皆さん明けましておめでとうございます。
悲しいニュースの連続となってしまった新年、改めていつもの日常が奇跡の連続なんだと、気付かされた方も多いかと思います。
まずは、自分にできる事を。
私は、こちらの連載が少しでも誰かのパワーになれたらいいなと思っています。
今年初めの連載は、そんな日常に輝くアイテムを。
ずっと探していて、やっと見つけたアイテムです。
こちら、一見すると「???」となる箱なんですが……
この穴がヒント!
そう!ティッシュケースなんです。
時間が許すタイミングで、店舗やご紹介の個人のお客様のインテリアコーディネートの依頼を受けており、必ずと言っていいほど「素敵なティッシュケースありますか?」と聞かれるのです。
みんな、そんなにティッシュケースを探しているのか!?(笑)
と不思議に思っていたのですが、いざ、探してみると何となくその理由が分かりました。
ティッシュケースのバリエーションて、そんなにないのですよねー。
中には派手好きな人もいますが、色もだいたいグレー、ベージュ、ホワイト、ブラック、ブラウンなど。
素材もプラスチックか、レザー、もしくは天然木など。
器などと違い、「何となくこれでいいかなー」「そこそこオシャレに見えるかなー」という感じで、皆さん選んでいて。
一目惚れでした!とか、もう買わずにいられなくて!というインパクトはあまりティッシュケースにはない。
そもそも、インテリアの脇役中の脇役。
でも、だからこそ名バイプレイヤー的な存在を皆さん探しいるのだな……と。
で、ようやく見つけたこちらは、BYOKAというジュエリーブランドのティッシュケース。
蓋部分は真鍮で、本体は桐。
ティッシュが、お香の煙のように立つ姿も計算されたという佇まいは、ジュエリーブランドならでは。
テーブルの上にあるだけで、にんまりしてしまいます。
プレートには、さりげなくブランドのロゴが。
送られてきた際も、こんな素敵な布にくるまれて。
いつも通りの日常は、決して当たり前ではない事に気付かされた新年。
この気持ちを忙しさの中で忘れないように。
このティッシュケースを見るたびに、奇跡のような毎日に感謝したいと思うのです。
■今回ご紹介したお店
BYOKA