家族とエントリエ - LIFE STORY - #90
空間設計で描く、心地よい暮らし。家族の居場所が自然と生まれるお家。 | リノベーション事例 #90


リノベーション済みのマンションを購入し、ご夫婦とお子さま2人で暮らしていたOさまご家族。お子さまが成長し、住まいの使い勝手が気になることも増えてきて、リノベーションを検討するようになりました。空間設計で住み心地を向上し、家族それぞれの暮らし方にフィットする住まいができあがりました。
物件について
| 所在地 | 東京都港区 |
| 建物種別 | マンション |
| リノベ面積 | 70㎡ |
| 費用 | 1600万(浴室除く、解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
| 時期 | 2024年 |
暮らす家族
奥さま、ご主人、息子さん(小学生、保育園児)
話し手
奥さま、ご主人
担当スタッフ
二見 奈々絵、長谷川果菜
リノベーションを決めたきっかけを教えてください。
奥さま:この家は、購入時はリノベーション済み物件でした。もともとリノベーションには興味があったのですが、その時にはすぐに住み始められることを優先して選んだんです。でも住んでいるうちにやはり、暮らしにフィットしない部分が気になるようになって。
ご主人:ごく一般的な間取りで住むには困らないですし、こんなものかと思いながら過ごしていたんです。でもやっぱり収納が使いにくいとか生活動線がよくないとか、あとは天井が低いなど、もう少し住みやすくならないかな、という思いが生じてきて。
奥さま:子どもたちも成長して、もうすぐ小学生になるというタイミングで。この地域で暮らし続けるイメージもできてきたところで、本格的にリノベーションを考えはじめました。

エントリエとの出会いは?
奥さま:リノベーション雑誌などで調べて何件か問い合わせを始めた頃に、エレベーターで貼り紙を見たんです。マンションに住んでいると、工事に入る業者さんからお知らせが貼られますよね。その中でも、雰囲気が良くて丁寧だなと感じるものがあったのがエントリエさんでした。
貼り紙に注目してくださったとは、嬉しいです!
奥さま:そうなんです、その貼り紙が決め手でした(笑)。それでエントリエの二見 奈々絵さん(以下、二見さん)にお会いしてお話しして、すぐに「こちらにお願いしよう」と決めました。
ご主人:初回から、いい意味で他人行儀な感じのしない、業者さんぽくない印象がすごくよかったんです。子どもたちも連れていったのですが、親切にしてもらって。リノベーションをお願いするとなれば毎週のように打ち合わせに行くことになるだろうとわかっていたので、エントリエならそんなに負担を感じることなくお願いできるなと安心できました。
奥さま:私たち家族の考え方や生活の様子も細やかに聞いてくださったのも決め手の一つでした。単にキレイになる、機能的だけではなくて、本当に私たち家族にフィットする住まいを考えてくれているなと思えたんですよね。
ご主人:ヒアリングしてもらっている中で、実は自分はこんなふうに考えているんだな、こんな住まいのほうがいいんだなと、自分でも意外な気づきがありました。他とは違うアプローチをしていただいたのが、すごくいい感じに僕たち家族にフィットしたと思います。
Before

After

ご要望に対して、担当者からの提案はいかがでしたか?
奥さま:私たちから具体的に「こうしてほしい」と要望を伝えるというよりは、朝起きてから寝るまでの生活の流れや、今の間取りで使いにくいところや生活面で改善したいことをお伝えして。それを解決して心地よい住まいにしていく提案を二見さんからいただくというかたちで進んでいきました。
ご主人:例えば、子どもたちがランドセルを玄関に置きっぱなしにするのをなんとかできないか、僕の靴がすごく多いのでうまく収納したいなど、いろいろとお話をして、「じゃあこういうかたちにしてはどうですか」という提案をいただきました。
いくつかの間取りプランから、よさそうなものをベースにどんどん深めていく中で、自分たちでは思いつかないような間取りや収納をご提案いただいて。やっぱりプロにお願いしてよかったなと改めて思いましたね。


