「ファッションを通して、関わる人を豊かにしたい」デザイナー 安野広大さん | エイミーズトーク #27

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第27回目のゲストは2019年に自身のブランド「KODAI YASUNO」を立ち上げたデザイナーの安野広大さんです!

ファッションを通して、関わる人を豊かにしたい

安野 広大(やすの・こうだい)さん。東京都出身。専門学校でデザインとファッションビジネスを学ぶ。WEBマーケティング会社での勤務を経て、アパレルショップ店長へ転身。自身のブランド「KODAI YASUNO」をスタート。

2019年に、シルバージュエリーや染色をオーダーメイドで受ける自身のブランド「KODAI YASUNO」をスタートした安野さん。ブランドを立ち上げるまでのストーリーや今後について、ファッションへの想いを伺いました。

「絵が下手だから」と諦めていたファッションデザイナーへの道

Instagramで日々さまざまな洋服を公開されている安野さん。 (https://www.instagram.com/kodaiyasuno/)

――25歳にして独自のブランドを立ち上げた安野さんですが、個人のInstagramでは着まわしを公開されているなど、とにかく洋服が好きなんだなと感じます。ファッションに興味を持ちはじめたのはいつ頃からなのでしょうか。

安野さん:中学生の頃、いとこが考えてくれたコーディネイトを周囲に褒められ、「ファッションひとつで変われる」と感じた体験がきっかけで洋服に興味を持ちはじめました。それからは自分なりに気を使ってはいたのですが、大学に入りさまざまな人に出会う中で「こんな着こなしがあるんだ!」という衝撃を受けて……。そこからいろんなものを見るようになりましたし、市場にある服だけでは飽き足らなく「ファッションデザイナーになりたい」と思うようになりました。

――それから、すぐにデザイナーを目指したのでしょうか?

安野さん:いえ。僕、絵が下手なんですね……(笑)。だから実は、デザイナーは無理だと諦めていたんです。でも大学4年のとき読んだ『天職』(鈴木おさむ, 秋元康 著、朝日新書、2013)という本に「やったこともないのにやる前から諦めるのはもったいない。やってみてうまく行くかもしれないし、もしダメだったらその時諦めればいい」というような言葉があり、感銘をうけました。諦める前にまずはチャレンジしてみようと思い、翌日にはデザインとファッションビジネスを学べる専門学校に申し込んでいました。

洋服を通じて、人との関わりが「楽しい」ものに変わった

――専門学校卒業後はどのような道を歩まれたのでしょう?

安野さん:卒業後は一度、自身のブランドを立ち上げたときを想定して、集客を強化できるようにとWEBマーケティングの会社に就職しました。そんなある日、自宅の近くでアパレルショップのオーナーに突然声をかけられたんです。そこで連絡先を交換することになったのですが「もしかすると将来一緒に仕事をすることになるかも」という不思議な予感がしました。


その半年後、自分のブランドをつくりたいという思いが強くなってきたとき、ふと声をかけていただいたオーナーのことを思い出したんです。連絡すると「うちのお店を手伝いながらブランドもつくってみれば」ということで店舗のマネジメントの傍ら、ブランド立ち上げの夢が実現しました。

――ブランドの立ち上げにはどのような想いが込められているのでしょうか?

安野さん:僕は洋服を通じて人生が変わったと思っています。以前は自分に自信がありませんでしたが、好きな服を着て自分を表現することで自信となり、人との関わりが楽しいなと思えるようになりました。

過去にも未来にもいない、唯一無二の自分をもっと服で表現したい……そう思えるようになった自身の経験をブランドを通して多くの人に伝えていけたらと思っています。

「その人がいちばん輝ける服」をつくる

yasunokodai

――では、安野さんのブランドについて教えてください!

安野さん:僕のブランド“KODAI YASUNO”ではシルバージュエリーや染物のオーダーメイドを受け付けています。「個性を表現し続ける」「服に永遠の命を吹き込む」というふたつのコンセプトがあり、”Breathe eternal life into the mirror of personality”というタグラインを考えました。

決まったテイストはなく、その方に合う形でオーダーで作成しております想像力を膨らましながら、あくまでもお客様一人ひとりに合うデザインを提案し「その人がいちばん輝ける服」を目指して製作に取り組んでいます。

――「捨てる代わりに染める」ということですが、エントリエもリノベーションをしているので「再生」という共通点があるように感じました! ただ、そこで新しくつくるのではなく、染めることを選んだのはなぜでしょう?

安野さん:ファッションは人を高揚させて、人にポジティブな影響を与えるためにあるものだと思います。でも今は大量生産の末に服の廃棄や労働環境の悪さが問題になっています。

ファッション業界は世界で2番目に汚い産業と呼ばれるまでになり、人と地球に負の影響を与えているように感じます。そんな現状を変えたくて、まだまだ小さい力ですが、できるところからやっていこうと思いはじめました。

洋服の染色をオーダーすることで「この服、シミがついたから捨てよう」ではなく「染め直して、また着よう」という循環をつくりたいなと思っています。

染めた洋服を広げ、「お!」となる瞬間が好き

――現在は、どのようなオーダーを受けていますか?

安野さん:「気に入っているのにシミがついちゃった」とか「形はいいのだけど……」とか、オーダーの理由はさまざまです。愛着があるから捨てたくはないけれど、ずっとクローゼットの奥で眠っている服の再生は少なくありません。

――思い入れのある作品や心に残っているお客さまはいますか?

安野さん:立ち上げ当初、はじめてオーダーしてくれた友人です。「古いシャツを着たいけれど体型が変わり今着るとマタニティ服のようになってしまう。だから、かっこ良くしてほしい」と(笑)。そこで、その人の個性に合わせて「どんなテイストにするのか」を考え、製作しました。

そのときは「これだ!」という感覚があり、実際に仕上がった作品もイメージとぴったり合っていた。友人にもすごく喜んでもらえて2倍の喜びがありましたね。

――安野さん自身は染色のどんなところが好きですか?

安野さん:全然イメージ通りにならないこともあるのでトライ&エラーですが、染物を広げた瞬間ってすごく感動するんです。そのときが、好きだなと思いますね。また染め方、色使いによって柄や表現の可能性が無限にあるのでお客様に合う染め方や色を考える時間がとても楽しいです。

――これから、ブランドは大きく展開されていく予定ですか??

安野さん:実は、ブランドをそこまで大きくするつもりはなく、あくまで個人対個人と考えています。こじんまりでも、求めてくれる方に合ったデザインをていねいに提供して満足してもらいたい。人間味を強く持ちたいんです。

それとは別軸で、先ほどお話ししたファッション業界が現在抱える課題(服の廃棄や労働環境)と向き合っていく事業も考えています。大きな問題だし解決には相当の努力と時間が必要となりますが、取り組んでいきます。

――なるほど。これからの展望を教えてください!

安野さん:既製品として販売する商品は日本の伝統的染色技法である「ろうけつ染め」を中心に、リングは大人モードのテイストを中心に作成していきたいと思っています。

技術的には、師匠がいるわけでもなく独学でやっているので、これから学び続けなればいけない。それに、今後は古着を回収して、リメイクもしていく。染めるだけじゃなく切り合わせ、柄や色だけじゃなくシルエットやデザインでも一人ひとりにあった提案の幅を広げていきます。

ブランドを広げるためにマーケティングなどの戦略も必要ですし、やることは盛りだくさんです!


安野さんにとっての至福のひとときは「仕事をしながらベランダで音楽を聴いて、ビールを飲んでるとき!(笑)」とお話ししてくれました。熱くブランドについて語る眼差しがとても印象的な安野さん、今後のブランドの展開、楽しみにしています!

「KODAI YASUNO」
【Online shop】https://kodaiyasuno.stores.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/kodaiyasuno_official/

「中国茶」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #21

mayamoonさんのリノベーション事例はこちら


#21 中国茶 

丸まった茶葉に熱湯を注いで
ゆっくりと茶葉が開いていく

マグカップの中を茶葉は泳ぐ
透き通った甘い香り
黄金の液体は喉を通り
体と心に沁み渡る

大事な人がいることで
心強くなったり
失うのが怖くなったり
今この瞬間は二度ともどせない
砂時計の中を落ちる砂のよう

毎日手放せない毛布のような存在は
結局自分の息を苦しくさせる
その場しのぎで自分をごまかしても
結局また別の形で課題はやってくる

友人が集まったときは
本格的な茶器でいれるとみんな喜んで
キャッキャとまるでおままごとのよう
それぞれ辛いこともあるけれど
今は熱いお茶で飲み干すよ

暮らしのエッセンス「中国茶を楽しむ」

中国茶は格式が高いと思われがちだけど
紅茶と違って差し湯で何杯も飲めるのでお得

特別な茶器がなくてもマグカップに熱湯を注いで
お皿で蓋をして蒸らして飲む

透明な耐熱ガラスのコップだと中の様子も見られて楽しい

特におすすめは高山烏龍
標高1000m以上の高山で収穫された茶葉が原料
気品ある香りで透明感がある

「手を洗うたび癒される、大切なインテリア」りえさんのインテリアトリップ #63

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』という持論を持つ、りえさんがおうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

#63 手を洗うたび癒される、大切なインテリア

今回のインテリアトリップのアイテムは「ハンドソープ」です!

