愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

フックドラグ作家 / laglag__

心がグッと惹かれた瞬間から、やりたい気持ちを育てて

フックドラグ作家 / laglag__

フックドラグ(*)との出会いは2012年、たまたま手にした小冊子に心が奪われました。

当時小さな子どもがいて、すぐにはじめることが難しかったのですが、「いつかやりたい」と思いを募らせました。けして昔からものづくりが得意だったわけでもなく、むしろ苦手な分野。それなのに、こんなにも興味が湧く事が自分でも不思議でした。

はじめての作品は娘のヘアゴム。とても喜んでくれて、嬉しかった気持ちは今も制作活動への原点となっています。

*フックドラグ
19世紀アメリカや北欧などでリサイクル精神から始まった技術です。古着などの裂き布を麻布にフッキングしてラグを制作していました。一針一針手間のかかる手法ですが、あたたかみのある作品に仕上がります。

誰もが挑戦できる。それでいて個性が出るフックドラグの魅力

子どもが少し大きくなった2014年からラグラグとして制作をスタート。2017年から新たな道具として、フックドラグ用のパンチニードル Oxford punch needle(*)と出会い、さらに作品の幅が広がりました。

20194月からはThe Oxford companyとの販売契約を結ぶことが叶い、【Oxford punch needle】の販売をスタートしました。

実は、フックドラグは誰にでもできる簡単な技法。黙々と無心に制作する時間は心もリラックスでき、それぞれの個性で自由にデザインを表現することができます。(アメリカの一部の小学校ではフックドラグが授業のカリキュラムにもなり、子どもたちの想像力や集中力にもとても良いそう!)

 *Oxford punch needleとは
アメリカバーモント州にあるラグフッキングスクールのAmy Oxfordさんが開発したフックドラグ用のパンチニードルです。数年前より世界的に人気になり広がりをみせています。

愛着のあるイメージをlaglag__流にミックスさせた、オリジナルフラッドラグを


作品づくりでは「自分が欲しいと思える」かを考えたうえで、幾何学的なイメージに北欧的なテイストを加えています。他にも、モロッコラグなど好きなデザインを参考に制作しています。

現在大人向け、子ども向けなどさまざまなワークショップを毎月開催中。これからもフックドラグの魅力、パンチニードルの魅力をたくさんの方に伝えていけたらと思っています。

*イベント・ワークショップ情報

1.パンチニードルワークショップ
■日時 | 2019年4月24日(水) 10時30分~、
■場所 |かっしーや(町田市相原)
2.「グリーンフェスタinフルーツ公園 」
■日時 | 2019年5月3日(金)
■場所 |山梨県笛吹川フルーツ公園 (山梨県山梨市)
3.「KAKAYA marché」
■日時 | 2019年5月5日(日)
■場所 |家貨屋(茨城県古河市)
4.「パンチニードルワークショップ」
■日時 | 2019年5月18日(土) 1回目:10時~、2回目:15時~
■場所 | cafe ニジョック(鎌倉市)
5.ハンサムジャンク
■日時 | 2019年62930日(土・日) 
■場所 | アウトドアビレッジ(昭島市)

● フックドラグ作家 / laglag__

【Instagram】https://www.instagram.com/laglag___/

【Oxford punch needle 販売ショップ】 https://laglag.thebase.in/