今日は、前回の続き。解体工事が終了。予定通り5日間かかりました。
解体と聞くと重機でドカンドカンと壊しそうなイメージがあるかもしれませんが、実際は手作業。当然、壊したものも手作業で運び出します。これがかなりの重労働!(みなさま、ありがとうございます)
ここからは確認作業です。
解体後に、チェックする箇所は?
今日は、予定通り壊れているのか?をチェックしていきます。
床材を剥がすと躯体(くたい)が見えてきました。壁の下の方を見ると、躯体壁とクロスの境があるのがわかります。
躯体が見えているところまでは以前、床だったところの仕上がり高さです。こちらの床はフリーフロアという工法で作られていました。
躯体…建築物を支える骨組みの部分
こちらは、元はユニットバスや洗面台があった場所。ユニットバスがあった場所には、壁に石膏ボードが貼られておらず黄色い断熱材が見えています。
こちらは、元キッチン。躯体壁にそのままクロスが貼られていたようですね。断熱材があった面と違い、こちらはお隣のお家のお部屋と面していて、躯体壁が外気にさらされていません。
基本的にマンションだと外気に面している箇所には、断熱材があります。隣にお部屋がある場合、その面には断熱材を入れず、そのまま躯体壁に仕上げ材が貼ってあるケースが多いです。(ちなみに写真中央の、躯体壁が見えている場所はもともとタイルが貼ってありました)
こちらは、天井を解体した状態。躯体に木材を打ち付け、骨組みを作ってから石膏ボードを貼り天井を作っていました。よく見ると躯体からグレーのコードが出ていますね。このように建てたときに躯体の中にトンネルを作り、照明やスイッチの配線を通せるようになっています。
この後は、墨出し*をして、大工さんが来る前に配線や配管を新しい位置に変更する工事へ続いていきます!
墨出し…柱の中央や壁の表面など、水平方向や中央部分での基準となる線を描く作業
澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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