家族とエントリエ - LIFE STORY

《スタイリッシュ × エレガント。大人の隠れ家を演出するカウンターキッチン | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #18

北島 一広
設計した人
北島 一広 / Kitajima Kazuhiro
設計営業・ジェネラルマネージャー
リノベーション歴25年。子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ち ました。今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。
村田 あやこ
記事を書いた人
村田 あやこ / Murata Ayako
ライター
お散歩や路上園芸などのテーマを中心に、インタビュー記事やコラムを執筆。著書に『た のしい路上園芸観察』(グラフィック社)、『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)。「散歩の達人」等で連載中。お散歩ユニットSABOTENSとしても活動。

大切な人同士が、食を共にできる幸せ。
サロンのように人が集い交流できる隠れ家バー

15年以上お住まいのご自宅をリノベーションされたTさま。まるでバーに訪れたかのようなカウンターキッチンを演出する、照明やガラス棚。キッチンを中心に、人が集い交流する「大人の隠れ家」のような空間ができあがりました。

物件について

所在地東京都
建物種別メゾネットマンション2階建(築48年)
費用約450万(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積55㎡ (全体110㎡)
項目テキスト

暮らす人

Tさん

担当スタッフ

北島 一広

リノベーションのきっかけを教えてください。

Tさま:大型犬とこの家に住んで15年以上経ち、かなり老朽化が進んでいました。ふたりの子どもも巣立ったので、思い切ってリノベーションしてみようかなと思ったことがきっかけです。結婚相談の会社を経営しているので、リビングがきれいになればもっと仕事でも活用できるかな、と考えたこともきっかけのひとつですね。

エントリエとは、どのように出会いましたか?

Tさま:“リノベりすというリノベーション情報サイトです。自宅からエントリエのある聖蹟桜ヶ丘までは遠いので、最初はもっと近い業者さんにお願いしようかと思っていました。ただ、数社検討した結果、熱意はさることながら一緒に考えてくれそうだったことが決め手となり、エントリエにお願いすることにしました。計画を進めていくうちに変更したい部分が出て相談しても、担当の北島 一広(きたじま・かずひろ)さん・三島 美史(みしま・みふみ)さんは一度も面倒くさい顔をしなかったんです。

リノベーションにあたり、どのようなご要望をお持ちでしたか?

Tさま:基本的には大人しか使わない空間なので、冷蔵庫や電子レンジといった生活の匂いのする家電はすべてバックヤードにしまい、生活感を感じさせない「大人の隠れ家」のような雰囲気にしてほしい、とお伝えしました。

もうひとつは照明。もともと間接照明のオレンジ色の光が好きだったので、光にこだわって、蛍光灯じゃない生活がしたいと思っていました。

before

after

エントリエからはどのような提案がありましたか?

Tさま:とにかくヒアリングをしっかりしてくださったのが印象的。その後は、北島さんのスタイリッシュで男らしい雰囲気と、三島さんのエレガントで可愛らしい雰囲気とを混ぜたような提案をしていただきました。完成したときには「最初のイメージ画像と一緒だね」と家族にいわれたくらい、実現力がすごいな、と。

もともと備え付けてあったダークブラウンの扉はそのまま使う予定でした。扉の色をどう活かすかが難しかったのですが、三島さんが希望のテイストに合わせて、扉の色とも調和するような壁紙を選んでくださいました。一番上に飾ってあるお皿は、数年前に娘が初任給のプレゼントで買ってくれたもの。それ以来、“このお皿が映える家に住みたい”と思っていたんです。

キッチンカウンターの背後の棚も素敵ですね。グラスに光が当たってきれいです。

Tさま:カウンター奥の棚は、最初は掃除を考えて木の板がいいのではと思っていましたが、三島さんから、「ガラスの板だと照明が下まで届いてきれいなので、ガラスにしましょう」とご提案いただきました。いま、いいウイスキーを注文しているところなので、そのうち棚に並ぶと思います。

今後リビングは、お仕事の場としても使われる予定なんでしょうか?

Tさま:はい。「キッチンが主役」というのは、最初に希望を出した際に北島さんと三島さんにもお伝えしました。今こういうご時世なのであまりできていないですが、私はご縁をつないだカップルと、必ずご飯を食べに行くようにしているんですね。今後はここで、私の料理を2人に食べてもらいたいなと思っています。

人と人が生活を共にするという営みの中でも、「食」を大切にされているということでしょうか?

Tさま:大事ですね、食べることは。好きな人たちとみんなでご飯を食べるのって、一番幸せですよね。リノベーション前も、自宅によくお客さまを招いてホームパーティーをしていました。実家もよく人が集まる家でしたね。

ジュリア・ロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして』の世界が、全部自宅の空間で実現するといいなと思っていました。リノベーションして、それがすべてできるようになりましたね。朝このリビングで、鳥の声を聴きながらヨガや瞑想をすると最高です。

お気に入りの場所はありますか?

Tさま:キッチンの中です。リビングや庭が一望できるので、ここに立って外を眺めるのが好きですね。バックヤードに冷蔵庫を隠したので、最初は動線が不便かなと思いましたが、結果的に収納が楽になり、家事動線も良くなりました。何よりお客さんに冷蔵庫が見えないのがいい。自分用の椅子があるので、お客さまがいらしたときには、スナックのママのようにカウンターの内側に座りながらお話できるんです。

「エントリエに頼んでよかった」と思えたことはありますか?

Tさま:どんな相談に対してもまったく嫌な顔をしなかったのがすごい、と思いました。顧客サービスで0〜100までランクがあるとすれば、100。とにかく聞く姿勢がすごい。最初に「できません」とは言わず、まず持ち帰った上で「ここはできる、ここはできない、ここだと予算はこうなる」と具体的にフィードバックしてくださいました。

ユーザーは予算ばかりを気にしてしまいがちなものですが、エントリエさんからは計画を進める中で、そういったお金では計れないホスピタリティの価値を感じていきました。そこまで納得できたんです。これから結婚するカップルなど、知り合いにも紹介してあげたいな、と思っています。

“朝日を浴びてヨガをして”、“お昼は壁掛けテレビを使ってセミナーを”、“夜は間接照明やダウンライトで表情を変え隠れ家バーに”……どんなシーンでも活用でき、昼と夜で違う表情を見せるホテルのラウンジのような空間をイメージしました。『たくさんの人が集い、素敵な出会いが生まれ、多くの人に楽しんでもらいたい。』そんなTさまの人と人とのご縁を大切にされている想いが込められたリノベーションでした。この空間でたくさんの素敵な出会いや繋がりが生まれますように。


設計担当 : 三島より

北島 一広
設計営業・ジェネラルマネージャー

北島 一広 / Kitajima Kazuhiro

たじぃー

2級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー

リノベーション歴25年。
子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ちました。
今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。
固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。
そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

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