というのも、ハンドソープを買い換えるときは吟味に吟味を重ねて選んでいる、私にとってはとても大切なインテリアのアイテム(だと思っている)の一つだからです。

ボトルのデザインから、香り、他のアイテムとのバランス……。
そんなふうにいろいろ考えて選んだ2品をご紹介したいと思います。

まずひとつめ。

こちら代々木にあるインテリアショップ「ブルペン」さんのオリジナルプロダクト「PALOS」の2作目のハンドソープで、ボトルのデザインもさることながら、香りもほんっとに良くて、この香りのために手を洗いたくなるほど。

1作目の商品と悩み、今回はこちらに。絶妙なピンクのラベルに、可愛すぎず、シンプル過ぎないデザインはさすがだなぁ……と感じます。

「そよ風に揺れる花々」という語源をもち、鎮静と興奮のバランスをとる作用があるといわれる植物[イランイラン]の持つ甘くエキゾチックな香りに加え、ローズマリーにも似た[ベイリーフ]、フレッシュな[セージ]の香りもブレンドしました。

参考: ブルペン オンラインショップ  より

すっきりしたハーブ、ほんのり甘いお花、深みのある樹木、少しスパイシーさも感じてもらえます。

純植物性原料(ヤシ油)がベースの石鹸に、天然由来のエッセンシャルオイルの香りを添えた身体にも自然にも優しいリキッドソープです。森林を思わせるウッディな香りが特徴的なPALOS第1作目[Abstract Plants]に続く自信作です。

他のアイテムとのバランスも良く、邪魔しないけれど存在感は抜群です!

続いて……

こちらインテリアショップ「IDEE」さんで購入した「LIGURIAN HONEY」のハンド&ボディウォッシュ。

オーストラリアのカンガルー島にあるワイルドフラワーから採取できる蜂蜜から低温で抽出されるLIGURIAN HONEY。保湿力、肌の柔軟力にも優れているのだとか……

他のアイテムとのバランスも良く、邪魔しないけれど存在感は抜群です! 以前にこちらのユーカリべースの香りのものを購入し、とても良かったので、今回はこちらを。

キッチン用として使用しています。オーガニックで、肌に優しく手荒れしません。何よりスタイリッシュなデザインが好きで。ステンレスのキッチンにすっと馴染んでくれます。

ハンドソープも、インテリアショップで取り扱っている商品というのは、やはりボトルのデザインなどもとても素敵で、そのインテリアショップのテイストに合ったものが売られているなぁ……と感じます。

ですので、ハンドソープ選びのポイントとしては、好きなテイストや目指しているテイストのインテリアショップで探してみると、しっくりくるものが見つかるのではないかと思います。

たかがハンドソープ。されどハンドソープ。毎日使うものだからこそ、妥協せずにお気に入りの一品を!

○過去のインテリアトリップ一覧>>>https://entrie.net/category/trip/

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

ホームページ http://salongreen.net/

家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

 

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編み物作家 PECO – 愛しいものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお訊きします。

《 編み物作家 / PECO 》

母の手芸道具を受け継ぎたいと思って

編み物も縫い物もとても上手で、器用な母。子どもの頃からいろいろなものをつくってもらっていたことを覚えています。

ある日、実家にあるたくさんの編み物道具を見て、ふと「母が亡くなったらこの道具を受け継ぐ人はいないよな」と自分でも編み物をはじめました。

それから1ヶ月、もともと不器用な私は何度も挫折しましたが、YouTubeを見ながらひたすら真っ直ぐに編む練習しました。今思えば、ちょうど育児が落ち着いてきた時期で、淡々とこなせる編み物がストレス発散になってたと思います。

喜んでいる人の顔をみること、「ありがとう」と伝えてもらうことの喜び


はじめての作品作づくりは、娘の鞄。下手くそで網目もガタガタな鞄をもってニコニコしている娘をみて、嬉しくなりました。

それからも、空いた時間を見つけては作品をつくる日々。デザイン(形)は、いろんな方の作品を参考にすることもありますが、最終的には「自分が編んでいて楽しい色の毛糸」を使っています。

趣味で続けていた編み物の販売をはじめたのは、葛飾区にあるカフェ Ohana Cafeさんが「お店に置いてよ」と声をかけてくれてくれたことがきっかけ。

以前、作品を購入してくださったお客さまに偶然お会いしたときに「孫も娘もとても喜んでたのよ!!」と伝えてもらいました。買ってもらった側なのに、まさかお礼をいわれるなんて思ってもおらず、そんな言葉にとても感謝しています。

「今は、だれかに手にしてもらったというだけで嬉しいんです」


お店に置いてもらうなら値札カードが欲しいな……と地元でデザイナーをしている友人に相談するととてもかわいいロゴをつくってくれました。

今は出来上がったものを直接見ていただいた方に納得して買ってもらうのが1番だと思うので、オーダーやネット販売は考えていませんが、知人から頼まれることも。今は、販売してくださるOhana cafeさんを通して、作品をだれかに手に取ってもらえること、それだけで嬉しい気持ちになるんです。

● 編み物作家 / PECO

作品が購入できる場所:Ohana Cafe
住所:葛飾区お花茶屋1-21-18
営業時間:9:00 – 17:00
定休日:火,金

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https://entrie.net/handmade/love08/

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「新年」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #20

mayamoonさんのリノベーション事例はこちら


#20 新年

新しい年がはじまり
今年はどんな一年になるのか
忙しない日常にかき消されて
普段の生活に戻る前に
今年の抱負を紙に書く

どんなことをしたいのか
どんな自分になりたいのか
どうやって生きていきたいのか

自分に正直に生きること
そのために自分の心をよく観察すること
心が喜ぶように動くこと
愛のある行動をとること
私達はどんなふうにも生きていける

制限をかけているのは勝手な自分の思い込み
まだまだ知らない世界がたくさんある
これから出会う人がたくさんいる
経験こそが唯一の財産になる

自分の好きなことやりたいことを躊躇しているほど
人生に時間は残されてはいない

暮らしのエッセンス「今年の目標」

手帳でもメモでも今年の目標や抱負を書いてみる
紙に書くと可視化されて頭で思っているより実現化しやすい

生き方について、具体的にとりたい資格、行きたいところ、挑戦したいこと
絶対かなわないと思うことでもかまわない

自分の要望や決意を知って今年一年自分と付き合う
時々見返して自分の願望を思い出してあげる

2020年 新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます!
みなさまにとって健康で、幸せな1年になりますように。

皆様のお役に立てますようエントリエスタッフ一同
頑張ってまいります!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

エントリエは2020年1月6日(月)までの間、
お休みをいただいております*

なお、休業期間中も「お問合せ」フォームよりご連絡いただけますが、
返信は1月7日(火)以降の対応となります。

お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

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令和2年 元旦

SABOTENS まちのミカタ #01 聖蹟桜ヶ丘編

#01 聖蹟桜ヶ丘編

記念すべき第一回目の舞台はentrieのモデルルームがある聖蹟桜ヶ丘です。かつて何度も見直しては身悶えていたジブリ映画「耳をすませば」の舞台のまちという薄い知識はあったものの、降り立つのは初めて。前情報もネット検索もなしに歩いた聖蹟桜ヶ丘は、「小高い丘の上でワインを飲みながら暮らしたくなるまち」でした。

商業施設が立ち並ぶ駅周辺。
大通りを挟んだ細い道を抜けると、静かな住宅街に!

