家族とエントリエ - LIFE STORY
《動線に配慮した間取り。整ったお家で、個室もリビングも快適に | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #37
お子さまの成長やライフスタイルの変化からリノベーションを決めたCさまご家族。ご要望にあったお子さまの個室やたっぷり収納、そして奥さまの「できたらいいな」が盛り込まれたプランに感激されたといます。子どもたちが安心してお部屋で過ごせる、奥さまのやさしさが詰まったお家ができました。
物件について
所在地 | 東京都調布市 |
建物種別 | マンションRC地上(築16年) |
費用 | 890万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む) |
リノベ面積 | 60.3㎡ |
時期 | 2021年 |
暮らす家族
ご主人(40代)、奥さま(40代)、ご長男(10代)、ご長女(10代)
話し手
ご主人、奥さま、ご長女
担当スタッフ
澤 雄太
リノベーションのきっかけを教えてください
奥さま:ふたりの子どもたちも成長し、家族の生活リズムがバラバラだったことから動線を見直したいと思い立ったのがきっかけです。 最初は住み替えも検討していたのですが、住環境が変わらないこのエリアでとなると、なかなかいい物件がなくて。それならリノベーションもありかなということで、本格的に動きはじめたのが1年前の夏頃でした。
エントリエとの出会いは?
奥さま:まずは近くの工務店に相談したのですが、何度かお話をしたりプランを考えてもらったりしても自分の理想になかなか近づかなかったんですね。諦めかけていたところ前から見ていたリノベーション会社の仲介をしているSUVACOさんのサイトを思い出し紹介してもらったひとつがエントリエさんでした。
決め手を教えてください
奥さま:はじめは5社程紹介してもらい、施工事例と場所から3社に絞りました。結果的に3社オンラインでお打ち合わせをしてプランを出していただいたんですね。他社さんの「間取りをどうしたいか?」など物理的な質問に対して、担当の澤 雄太(さわ・ゆうた)さんは「どういう暮らしをイメージするか?」とか「今困っていることは?」とか、私たちのことをたくさん質問してくださったんです。自分で漠然と思っていたことを口に出すことで整理がつきました。
あとは澤さんの人柄ですね。とにかく受け答えが物腰のやわらかく、もの静かな感じで。もうお願いするなら澤さんだなって(笑)。
Before
After
どのような要望を伝えましたか?
奥さま:子どもたちの個室がほしいということ、収納がほしいということ、キッチン周辺に関する要望を伝えました。キッチンは狭く、パントリーもないため食料を保存しておく場所がなくて困っていたんですね。吊戸棚も視界を悪くしていました。
収納に関しては全体にいえることですが、それぞれの部屋にいろんなものが置いてあって、どこに何を置いたかわからなくなってしまうため、重複してものを買ってしまうという悩みがありました。
長女さま:一番はハンモックをつくりたいということ。前からほしいなって思っていて。あとは、ロフトにしたいということ。もうひとつ、今までは服を畳んでしまっていたのをハンガーにかけられるようにしたくて、クローゼットにしてもらったの。
担当者からの提案はいかがでしたか?
奥さま:最初に5パターンほど出してくださいましたが、どれも感激でした。まず、伝えた要望がしっかり反映されていて、どれを選んでもいい感じに仕上がっていました。
そのうえ「打ち合わせの会話から感じ取ってくれたんだ」ということもいっぱいあって。例えば個室のつくり方だったり、2列式のキッチンを採用したことで広々とした空間になっていたり、アイデアが豊富だなと。パントリーにある私のワークスペースは「もし、スペースが取れたら」ぐらいの感じで話していたのに、取り入れてくださってうれしいです。
こだわりを教えてください。
奥さま:色味ですね。ただ、テイストの方向性として北欧系もアメリカンヴィンテージも好きで、結果的に統一感がなくなってしまうという相談をしたんです。だから好きな雰囲気の写真を澤さんに送り、選択肢をもらうという流れで進めました。他にも個室ははずせないけれど、みんなが集まるリビングも狭くなりすぎないようにこだわりました。
ご家族の生活リズムに関して取り入れてよかったことはありますか?
奥さま:夫は、朝早く家を出て、帰りは日をまたぐことがあるほど仕事が忙しいんです。みんなが寝てから帰ってくるので、帰宅後はお風呂に入って寝るだけなんです。そのため、夫が使う場所に関してはリビングのドアを開けなくてもいいような動線にしてもらっていますがお互いに気を使わなくていいですよね。
住んでみていかがですか?
奥さま:同線上にある収納は、すごく便利です。例えばペットのためにケージ分の空間をつくってもらい、上のクローゼットにはお世話グッズを、玄関の土間には、靴はもちろんスーツケースやお散歩グッズを収納しています。
収納が増えたおかげで、乱雑さがないから気持ちにも余裕がありますよね。キッチンが広くなった分、子どもたちがお手伝いしにきてくれることも増えました。それぞれの部屋もできて過ごしやすくなりましたが、リビングで集まって過ごす時間もしっかりあるのが嬉しいですよね。
お気に入りの場所を教えてください
奥さま:自分のワークスペースですね! 家事がひと段落したり、考え事をしたり、ただ腰掛けてぼーっとしたりするときとか。
長女さま:前は休んでいるときはリビングにいたけれど、ときどき「あれ? いないなぁ」って心配になるの(笑)。
奥さま:ええ〜、逆にどうなのかな?(笑)そうかぁ、閉めたらわからないもんね。
長女さま:私は自分のお部屋。今までも、自分のスペースはあったけれど他の家族の物が置いてあったり、みんなが行き来してたりだったから、自分のお部屋ができてとてもうれしい。タブレットでYouTubeを見たり、宿題をしたり。ハンモックに初めて乗ったときはすごくユラユラしちゃって怖かったけれど、今はタブレットを見ながらでもちゃんと乗れるの。
とても素敵な時間を過ごさせて頂きありがとうございました。
初めてお会いしたときに「この方のお役に立てるのは自分だ。いや、そうならなければだめだ」と勝手に決意したのを覚えております(笑)。お話をいただいた裏には大切にしたいお気持ちがあるんだけど、それがなかなか表現されてこない、でもあとちょっとすぐそこには理想の生活が待っていそう。そんなもどかしさを感じていらっしゃるCさまの背中をそっと支えたいなと思っておりました。とてもやさしい穏やかなCさまご家族とのお打合せはすごく楽しかったです。「個室はあるけど家族が集うリビング空間」「家族の生活時間・収納が快適な家」初めてお会いをしたとき、最後に今回のリノベーションで達成したいことは何ですか? とお伺いしたときに頂いた答えでした。Cさまらしい、そんな素敵なお家になったと思います。
澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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