家族とエントリエ - LIFE STORY - #65
余白を残し、家族と共に変化するお家 | リノベーション事例 #65
Hさまご夫婦で考えはじめたリノベーション。家族が増えることになり、一度は考えていたリノベーションプランを再考した時期もあったそうです。そして、お子さんの誕生と共に芽生えた新しい価値観を手に、リノベーションを再開することになりました。たくさんの想いとともに完成したのは、明るくあたたかな将来へと続く、家族のための住まいでした。
物件について
所在地 | 東京都町田市 |
建物種別 | マンション |
リノベ面積 | 73㎡ |
費用 | 1100万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
時期 | 2022年 |
暮らす家族
ご主人、奥さま、長男
話し手
ご主人、奥さま、長男
担当スタッフ
澤 雄太、岩室 美由紀
リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:もともと叔母のものだったこの家を、いつかは私たちが住むという話になっていました。本格的に今回のリノベーションをスタートしたのは、子どもの保育園入園がきっかけでした。ただ、1〜2年前にエントリエさんにはご相談していたんです。当時はまだ夫婦ふたりで、子どもがいる生活のイメージを持てなかったんです。そのため一度保留にしてもらいました。
エントリエとの出会いを教えてください。
奥さま:リノベーション会社の紹介サイトを通して、出会ったのがエントリエでした。ホームページを見た段階で、すでにエントリエが第一候補になったんです。施工事例やサイトを見て「住む人に合わせたお家づくりをします」といったメッセージが印象的でした。
ご主人:わたし自身にはあまりこだわりがないので、妻が探してくれたものを見て「いいんじゃない」というくらいでしたね。ただ、他社も見ていく中で、たしかにエントリエは「住む人」にフォーカスしていて、好感が持てたなと思います。
BEFORE
AFTER
どのようなご要望がありましたか?
奥さま:最初にわたしが企画書をつくったんです。物件情報に加えて「キッチンはこんな感じがいい」「こういう雰囲気が好き」と、パワーポイントで作成して。担当の澤 雄太さんとの打ち合わせのときに見てもらいました。リストアップしたなかでも、裸足で歩いても気持ちよく、明るい・風通しがいいという要望は大きかったです。
ご主人:最終的には取り入れなかったけれど、ふたりとも楽器を演奏するので防音室が欲しいという案も書いてくれていたよね。わたしの要望としては、在宅ワークが増えたので、夫婦どちらも同じレベルの仕事環境が欲しいと伝えました。リモート会議があってもお互いに問題のないように。
最初にご提案した際は、まだご夫婦だけの暮らしだったとのことでした。お子さんが生まれてからリスタートした今回のリノベーションで、どんな変化がありましたか?
奥さま:最初にご相談したときには、もっと間取りを細かく分けて、それぞれの部屋をつくりこむプランもあったんです。でも、結果的に子どもが生まれると、住まいに対する考え方はガラッと変わりました。できるだけ壁を取り払い、今は広々としているけれど、後から選択肢を増やせる案を選びました。
担当者からの提案で印象的だったことはありますか?
奥さま:リビングにつくった、(絵本が置いてある)奥まったスペースです。収納部屋にするアイデアもあったのですが、ある程度広さもあったので結果的にこの形にしてよかったです。例えば、子どもの成長に合わせ、いつかは勉強用の机を置いてもいいかなと。最初にご依頼したときと比べこちらのニーズが変わっていました。その点もしっかりと受け止め、プランに落とし込んでくれたと感じています。
リノベーションを通して、ワクワクした瞬間を教えてください。
奥さま:ひたすらキッチンの見学に行っていたときは楽しくもあり、大変でもありました(笑)。都内のショールームから横浜のショールームまで行き尽くしたくらいです。リクシルやパナソニック、キッチンハウス、クッチーナ……性格的に、わたしはしっかりと全部見てから決めたいタイプだったので。
見ていくうちに、「リビング側に収納」「食洗機はリンナイのフロントオープンタイプ」と、はっきりと要望が固まりました。結果的にトクラス一択でしたが、ショールームを見て回ったので満足しています。
「片付けをするので広いシンクなどの掃除がしやすいキッチンというのは、わたしも希望した場所ですね(ご主人」)
ご主人:仕様決めに関しては妻主導で進めてもらいましたが、寝室にあるクローゼットのスヌーピーの壁紙は私が選びました。人に見えない部分だからこそ、自分の好きなものをと。
家族のコミュニケーションで、以前と変わった点はありますか?
奥さま:リビングで過ごす時間が増えて、基本的にみんな一緒に過ごすようになったなと感じています。子どもも遊んだり、ご飯を食べたり、いつも一緒です。キッチンが回遊動線になっているので、夫婦ふたりで立っていても動きやすく、子育てしやすい動線かなと思います。
お気に入りの場所を教えてください。
ご主人:窓から見える景色でしょうか。日の出から、夕陽まで見えて、ここで仕事しているときも外を眺めていることが多いですね。
奥さま:一日の陽の移り変わりを感じられるのは、とても気持ちがいいですよね。わたしはリビングからキッチン・ダイニング・窓の外と、部屋を見通せる場所が好きです。室内窓も取り入れてもらい希望していた風通しがよく、明るい家が実現したかなと思います。
この度はリノベーションをお任せ頂きましてありがとうございました。
H様と初めてお会いさせて頂いた時にはまだお子さんがいらっしゃらないタイミングでしたね。その時からお子さんを想定したリノベーションをご希望されていましたが、お打合せが進むにつれてご出産・育児を経てライフスタイルが変化されていきましたね。想定していた事と実際どうだったかを照らし合わせながら、リノベーションへのニーズが変化していったのではないかなと思います。私もお打合せを通して同じ時を過ごさせて頂きそれを実感しておりました。そのライフスタイルの変化への対応の切り口として生まれた余白の考え方。造り込み過ぎずに余白を残すことで、ご家族が様々な時間を過ごし楽しんでいく移り変わりを一緒に過ごしてくれるお家になったのではないかなと思います。H様ご家族がこれから過ごされる時をとても楽しみにしております。
澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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