藤田:はじまったね、ついに。

村田:やってきました、聖蹟桜ヶ丘

藤田:駅前は思った以上に栄えてる。

村田:確かに、大きいビルがたくさんあるね。

面白い形の商業施設 聖蹟桜ヶ丘オーパ(東京都多摩市関戸4丁目72)

村田:どっちに行こうか。

藤田:あっち側の細い道に行ってみようか。

村田駅前は栄えてるけど、一本奥に入ると静かで落ち着いた雰囲気だね。

藤田:あ、祠だ。今日のお散歩がうまくいきますように……。お地蔵さん、優しい顔してるね。

村田:この帽子とマフラー、誰かが編んだのかな。可愛い。このお地蔵さん用だよね、きっと。

藤田:ちっちゃいね。この帽子編んでる時、めちゃくちゃ楽しかっただろうな。

村田:謎オブジェだ。この石、どうやって持ってきたんだろうね。

藤田:とんでもないマッチョマンが運んでたりして。

細野:二人はこういう時、住人の方に積極的にお話聞くの?

藤田巨大サボテンだと、迷いなくいくね

村田「見事なサボテンですね〜!写真撮らせてください〜」って、迷いなくピンポンしてしまうね。

細野:失敗談はある?

村田:巨大なサボテンを育ててる方って、不思議といい方が多いんだよね。大切に育てている方ばかりだから、話を聞かせてくださいっていうと結構心を開いてくれる。

藤田:たまに「持ってくか?」っていわれたりね。

藤田:あ、このマンホール長靴だ! 可愛い。

村田:ほんとだ、初めて見た!

藤田:マンホール自分で作れるとしたら何がいいかな。

村田:猫の卍模様とかいいな。

藤田:いいね。自分でデザインできたらいいね。

村田:あ、川だ。渡り石もある。

藤田:渡って向こうまでいかない?

村田:いいね!

藤田:神がかったタイミングで落ちちゃうかもしれない。たけし軍団みたいに。

村田:落ちないように気をつけよう。

村田:わ、結構間隔が広い! ドキドキする!

藤田:調子に乗った高校生とか落ちちゃいそうじゃない?

村田:子どもの足だと一歩が広くて大変だ。

無事、向こう岸にたどり着くSABOTENSを見守る細野

村田・藤田「ついたー!!」

「はみ出す緑」を観察。
それぞれのまちを楽しむ視点が住みたいまちをつくる!

藤田:あー気持ちいい。

村田:平たいから自転車でも移動しやすそう。聖蹟桜ヶ丘っていうだけに、桜があるのかな。

藤田:上品な名前だよね。

村田:あの丘の上ってどっかから行けるのかな。

藤田:いってみよう。あっちに階段がある。

気になるものを見つけるたび立ち止まるSABOTENS

村田:階段の隣の壁、隙間から緑がはみ出してていいな。壁の作品だ。

藤田:すごい綺麗だね。いろんな種類が生えてる。

カントリーロードを口ずさみながら階段を登るふたり

村田:ここに住むと富士山が見えるんだね。

藤田:眺めがいいね。富士山見ると、それだけで嬉しくなるね。

村田:丘の上に来ると雰囲気が一気に変わる。敷地が全体的にゆったりした感じ。緑が増えて、木と土の匂いが落ち着く

藤田:この辺、住みやすいね、きっと。

透かしブロックからはみ出す緑を発見

道の隙間からはみ出す緑は見逃さない

気になったお店を突撃!
丘の上の自然派ワイン屋さん「森沢商店」

村田:見て、地酒・地ビールって書いてある。

藤田:せっかくだから行ってみようか。

明治時代から続く酒屋 森沢商店(東京都多摩市東寺方563)

「店頭にサボテンがあるからきっといいお店に違いない!」

藤田 村田:こんにちわー

店内にずらりと並ぶワイン

細野:すごい種類ですね。

村田:地酒ですか?

森沢商店:昔は置いてたんですけど、今はワインがメインです。

藤田:どれくらいの種類があるんですか?

森沢商店:だいたい600種類くらいです。40〜50種類くらいはその月のうちになくなって、入れ替えます。

藤田:600種類も! ワイン好きにはたまりませんね。

森沢商店:自然派ワインと呼ばれる、無農薬で酸化防止剤も出来る限り入れないワインを多く取り扱っています。店頭よりはインターネットでの販売がメインです。

藤田:この絵、素敵ですね。お店ですよね。

森沢商店:すぐ近くに日本アニメーションのスタジオがあるんですが、そこで働いていた方が退職されるときに描いてくださったんです。

村田:へー! こちらのお店は長いんですか?

森沢商店明治頭からあるので、百数十年は経っています。

村田:そんなに前から。すごいですね。

ワインを購入するSABOTENS

藤田 村田:ワインも買えてよかったです。ありがとうございました!

親子でお店を営む、森沢商店さん。ありがとうございました!

減った小腹を満たしてくれる、
聖蹟桜ヶ丘近くの和菓子屋さん「伊勢屋」

和菓子の伊勢屋(東京都多摩市東寺方1-9-13)

丘を下り、駅に向かって歩き出したところで和菓子屋「伊勢屋」さんを発見。

藤田:お煎餅も団子も美味しそう! どれがオススメですか?

伊勢屋:お団子美味しいですよ。

藤田:みたらし団子にしようかな。

村田:私は、栗蒸し羊羹と甘団子をください。

藤田:このお店は前からあるんですか?

伊勢屋あなたたちが生まれる前からあるわよ。

藤田:へー! お団子、柔らかくて美味しいです

村田:温かいです。柔らかいのに歯ごたえがあって

伊勢屋:作りたてですよ。

藤田:たくさん歩いてお腹空いてたから、沁みる。あっという間に食べちゃった。

伊勢屋:若いからいいね。夢も希望もあって。

藤田:いや、結構いってますよ、年。アラフォーだもん。

伊勢屋:いやーまだまだ。おばさんたち、棺桶に足を半分突っ込んでるんだもん。いいね、若くて。おばさん、せめて50くらいまで戻りたいと思う。

藤田:50ってやっぱり花ですか? 前に新宿で飲んでた時に、横のお姉さんたちに「女は50が花よ」って言われたことがあって。

伊勢屋:結婚して子育てもひと段落して自由にできる年齢なのかしらね。

藤田じゃあがんばろ

伊勢屋:いいな、若いって。

藤田 村田:あははは。ありがとうございました。ごちそうさまでした。

楽しみをくれたまちに、感謝も忘れない。
木々にあふれた「小野神社」

藤田:あ、神社だ。いってみようか。

村田:神社の前の道もすごく雰囲気があっていいね。

藤田京都のような雰囲気があるね。道の脇の水路に鯉もいる!

村田「小野神社」っていうんだ。

武藏國一之宮 小野神社(東京都多摩市一ノ宮1丁目18-8)

村田:わー、紅葉が綺麗! 木がいっぱいで、すごく気持ちいい。古い神社なんだ。看板に「八世紀中頃」って書いてある

藤田:はー、気持ちいい。駅から少し離れただけで、こんなに風流な場所があるんだね。

「本日は、まちにお邪魔させていただきありがとうございます……」

聖蹟桜ヶ丘は
「丘の上でワインを飲みながら暮らしたい」まちだった

散歩のゴールは、小野神社からほど近くの多摩川河川敷。たっぷり気持ち良い空気を浴びた後、今日の感想を語り合いました。

藤田ここに住んだら、河川敷行きまくるだろうね。

村田:私も。あの河川敷の木陰にベンチを置いた人、天才だと思う

村田:駅からすぐの場所に川も山もあるところがいいね。

細野毎回最後に聞いてみようと思うんだけど、聖蹟桜ヶ丘に住むなら、一軒家・マンションどっちがいい?

藤田 村田:一軒家がいい!

細野:エリアはどっち側がいい?

