAJIMA Natsumi

入社までの経歴 

1991年生まれ。埼玉県出身。芝浦工業大学建築学科を卒業。建築士の父の姿に憧れ、住宅業界を志しました。

亡くなった祖父との思い出が詰まった家を建て替えに踏み切れなかった祖母の姿がきっかけとなり、リノベーションなら家への思い出と気持ちを残しながら、暮らしも良くできると考え、リフォーム業界への就職を決意。新卒でホームテック株式会社へ入社しました。

資格

二級建築士/インテリアコーディネーター/福祉住環境コーディネーター

リノベーションへの思い

リノベーションには決めることも考えることもたくさんあり、お客様自身が忙しい中で大変な作業だと認識しています。しかし、お家での暮らし方や家族との時間、これからの人生をどう過ごしていきたいかを見つめなおす、貴重な機会でもあります。

だからこそ、打ち合わせは楽しく、ワクワクしていただきたい!皆さんがこれからご機嫌で幸せに過ごせる家づくりをする時間、住まいの新しいスタートにワクワクする時間を、一緒に大切にさせていただきたいと思っています。

▶︎担当したご家族の事例。お父さまがご両親と住まわれていた家を、今度は息子さま夫婦やお孫さんたちと住むためのお家に。打ち合わせを進めていく中で、『息子家族とこんな風に家のことで一緒に話ができるのが嬉しいんだ』とお言葉を頂き、こちらがとても幸せに感じた思い出深い案件です。

仕事に関するマイルール

  • 楽しんでもらう、お客さまの「好き」と「ワクワク」を大切にする
  • 全力を尽くす
  • お客さま、社内スタッフ、職人さん、メーカーさん、すべての人に感謝の気持ちを持って仕事をする
  • お引き渡し後が住み始めてからが本当のスタート

趣味/好きなもの

① スキー 大学時代からアルペンスキーを始め、雪山の宿に住み込みバイトするほどハマっていました。現在は子供を抱っこしながら滑っています!

学生時代アルペンスキー
趣味のスキー、息子と。

② 断捨離 自分のご機嫌と余裕のある時間を生み出すために、物凄い勢いで断捨離に取り組んでいます。

③ ハーブティー ほっと一息つく大切な時間です。頭痛に効くホワイトウィロウを飲み始めてから頭痛が改善され、それ以来、体調に合わせて様々な組み合わせを楽しんでいます。眠りに良いブレンドハーブティーなども愛用しています。

好きな音楽/映画/本

【音楽】

  • ジブリ音楽
  • RADWIMPS

【映画】

「君の名は。」は映像と音楽の魅力に惹かれ、映画館で2回鑑賞。サントラとBlu-rayも購入して堪能しました。

【本】

川口 俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに(サンマーク出版, 2015)』をはじめとするコーヒーシリーズが特に好きです。

【イベントレポート】アーティストのtotoganashi / 近藤百恵さんによる絵のお花屋さん at entrie times ebisu

2024年10月12日(土)、entrie times ebisuにて、アーティストのtotoganashi / 近藤 百恵さんによる「絵のお花屋さん」を開催しました。

珠玉の言葉とともに届けられる、あなただけのお花

「絵のお花屋さん」は、近藤さんが行う、参加者のエネルギーや個性を感じ取り、その人を象徴するお花の絵をその場で描き上げて渡すというオリジナルのドローイングイベント。

参加者が持つ内面的な魅力や個性がアートとして表現され、完成した絵には詩の様なメッセージも添えられています。それは描く過程で得たインスピレーションを綴ったもので、まるでその人自身の物語を表現しているかのようでもあります。

ひとりひとりの内なる輝きを感じ取りながら、その方だけのお花を心を込めて描いていく近藤さん。

1回につき約1時間半、参加者さまが扉を開けて椅子にお座りになってすぐに描き始めます。「考え始めるとぶれてしまうから、最初の印象を大切にしているんです」。

ひとりひとりに向き合う時間の温かさ

描き終わった絵は、自らを見つめ直すお守りのような存在。参加者からは、「あたたかい気持ちになりました」「唯一無二の贈り物です」といった喜びの声が聞かれました。また、メッセージは、まるでその方の魂の深層に触れるようなもので、受け取った参加者さまの驚きと嬉しそうな表情が印象的でした。

描かれたお花の絵には額装オプションもあり、それぞれの好みに合わせてその場で額装してもらえる点も、嬉しいポイントです。選ぶ額もそれそれの好みが現れます。

心に残る体験を提供していただき、誠にありがとうございました。

やさしいあなたへお手紙を #82 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!お元気ですか?
私は元気です。
先日京王百貨店でやってるターシャデューダ展に行ってきました。見にきている人たちみんな60オオーバーな、感じ…みんなターシャにあこがれてるのかな~。
ターシャは絵本作家、園芸家、人形作家。50歳半ばから自給自足の1人暮しをして92歳まで庭を作り続けました。
ターシャのことば「自分はわがままな人間だ。いろんな便利なものにコントロールされたくない。自分は全部の王様でありたい」
「みんなわたしを理想化して見ています。わたしも人間だということを忘れ、現定のわたしを見ようとしない。
マークトウェインも言っているね。
「人にはみな月と同いように、だれにも見せない素側がある」しびれる〜!!私たちが見ているターシャは切り取られた一部分!実際はどうだったか分からない。ただ好きなこともやってただけなんじゃないのかな~。
まわりがり上げたく印想におどらされないよう注意しよう!では!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

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