家族とエントリエ - LIFE STORY - #71
ふたりの生活スタイルを大切に考えた、スタイリッシュで機能的なお家 | リノベーション事例 #70
インテリアやファッションが大好きで、休暇にはホテルステイを楽しむなど、暮らしにしっかりと美意識を持っているOさんご夫妻。機能的な中にも憧れのウォークスルークローゼットやスタイリッシュな空間演出を実現し、「ずっとここにいたい」と思える快適な住まいができました。
物件について
所在地 | 東京都台東区 |
建物種別 | マンション 築25年 |
リノベ面積 | 64㎡ |
費用 | 1980万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
時期 | 2023年 |
暮らす家族
ご主人、奥さま
話し手
ご主人、奥さま
担当スタッフ
北島 一広、中田 浩江
リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:ここはもともと二人で暮らしていた住まいで、そろそろ住み替えようかと。でも環境は気に入っていたんです。駅から近くて便利な一方、わりと静かだし、なにより窓からの眺望がとてもよくて。夏には隅田川の花火がよく見えるんです。
ご主人:引越も検討はしましたが、このロケーションはほかでは得られないなと。それでリノベーションを考えることにしたんです。
エントリエとの出会いは?
ご主人:知り合いに紹介してもらった何社かの一社がエントリエでした。でも実は、最初にいくつかプランを出していただいたときは、正直なところ、ちょっとかみ合っていない印象があったんです。
奥さま:どれもしっくり来ない、困ったなと思っているときに、ショールームを見に来ませんかと誘ってもらいました。そこで初めて、この図面はこういうお部屋になるのね! とイメージが湧いたんです。
特に玄関は、まさに私がこうしたかったんだというイメージ通りで。この空間が実現できるならぜひエントリエに、と心が大きく動きました。
ご主人:その後にもう一度担当建築士の北島 一広さん、中田 浩江さんと話をして、次のプランを用意してもらいました。次のプランは僕たちの要望通り、というかそれ以上にすばらしい提案をしていただいて。そこでぜひお任せしたいという気持ちが固まりましたね。
BEFORE
AFTER
どのようなご要望がありましたか?
奥さま:私は大きなウォークインクローゼットをつくりたかったんです。洋服が好きで、整然とかけられた洋服をゆったり選ぶ時間も楽しみたくて。
当初は今の2倍くらいの広さを希望としてお伝えしていたんです。でも全体を考えると、あまりにほかの要素を犠牲にしないとできないことだなと。その後、二転三転して今のかたちのウォークスルークローゼットになったのですが、今となってはとても気に入っています。
ご主人:動線も最高なんですよ。両側に収納があるんですが、寝室から洗面所や廊下に一直線につながっていて、無駄がない。
奥さま、すごく嬉しそうですね。とても素敵なクローゼットになりました。
奥さま:それから、ウォークスルークローゼットとは別に、夫のための小さなクローゼットを寝室につくってくれたんですよ。これがもう、最高のアイデアでした。
私、できればウォークスルークローゼットは、自分が大好きな服やバッグ、アクセサリだけで満たされた空間にしたかったんです。でも決して大きな部屋じゃないのでそんなのは無理だろうな、と諦めていたんですが……それが、夫専用のクローゼットをつくってもらえて。
もう、ものすごく嬉しい(笑)。
夫も、小さくても自分だけの空間ができたと言って喜んでますし!
(写真右)もともと寝室の窓でしたが、開口を活かして書斎と洗面室、それぞれに窓をつくりました。
提案されたプランで印象的だったのは?