村田:今日歩いた中だと、駅の南側がいいな。毎日通勤するような仕事じゃなかったら、小高い丘の上の一軒家で、庭に木を植えて猫を飼いたいな。

細野:森沢商店、利用しそうだね。「うちのワインセラー」みたいな気分で。

村田:しそう。あそこの近くに住みたい! 日本アニメーションのスタジオもあるし、ものづくりの磁場が良さそう。丘の上で向こうを見渡しながら、自然派ワインを飲んで暮らす。

藤田:自然を感じながら。

村田:こんなにゆったりした雰囲気なのに、新宿まで一時間かからず行けるってすごいね。

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

まちのミカタ 心に残る聖蹟桜ヶ丘の風景

村田のミカタ:住んでいる方によって独自に作られたと思われるスロープ。安定感のある渡りごこちでした

藤田のミカタ:タオルがいっぱい落ちてるまちでした

▷聖蹟桜ヶ丘の豆知識

江戸時代に桜の名所として知られたことや1860年に350本もの桜樹が植えられたこと、戦前には花見時に都会から来遊の場として賑わっていたことなど桜に関する歴史が多く残るこの地域。明治時代から大正時代にかけては、天皇や皇族が行楽の場所(=聖蹟)として訪れた場として「聖蹟桜ヶ丘」という名称は由来。

多摩川の砂礫泥によってできた沖積低地が見られ、南西方面から北東方面にかけて高度は低くなり、見晴らしの良い場所も多くあります。

●取材/SABOTENS・細野 由季恵
●編集/細野 由季恵
●執筆/村田 あやこ

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「関わる人たちと“とも”に、美味しい魚と漁師のいるかっこいい風景を残していきたい」アートディレクター / 安達日向子さん Amy’s talk #26

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が気になる人に自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第26回目のゲストは宮城県石巻市でアートディレクター/デザイナーとして活躍している安達 日向子さんです。

関わる人たちと“とも”に、美味しい魚と漁師のいるかっこいい風景を残していきたい

安達 日向子(あだち・ ひなこ)さん。武蔵野美術大学在学中に東日本大震災を経験したことを機に、東北地方に足を運びはじめる。大学卒業後は、東京や宮城でフリーのデザイナーとして活躍。2015年より一般社団法人 フィッシャーマン・ジャパンにアートディレクターとして所属し、水産業に関わるプロジェクトに携わりはじめる。2018年には “水産業の問題をクリエイティブに解決するチーム” 「さかなデザイン」を立ち上げ、代表兼クリエイティブディレクターとして活躍。

東日本大震災から8年。当時の経験からデザインの役割を考え続けた中なかで、デザイナーにできることは何か? と問い、行動しつづけた安達さん。宮城県石巻市に拠点を移し6年、水産業に関わるさまざまなプロジェクトを仕事にする現在、何を思い、どのように活動をされているのか、お話を伺いました。

デザインは、人の思いがあってはじめて実現する


——大学在学中におこった東日本大震災が、石巻を拠点に活動するきっかけとなったと伺っています。震災後は、私も「何かできないか」という思いに駆られましたが、実際に行動することができなかった苦い記憶があります。

安達さん:むずかしいですよね。震災当時、私は大学2年の春休みを過ごしていました。4月から、大学で震災について取り組む授業がはじまり、それを選択したことがきっかけで、現地に足を運ぶようになったんです。

写真や映像を通して被災地の様子を見ていましたし、美大生だったのでデザインで何かの役に立てるはずだと考えていたのですが、現状を目の当たりにしたら……。できることは限られているけれど、もっと役に立てないかという思いが湧いてきました。

——「私にできることは、何か」と?

安達さん:大学ではグラフィックデザインを専攻していたので、「社会において、デザイナーの役割とは?」といつも考えていました。大学4年に進級しても、震災ボランティアで出会った方や応援してくれた方がいる現地での活動を終わらせるという選択肢は、私の中にはなくて。卒業まで通い続け、作品にまとめることにしました。

この制作を通じて学んだのは「こういうことができる」というアイデアがあっても、現地で暮らす方々のリアルな気持ちや持続したくなるようなきっかけがないと、何も実現しない。でも反対に、思いは強みになるということや、そこにいる人たちと一緒に向き合っていくことが大事だということです。

—— 卒業後すぐに、石巻に拠点を移されたのですか?

安達さん:はじめは東京で広告の仕事もしていたのですが、どこかピンとこなくて。具体的に顔の見えない人のために何かをするということを、当時はうまくイメージできなかったんです。そんなときに震災を機に関わった方々の顔を思い出して。2013年に仙台、その後石巻へと生活拠点を移しました。

情熱を共有して何かをつくり上げていくことの積み重ねが
結果的に、世界を変えることにつながる

——拠点を移してからは、どのように過ごされていたのでしょうか?

安達さん:はじめは仙台や石巻、亘理町でローカルな仕事をしていました。地域のために活動をしている事業者さんに、フリーランスのデザイナーとして携わるお仕事が多かったですね。

2015年からは、「フィッシャーマン・ジャパン」という団体に所属しはじめて。震災をきっかけに三陸の若手漁師たちが自ら立ち上げた漁師団体で、水産業の未来をつくるためにさまざまなプロジェクトをおこなっています。

私自身は立ち上げメンバーではなかったのですが、これまでいろんなプロジェクトに関わり、現在は、いかに持続していくかが課題となっています。

——なるほど、そこで2018年3月に立ち上げた「さかなデザイン」の基盤ができたのでしょうか。現在もフィッシャーマン・ジャパンに所属しながら、さかなデザインの代表兼クリエイティブディレクターとしても活躍されていると伺っています。

安達さん:はい、「さかなデザイン」は“水産業の問題をクリエイティブに解決するチーム”です。

——具体的なお仕事を伺ってもいいですか?

安達さん:「サスティナブル・シーフード(*)」への取り組みを推進する東京の会社と一緒に、海洋資源を守るために必要なブランディングやデザインをおこなったり、海洋調査を専門におこなうダイバーの会社 フクダ海洋企画のロゴをつくったりしています。


ほかにも、漁師団体の立ちあげからPRまで一貫して一緒に取り組んで「どんな課題があるのか」「どうやりたいか」というところから運営に関わることもあります。

——「水産業に関わる」と一口にいっても、多様な取り組みがあるのですね。場所は、石巻とは限らないのですね。

安達さん:水産業に関連する案件に携わると、現場は自ずと日本各地の漁港に赴くことになります。

外から入ってきて「こうすればいい」と提案して、終わったらいなくなるのでは衰退するだけ。持続しなくなってしまうので意味がありません。だから、ただプロダクトのデザインをするだけではなく、継続的な価値を生み出していかなければなりません。

そのうえで「こういう世界をつくろう」とか「こんな戦略で経済圏をつくりだすようにしよう」と並走する必要があります。大事なのは、現地にいる漁師や地域の方、一人ひとりから丁寧に話を伺い、敬意をはらい、彼らにとってどこを目指すのがベストかを一緒に考えることです。

——水産業だからこそ感じるむずかしさはありますか?

安達さん:水産業ってクローズされているというか、入りにくいというか……。漁師さんでいうと、個人事業主が多く、海という共有財産から「獲ってなんぼ」の世界。横並びで何かを一緒にするという文化があまりありません。でもそれは、従業員や家族を守るための術として根付いたものだと思います。

——現在の水産業には魚の獲りすぎや環境問題、漁業従事者の減少などさまざまな課題を抱えていると伺っています。クリエイティブを通して、この世界と真剣に向き合っていくのは一筋縄ではいかないことも多いのではないでしょうか?

安達さん:そうですね。それでもこのままのやり方を続けていくと浜から人がいなくり、海から魚が消えてしまいます。何世代にもわたって続けてきた方法とは違うやり方で漁業を営んでいかなくてはいけない。それってすごくむずかしいことだと思います。

そんな難題に取り組むときはいつも、同じ問題意識を持った漁師さんや、耳を傾けてくれる漁師さんたちに助けられています。

——デザイナーという立ち位置で、そういった世界に入っていけるような人間力みたいなものが安達さんにはあるような気がします。

安達さん:震災後のさまざまな経験から、目の前にいる人たちのために何かをつくって、その反応をすぐに感じられるというのはものづくりの人間にとっては幸せなことなんだと気付きました。

何かをつくることで、「あれをつくった人だ」と地域の人にもすぐに受け入れてもらえたし、覚えてもらえました。

そこで何かを形にすることで、今まで入れなかった世界に入ることができる。そう思ったときに、今までデザインが入り込めなかった領域で、デザイナーとして社会の役に立ちたいと思ったんです。

——安達さんが大学時代に感じていた「社会において、デザイナーの役割とは?」という疑問への答えが徐々に鮮明になってきているのでしょうか。

安達さん:デザイナーという職種の方がたくさんいらっしゃる今、その中でいちばんいいものをつくるというよりも、私はデザイナーとして「この社会を良くするにはどうしていくべきなんだろう?」ということを考えています。

むずかしく聞こえるかもしれないですが、例えば目の前にいるむちゃくちゃ熱い漁師が「未来の漁業のためにこういうことをしたい!」といったら、その情熱を共有して何かをつくり上げていく、ということの積み重ねが世界を変えることにつながるんじゃないでしょうか。

「変える」のではない、あるものを「一緒に探す」

——今後も石巻を中心に活動をされていくのでしょうか?

