家族とエントリエ - LIFE STORY - #47
猫ちゃんものびのび。キャットウォークのあるお家 | リノベーション事例 #45
より良い住環境を求めて、物件購入からリノベーションを決めたAさまご家族。ご主人と奥さま、そして大切な家族である猫のガサオくんとこまちちゃん。それぞれの存在を感じながらも、ひとりひとりの居場所がある居心地の良いお家ができました。
物件について
所在地 | 埼玉県川口市 |
建物種別 | マンション RC造(築31年) |
費用 | 1200万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む) |
リノベ面積 | 64.3㎡ |
時期 | 2021年 |
暮らす家族
ご主人、奥さま、飼い猫のガサオくんとこまちちゃん
話し手
ご主人、奥さま
担当スタッフ
澤 雄太
リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:以前の家に不満があったわけではないのですが、周辺の環境の変化がきっかけで引っ越しを考えはじめました。それから猫にとっても広さがあった方がいいかなとかヨガができるスペースがあったらいいなということもあり、本格的に物件を探しはじめて。ただ、最初はリノベーションありきで考えてないかったんですね。きれいな中古マンションであれば、そのまま住んでもいいと思っていました。
エントリエとの出会いを教えてください。
ご主人:家探しから一貫して同じ会社の方に頼もうと考えていたのですが、話が進むうちにもう少し考えたいなと思ったんです。このマンションはもう買ってしまっていたので、リノベーション会社を紹介してくれるSUVACOさんから5〜6社紹介してもらったなかにエントリエがありました。
奥さま:最終的に2社に絞ったんだよね。
エントリエの決め手を教えてください。
奥さま:担当の澤 雄太(さわ・ゆうた)さんですね。ヒアリングの際、猫たちのことを他社さんにも同じように紹介しても、「猫ちゃん2匹なんですね」なんて話はみなさんしてくださるんですけど、澤さんだけは唯一名前を聞いてくれたんです。驚きましたね、家族としてカウントしてくださってるなって。
ご主人:そう、澤さんの人柄が大きいですね。プラン出しも一生懸命で、何案も何案も出してくれて。
どのようなご要望がありましたか?
奥さま:南向き・高層階のマンションなので、風と光を入れたいということを伝えました。元々の間取りだと、キッチンは吊り戸棚で囲われた感じですごく暗かったんですよ。こんななかで料理をしていても楽しくないだろうなと感じて。
ご主人:家の中でパターゴルフの練習ができるスペースが欲しいということを伝えました。あとは、それぞれ寝室は独立していた方がベターでしたね。それに足を伸ばしてお風呂に入りたいという要望もありました。
担当からの提案はどうでしたか?
奥さま:水まわりに関しては、配置を大きく変えることは難しいと思っていたんですね。でも、出てきたプランでは「お風呂を広くしたい」という希望もきちんと汲まれてレイアウトも使いやすく変更されていたのには驚きました。洗面スペースの場所も思い切って廊下に配置し、結果的にスペースを有効的に使えています。
BEFORE
AFTER
ウォークインクローゼットにシュークローク。収納も大容量ですね。
ご主人:家族4人分ほどあるということを伝えスペースをつくってもらいました。シュークロークにはたくさん靴も入りますし、玄関の床から廊下の境目を斜めにすることで広くなっています。物を出しっぱなしにすると、猫にいたずらされるので自然としまう習慣も身につきました(笑)。
こだわりを教えてください。
奥さま:掃除のしやすさを重視したところですね。猫の毛も気になるので、例えばドアは上吊りに、テレビは壁付けにして基本的に物は床から浮かせるようにしてもらいました。キッチンは、木製ではなく水に強く、清掃性の良いホーロー製のものを採用しました。
猫ちゃんのためのスペースはいかがですか?
ご主人:このキャットウォークも、怖がって上がってくれないかもと心配でしたが意外と2匹で喧嘩したり追いかけっこしたり駆け上がっています(笑)。住みはじめは恐る恐るでしたが、今はとてものびのびしていますよ。カップボード上で日向ぼっこしたり、鳥を見ていたりするんです。
あと、猫トイレがフローリングよりもやや下に埋まっています。中に換気扇がついていて猫が動くと反応して換気される、人感ならぬニャン感センサーです(笑)。
リノベーション、体験してみていかがでしたか?
奥さま:プランを出してもらった時ぐらいがとても楽しかったです。「こうきたか!」みたいな驚きがありました。それに、澤さんは絵がお上手なんですよ。それを見るのが毎回すごく楽しかったですね。
ご主人:わたしは工事中に図面で見ていたものが形になっていく過程が楽しかったですね。コンクリートの躯体がどんどん形になっていって「こんな風になるんだ」と、子どものようにワクワクしました。
住んでみていかがですか?
奥さま:テレビも大きくなって、大画面で映画を見たりゲームをしたり快適です。自分の部屋もいいのですが、リビングには猫がいるのでここにいる時間が落ち着きますね。
ご主人:自分の部屋でテレビを見ながらゴルフの練習するのが好きですね。
奥さま:リビングと廊下の境のドアはルーバーにしたので、お互いなんとなくいるっていうのがわかるんですよ。距離が離れていても、なんとなくつながっている感じがして認識できる。それでいて、猫たちも私たち夫婦も心地よいのがいいですね。
夢をたくさん詰め込みましたね(笑)!
一人一人一匹一匹が過ごしやすい動線、楽しい場所、安らげる場所、それを一緒に考えお手伝いするのがとても楽しく幸せな時間でした。ヒアリングから会えるのが楽しみだったがさおくんとこまちちゃんにリノベーション後に会えた時はついデレデレしてしまいました。言葉を発せない子達だけど大切な家族だからちゃんと考えてあげたい。そんな想いに共感させて頂きましたのと同時にAさま達のご負担が少なくなるお家になると良いなと思っておりました。 Aさまご家族の後押しをさせて頂き本当にありがとうございました。
澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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