奥さま:リビングと寝室を区切る壁ですね。やっぱりここが一番インパクトがありました。
ご主人:もともとリビングダイニングは大きなひとつの空間だったんです。横に広すぎてうまく活用できていなかったので、いっそ寝室をリビング側に持ってこようかという要望を出しました。ただ、そうすると当然間仕切りの壁ができて狭く感じるだろうなと。
奥さま:光もそれまでのようには入らなくなって、少し暗くなるだろうなと思っていました。室内窓をつくったほうがいいのかなと素人なりに考えたりして。そうしたら北島さんが、それよりも縦に光が入ったほうがいいから、壁の両側をオープンにしましょうと提案してくれたんです。
壁もただの壁じゃなくて意匠をほどこしたほうがいいですよと勧めてくださって。この木の意匠、とても気に入っています。
最初は、リビングと寝室に一体感があるのはどうなのかな、と一抹の思いはありました。ホテルなどではよくある造りだけれど、生活空間としては大丈夫なのかな、と。でも二人の生活リズムを考えると、寝る時間、起きる時間もだいだい一緒なので、きっとそんなに気にならないねと決心して、実際まったく問題ありませんでした。
ご主人:部屋の明るさも、ひと続きだった以前と変わらない印象が保たれています。
奥さま:この部屋のもともとの良さを活かすことを考えてくださったんだなと感じますね。
ホテルライクで素敵な空間ですね。
奥さま:自然光も心地よいですし、エントリエはライティングにはすごく自信があるから任せてください、とおっしゃっていて、全部お任せしました。私たちでは到底思いつかないようなしつらえを提案してもらって満足しています。
担当者の印象を教えてください。
奥さま:粘り強くプランを出してくださったことに感謝しています。北島さんには大胆な提案もしてもらって、中田さんには本当に細やかに見てもらいました。たとえば洗面室のタイルの目地の処理のしかたひとつも、雰囲気を壊さないようにと工夫したり、キッチンタイルの貼り方も交互に貼ってスタイリッシュに見せたり。そういう細やかな工夫がほどこされたことで、ますますその空間が好きになるんですよね。北島さんも中田さんも、ただこちらの伝えたことをこなすのではなく、プロとしての意見も伝えてくださって、感謝しています。
ご主人:僕達もかなり細かく要望を出して、何度もやり取りをしましたが、きちんと受け入れていただけたなという印象は持っています。
リノベーションって、最初にこちらが希望を出す必要はあるんですが、素人が言うことですから、それをそのまま鵜呑みにして図面に起こしたところでおかしなことになるんですよね。担当のおふたりは、どんな生活スタイルで、どんなふうに暮らしたいのか、わたしたちのこともたくさん聞いて、理解しようとしてくださってました。それを叶えるためのリノベーションを提案してくださったなと思います。コミュニケーションを重ねる中で、何が譲れないことなのか優先度をつけながら決めていくことが大事なんだなと感じました。
ワクワクした瞬間を教えてください。
奥さま:私は最初にショールームを見に行ったときですね。さっきもお話しましたが、玄関のしつらえやライティングを図面上ではなく実際に見ることができて、これが実現できるんだったらリノベーションする価値があるな、と感じた瞬間でした。
ご主人:僕は実際にできあがっていく過程を見ているときですね。最初にスケルトンの状態になって、そこから順番にできあがっていくところを何回か見せてもらったんですが、それが一番ワクワクする時間でした。
暮らしてみていかがですか。
奥さま:私たち、休暇はホテルに滞在してのんびりするのが好きなんです。このあいだの年末年始も予約して行ったことは行ったんですけど、二人とも「行きたくないな、家にいたいな」って(笑)。
ご主人:リノベーションが完了して越してきたのが年末ぎりぎりで。住み始めて1週間もしないうちに年末年始が来て出かけるスケジュールになっていたんですよ。それで「もっとここにいたいよな」って言いながら出かけていったという。
奥さま:帰ってきて「やっぱりここが一番いいね〜」って。
中田 浩江 / Nakata Hiroe
2級建築士、インテリアコーディネーター
静岡県浜松市出身。
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの資格を取得。
工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。
設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。
その後はフリーでお仕事をしていました。
今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、
ホームテック株式会社に入社。3兄弟のママ。
…
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