家族とエントリエ - LIFE STORY - #71

鉄骨3階建てのワンフロアに、ストレスなく暮らす機能美を凝らしたお家 | リノベーション事例 #71

小林 めぐみ
設計した人
小林 めぐみ / Kobayashi Megumi
設計営業
住宅・店舗の設計や施工管理などの経験をしながら1級建築士の資格取得。「やっぱり住 宅に深く関わりたい!」と、工務店で住宅リノベーションを中心に設計と施工を一貫で担当していました。お客さまが収納に困る場面に何度も出くわしたことをきっかけに収納プランナーの資格も取得。子育てをしながら働く中で、新しい事業の展開や女性の働き方に柔軟なホームテック株式会社に出会いました。今までの経験を活かし、エントリエで、お客さまをHAPPYにする住まいを届けます!
宮島 夏実
サポートスタッフ
宮島 夏実 / miyajima natsumi
作図を中心に建築士として お家づくりのサポートをします!
イトウヒロコ
記事を書いた人
イトウヒロコ / ITO Hiroko
ライター
不動産広告制作、PR会社を経てフリーランスライターとして活動。おもな領域は広報・ PRにおける情報設計・コンテンツ制作、採用広報やオウンドメディアでの人物インタビュー・執筆。一緒に暮らしているねこに避けられている。

ご両親の家の修繕をきっかけに、リノベーションをして一緒に暮らすことに決めたGさまご家族。鉄骨3階建ての2・3階が、ご夫婦とふたりのお子さまが暮らすエリアです。ご夫婦ともフルタイム勤務で多忙を極める中、いかに暮らすうえでの負荷を減らしながらすっきりと過ごせるか。機能美を突き詰めた素敵なお家ができました。

物件について

所在地東京都台東区
建物種別鉄骨造3階建 築34年
リノベ面積120㎡(全体面積180㎡)
費用2900万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2023年

暮らす家族

(2、3階)ご主人、奥さま、(1階)お父さま、お母さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

小林 めぐみ

リノベーションのきっかけを教えてください。

ブラックとグレーを基調としたシンプルなテイストのダイニングキッチン

奥さま:もともと、この家には父母が住んでいて、わたしと夫、子どもたちは徒歩3分ほどの一戸建てに住んでいたんです。あるとき、ここが雨漏りしてしまって。最初は建て替えを考えたんですが、いろいろと調べているうちに、まだまだ住めるしリノベーションという選択肢を知り、舵を切りました。

話が出たのはふたり目の子が生まれる前のタイミングでした。わたしたちはフルタイム勤務で、保育園の送り迎えを父母に頼っていたのですが、子どもが増えるとなるとこのペースで生活していくのはきつく、今以上に助けが要るなと。そこで、わたしたちがリノベーションを担い、いっしょに住もうという話になりました。

エントリエとの出会いを教えてください。

奥さま:この家は鉄骨造なので、鉄骨造リノベーションに対応してくれる会社を探して、何社か見積もりをとりました。その中の1社がエントリエでした。

父母に意見を聞いたところ、エントリエはホームテック社のリノベーションブランドということで、ホームテック社は以前から知っているからいいのではないかと。わたしたちも、サイトの事例やショールームを見てデザインが気に入っていたので、エントリエにしようと決めました。「わたし好みにしてくれそう」って、直感で(笑)。

before

BEFOREの間取り。1階は、15畳の広々とした部屋が印象的
BEFOREの間取り。2階には、キッチンやダイニング、リビング、水回りなど生活動線が配置さている。

after

AFTER1階。お父さまとお母さまが暮らすための機能が揃っています。
AFTER 2階は、ご夫婦の暮らす空間となっている

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:建物としては、雨漏りの対応とそれに伴う外壁塗装、それに1階の断熱工事をお願いしました。お部屋は、1階を両親、2階をわたしたち家族の居住エリアとしてまるまるリノベーションしたんです。3階は父の書斎と居室だったのを、ウォークインクローゼットを新設するなど一部手を入れました。

2階のリノベーションの要望は、「生活すべてをおさめたい」ということです。

ご主人:ここに越してくる前に住んでいた家は3階建てで。僕はワンフロアの実家に慣れていたので、階段をあっちこっち行き来しながら暮らすのが不便に感じてしかたなかったんですよね。

奥さま:実際はリノベーションで子ども部屋は3階につくったんですけど、「子どもはいいんです、わたしたちは2階で生活全部を済ませたい」と(笑)。そのためには、収納スペースもしっかり確保したいけど「見せる収納」は苦手です、とお伝えしました。

リビングのワークスペース

▶️写真左:ウォークインクローゼット。「2階で生活が完結する」を実現するために、季節のものなども含めてすべて収納できる広々としたスペースに。写真右:洗面所。洗濯バーが天井に取りつけられている。奥さま「洗濯機からいったんカゴに移す手間が省けていいですよとおすすめされて取り入れました」

生活動線のよい機能的なお家がご希望だったんですね。プランを見て、いかがでしたか?

