エントリエ編集部
記事を書いた人
エントリエ編集部 / entrie
Editor
エントリエマガジンの編集部です。

「壁に埋め込んで使うレセップを取り入れたい」というご要望をいただくことが増えてきました。「レセップ」とは、電球を取り付けるための器具の名称。

この照明の場合、黒いカバーの内側にある電球の口金を覆う部分がレセップです

その中でもご要望の増えてきた「フラットレセップ」とは、壁や天井に埋め込んで取り付けるタイプで、レセップ部分が目立たず、スッキリとした見た目が特徴です。

施工事例「イメージは白い箱。余白が生み出す「ひかり」と「ゆとり」がある住空間」より

壁面からの出っ張りが少なくすっきりとした印象で、アクセント照明として用いられます。空間にワンポイントがほしい方や洗面所や玄関に柔らかい補助照明を取り入れたい方におすすめで、日常の中で”なくても困らない”けれど、”あると空間がぐっとおしゃれに見える”という、贅沢な光です。

設計時に気をつけたいポイント

フラットレセップを採用する際には、事前にお打ち合わせが必要です。

  1. 壁の厚みを確認する
    フラットレセップは壁の中に埋め込むため、一定の壁厚が必要です。壁が薄い場合や断熱材が多く入っている場合は、取り付けが難しいこともあるので、早い段階で確認しておくことが重要です。
  2. 設計段階での計画が必須
    工事が進んでから「ここにレセップを付けたい」となっても、後から壁を開けるのはむずかしいことがあります。設計初期の段階で設計士や施工担当者に必ず伝えましょう。
  3. あかりの役割を理解する
    フラットレセップはあくまでメイン照明ではなく、ポイントで取り入れる補助照明です。玄関のアクセント、洗面所の壁灯、廊下のやわらかな灯りなど、空間の雰囲気づくりに最適です。ただし、たくさんの明るさを求める場所には不向きなので、他の照明と併用することをおすすめします。
施工事例「イメージは白い箱。余白が生み出す「ひかり」と「ゆとり」がある住空間」より

フラットレセップは、必須の照明ではないものの、取り入れるだけで空間の質をぐっと高めてくれる存在です。シンプルでありながら存在感があり、日常に”ほっとする光”を添えてくれます。設計段階から計画することで、より理想的な空間づくりが可能になります。リノベーションをお考えの際は、ぜひお気軽にエントリエにご相談ください! お客さま一人ひとりの暮らしに寄り添い、最適なご提案をさせていただきます。

リノベーションについての
ご相談はこちら

住まいのこと、
お気軽にお話しください!
お話して理想の暮らしについて
一緒に考えてみましょう!