家族とエントリエ - LIFE STORY

これからもずっと大切に、落ち着いて過ごせるお家 | リノベーション事例 LIFE STORY #58

中田 浩江
設計した人
中田 浩江 / Nakata Hiroe
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの 資格を取得。工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。 その後はフリーでお仕事をしていました。 今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、 ホームテックに入社。3兄弟のママ。
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

「息子が高校生になったら」と、リノベーションを決めていたMさまご家族。広い空間を生かし、しっかりと収納スペースをつくりたいというご要望をお持ちでした。元の家の良さをしっかりと生かしながら、これからまた何年も住み続けることのできる上品なしつらえのお家に仕上がりました。

物件について

所在地東京都中野区
建物種別マンション・RC造(築24年)
リノベ面積70㎡
費用960万円

暮らす家族

奥さま、長男(高校生)

話し手

奥さま

担当スタッフ

中田 浩江

リノベーションのきっかけを教えてください。

奥さま:キッチンの収納が少なく使い勝手が良くなかったことからリノベーションを検討しはじめていました。あとはエアコンが効きづらく、ずっと生活のストレスになっていたんです。とはいえ、仮住まいも必要になるのでタイミングとしては、息子が高校生になったらリノベーションをしようと決めていました。

エントリエとの出会いは?

奥さま:約9年前、担当の中田 浩江(なかた・ひろえ)さんと出会ったことがきっかけですね。そのとき中田さんは別の企業に勤めていたのですが、お手洗いと洗面所をリフォームしていただいたんです。すごくセンスよく丁寧に進めていただいたので、今回も中田さんを頼りたいという気持ちでいました。

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:マンション自体は広いのですが、玄関や脱衣所など各部屋の収納が少ないことが悩みでした。他にも以前の間取りでは、亡くなった夫の書斎を荷物置き場にしていたので、そのあたりもリノベーションで使いやすく解決できたらいいなとお伝えしました。

BEFORE

AFTER

中田からの提案はいかがでしたか?

奥さま:キッチンとリビングの柱にあしらった大判のタイルも中田さんからの提案で。シンプルな空間に質感が良いアクセントになっていて、本当に大正解。

玄関の広さを取りつつ、たっぷり収納できるクローゼットには大満足です。中田さんにイメージを伝えると、使い勝手と見た目どちらも考慮しながら設計してくださいました。トイレットペーパーからスノーブーツ、スーツケース、あとはプリンターまで、なんでもしまっています。でも、玄関がごちゃごちゃして見えるのは避けたいのでドアをつけてもらいました。

ご要望にあった、キッチンの収納や脱衣所はいかがですか。

奥さま:脱衣室のスペースもしっかりと広くなり、助かっています。以前は外国製の洗濯機をおいていたのですが、実は幅30cm、横1mほどのデットスペースがあったのです! 念願だった縦型の洗濯機に変えて、収納もたくさん作ってもらって。私と息子だけでなく、出張のときに来てくれる母の分の衣類まで収納できるようになりました。

キッチンには、4段の引き出し式収納を採用したのは良い選択でしたね。各引き出しが細かく区切られていて、全体が見渡しやすくいろんな食器を使用することができるようになりました。
ティーカップが好きなのですが、これ以上増やしてはいけないと思いつつ、つい買ってしまうんです(笑)。今までは仕舞い込んで、奥の食器は取り出しにくくてなかなか使わなくなってしまっていたんですよね。キッチンの正面側が扉付きの浅い収納棚になっているので、ティーカップも取り出しやすく収納できています。

担当者とのやりとりで、印象的なできごとはありますか?

奥さま:実は今回、ドアなどの建具や床は前のものを残しているんです。床は長く使えるようコーティングをかけていたのでどうするか悩んでいると、中田さんも「傷んでいないし、しっかりしたものを使っている」と仰ってくださって。予算面でも抑えられますが、使えるものは丁寧に使っていきたいなという思いもありました。ただその分、床を保護しながらの作業になり工期が長くなってしまうなど大変な面もあるというのもわかりました。

全体的に上品な雰囲気にしあがっています。

奥さま:以前よりもワンランク上品に見えるようなしつらえにしたいと伝え、残した扉に関しても取っ手だけを変えてもらって。60〜70代まで住んでいくうえで、カジュアルにはしたくないと思っていたんですね。タイルや壁紙も好みを伝えながら、最後は中田さんに決めてもらうといったように進めていきました。

息子さんのお部屋は?

奥さま:天井にハンガーパイプを付けたことで使いやすくなったみたいですよ。制服だけではなくパーカーやトレーナーなど、ボリュームのあるお洋服も、しっかりと収納できるようになりました。以前は、引き出しに畳んでしまっていたので、もう、ぐちゃぐちゃで。
壁紙の色やデスク周りの収納も新しくして心地よく過ごせています。

こだわりを教えてください。

奥さま:夫のお仏壇を置いていないのですが、リビングで一緒にいたいなと思っていて。今までは写真を出窓に飾っていたので、日に当たって色褪せてしまっていたので。なので、夫の祭壇をダイニングテーブルから見える一角につくってもらいました。

ご家族との過ごし方に変化はありましたか?

奥さま:前は、来てもそこまで長居しなかった母が、居心地もよくなったみたいで長居してます。(笑)快適になった分、息子も食卓でゆっくりするようになったので、食事の際、会話が増えたかなと思います。

リノベーションする中でワクワクした瞬間を教えてください。

奥さま:キッチンの色や天板、シンクなど仕様を決める作業は「家の中が、どういう雰囲気になるのか」とイメージする楽しい時間でした。色だけでなく大理石か人工大理石かといった素材に関しても、たくさん迷いながら、統一感のあるものを選ぶことができました。

リノベーション後の暮らしはいかがですか?

奥さま:生活動線も良くなったので、家が片付きやすくなったのはすごく大きな変化ですね。必要なところに、必要なものがしまえるというのは快適です。お部屋はまだまだ完成してないですけど、持ち家具も大切に使いながら、ちょっとずつインテリアや観葉植物とかも増やしていきたいです。前から持っていた絵も飾っていますが、新しくなった壁紙ともマッチして絵も喜んでるんじゃないかなって。

中田 浩江

中田 浩江 / Nakata Hiroe

ひろさん

2級建築士、インテリアコーディネーター

静岡県浜松市出身。
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの資格を取得。
工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。
設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。
その後はフリーでお仕事をしていました。
今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、
ホームテック株式会社に入社。3兄弟のママ。


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