奥さま:最初に、担当の小林 めぐみさんが提案プランを3つもつくってきてくださって、まずそれがすごいな!と思いました。こちらから細々と要望をお伝えしましたが、それを検討して、「こういう方法もあるんだな」と、こちらが考えもしなかったような面白い提案をしてもらえました。

意外だったのは、廊下をなくして居室を広くしてもらったんですが、扉の位置を変えることで壁面収納ができたところですね。大きなウォークインクローゼットをつくってもらったのはこちらの要望でしたが、さらに「見せない収納」ができたのはすごく嬉しかったです。

大容量の収納は、ファイルボックスなどを使いすっきりと見せる
階段に付随していた廊下のスペースを居室として広げ、収納スペースに。収納のドアが階段を仕切るドアが併用となっていて、一体感のあるデザインに。
壁つけテレビで、リビングはすっきり見せることに

ダイニングスペースが一体化したキッチンもスタイリッシュです。

奥さま:コンロとシンクが分かれているのがよかったのと、収納スペースを豊富にとるには二列型のキッチンがいいと思っていて、いろいろと探しました。ちょっと予算オーバーなんですけど、やっぱりここは譲れないなと。

わたしよりも主人のほうが帰りの早い日もあったりして、食事はよく主人にもつくってもらっています。

ご主人:僕は料理が好きというわけではないんですよ。だから手早くやりたい、時間をかけずに早く終わらせたいんです。キッチンはリノベーションしてすごく使いやすくなりました。

2列型キッチン

落ち着いた色味で統一された内装デザインは、どのように話し合いをされましたか?

奥さま:ちょうどわたしが育休中で比較的時間があったので、小林さんとは主にわたしがやり取りをしていました。小林さんの提案は、「普通じゃないな」と感じました。いい意味ですよ(笑)。普通じゃない、平凡じゃないのが、わたしは好きなんです。

小林さんのセンスを信頼していたので、壁紙や床材の種類や色なども、なにかと相談しました。このグレーの壁紙も、見本だけではイメージしきれず迷ったときに「もっと暗い色にしても全然大丈夫ですよ、広くなったらそんな暗く感じないから」とアドバイスしていただいて。自分だけでは選べなかったと思います。頼もしかったですね。

パイナップルの置物

最後に、お気に入りの場所を教えてください。

ご主人:うーん。どこかな。僕はもう、とにかく住み心地がいい、というだけですね。

奥さま:あまりキッチン、リビング、部屋、ときっちり分かれていないので。ここ、この空間がいい、という感じです。

夫婦ふたりとも忙しく働いて、家にいられる時間も1日のなかでは本当に少ないんですよ。働きながら、生活が成り立つ家。それが1番大事で、希望が叶ってすごく快適です。

4人のご家族が過ごすシーン

小林 めぐみ
設計営業

小林 めぐみ / Kobayashi Megumi

1級建築士、住空間収納プランナー、木耐協耐震技術者

住宅・店舗の設計や施工管理などの経験をしながら1級建築士の資格取得。

「やっぱり住宅に深く関わりたい!」と、
工務店で住宅リノベーションを中心に設計と施工を一貫で担当していました。
お客さまが収納に困る場面に何度も出くわしたことをきっかけに収納プランナーの資格も取得。
子育てをしながら働く中で、新しい事業の展開や女性の働き方に柔軟なホームテック株式会社に出会いました。

今までの経験を活かし、エントリエでお客さまをHAPPYにする住まいを届けます!

受賞歴
『2023年ジェルコ リフォームコンテスト 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞』受賞
『2020年リフォームコンテスト関東甲信越支部 優秀賞』受賞
『2019年RoomClip全国理想の住まいコンテスト1000万円以上の部 全国優秀賞』受賞

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