たじぃーこと、北島一広を一言で表すと、“過ぎ”が付くほどのこだわり人間。とにかく自分が興味あることへののめり込み具合が半端ありません。そのこだわりぶりは、仕事でもいかんなく発揮され、ときにはお客様から「北島さん、そんなところ、誰も見ていないですよ」と飽きられるほど。ブログでは北島ならではの目線を通して、素材、建具、家具など建築のディテールにまつわる話を事例を交えて紹介していきます。

 

#6「目線と思考①

好きな場所にいったとき、どんなところを見て、どんなことを考えているか
自分なりに考えてみようと思ったのが今回の記事になります。

場所は、インターフラワーという花屋さん。

家から車で30分程度のところにある花屋さんです。
(茨城県在住 茨城では車で30分はまあまあ近い……)

地元で人気というより、遠くから訪れる人が多くて人気って感じです。

この建物を設計されたのは、
私が好きなレストランを設計された方と同じです。

自分が魅力に感じるものがつながったりすると
うれしいことってありますよね。

それでは本題。

ボリュームが多くなりそうなので、2回に分けて書こうと思います。
今回は、外部中心に。

まず、エントランス。

ここを見てまず思う。

床の石は大谷石、花崗岩の中でも
多孔質で強度が低いので早く味がでるな。

建物の印象ってファザードが大事、
そこで印象付けるのが妻側の意匠。

軒を出さずに納めるのが
フランスを感じさせるのかな。

サインもいい感じで朽ちてる感あっていいな。
やっと仕上がってきた感じがするな。

ガーデニングに小物の存在感大事だな。

チラッと見えてる程度だから必要な要素なんだろうな。
大鉢を使うとき、グリーンに入れるならホワイト、独立しておくならグレイだな。

ウッドフェンスは頭揃えはありえない!

重要なのは高い材料を使うことや、高級な仕上げをすることではなく
表現したいものとのバランス。

あえて野地板を使っているんだろうな。

ウッドデッキ

杉材にホワイトのオイルペイントと思われる。

目透かしにせず、しかも、角もピンで残してある。
まだまだ荒々しい感じが否めない。
ここで期待しているのは何だろう。
(その後店内で自分なりの解釈をつけてみました)

フェンスの内側

つくりはラフだけど、この丸太が良いな。
ここで角柱にしたら一気に日本風になっちゃうな。

床もオイル拭きでこんな仕上げを狙うこともありますが
リアルな材料の質感の変化がいちばん美しい。

外編は以上。

内部も素敵なので次回記事書きます!

忙しさにかまけて、間が空いてしまいましたが、
最低2週に1本は更新しないとな……

 

 

●過去の記事一覧
https://entrie.net/category/detail/

リノベーションのこと、間取りのこと、インテリアのこと、お気軽にご相談ください!
物件さがしも一緒にお手伝いできます。

たじぃーに相談する!

・北島  一宏 /kazuhiro kitajima/ たじぃー
設計営業

▼Instagram
https://www.instagram.com/tajii_entrie/

▼リノベーション事例
https://entrie.net/category/renovation/family/

インテリアコーディネーター・インテリアプランナー・2級建築士

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

好きな本:指輪物語
好きな映画:スターウォーズ 新たなる希望EP4
好きな場所:パークハイアット東京の41Fのエレベーター出たところ
趣味:トライアスロン、トレイルランニング、ロードバイク、ウルトラマラソン。大会前日にレースのことをイメージしながらツールやウエアを選んでいる時間が好きです。

entrie公式LINE@
下記のボタンから、「友だち追加」毎日更新中のLIFE STYLE MAGAZINE entrieやイベント情報を配信中♩
※LINEアプリをインストールしている事をご確認下さい。

友だち追加

[instashow rows=”2″]