家族とエントリエ - LIFE STORY
《雲梯にハンモック!? それぞれの居場所がある、遊び心のある家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯19
10年前、ご両親宅の2階を一部改修し2世帯をはじめたKさまご家族。住み続けるなかで、徐々に気になりはじめた動線や老朽化。また家族も増え、今では元気いっぱいの4姉弟で家の中はいつもにぎやか! 今回そんなKさまご夫婦が、とあるきっかけからリノベーションを決意しました。家族がみんなストレスなく、たくさんの笑顔で過ごせる、遊び心に溢れたお家ができました。
物件について
所在地 | 東京都府中市 |
建物種別 | 戸建 鉄骨造戸建て 2階部分フル改装工事(築35年) |
費用 | 約1,560万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む) |
リノベ面積 | 約90㎡(2階のみ) |
時期 | 2020年 |
備考 | 二世帯形式:部分共有型(玄関/浴室共有)、上下分離 |
暮らす家族
2階部分:ご主人・奥さま・長女(12)・次女(10)・三女(6)・長男(2) *依頼をくださった頃の年齢
話し手
ご主人・奥さま
担当スタッフ
鈴木 栄弥
はじめに、リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:それが、壁に穴があいて(笑)。
壁に穴……(笑)?
奥さま:身体を動かすことが好きな次女が側転の練習をしていた時に転倒して。怪我はなかったけど、壁に大きな穴があいたんです(笑)。なので、その修繕を考えたのがきっかけですね。でも、最初はリノベーションという言葉も知らず、(結果的に)間取りからこんなに変えることができるとは思ってもいませんでした。
before
after
そうだったのですね。エントリエとの出会いは?
ご主人:ママがネットサーフィンをしていて見つけたんだよね。聖蹟桜ヶ丘のモデルルームがあると知って、すぐに行ける距離だなって。さっそく行っても良いかと電話をすると「今からだと厳しいかもしれませんが、確認するのですぐに折り返します」といわれたんだけど、とりあえず行こう! って、電話を待つ間に妻とふたりで向かっちゃいました(笑)。
奥さま:そうそう、それでも快く受け入れてくれて。モデルルームを見せてもらったら、ふたりともテンションあがっちゃって!
工事前
工事中
では、すぐにエントリエに決めたのでしょうか?
奥さま:実は、担当の鈴木 栄弥 (すずき・えみ)さん(以下、エイミー)にプランを考えてもらっている間に3社ほど比較・検討したんです。最終的に決め手となったのは、契約の発生するタイミングがありました。他社はプラン提示から費用がかかるところもありましたが、エントリエはプラン提示後に契約という流れだったので安心で。
ご主人:あと、どんな家にするというのも重要だけど、“誰とやるか”というのはリノベーションをするうえで重要だなと思いました。長いお付き合いになるから「この人だったら乗り越えていける」、「一緒にできる」という感覚がすごく大事だなって思いましたね。
奥さま:エイミーは、こちらの希望に対して頭ごなしに「できない」ということはなく「考えてみます」、「できます」っていってくれました。キッチンやクロスのメーカーもすごくたくさん廻ったけど、どの商品を選ぶかではなくて、担当してくれた方の人柄で決めたよね。
before
after
担当者には、どのようなご希望を伝えましたか?
奥さま:家族が多いので家事動線と収納かな。特に洗濯は一時期、畳むのも一苦労だし、一日一回じゃ済まないこともあってすごくストレスだったんです。あとは、子どもたちそれぞれの居場所。長女と次女ぐらいの年齢になると、自分の部屋も欲しくなるからね。
ご主人:そう。前は、リビングと3部屋(3LDK)しかなかったので、家具で仕切ったスペースを長女の部屋にしてたんです。あと、換気もなんとかしたかった。夏は暑く、冬は寒い家だったんです。全ての部屋に、室内窓を付けてもらったおかげで、今は、風が通って気持ちいい。リビングのエアコンを1台付けておくだけで全然違う。
奥さま:この家で初めての梅雨を迎えたけれど最高ですね。洗濯機の横に乾燥機を置き、周辺の棚は造作で作ってもらって。室内干しの場所からお洋服の収納場所までの動線もしっかりと考えてもらえたのでとっても楽になりました。
before
他にはどのような提案がありましたか?
