ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお訊きします。
《 物語のある刺繍 / 丹治真理 – 愛しいものたち 》
大胆に、繊細に……糸で物語を綴る
刺繍を中心とした服飾雑貨を制作しています。
作品のなかに、何か物語を描きたいと思ったことが、刺繍制作のきっかけ。
制作の際は、「大胆かつ繊細につくること」を大切に、色の組み合わせやバランスに気をつけながら、あまりかわいくなりすぎないようにつくっています。
なぜか、電車に乗ってぼんやりしているときに、つくりたいものが浮かびがち。
草花や天気、音楽。日々のそういったものが、作品のインスピレーションを生み出しています。
普段はお勤めしているので、制作は休日の空いた時間に、ゆっくりしたペースで行っています。
ひとつの作品にかける時間は、小さなブローチだと2時間ほど、靴下は4時間ほど、大きめの布に刺繍を施す時は、何日かにわけて10時間ほど。作品によってさまざまです。
「これは、すごくかわいいかもしれない!」と思ったとき、楽しさを覚えます。
これから取り組んでみたいことは、古着のリメイク、本の背表紙への刺繍、絵のようなもの。編み物も練習中なのでいつか作品にしたいですね。
……やりたいこと多いなぁ。
物語のある刺繍 / 丹治真理
【Instagram】https://www.instagram.com/tanminzoku
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