家族とエントリエ - LIFE STORY
《憧れの無垢材で心地よい住まいに | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY 番外編
今回の『家族とエントリエ』は、番外編。
担当の北島 一広(きたじま・かずひろ)がリノベーション ストーリーを語ります!
こだわりの無垢材と
キッチンカウンターでお気に入りのLDKに
今回は『家族とエントリエ#35』にも登場して頂いているOさまご家族を北島がはじめて担当させていただいた際の事例をご紹介。当時はご夫婦二人暮らしのお住まい。お客さまご希望の無垢の床材を使い、全体の一体感を大切に仕上げていきました。
- マンション(築15年)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 面積:リノベ範囲45.5㎡
先日の撮影時にも、今回ご紹介するお家のお話があがっていましたね。
エントリエ 北島(以下、北島):そうですね、こちらのリノベーションは10年前。もう新しいご家族が入居されているそうです。キッチンなど気に入ってそのまま使ってくださっているといると聞いてうれしいです。
どのようなことを大切にご提案をしましたか?
北島:ご予算をオーバーしないよう、希望に優先順位をつけてご提案しました。2部屋を一体化することで広くしたLDKと、そこに続く廊下にはぜい沢に無垢材を採用しました。また、壁付きだったキッチンは、給排水管を大幅に付け替えない範囲で移動したことで念願の対面式にすることができました。
コストを抑えるためにどのような工夫をしましたか?
北島:床材を上張りにしたり、建具などは既存のものを活用したりすることでコストを抑えていきました。
既成の洗面ボウルとカウンターを組み合わせ、コストを抑えながらも雰囲気のある空間になっています。
ご提案にあたり、こだわった点を教えてください。
北島:廊下の壁を移動して、CDや小物を収納する棚を造作しました。この造作収納があることで、リビングからの連続性が生まれています。
壁との間を広くとった対面キッチンは「ゆったりしていて家事がラク」とOさんご夫婦も気に入ってくれました。
トイレも壁紙一部をブラウンに。アクセントをつけることで、落ち着いた空間になりました。
リノベーション当時を振り返っていかがですか。
北島:リノベーションをしたのが、もう10年も前なのだと驚きました。気に入ってお住まい頂き、また新居でもリノベーションもご相談いただけてうれしく思いました。