家族とエントリエ - LIFE STORY - #62
夫婦ふたりで立てるキッチン、洗面のあるお家 | リノベーション事例 #62
理想の住まいを求め、中古物件の購入・リノベーションを検討し始めたKさまご夫婦。購入時は不安だった間取りも、リノベーションの打ち合わせが進むにつれ、イメージは膨み「いい家になりそう」と実感していったのだとか。
和室を思い切ってキッチンに変更し、パントリーのための十分な空間も確保することができました。仕様や家具ひとつひとつを丁寧に選び抜き、大満足のお家ができました。
物件について
所在地 | 東京都板橋区 |
建物種別 | 戸建て2階建て |
リノベ面積 | 49㎡(2階クロス張替えのみ) |
費用 | 700万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
時期 | 2023年 |
暮らす家族
ご主人、奥さま
話し手
ご主人、奥さま
担当スタッフ
二見 奈々絵
リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:はじめは新築も検討して不動産屋さんと一緒に建設中の物件も見に行きました。でも、価格に対して「こうしたい」という自分たちの希望が反映された家ではないことや、間取りになかなか納得いかなくて。
ご主人:それであれば、中古物件を購入して自分たちの好きなようにリノベーションした方がいいねとなって。
エントリエとの出会いは?
奥さま:ホームページを見ました。たくさん掲載されている施工事例に、「いろんなことができそう」と感じたんです。それに、WEBページや実際に打ち合わせに行った会社がおしゃれで、ここに頼めばきっとおしゃれな家ができると思ったんです。
ご主人:そう。妻が探してきてくれたんですよね。すごくいい雰囲気だなという印象を受けました。
エントリエの決め手を教えてください。
奥さま:他にも地元の工務店やデザイン性重視の会社など、全部で4件の見積もりを出してもらい、比較検討しました。エントリエを選んだのは、一番に自分たちの要望に合った設計図を出してくれたというところ。自分たちだけだったら考えられなかった提案がたくさんあったのが、決め手でしたね。
ご主人:家づくりは、最終的に完成しない状態で決断しなきゃいけないのがむずかしいですよね。でも今回担当いただいたエントリエの二見 奈々絵さんは、私たちの好みをすごく理解してくれた上での提案してくれているなと感じたんです。
担当からの提案で驚いたポイントは?
奥さま:私は元の間取りから洗面所を、全く違う場所に移すという発想がなかったので、それにはびっくりしました。
脱衣室と分けることでふたりで使える広い洗面台を叶えることが出来ました。
あとは、どうしても欲しかったパントリーの提案。もともとは6畳の和室でした。窓や壁の制約もあるなかで収納をどうしていいのかと悩みどころでした。でも、ふたりでキッチンに立つことを想定し、広々とした空間を保ちつつ、冷蔵庫の配置場所と壁の裏にあるパントリーをつくってくれた二見さんのアイデアはすごかったなと。
BEFORE
AFTER
担当者との打ち合わせでの印象的なエピソードを教えてください。
ご主人:最初にお打ち合わせしたとき、二見さんが「エントリエのリノベーションは決めていくことが多く、建築士だけでなくお客さまも意思を持って一緒につくりあげていくことが特徴だ」と伝えてくださったのは印象的でした。
奥さま:ひとつひとつサイズも一緒に決めていったので、実際に住み始めて物を置いてもギャップがないんです。
実際にリノベーションを体験してみていかがでしたか?
ご主人:納得がいくまで打ち合わせをしたので、時間はかかりました。でも、その分返ってくる嬉しさは人一倍あったかなって思います。
奥さま:昼食後にはじまった打ち合わせが終わった頃には、もう晩御飯の時間なんてこともあったよね(笑)。それでも、最初に決めてから施工するまでに期間が空くと、気持ちが変わってしまうこともあって。そんなときも二見さんは優先度をつけながら、調整してくれました。
ワクワクした瞬間を教えてください。
ご主人:間取りの提案をもらったときですね。家具の配置や玄関からの動線を想像したり。あとは工事期間中、徐々に間取りが変わっていくところを写真で共有いただいて。それも楽しかったです。
奥さま:このお家を買ったときは、1階がすごく暗くて、キッチンも狭く見えて不安もありました。でも、間取りを変えるだけでこんなに良くなるんだって思えて。その後に、壁紙やキッチンの設備を選びながら、実際にどう使うか? インテリアと合わせるか? と自分で調べたり、SNSで気に入った写真を集めたり。そういった「どうするか?」を想像できた時間が、とても楽しかったです。調べたものを二見さんに共有すると、「それいいですね」なんて言ってくれて(笑)。
暮らし始めて、おふたりのなかで変わったことはありますか?
