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自分に嘘はつかないように。流れるようにたどり着いたナチュラルな暮らし。子宮美容セラピスト 阿部 梨絵さん | エイミーズトーク #33

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人に、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第33回目のゲストは子宮美容セラピスト、阿部梨絵(あべ・りえ)さんです。

阿部梨絵(あべ・りえ)さん。20代後半にスタイリストから「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。マッサージサロン勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロン「salon green」を横浜市都筑区の自宅にてオープン。内側からの子宮ケアとして発酵食品作りや通年つくれるキムチの教室を主宰。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

エントリエでのリノベーション経験をお持ちで、連載「りえさんのインテリアトリップ」の著者でもあるりえさん。現在は自宅を開放し、発酵食品づくりの教室を主宰されています。「我慢するのではなく、見て見ぬふりをせずに上手に身体と付き合えるといい」と話すりえさんご自身も、20代は身体を酷使してきたといいます。インテリアトリップでは見えない、今の暮らしにたどりつくまでのストーリーを伺いました。

自分に嘘はつかないように。流れるようにたどり着いたナチュラルな暮らし

――りえさんはエントリエで2度、リノベーションをされていますよね。

りえさん:はい。最初の家と、今の家で2度リノベーションをお願いしました。施工事例(家族とエントリエ LIFE STORY ♯3)でお話しているのが、2度目のお家ですね。

――連載「りえさんのインテリアトリップ」でもよく毎回こんなに家の中にネタがあるなって……(笑)。家にある物すべてが本当におしゃれで、どこを切り取っても絵になります。

りえさん:ありがとうございます。

――いつもインテリアのお話を書いていただいていますが、今日はりえさんのこれまでについて教えてください!

りえさん:よろしくお願いします、改めて(笑)。

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

「誰のため」にやっているのか。
見えなくなっていた自分に気付いた

――現在はりえさん主催の「SALON GREEN」で、ご自宅で発酵食品づくりなどを行うサロンをされていますよね。以前は、どんなお仕事をされてきたのでしょう?

りえさん:大学3年の終わりから27歳くらいまではスタイリストをしていました。仕事に専念しようと大学を辞めて、フリーのスタイリストさんのアシスタントについて。

――すごい行動力! アシスタント期間はどのくらいでしたか?

りえさん:今考えるともったいない! とも思いますが(笑)。アシスタントは1年半くらいですかね。めちゃくちゃハードで、今やったらきっと死んじゃいます。休みはないし、働いてなんぼみたいな時代だったから徹夜しまくりで。

とにかく身体を労ることができていなかった。お風呂に何日も入れないとか、明け方に2時間仮眠するためだけに帰って、また仕事場にいくとか……。「もう無理!」って思いました。人間らしい生活が送りたいなって。独立して2〜3年たったころに「この働き方は、一生は続けられないかも」と思ったんです。

――かなりハードな生活を続けたことで、働き方も考えはじめた?

りえさん:そうですね。若かったので体調を崩すまではいかなかったけれど、常に疲れている状態。マッサージにも通っていたんですが、そこではヒーリング音楽が流れていい匂いがして……「同じ時間が流れているのに、こんな世界があるんだ!」って(笑)。

――そのあとセラピストとしてマッサージのお仕事をはじめられるんですね。

りえさん:最初はスタイリストをやりながら、アロマとマッサージを教えてくれる学校に通いました。少しずつスタイリストの仕事を減らして、最終的にはボディケアのお店で働いたかんじかな。オイルマッサージやタイマッサージ、ボディ、ヘッドスパなどいろいろ学び、実践してきました。

――スタイリストからセラピストへの転職、全く異なる業界ですがいかがでしたか?

りえさん:スタイリストの頃は女性誌を担当していましたが、例え満足のいくページをつくりあげても読者の反応がダイレクトには見えなかったんです。いつからか“誰のために”やっているのかがよく分からなくなっていて。

その点、マッサージは直接身体にふれるのでお客さまの反応が分かりやすい。喜んでくださる方の顔が直接見える、それが私にとってのいちばんの喜びでした。それに、何回か通ってくださるお客さまが、来るたびに変わっていくこともすごく魅力的でした。1回目は表情も暗くて落ち込んでいた方が持ち直していく過程を見るのは、やりがいがあります。

▷りえさんといえば、ハンモック。 「子ども用に低くしてるんですけれど(笑)」と笑顔のりえさん

――マッサージは、何回も通っていると担当の方への信頼感も増しますよね。

りえさん:女性って仲が良すぎて話せないことって、意外とありますよね。そういったナイーブな話もセラピストには話しやすいんだなって。みなさん赤裸々に話してくれるので、その頃に女性って身体にも心にも悩みがない人なんていないなと感じました。

――その頃、コミュニケーションで気をつけていたことはありますか?