安達さん:「石巻にいても私が関われる世界が広がっていく」という確信があるので、ここにいますが、石巻のことだけとは考えていません。海はつながっているから、水産業を通して世界を見たいんです。

今ある、あらゆる水産業の課題に対して本気で取り組まなければいけないときがきています。そのとき、現場の漁業従事者がその課題を理解し議論できるか、消費者を含む多くの人が日本全体の水産業という単位でものごとを見られるかが課題ですね。

——限られた枠からもっと大きな枠で考えていく、ということですね。8年前から気持ちに変化はありましたか?

安達さん:それこそ当時は、地域単位で考えていたこともありますが、それには限界があります。それに、石巻にきたら「ここ、すでに良いところじゃん」って。ここに住んで「楽しいな」と思った瞬間に、私がまちを変えようという気持ちは消えました。むしろ「このままでもいいかな」と(笑)。

私がここで生活をすることでいろんな人が外から遊びにきたり、私が関わるプロジェクトがさらに多くの人を巻き込んだりする、その営みがあることが、石巻というまちに貢献していると思うようになったんです。

——安達さん自身がこのまちに合ったという部分もありますか?

安達さん:合う、合わないじゃなくて、結局は人間関係かなって。それに、新しく何かをはじめたり持ってきたりするのではなくて、ここにあるものを面白いと感じる感性を持っていれば、どこにいても楽しめます。

仕事でも、暮らしでも、物事をいろんな角度からみると形が違うけれど、角が立つと誰かに刺さって攻撃的になってしまう。なので、何事も 球体のように捉えるようにしています。今やっている仕事でも、私の考えを頑固にもって「こっちのほうがいい!」と流れに逆らうやり方はしません。だからこそ、みんなも受け入れてくれていると思います。

——これから先、安達さんが思い描く未来について教えてください。

安達さん:海の資源を、現場の人たちとどれくらい考えていけるかですね。美味しい日本料理は、旬を表現できる魚と密接な関係にあります。もし水産に関わるさまざまな問題が原因で、そういうものが食べられなくなってしまうことを考えると、文化がなくなってしまうということだし、それはこれからの世代にとって悲しいこと。

船に乗せてもらって分かったんですけど、漁師の世界ってすごくかっこいいんです。漁師たちのいる風景が日本からなくなるのは日本人としては寂しい。

純粋に美味しいものは食べたいし、かっこいい風景は残したいなと思います。

*サスティナブル・シーフード

水産資源や環境に配慮し適切に漁獲された水産物、または、環境と社会への影響を最小限に抑えて育てられた水産物。サステナブル・シーフードに認定された魚を食べることは、海の資源を守ることにつながる。

「各船は漁をするポイントが決まっていて。漁港からそこに向かって、迷わずにすごいスピード出して、ガーッと進むんです」とお話ししてくださった安達さんの至福のひとときは「漁にでているとき」だそう。

●インタビュー・編集 / 細野 由季恵
●写真 / 福田 介人
Instagram ▷ https://instagram.com/k.fukuda_uwphotography
●文章 / 安田 あゆみ
●校閲 /村田 彩子

《年末年始休業のお知らせ》2019年12月28日~2020年1月6日

モデルルームの営業、お電話のお問い合わせにつきまして、
年末年始の休業を下記の通りとさせていただきます。

2019年12月28日(土)~2020年1月6日(月)

なお、休業期間中も「お問合せ」フォームよりご連絡いただけますが、
返信は1月7日(火)以降の対応となります。

お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

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「シフォンケーキ」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #19

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#19 シフォンケーキ

道端に咲いている花が可愛くて
ふと立ち止まって見とれる
緑の葉っぱに雨粒がついて
キラキラ輝く光に心がひかれる

焼いたばかりのシフォンケーキが
おもいっきり膨らむ様が見たくて
今日もシフォンケーキを焼く

情報の洪水が毎日襲ってきて
よっぽど意識していないと
これが正しい、これはおかしいと
勝手に植え付けられてしまう

心は置いてきぼりで頭だけがフル回転
挙げ句の果てには思考停止状態に入り
周りと同じだからと安心する

心をよく観察して
自分自身に何をされたら喜ぶのか
何をされたら悲しむのか
ごまかす必要などどこにもない

感覚的な直感は
一見あいまいで不確かなものだけど
それにしたがって行動することで
自分は誰にも変わることのできない
この世でたった一人の存在だと気付く

暮らしのエッセンス「シフォンケーキ」の作り方

【材料】
卵 砂糖 小麦粉 菜種油 牛乳

① 卵は卵黄と卵白にわける
② 卵黄と1/3の砂糖をまぜて菜種油を加えて乳化させる
③ 牛乳を加えて小麦粉を入れしっかりかき混ぜる
④ 残りの砂糖を入れた卵白を泡立てメレンゲをつくる
⑤ メレンゲと③の生地を混ぜシフォン型に入れて焼く
⑥ 焼き上がったらすぐに逆さまにして冷ます(ワインの瓶などを活用)

「キッチン周りのお気に入りたち クリアなキッチングッズ編」りえさんのインテリアトリップ #62

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』という持論を持つ、りえさんがおうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

#62 キッチン周りのお気に入りたち クリアなキッチングッズ編

#58〜60ではキッチン周りのグッズの紹介をしてきた続きましたが、ひとまず今回で一度完結です! 地味なアイテムばかりでしたが、お付き合いいただきありがとうございました!(笑)

最後は更にシンプルで、「透明のアイテム」です。ガラスやプラスチックetc。

キッチン周りのグッズには透明なアイテムがわんさかあるかと思うのですが、無難なアイテムだからこそ以外と間に合わせで選んでしまうことが多く(私もそうでした!)結局捨ててしまったり、使わなくなったり……。

そんなループから抜け出すべく、地味なアイテムだからこそちゃんと選ぶようになりました。

まずは……

計量カップ!!!

以前は100円ショップやら、キッチングッズのお店やらで、よく見る透明に赤文字の目盛りのついたガラスタイプの物を使っていました。

けどなぜか使い勝手がいいとはいえず、ガラスはやっぱり重い……。

そんなとき見つけたこちらの計量カップ。

VITLAB(ビットラボ)というドイツ製メーカーの物で、120度までの耐熱製。何より軽くて割れないし、青いメモリがかなり見やすい!

取っ手付きと、ビーカータイプがあります。

1リットルの方はブレンダーも余裕で入りますし、注ぎ口も丁度良い細さ。

私は「free design」という北欧雑貨を扱うサイトで購入しました。

これを使い始めてから、計量が本当にストレスフリー。何より、青いメモリのスタイリッシュなデザインが、絶妙なバランスで大好きです。

今や我が家のキッチンの名バイプレイヤーです!

続いて……

こちらのガラスの瓶、誰もが知る「WECK」です。

元々は、それこそ100円ショップから、雑貨屋さん、インテリアショップの物までいろいろなガラス瓶を使ってきましたが、WECKに叶う物ナシ!という結論に。

煮沸もできるし、匂いも付かない。

真空にもできる蓋もあるし、ガラスの蓋からプラスチックの蓋まで選べて、サイズも豊富。価格も高すぎず、安すぎず……。

わりとどこでも買える手軽さも便利です。

少しずつ買い集め、今や我が家にあるガラス瓶はほぼWECK。

発酵食品の保存にもかなり使っています。お味噌や梅干しetc……。

ガラス瓶なので、発酵の過程や具合がしっかり確認できるのもまたヨシ。

こうしてみると、インテリアに比べ、キッチングッズはわりと使い勝手重視で選んでいるな、と改めて思います。

もちろんデザインも大切ですが、キッチングッズだけは、ただ「好き!」だけではなく、実用性もかなり大事。これどこで買ったの!? という珍しいアイテムはなかったかもしれませんが、私なりのこだわりの詰まったアイテムを紹介させていただきました。

次回はまた1年後くらい……? それまでにまたアイテムを充実させておきますね。

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▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

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・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

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「クリスマスの足音」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #18

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#18 クリスマスの足音

ラジオからクリスマスソングが流れ
この時期になると
なんとなく心が浮き立つ

子どもが小さい頃は毎年ツリーを飾っていた
ツリーは子どもの成長のものさしになって
子どもの背がツリーを追い越したあたりで手放した

ツリーの代わりにクリスマスリースを作る
作っている間は夢中になり
他のことは何も考えず手を動かす
玄関に飾ると家に帰る度にいい匂いがする
クリスマスまでのお楽しみ