ご主人:家事に使う時間がすごく減りました。食洗機をいれたので洗い物の時間がなくなった分、自分たちの趣味の時間に当てることができて。生活に関わるストレスみたいなところは、減った気がします。
奥さま:前は脱衣所と洗面所が一緒なのがストレスだったんです。どちらかがお風呂に入っていたら洗面所が使えないといったように。今回、空間を分けてもらったことで、その点も自由になりました。
洗面台もふたりで立っても良い広さなので、持ち出して違う部屋で化粧をするというような手間がなくなって、ノンストレスですね。こういう生活の不満を解消するのも、大切ですよね。
ご主人:お互いに抱えていた困りごとをひとつずつ丁寧に引き出して、「こういう風にすると、解決できますよ」みたいなご提案があったことも印象に残っています。
暮らしてみて、いかがですか?
奥さま:わたしは、ダイニングテーブルからの風景が好きで。キッチン側もリビング側も見えるので、照明や壁紙、ニッチなどこだわったものが全て見渡せるんです。以前の賃貸では、ダイニングからはテレビがうまく見えなかったのですが、壁つけテレビの金具は位置を動かせるものにしてもらったので、今はどこに座っても見えて快適です。
ご主人:気に入っている場所は、ふたつあるんです。ひとつは、リビングのソファー。ここからテレビを見るのがとても好きですね。もうひとつはキッチン。友人が遊びに来たときに、皆が楽しそうな様子が見えて、わたしにとってはとても幸せな時間です。ふと一息ついたときも「あー、いいデザインだな」と思える。ひとつひとつに考えたポイントがあるから、愛着もすごく沸きます。
ご相談の後にリノベーション前のお家を拝見した時、1階LDKの閉鎖感と暗さが気になっていました。どうにかならないかな、と。 どんなお家にしたいか、おふたりとお話を進めると家事や身支度の作業がふたりで行なってもストレスなく過ごせることがポイントだなと感じ、キッチンや洗面スペースはゆとりのある贅沢なご提案をさせて頂きました。 今回はお住み替えの計画でしたので、お住まいのお家にお伺いしたときに新居で使い続ける家具や飾りたいものや好きなインテリアの雰囲気などもたくさん共有して頂くことができたので、コーディネートをするときに理想の空間のイメージがしやすく、私も楽しくご提案できました! 集中しすぎて仕様の打ち合わせ後に「お腹空きましたね…」と言い合ったりしたのが今となっては良い思い出です。笑 同じスペースでも、自分たちの生活にあわせた間取りを見つめ直すことで格段に生活しやすくなると思います。リノベーションの良いところを最大限発揮することができたのではないでしょうか。 Kさまらしいお家で、これから楽しく過ごしていただけたら嬉しいです!
二見 奈々絵 / Futami Nanae
2級建築士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター
神奈川出身 1989年生まれ
法政大学 デザイン工学部 建築学科卒業…
幼い頃からモノづくりが大好きで自分の生み出したものが長年残る仕事がしたい!と建築を志す。
建築を学ぶ中でより身近な住宅設計に興味を持ち、大学卒業後は大手リノベーション会社に就職。
お客様と直接関わりながら設計・施工を一貫で行う大規模なリノベーションを経験する。
型にハマった提案だけではなく、より自由でワクワクする住まいを設計したいと思っていた矢先、
エントリエと出会う。好きなものを詰め込んだ空間づくりが得意。
リノベーションで住まう人にとっての最高の住空間を提供することに幸せを感じている。
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