奥さま:エイミーは「それぞれの居場所がある、遊び心のある家」というコンセプトで、プランを提案してくれたんです。そうしてくれたことで逆に私たちも考えやすかったよね。
ご主人:最初は頭でっかちになってPinterest(ピンタレスト)などで、事例を探していたんです。けれど、エイミーが提案してくれたおかげで僕たち家族らしくなったよね。
ご提案時の資料
雲梯やハンモック、あとはなんといっても「隠し扉」が印象的です。
奥さま:雲梯は次女の希望でしたね。他社には難色を示されましたが、エイミーは「できます」っていってくれた。隠し扉も「あったら面白いんじゃない?」と、夫婦でふざけてたら「こういう風にできますよ」なんていうから、「えっ、できるの!?」 みたいな(笑)。
エイミーは、ヒアリングで私たち家族の雰囲気や希望を汲み取って、それぞれに合う形の居場所や細部のアイデアも提案してくれたと思います。
キッチン奥にあるお部屋は、奥さまのお部屋ですね。収納がたくさん!
奥さま:これもエイミーが「ママの部屋もどうですか?」といってくれたので「じゃあお願いします」って(笑)。ここでひとりでパソコンをしたり、ミシンをしたり、好きなアロマを並べたり、数秘学の本に、占いに……。大好きなものに囲まれて、最高です!
ご主人:小上がりの下も大容量の収納になっていますが、衣装ケースがそのまま入るからすごいですよ。ママのフラメンコの衣装がたくさんあるんです。
奥さま:遊んでばっかりです(笑)。
住んでみて、いかがですか?
ご主人:隠し扉の先の秘密基地は僕の部屋ですが、結局あまりいかなくて……リビングの居心地が良いから(笑)。お客さんが泊まりに来た時に使ってもらう場所にしようかな、なんて。あとは、すごく満足しているけど、装飾やDIYが好きなのでまだまだ完成形じゃないっていうところも楽しいなって思っています。
奥さま:引越しは2020年4月末ぐらいだったかな? コロナ禍で休校中の大変な時期だったけれど、すごく最高でした。雲梯もハンモックもあるし(笑)。
お子さまたちも、本当に嬉しそうですね。
奥さま:お家が最高すぎて、長女は学校に行かなくなりかけちゃいました(笑)。 先生に「家に居たって面白くないでしょう」っていわれたんですが、「家、最高」って!
おわりに -施工後の思い出
「完工後に、トイレの便器を隠すDIYを一緒にしたことも楽しい思い出です」(担当 鈴木)
Kさまご家族みなさま、楽しくて明るくて仲良し!
青空の天井を選んでいただいていたので、7色の虹をイメージしてパステルカラーの雲梯を作ったり、隠し扉と同じ見た目の本棚を作って、隠し扉をよりわからないようにしたり、みなさまの喜んでくれる笑顔を妄想しながら、私も楽しくご提案させていただきました。出会ったころからずっと、私のことを「エイミー」と気軽に呼んでくださり、私も家族になったような気持ちでみなさまとリノベーションができました。ありがとうございました!
鈴木 栄弥 / Suzuki Emi
2級建築士、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、ファイナンシャルプランナー
静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。
日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業。…
小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、建築士になることが夢に。
ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、
「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いで就職しました。
現在は、エントリエで設計営業 兼 マガジン編集長として所属。お気軽に「エイミー」と呼んでください!
わたしの手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。
住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!
●全国ジェルコデザインリフォームコンテスト
2023年 リビングダイニング部門 全国最優秀賞 受賞
2020年 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会⾧賞 受賞
2020年 個室部門 全国優秀賞 受賞
2019年 リビングダイニング部門 全国優秀賞 受賞
●ジェルコ関東甲信越支部リフォームコンテスト
2022年 デザイン部門 キッチン賞 受賞
2021年 デザイン部門 優秀賞 受賞
2020年 デザイン部門 優秀賞 受賞
●RoomClip全国理想の住まいコンテスト
2022年 1000万円以上部門 全国最優秀賞 受賞
2021年 500万円以下部門 特別賞 受賞
2020年 500万円以下部門 全国優秀賞 受賞
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