友人を呼んでクリスマスパーティーをする
美味しいものを食べて飲んでワイワイと過ごす
1人1000円と決めてプレゼント交換をしたり
とりとめもなく話をする
最後はボードゲームで盛り上がる

家族でゆっくり過ごす年もある
普段躊躇するような食材を買ってきて
時間をかけて料理をする
今年ももうすぐ終わること
一年の振り返りと感謝をこめて
デザートを切り分ける

暮らしのエッセンス「クリスマスリースの作り方

クリスマスリース

【材料】
モミ、ヒバ、コニファーなどの常緑樹、ユーカリ、コットンフラワーなどの枝、松ぼっくりなどの実、リース台、ワイヤー

① リース台に常緑樹を1本ずつワイヤーで巻きつける
② 一周巻きつけたら飛び出た枝をカットする
③ 飾りたい枝や実をバランスよくワイヤーで止める
④ 最後にお好きなリボンを飾ってもかわいい

《イベント情報》12/21(土)Mayamoonの
「1day ビストロ」@maruta(東京都渋谷区)

mayaさんの簡単おもてなし料理「彩りフィンガーフードづくり」
mayaさんの簡単おもてなし料理「彩りフィンガーフードづくり」

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「わが家のクリスマスは大人も子どももストレスフリー」りえさんのインテリアトリップ #61

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#61 我が家のクリスマスは大人も子どももストレスフリー

12月に入って、いよいよ街中もクリスマス本番ですね。インテリアも一年でいちばん派手になる時期。思いっきり好きな物を飾って楽しみたい! と思う方も多いのではないでしょうか?

かくいう私もデコレーション大好きなので、ツリーやらお花やら飾ってクリスマス気分を味わいたい派なのですが……

なんせヤンチャ盛りの6歳児と、先月産まれたばかりの新生児との生活。ツリーを出すだけでも一苦労。飾った花はぐちゃぐちゃにされるリスクあり。なのでわが家はみんながストレスなく楽しめるアイテムで、クリスマスを楽しんでおります。

まずは……

こちらのツリータペストリー。Instagramで紹介したこともあるのですが、本当に便利!! 丸めてしまってあるのを出して壁に掛けるだけ。けれどもオーナメントなどは普通のツリー用の物が飾れるので(画鋲やマステなどでとめてます)息子も簡単に飾れて、楽しそうにしてくれました。倒される心配ナシ! 掃除の邪魔にもならない!

私は何年か前にコンシェルジュという雑貨屋さんで見つけて購入しましたが、巡り合うまで好きなテイストのタペストリーになかなか出会えず、ようやく巡り合えた商品です。生地の生成り感や上下に布を挟む古材風のクリップが付いているところなど、子どもっぽくなり過ぎず、空間に馴染んでくれます。

1年に一度のお楽しみ、
クリスマススワッグ&リース

そして、毎年の楽しみクリスマススワッグ&リース。さまざまなデザインで作家さんの個性が光ります。こちらのリースは、作家 花音(kanon)さんのもの。

花音さんのリースは鈴が付いていて、かわいらしい作品なのですがネイビーのリボンが甘くなり過ぎず、大人っぽい印象。人気の作家さんで、自身のインスタグラムでも作品を見れますし、オンラインで販売もされています。

可愛らしい感じやナチュラルテイストが好きな方にはたまらないかと……

次は北参道にお店を構える大人気のお花屋さん、「VEIN(渋谷区)」のリース。以前オフィスのインテリアコーディネートをした際、グリーンシャンデリアをお願いしたことがあります。洗練されたセンスと今っぽいセレクトで、数ある東京のフラワーショップの中でも真っ先に名前が浮かぶお店です。

ふたつとも小さめサイズですが、テイストも違うし、並べて飾っても可愛い! 一年中飾って、また来年新しいのと交換する予定なので、クリスマスが終わっても飾れるデザインにしました。

福岡にある「OBG eu.」という雑貨店で販売されているのをオンラインで購入し、送って頂きました。壁にかけてあるので、子どもも触れず(笑)「キレイーー!」といってくれます。私ももちろん大満足! スワッグやリースは自分でつくられる方も多いので、それを飾ってもいいですよね。

妥協せず、諦めず、みんなが楽しめるクリスマスを過ごすのが毎年の目標です!

【今回の記事でで紹介した作家さん】

● 花音さん Instagram 
https://www.instagram.com/kanonhana/

●OBG eu. Instagram
https://www.instagram.com/obg_eu/

●花屋 VEIN (渋谷区) Instagram
https://www.instagram.com/veintokyo/

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 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
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ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

 

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「お弁当」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #17

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#17 お弁当

朝まだ暗い台所で
炊飯器をぱかっと開けると
つやつやのお米が光っている
水で濡らした木のしゃもじでかき混ぜる

お弁当箱の半分側にご飯を詰める
冷蔵庫からつくり置きのタッパーを取り出す

卵を割って牛乳と醤油と砂糖を入れてかき混ぜる
銅のフライパンに流し込むと
ジャーッという音とともに
端っこから固まる

小さい片手鍋にお湯を沸かして
ブロッコリーを茹でる
緑をきれいに出すために
心持ち早めに取り出す
残り湯でウインナーも茹でる

お弁当箱におかずを詰め込み
最後に梅干しをのせる
お気に入りの布で包んだところで
ようやく外が明るくなってきて
また一日がはじまる

暮らしのエッセンス「お弁当生活のすすめ

普段のお昼ごはんはお弁当を持って出かける
お弁当作りを朝のルーチンにする

時間がない朝に負担にならない適当弁当
そのまま入れられる練り物や、茹でておいた野菜
常備菜やレンジでチンするだけの冷凍食品も取り入れる

毎日同じような中身で飽きてしまわないように彩りを考える
白米に雑穀や赤米、黒米を混ぜるだけで
ご飯に色がついて綺麗で見た目にも楽しい

《イベント情報①》12/14(土)mayaさんの簡単おもてなし料理
「彩りフィンガーフードづくり」

*ワークショップ概要*

■開催日  2019年12月14日(土)
開催時間   11:00~14:00
■会場  エントリエ
〒206-0011 東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
■交通 京王線 聖蹟桜ヶ丘駅西口より徒歩3分
■駐車場 モデルルームがある『ザ・スクエア聖蹟桜ヶ丘ビル』の専用駐車場に
停めていただいたお客さまには、無料駐車券をお渡ししています。
■定員 8名様 (満員となりました
参加費 2,500円/1名様(材料費込み)
一緒に料理をした後は、出来立てを召し上がれます!
■持ち物  エプロン,三角巾

■お申込みはこちら
満員のため、募集は終了いたしました。
※キャンセル待ちをしたい方はこちらまでご連絡下さい。
info@entrie.net
また、
次回、2月1日(土)にワークショップ開催予定です!
みなさまのご参加、お待ちしております!

《イベント情報②》12/21(土)Mayamoonの
「1day ビストロ」@maruta(東京都渋谷区)

mayaさんの簡単おもてなし料理「彩りフィンガーフードづくり」
mayaさんの簡単おもてなし料理「彩りフィンガーフードづくり」

【編集部のおすすめ】りえさんのインテリアトリップ – インテリアアイテム編

こんにちは! エントリエ編集部です。これまで60回以上に渡ってお届けしてきた『りえさんのインテリアトリップ』。いくつものステキな旅と出会いました! 今回は、そんなりえさんの記事から編集部の心にグッときたアイテムをカテゴリ別に厳選します。本日は「インテリアアイテム編」です。

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

 

No.1 アロマワックスバー

ボタニカルキャンドル

#4で紹介されたのは、「アロマワックスバー」。りえさんは、宮古島の作家「香るものと生活雑貨 インディゴ」さんの作品に注目されていました! 記事の中ではゴーヤなどの変わり種!? も。写真を見ているだけで癒されるアイテムでした。

過去記事はこちら>> #4 火を使わないキャンドルで癒される

No.2 壁紙

壁紙

りえさんのおうちに憧れる理由のひとつに壁紙があります……! りえさんもお話ししてくれたように、無難な色を選びがちな壁紙ですが、こんなにかわいい柄に囲まれているだけで日常がたのしくなりそうですね。

過去記事はこちら>> ♯14 服を選ぶように壁紙を選ぶ

No.3 ご利益を運ぶインテリア

この個性的なモチーフは作家オハスティム さんのハンドメイド作品で1点ものオーナメントだといいます。自分の心惹かれるアイテムを壁に飾るとその空間を眺めるだけで嬉しくなるものです……! 記事ではこの他2名の作家さんの作品を紹介していますよ。

過去記事はこちら>> ♯21 ご利益を運ぶインテリア

No.4 スワッグリース

クリスマス スワッグ

クリスマスツリーは場所をとるし……と、あまり気が進まない編集部の細野ですが「これなら飾りたい!」と目を光らせた一品が#24で紹介されたスワッグリースでした。配色もおしゃれですし、どの角度から見てもステキです。これからのクリスマスに合わせぜひ注目してみてはいかがでしょうか?