空間を最大限に生かした収納計画。
なかでも印象的だったご提案はありますか?
ご主人:僕も妻もリモートワークが多く、会議が重なると居場所に困ってしまうんですよね。それで、リビングのワークスペースのほかに、洗面所にデスクスペースとして利用できる長めのカウンターをしつらえてもらったんです。無理に個室をつくるのではないやり方でスペースをつくり出してもらえたのはすごい発想だと思いました。

手元が見えないようにデザイン。

個室のリモートスペースにも活用。
奥さま:天井が低いのが気になっていたのも、できるだけ高くしていただいて。排水などの構造も考慮しながら床面を下げる工夫で空間に変化が生まれました。


柔らかなグレーと木のぬくもりが調和したデザインも素敵ですね。
奥さま:デザインもいろいろと二見さんにご提案いただきました。リビングに入ってすぐの間仕切りや、キッチンのグレーのパネルはいいアクセントになって、とても気に入っています。
このソファはリノベーション後に二見さんに教えていただいて新たに購入したんですよ。家具は持っていた物をベースに空間設計していただいたんですが、新しく取り入れた物も相談すると部屋に合う素敵なものをご提案いただけて。リノベーションが終わったあとも相談させていただいて頼りにしていました。

リノベーションを通して、ワクワクした瞬間は?
奥さま:プランを3パターンだしていただいて、そこから選んで、私たちと二見さんで相談しながら具体的に決めていく過程がすごくワクワクしました。最終的に私たちの暮らしにぴったりマッチする間取りが完成した瞬間は、「これだ!」という感じですごく嬉しかったですね。
ご主人:僕はリノベーションが完成した部屋に入った瞬間ですね。引っ越しの時にも、もともとあった家具がどんどんぴったりはまっていく過程を見ていても、やっぱりすごいなと感動しました。

リノベーション後、ご家族の暮らしに変化はありましたか?
ご主人:リビングと小上がり、両方のスペースで家族と過ごす時間が増えましたね。
奥さま:小上がりになったところも、もともと開けたスペースだったのですが、あまり活用できてなかったんですよね。結局リビングにみんながぎゅっと集まってきて(笑)。


二見さんから「子どものエリアは、空間のつくり方で感じ取れるように設計してあげるのがいいですよ」とアドバイスをいただいたんです。おもちゃなど子どもが使うものを置いてスペースをつくると、「ここは遊んでいいエリア」と認識するようになるんですよ、と。あっちで遊びなさい、と口に出して伝えなくても、子どもたちも小上がりで遊ぶ時間が増えました。家族の暮らしかたに住まいがフィットして、自然に心地よく過ごせるようになったのがいいですね。


広がりを取り戻したLDKスペースがそれぞれの居場所に
Oさまのお家にお伺いした時に、使い勝手の困る間取りや天井の低さも感じられ、どこか窮屈に暮らしていらっしゃる印象を受けました。家事動線や収納のお困り事、ご在宅仕事がしにくいなど改善するところが多く、全体的なリノベーションをご提案することに。 収納計画を細かく見直し、ワークスペースも2つ確保。今後、お子さまが成長した後のことも見越して可変できるプランになりました。 奥様念願のリビングソファも置けるようになり、天井も高くして以前と同じ空間とは思えない広々としたLDKに生まれ変わりましたね!うまく使えないリビングの一角も、やっと活用できて良かったです! インテリアコーディネートはお任せいただき、ジャパンディモダンを目指してご提案しました。暖かみもありつつ、間接照明なども取り入れ、大人な空間に仕上がりました。 ご家族それぞれが居心地良く、楽しんで過ごしていただけていて嬉しいです!ありがとうございました。

二見 奈々絵 / Futami Nanae
2級建築士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター
神奈川出身 1989年生まれ
法政大学 デザイン工学部 建築学科卒業…
幼い頃からモノづくりが大好きで自分の生み出したものが長年残る仕事がしたい!と建築を志す。
建築を学ぶ中でより身近な住宅設計に興味を持ち、大学卒業後は大手リノベーション会社に就職。
お客様と直接関わりながら設計・施工を一貫で行う大規模なリノベーションを経験する。
型にハマった提案だけではなく、より自由でワクワクする住まいを設計したいと思っていた矢先、
エントリエと出会う。好きなものを詰め込んだ空間づくりが得意。
リノベーションで住まう人にとっての最高の住空間を提供することに幸せを感じている。
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