たじぃーこと、北島一広を一言で表すと、“過ぎ”が付くほどのこだわり人間。とにかく自分が興味あることへののめり込み具合が半端ありません。そのこだわりぶりは、仕事でもいかんなく発揮され、ときにはお客様から「北島さん、そんなところ、誰も見ていないですよ」と飽きられるほど。ブログでは北島ならではの目線を通して、素材、建具、家具など建築のディテールにまつわる話を事例を交えて紹介していきます。

 

#7「目線と思考②

好きな場所にいったとき、どんなところを見て、
どんなことを考えているか

自分なりに考えてみようと思ったのが、今回の記事になります。

場所は、インターフラワーという花屋さん。
家から車で30分程度のところにある花屋さんです。

前回はエントランスまでの外部、今回は内部について書いてみました。

入り口扉を開けると、
アーチ風に構造物を思わせる横架材と柱が見えます。

両側の柱も付け柱で意匠的なものですね。
ここをくぐって、メインのスペースにつながります。

住宅でいうなら、リビングドアに当たる部分かと思います。
やはりインテリアをつくる中で、大きな要素になりますね。

ここの重量感や、
くぐってメインの空間に入るって感覚が大切なんでしょうね。

そうすることで、この中の空間がより特別なものとして感じるな。

室内の床

デッキと同じ杉系の材料ですね。

外部とは仕上げと施工が違います。

外部は荒床のような状態でまだ固い質感に対し、
室内は古材を使うことにより、丸みが柔らかさにつながります。

ペイントもしていませんので、木質感も強いですし
さまざまな幅の材料を目透かしで貼ることで立体感も出て、
存在感が高まりますね。

ちょっと違うかもですが、朝日ウッドテックの商品で
佐藤オオキさんのデザインされたストリームラインも
こんなコンセプトだったと思います。

いよいよメインの空間です。

ガラスのケースの中にはお花があり、
それが待合スペースからも見えるようになっています。

お花を頼むところにあるソファーで仕上がりを待ちます。

ちょっと足が映っていますが、
この日もソファーで仕上がりを待つ方がいらっしゃいました。

提供されたコーヒーを飲みながら、
ここで待つ時間もいい時間です。

やっぱ、良いシチュエーションって満足度につながるな。

一段下がったタイル貼のフロア

ここはもう少し別の要素があってよいのではないかと感じるな。

ここまで雰囲気を統一できてきているのに、
このタイルだけが残念な感じになっちゃったな。

でも、お花屋さんと考えると機能的な要素も必要なので、
やはりこうなるんだろう。

自分だったらどんな選択肢を出せるか考えてみよう、
と思っていますが、いまだにひらめきゼロです……

最後にワークショップのスペースに手洗いカウンター

簡単なつくりですが、天板に前板付けるだけですっきりしちゃうもんだな。
側板の納まりも楽だし、簡単にやるときは、このやり方ありだね。

今回は、自分の思ったことなどダラダラと書いてみました。

正解ってあるかわかりませんが、
自分が何を感じて、何を考えるかが
重要なことなんだと自分では思ってます。

気が付くと、どこでもこんなことしちゃってるんですよね~

 

 

 

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・北島  一宏 /kazuhiro kitajima/ たじぃー
設計営業

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インテリアコーディネーター・インテリアプランナー・2級建築士

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

好きな本:指輪物語
好きな映画:スターウォーズ 新たなる希望EP4
好きな場所:パークハイアット東京の41Fのエレベーター出たところ
趣味:トライアスロン、トレイルランニング、ロードバイク、ウルトラマラソン。大会前日にレースのことをイメージしながらツールやウエアを選んでいる時間が好きです。

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