過去記事はこちら>> ♯24 360度可愛いクリスマス

No.5 スリッパ

「玄関から入り、いちばんはじめに目にするインテリアといっても過言ではない」というりえさんの言葉にハッとしました! 細部までこだわりのあるりえさんの暮らしには脱帽です……。お呼ばれ時にこんなかわいらしいスリッパを貸していただいたら嬉しくなってしまいそう。

過去記事はこちら>> ♯46 スリッパからはじまるインテリアの旅

No.6 ティッシュケース

ウイリアムモリス ティッシュケース

#48ではウイリアムモリスの作品がプリントされたティッシュケースを紹介してくれました。それにしても部屋のあちこちに柄物を取り入れているりえさんのおうちですが、全体を見渡したときにとっちらからずにまとまるセンス、さすがだなと思います(笑)!

過去記事はこちら>> ♯48  ウィリアムモリスを日常に

以上、【編集部のおすすめ】りえさんのインテリアトリップ インテリアアイテム編でした! 次回は、「家具・家電アイテム」をご紹介いたします。

>>>過去のインテリアトリップ一覧はこちら<<<

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プリザーブドフラワー作家 リリフラージュ(下山 和華さん) – 愛しいものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

プリザーブドフラワー作家 / リリフラージュ(下山 和華さん)

プリザードフラワーに出会いはじまった挑戦

以前、趣味で生花教室に通っていたときのこと。生けたお花を持って帰れないことや枯れた後の処理にむずかしさを感じていた私が出会ったのが枯れないお花、「プリザーブドフラワー」。それから4年間、レッスンに通いながら学ぶ日々がスタートしたのです。

今でこそワークショップの講師や販売をさせていただいていますが、当時はそんなつもりも全くなく、プレゼント用として、インテリアとして、つくりたいものをつくっていました。

しかし、産休中に挑戦したインターネットでの作品販売では予想以上の反響をいただき自信になったこと。また同時期にはカフェ・雑貨屋さんで委託販売をはじめたこと。この経験が積み重なり、現在の活動に繋がっていきます。

制作は日々の疲れを癒してくれる、大切な時間

「お花の顔を一輪一輪綺麗に輝かせる」がリリフラージュのコンセプト。フラワーアレンジメントはローズの花びらを一枚ずつ張り付けて開花させる作業をします。

元々お花が大好きだった私にとって、この制作がワクワクした時間となりました。「リボンやピック、何色のお花を組み合わせようかな……?」と、考えながら手を動かすことが日々の疲れやモヤモヤを発散してくれます。

「お花を通して、たくさんの人たちに出会いたい」

ハンドメイドをはじめてから3年。「お花は楽しい。いろんな人と逢いたい。経験を誰かのために活かしたい」これが、作家や講師を続けている理由です。

今後もワークショップなどを中心に、お客さまが手軽にお花が楽しめるように多くのイベントに出店し、出会いを大切にしていきたい。リリフラージュのお花を誰かにプレゼントしたい! そう思っていただけるお客さまが増えるよう、もっともっと技術を磨きながらオリジナルの作品をつくりだしていきたいです。

● プリザーブドフラワー作家 / リリフラージュ(下山 和華さん)

【instagram】https://www.instagram.com/lily.flage/
【Blog】https://ameblo.jp/monmon1250/ 

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「ベジブロス」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #16

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#16 ベジブロス

あなたは一人ぼっちで
その消えそうな光を
とるに足らないものだと思っている
公園のゴミ箱に打ち捨てられた
プラスチックのお弁当箱のように

空高く飛ぶ鳥のように
自由になれたらといつも思っている
鳥にとってのその空は
あなたにとってのこの場所なのに

野菜のヘタや皮を集めてベジブロスを作る
混ざりあった鮮やかな色
透き通った慈悲の味
借り物の肉体に染み渡る

その光が消える前に
深いところまで掘り下げる
誰も助けてはくれない
振り返らないで前だけを見る
やがてその一筋の光に
何を見るのか

暮らしのエッセンス「ベジブロス(野菜出汁)の作り方

【材料】
野菜の皮、ヘタ、種、水

①    野菜のヘタ、皮、種などを集めてく
②    鍋に①と水を入れて弱火で20分ほど煮る
③    ザルで濾して出来上がり

【メモ】
野菜の甘味や風味がいっぱいの出汁
抗酸化作用があるファイトケミカルが豊富
玉葱の皮を入れると甘くて美味しい
スープや鍋の出汁として使う
冷凍しておくと便利

「絵画をいただきました!」男たちのエントリエ #31

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか……
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

■今回のワンシーンは、TAKAさん■

家族構成:TAKAさん(40代)・妻・息子・娘
東京都在住。エントリエで築21年マンションをフルリノベーション。

「趣味は、読書と草野球、そして温泉旅行。最近は、せっかくスキーに行っても、午前中だけ滑って午後は温泉です。」

▷施工事例はこちら

>>《アーチシルエットが美しい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯1<<

本日のヒトコト

『リビングに花(華)が咲きました!!

~ リフォーム記念に恩師から頂きました 宝物にします ~

 

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「キッチン周りのお気に入りたち 布ものアイテム編」りえさんのインテリアトリップ #60

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』という持論を持つ、りえさんがおうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

 

#60 キッチン周りのお気に入りたち 布ものアイテム編

#58から引き続きお伝えしている「キッチン周りのお気に入りたち」シリーズ。今回はその中でも「布物アイテム」にフォーカスしてお届けしたいと思います。

まず1点目……

こちら蚊帳布巾と名前のアイテムなのですが、その名の通り、蚊帳の素材の布巾です。色も5色くらいあり、天然の染料で染めているそう。何より肌触りがとても良く水分をよく吸い取るし、乾きも早い!

「生活クラブ」という宅配食材にて、1枚700円くらいで購入。全色集めたいです……。

続いて。

お気に入りのエプロンです!

こちらのエプロンドレスは料理家の黄川田としえさん監修のリネンのエプロンで、もはやエプロンの枠を超えて近所にこのまま行きたいくらい(笑)。地元のカフェのPOP UPイベントの際に注文しました(受注販売)。

着るほど風合いが増し、柔らかくなるのはリネンならでは。身に着けるだけでテンションが上がる特別な1枚です。続いてこちら。

写真だけ見ると普通のエプロンですが、長さは股関節くらいまでしかありません。

「ちょいとエプロン」という名前のエプロンで、名前の通り、紐もボタンも全くなく、肩にひっかけるだけ。1秒で付けられるエプロンです。

男女兼用なので、男性でも。これ、「本当に便利でちょっと炒めるだけ」とかにも良いし、カレーうどんやトマトソースの料理を食べるときにも!

小さいので椅子に掛けておいて様々な用途に使えます。ちょっとしたプレゼントとかにもいいと思います。

色はかなり豊富にありました。(購入したお店はこちら>>ザッカエンヤ )

キッチン周りの布アイテムはやはり素材感が大切。綿100%でジャブジャブ洗え、すぐ乾く。着ても触っても気持ち良い。

いつも、その感覚を基準に選んでいる気がします!

○過去のインテリアトリップ一覧>>>https://entrie.net/category/trip/

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

ホームページ http://salongreen.net/

家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

 

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手描きアクセサリー作家 かなねこや – 愛しいものたち

愛しのものたち

ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。

手描きアクセサリー作家 / かなねこや

リアルだけど、どこかコミカル。「かなねこの森に暮らす生き物」

かなねこや

アクセサリーづくりのきっかけは、母の誕生日に「きれいな鳥のブローチを贈りたい」と、それまで頭の中で構想していた樹脂素材に色鉛筆で彩色する手法で作ってみようと思ったこと。本で知ったその技法を自分なりにアレンジして、作品の出来上がりが油絵や七宝のように見せられないかなと挑戦してみることにしました。

出来上がりを見た母が「これ、あなたがつくったの?」と、喜んでくれたことを覚えています。はじめての作品づくり。母が使ううちに壊れてしまいましたが……一方で「買ってきたもの」といい意味で勘違いしてもらえた仕上がりになったのです。この経験が今の制作意欲に繋がっています。

生き物の美しさや発見する喜びを

かなねこや

はじめに制作した頃からは、お客さまが身に着けるものとしての強度や画材などを色々と研究し、あちこち改善させています。

制作する上で一貫して決めているのは、どの子もみな、空想の「かなねこの森に暮らす生き物」としていること。だから、羽や毛並みはリアルでも、表情はなるべくコミカルで豊かになるように心がけています。色もアクセサリーなのでなるべく明るくなるように。本物の生き物にはないような色を加えることもあります。

作品を通し、「地球にはこんなに面白くて、美しい生き物がたくさん暮らしている」そんなことを伝えられたらと思います。見知った生き物でも、新しい発見があります。

アクセサリーを身着けた方が、自分だけの小さな生き物として可愛がってくださったらとても嬉しいです。

現在は子育てを通して、新たな展開も模索中!