りえさん:自分の発する「言葉」と実際の「考え」が一致するようにしていました。自分には嘘をつかない。自分が素直でいれば、相手も心を開いてくれますよね。

どんな人生でも、子宮とは一生のお付き合い。
だからこそ、大事にしてあげてほしい

――その後、現在のサロンをはじめていくんですね。発酵食との出会いは何がきっかけだったのでしょう?

りえさん:1人目を産んだあと、体調が悪い時期がありました。病気ではないけど、いつもだるくて生理も不順だし、肌荒れもひどくて。それで、いろいろ調べていたときに発酵食品に出会いました。最初にレッスンを受けた先生から学校を紹介してもらい勉強をはじめました。

――サロンではどんなことをされていますか?

りえさん:今はエントリエにリノベーションしてもらったこのお家をスタジオにして、発酵食品やそれを使用した料理教室を個人向けに開催しています。発酵食品というのは例えば、キムチも納豆もそうですし、味噌、醤油……「ひしお」という醤油と味噌の合いの子みたいなものもありますし、甘酒、コチュジャン、糠漬けなんかもそうですね。

――どんなお客さまが来ますか?

りえさん:いろいろな方がきますよ。独身20代女性、40代のキャリアウーマン、ママ友同士もありますし、更年期でお悩み中の方も来ます。

▷キムチ作りレッスンの様子

――過去に忙しく働いていらした時期やセラピストとしての経験からも、身体の大切さを実感されていると思います。レッスンでどんなことを伝えていますか?

りえさん:コンセプトは子宮ケアなので、子宮の話を必ずしています。季節に合わせた過ごし方や、出やすい不調、その時期におすすめの食材の話もしますね。「子宮環境を整える」ことは、女性がしあわせに生きていく一番の方法だと考えています。

――子宮ってなかなか意識しないところですよね。私の近しい人も30代以降で婦人系の病気を患い体調を崩してしまって……

りえさん:見えない部分ですからね。出産を機に体調が整うこともあるけど、産む・産まないはその人の人生だし、タイミングもある。ただ、どちらにせよ子宮とは一生付き合っていかなきゃいけないから、見てみぬふりせずに大事にしてあげてほしいです。

メンタルが乱れても上手くいかないことがあっても、健康であればなんとなく人生って幸せなんじゃないかなと思います。

――仕事もがんばりたいですよね。

りえさん:そうそう! 好きなことはいつまでもやりたいですよね。そのためには100%じゃなくていいから、女性にはちょっとだけ子宮や身体をいたわってあげてほしい。

――りえさんご自身は、どんな食生活を送っていますか?

りえさん:発酵食の勉強をはじめたばかりの頃は「これはダメ、あれはダメ」とストイックにやっていた時期もありましたが、今は気にせず好きなものを食べています。食べ過ぎないことと、1日じゃなく1週間単位でバランスが整うようにしていますね。

食事を制限するよりは「要らないものを出せるようにすること」を意識しているので、腸内環境をよくする飲み物や漢方、サプリを取り入れています。

――なるほど! 1週間単位で考えていいなら、やる気になります(笑)。

りえさん:気持ちが違いますよね。朝はコーヒーだけ、昼はファーストフード、夜は外食……でも翌朝はお味噌汁、夜は焼き魚だからOK!(笑)みたいに。

――そのバランス感覚は、どうやって身に付いたんですか?

りえさん:自分の体調ですね。何日か悪いもの食べちゃうと身体が重いし、だるいし、吹き出物が出てしまうのでバロメーター代わりになっています。それに制限をかけすぎると、身体にはいいけどお金もかかりますよね。

そうすると気持ちがギスギスして、楽しめなくなってしまう。ジャンクフードは安いし、美味しいし、たまに無性に食べたくなる……! その気持ちは大事にしたいなと思っていて。

――これからどんどん発酵食を知る機会を広げていってほしいと思いますが、今後の展望などはありますか?

りえさん:最終的にはアトリエを借りて持ちたいですね。今は自宅と兼用で片づけが大変なので。生活とは別の場所ができたらいいですね。旦那さん、がんばれ~!(笑)なんて。

ショップでいろいろ見るのも好きだけど、いちばんは「誰もいない部屋で甘いものを食べながらインテリアの本を読んでるとき」と話すりえさん。まだまだ理想のお部屋のイメージは拡大中だそうです。

●文 / すだ あゆみ
●インタビュー・編集 / 細野 由季恵

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