阿部 梨絵
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阿部 梨絵
ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、 内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。 都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。 体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。 プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

こんにちは! 少しずつ秋の気配を感じる朝晩。

夏の終わりは少し寂しくもありますが、我が家の家作りも佳境に入ってきております。

今回はその中でも「 和室」について。今回、和室をしっかり作ろう!と、オシャレ和室みたいなイメージでなく、昔ながらの渋めの和室にこだわりました。

なかでも、建具、壁、天井はなるべく現代風にせず、伝統的な日本の和室をイメージして作り込んでいます。

改めて向き合うと、和室の素材って何が使われているのか…何が正解なのか知識が乏しく、調べていく過程でなるほど〜と知る事が多々ありました。

特に天井。

一般的な民家で使われている竿縁(さおぶち)天井、近代以降多くなった目透かし天井などは、よく目にした事があるものでしたが、網代張り(あじろばり)天井、竹張り天井などは、初めて知る名称でした。

天井に使われる素材である竿縁や網代張り、竹張り天井などサンプル

手前117.145が網代張り紙、奥124.125.130が竹張り天井の見本です。

職人さんが手作業で張っていくのでコストはもちろんかかりますが、仕上げの雰囲気がまるで有形文化財。。

我が家はこのどちらかを取り入れよう!と決めました。

砂壁のような珪藻土素材のカラーバリエーションサンプル

また壁も砂壁のような珪藻土素材で塗装すると、より昔ながらの和室に近づくのでは、と採用。ただ色味が本当に決められず、いまだ決まっておりません。

カラーバリエーションサンプルでみると、微妙な色の違いがあることがわかるベージュ系のトーン

209と215なんてほぼ同じです(笑)

ここはもう設計士さんにお任せしようかという案件です。

とこんな感じでまだまだ続く内装の打ち合わせ。特に和室については、選ぶ素材でガラっと雰囲気が変わるので、どんなイメージにしたいのか、リビングダイニングなどより明確な方向性が必要だなと感じました。

なんとなく脇役になりがちな和室ですが、伝統的な素材を選び、思い切り主役にするというのもまた新鮮です。

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