かなねこや

2歳になる息子が寝た後に制作している今は、疲れて一緒に寝てしまうことも。制作数が限られてしまっていますが、なるべくシーズンごとに新作を2〜3作品ほどお届けできるよう心がけています。これからは、技術を磨いて、より繊細なものやギミックの効いた作品を作れるようになることが目標です!

そして、私の影響もあり息子も動物が大好き。子ども向けの図鑑を読んで、難しい鳥や魚の名前を覚えている様子を見ると色々とアイディアが湧いてきます。

子どもは簡単にものを壊してしまうので「かなねこやの作品は子どもが身に着けるのには少し繊細すぎるのかな」とも感じていますが、今後はお子さんにも喜んでもらえるカジュアルなラインを模索していければ……と、思っています。

● 手描きアクセサリー作家 / かなねこや

【instagram】https://www.instagram.com/cananekoya/
【Facebook】https://www.facebook.com/cananekoya/ 

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「さつまいも」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #15

mayamoonさんのリノベーション事例はこちら


#15 さつまいも

さつまいも

5月に植えたさつまいもの苗は
夏になるとみるみるツルを伸ばし
葉を広げぐんぐん育つ

秋も深まってきたらさつまいも掘り
土の中に埋まっているので
大きさも形も掘ってみてのお楽しみ
宝探しのような感覚で
ワクワクしながら掘り起こす

実はもちろんのこと、ツルも食べられる
ツルは筋をとってきんぴらや天ぷらにする
シャキシャキして驚きの美味しさ

掘ったさつまいもはしばらくおいて
甘みが増すのを待つ
焼き芋、さつまいもご飯、レモン煮
味噌汁に入れると甘くなる
マッシュしてバターと塩で和えるのも美味しい
さつまいものおやつを作るのも楽しい
大学芋、芋チップス、スイートポテト

旬のものを存分に楽しむ

暮らしのエッセンス「スイートポテトの作り方

【材料】
さつまいも、バター、牛乳、砂糖、塩、卵黄(艶用)

①蒸したさつまいもをマッシュする
②さつまいもが熱いうちにバター、砂糖、牛乳、塩少々を入れてなめらかになるまで混ぜる
③形を整え、表面に卵黄を塗ってオーブンかトースターで焼く

【メモ】
牛乳を生クリームに変えると濃厚な味わい

「プリン」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #14

○mayamoonさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family5/

#14 プリン

朝起きて
どんな髪型にするか
どの服を着るか
コーヒーにするか紅茶にするか
快速に乗るか各駅で行くか
仕事場でどう過ごすか

毎時間が選択の連続
無意識にしているようなことでも
それは自分で決めている

そんな風に愚痴ることは
自分の選択が間違っていたと
人に言いふらしているようなものなんだ
自分の人生に納得できないなら
今までとは違う選択をする時なんだ

タッパーには大きなプリン
卵を何個使おうと
好きに選べる自由が私達にはある

どんな事が起きても
それをどんな風に捉えて
どう行動をするか
選択する自由が私達にはある

暮らしのエッセンス「プリンのつくり方(カラメル抜き)

プリン

【材料】
全卵、卵黄、砂糖、生クリーム、牛乳、バニラビーンズ(さやからそげ取る)

①   全卵と卵黄は砂糖と混ぜて泡立てる
②   生クリーム、牛乳、バニラビーンズ(さやも)を人肌に温め
③   ①の中に②をゆっくり混ぜながら注ぐ
④   ボウルで濾して表面に浮かんだ気泡をキッチンペーパーで取る
⑤   オーブンで湯煎焼き
⑥ 粗熱をとって冷蔵庫で冷やす

「バンド復活!」男たちのエントリエ #30

男たちのエントリエ

エントリエのリノベーションを通じて
「至福のひととき」を見つけ、
自分らしい住まいを手に入れた男たちの生活が、
どのように変わったのか……
日常のワンシーンをスマホで撮影、
その時の気持ちを一言でどうぞ!

■今回のワンシーンは、TAKAさん■

家族構成:TAKAさん(40代)・妻・息子・娘
東京都在住。エントリエで築21年マンションをフルリノベーション。

「趣味は、読書と草野球、そして温泉旅行。最近は、せっかくスキーに行っても、午前中だけ滑って午後は温泉です。」

▷施工事例はこちら

>>《アーチシルエットが美しい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯1<<

本日のヒトコト

『30年ぶりにバンド復活!今度は〝自己満足&愉しみ″ をメインに

あれもこれもしたい! 一日30時間あればいいのに……

 

施工事例をもっと見る

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「キッチン周りのお気に入りたち トキメキよりも安心感!?編」りえさんのインテリアトリップ #59

『インテリアだけは、流行とか無視して、ひたすら自分の好きなものを追求するべし。』
という持論を持つ、りえさんが
おうちのこだわりアイテムたちを紹介します。

○りえさんのリノベーション事例>>>https://entrie.net/family/family3/
*毎週土曜日更新*
○過去のインテリアトリップ一覧>>>https://entrie.net/category/trip/

#59 キッチン周りのお気に入りたち トキメキよりも安心感!?編

今回のインテリアトリップも先週に続き、 キッチン周りのお気に入りアイテムのご紹介です。今まで地味過ぎてご紹介をためらっていましたので(笑)、 ここぞとばかりに放出します!

今回は定番中の定番、「食器洗い洗剤」「キッチン用クリーナー」 「スポンジ」についてです。インスタ映えしないのであしからず(笑)!

まず、スポンジ。最低限の条件として、派手な色でないこと。キッチンはステンレスの一枚天板なので、 そのテイストに馴染むものにしたい。モノトーンの物なら数あるのですが、 使用感においてなかなかしっくりくるものがなく……

柔らかくて、すぐ馴染み、少し深いコップや器にでもスルスル入ること。それに、できれば家の近所で手に入り、あまり高くないもの! なかなか好みの柔らかさに出会えません。ずーーーっと探し続け、 ようやく見つけたマイベストスポンジです!

『超やわらかスポンジ (ブラック)/アイセン 』
(amazon.co.jpのサイトに飛びます)

スポンジは家から自転車で10分程のOKストアさんで発見! ひとつ100円台で、買いやすい♩

ちなみに、蛇口に引っ掛けるタイプのスポンジホルダーもこれまた便利。スポンジも空間を邪魔せずデザイン的にも納得!(白いスポンジとタワシは無印良品です。)

そして、洗剤とキッチンクリーナー。それこそ海外のオシャレなデザインの物や国産の無添加の製品、etc……と、散々使った結果この2点に落ち着きました。

『ヤシノミ洗剤 野菜・食器用 500mL(サラヤ)』
『ウタマロ キッチン 300mL(ウタマロ)』
(amazon.co.jpのサイトに飛びます)

ちなみに洗濯洗剤もヤシノミ洗剤とウタマロを使うことが多いです 。そのまま置いてしまえるようなデザインもなんだかレトロというか……オシャレではないのだけど、ほっとするというか。 安心感がすごい。

散々刺激的な男性と恋愛した後、 穏やかな旦那サマに出会い結婚したような(笑)。

使用感とコスパがやっぱりズバ抜けているのですよね。ちゃんと泡立つけど、手肌に優しく、どこでも買えて、 値段も手頃。浮気してもいつもここに戻ってくるので、もう浮気しません!!!

しかもウタマロクリーナーはキッチン以外にもお風呂やトイレ、 床掃除までマルチに使えます。色々買わなくていいのも、また楽なんです。

かなり地味なインテリアトリップでしたが、 いかがでしたでしょうか?

派手さはないけど、とても心地よい。キッチン周りのグッズはそんな気持ちを大切にしています。

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

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